仮想化技術

サーバーがあふれている。

会社の話です。私が勤めている会社では過去のお客様対応で使う物やアプリケーションの環境。Oracleデータベースがまだお客様が使っているバージョンごとって感じで乱立しています。実機だけで構成すると場所をとりすぎてしまうので途中からVMWareやVirtualPC等をだましだまし導入していたのですが、計画的に行われなかったので、結局VMを乗っけるホストPCが乱立してしまっているという悲しい状態になっています。うん、もう恥ずかしい限り。

何とかしたい!って事でちょっと仮想化技術に関してチョロチョロと調べてみた。私の頭の中は結構昔で止まってしまっていたんだけど、思いのほかいろいろできるようになってきているようだ(浦島発言)。

特に、仮想化技術に関してはVMWareのラインナップはやはりいい。VirtualPCはMSがサポートしてくれるという一点においてはとてもいいことなんだけど、機能面ではやはりVMWareのほうが上なのではないかと思う。オープンソースでの仮想化技術であるXenは正直調べきれていないのが現状です。うん、私Linuxとか本当に軽くしか触ったことないからあっちの技術ってちょっと尻込みしてしまうんだよね。情けないことに。

さてはて、しょ焦点のVMWareだが、特に驚いたのが「VMWare VMotion」と「VMWare DRS」の技術。

VMWare VMotion
http://www.vmware.com/jp/products/vi/vc/vmotion.html

VMWare DRS
http://www.vmware.com/jp/products/vi/vc/drs.html

VMotionは、起動中の仮想サーバーを落とすことなく別のサーバーに移動させることができるというもの。私の会社で使用しているVMは、そこまでミッションクリティカルな用途では使用していないので「本当に必要か?」と言われると必要はないのかもしれないが、これを前提とすればVM用途が大きく広がるのではないかと思う。サーバースペックを必要とする忙しい時期と、それを乗り切った後の比較的落ち着いた時期によってサーバーを使い分けることができるわけだ。

DRSはネットワークでいうところのロードバランサーのような役割だろうか?負荷によって各VMに適切なリソース配分ができるようだ。さらにVMotionを使う事によって、比較的リソースに余裕のあるサーバーを選択肢に入れることができる事になる。遊んでいるもったいないお化けが出てきそうなサーバーを減らすことができるのはとてもいいこと。何よりもイチイチサーバーを追加購入する機会が減って、サーバールームがすっきりしそうな気がする。

問題は価格か。。。VMServerが無償で手に入るこの世の中。どうこの有効性を訴えていくものか。ここからは社内事情と腕の見せ所といったところか。

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