イノベーションのジレンマ

クレイトン・クリステンセン著。「イノベーションのジレンマ」を読んだ

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
クレイトン・クリステンセン 玉田 俊平太
翔泳社
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書店でタイトルが気になって購入。どちらかというとジャケ買い以外の何物でもなかったのだけど、私の中でかなりヒットした。

イノベーション

イノベーションをWikipediaで見てみると次のようになっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
新しい技術の発明だけではなく、新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革である。つまり、それまでのモノ、仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすことを指す。

私が”イノベーション”と聞いてぱっと思いつくのは「革新的な新技術」だった。

本書ではイノベーションを「持続的イノベーション」と「破壊的イノベーション」に分類している。「持続的イノベーション」はその名の通り、既存の技術に対しての性能アップのような技術革新である。
「破壊的イノベーション」はこれまでその製品に対しての優越を決定していた指標とは異なる点に対してアプローチをしている内容で、実際のところ技術的に新しいとは限らない。

そう考えてみると、イノベーションは”考え方次第”ってことなんだな。

優良企業が優良企業であるがゆえに陥る話

別に優良企業に限った話ではないのだろうが、企業は常に利益を求めている。株主や市場。はたまた自社の従業員に至るまでそれを求めている。
それに応えるためにはより大きな市場。大きな利益をもたらす市場へと進出していかなければならず、その結果本書でいうところの「破壊的イノベーション」の実現をすることができなくなる。
なぜならば、破壊的イノベーションはその性質上、初期の段階では大きな利益を生む可能性が低く、大きくなった企業にとっての魅力は薄れてしまうからである。

ソフトウェア業界に関しても考えてみるとばっちり当てはまるような気がする。
システムを立ち上げて、最初は小さい企業に導入する。最初はバグやらなんやらで手こずるが、こなれてくると同規模の企業に多く入れ始める。システムの導入に関して言うと、無尽蔵に増やすことができないのでより大きい利益率を確保できる中規模の企業に導入し始める。別のシステム会社が小規模の企業に進出してもより利益率の高い企業に導入を始めているので痛くも痒くもない。
これを繰り返して、最終的には・・・

うわぁっぁぁぁっぁぁっぁあl

見える!見えるぞ!!!

なんだか人ごとじゃなくなってきた感じがある

じゃ、どうするのか

すべての解決策ではないのだろうが、本書では一つの解決策を提示している。
だが、実は本書には続編となる「イノベーションへの解」がある。こちらを読んでから考えることにしよう

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