「もしアドラーが上司だったら」を読んだ

Audibleで「もしアドラーが上司だったら」を聴いた

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だいぶ前の話だけど、一時期アドラー心理学が流行ったようで、アドラー心理学に関する書籍が色々と書店を賑わしていた時期があったように感じる。

特に有名な本としては「嫌われる勇気」だろう

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いずれにしても、本のタイトルとしては気にはなっていたものの、当時それほど食指が動かなく、あまりアドラー心理学というものに関しての実像というものを知ることはなかった。

Audible聴き放題の中にあったので、せっかくだから聴いてみたという形だ。

Audible特有の、朗読であるがゆえに小芝居が気になるところではあるけど、なかなか面白く聴くことができた。

本書では、アドラー心理学の紹介というよりは、自己の成長とリーダーシップに対してどの用にアプローチするとよいかを指南している。

私自身、気持ちの浮き沈みが激しい正確ではあり、一度マイナスに振れてしまうと結構面倒くさいことになってしまう。
もちろん、もういい年なので面倒くさいと言ってもある程度わきまえているつもりではあるが、面倒くさいものは面倒くさいものだ。

結局のところ、自分自身をどうやって”のせるか”になるのだとは思うし、そういう意味でも本書の考え方というのは大事にする必要はあるよな、と改めて思った。

難しいな、と思うのは機能価値と存在価値に関して論じられている部分。

言ってることはわかるが、現実問題、社会的な生き物である人間においての機能価値は大事であって、存在価値を認められたからと行って簡単に割り切れるものでもない。
家族とかであればもちろんそれはそういう感覚もあるが、じゃーそれでいいんだっけ?となると疑問符がついてしまうのもまた事実ではないだろうか。

機能価値がない=不要という極端な発想をしたいわけではないんだけど、そこを家族からの存在価値で乗り切れるヒトはそもそもこのあたりを悩まないんじゃないかな?
などと思ってしまう。

まぁ、簡単には答えなんてないよね

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