Windows」カテゴリーアーカイブ

Braveからのデータ移行

Edge、Chrome、Firefoxなどメジャーどころのブラウザであればデータ移行用の選択肢が表示されるのですが、、、

当然ながらBraveからの移行はある程度手動でやる必要があるのでメモ。

ブックマーク

設定メニューを開き、「ブックマーク」→「・・・(3点リーダー・管理)」→「ブックマークのエクスポート」を選択します

html形式でブックマークの一覧が保存されます

パスワードマネージャー

メニューからパスワードマネージャーを開く

「設定」からパスワードのエクスポートを選択。
認証をすると、パスワードに関してのCSVファイルが出力されます

その他

Edgeのインポート対象を見てみると、上記2つ以外にも拡張機能や履歴に関してもインポートができそう。

ただ、これは結構特殊で、拡張機能に関しては移行することができればもちろん嬉しいんだけどBrave上ではエクスポートするような設定はなさそうだった。

Braveも、Chroniumベースのブラウザであるので基本的にChromeで公開されている拡張機能が使えたりする。
であるならばEdgeに関しても同じことが言えるのではないかな?とは思うのだけど、選択肢は用意してくれていないんですよね。

ChromeからEdgeであればできるのですが。。。ぐぬぬ

まぁ、とりあえずはブックマークとパスワードマネージャーが移行できればOKでしょう。

パスワードマネージャーも、ブラウザ付属のものではなく、1Passwordなどのサービスを利用する方針にすればブラウザ間でのデータ移行は不要になるんでしょうね。

とりあえず、現状ではそれほど不便には感じていないので利用予定はありませんが。

Windows 10 IE と Edge 設定周りの見比べをしてみた

Windows10の発売日も7月29日と決まったことなので、IEとEdgeがどういう風になったのかを確認したく、
最新版のInsider Previewをダウンロードしてみた

inst007

inst008

ビルド番号はちょっとわかりづらいですが、「10074」です。
いまだにスタートメニューはEdgeではなくSpartanのままでした。

 

IE

まずは、IEから。
IEはEdge(Spartan)が出てきたことで居場所をなくして探すのに苦労しました。

IE001

 

バージョンは上記の通り。
基本的な作りは現行のWindows8.1上のIE11とそれほど大きな差はパッと見感じませんでした。

インターネットオプション周りの変更点は微妙なものがいくつか

IE002OLD IE002

左がWindows8.1のもので右がWindows10のもの。
プライバシー設定が、Win8.1ではスライダで設定する形でしたが、Win10のものではスライダがありません。
このあたりの設定はどこへ行ったのかな?というか、ここ、使っていないので影響薄い気も。

また、企業で使う分には関係ない話だとは思いますが

IE003

コンテンツタブに「ファミリーセーフティー」なるものが追加されていました。
押したらコンパネの同名項目に飛ばされます。
リンクを張ったようなものですね。

IE004

 

詳細設定は、意図してかどうかはわかりませんが、

  • 「SPDY/3の使用」がなくなっている
  • 「厳密なP3P検証を有効にする」がなくなっている

という違いを見受けられました。
このあたりは、実際にリリースされるまでにまた変わってくるかもしれませんね。
いくつか、未翻訳の箇所もあったし。

 

Edge (Spartan)

EDGE001

Edgeは・・・まだよく試すことが出来ていません。
Edgeならではの部分というものもいくつかあるので、このあたりはおいおいでも試していければと思います。

エンジン周りをIEから刷新しているはずなのですが、開発者ツール(F12ツール)がIEとEdge両方ついていて、見た感じ同じような印象を受けました。
実はこのあたりに違いとか出てくるんじゃないのかな?と思っていたので、少し意外です。

仕事では現状のIEで動作しているWebアプリはEdge上ではどうなるのか?というのが最初の焦点になり、
その次にEdgeならではな部分をどうするのか?というところまでいければなぁと思うのですが・・・。

果たして果たして。
Edgeは今後どういう立ち位置をとるんでしょうかねぇ
本当にこれがメインになっていくのかな?

続・Windows10 Technical Preview

なかなか落ち着いて触ることが出来ていません。
というわけで、少しだけですが気が付いた点を。

タスクバーにデフォルトでいくつかアイコンが並んでいたのですが「Task View」という見慣れないものがありました。

20141006_01

押すと上記のような画面になって、「Add a desktop」という+印のボタンがあるのみです。
最初、何のことかわからなかったですが、タスクごとに独立したデスクトップ環境を作ることが出来るんですね。

 

20141006_02

こんな感じに。

自宅のMacでは、OSXに似たような機能が付いているので通常用途のデスクトップと開発用のデスクトップで分けてあったりします。
出来れば、再起動後も起動してるアプリをそれぞれのデスクトップに振り分けた形で起動してほしかったのですが、そこまでは出来ていませんでした。

まだ Technical Preview なので、今後どういう形に進化していくのか楽しみですね!

Windows の機能有効化・無効化内に、「EdgeCP model for Config 1.5(en-US)」という見慣れない機能がありました。

20141006_03

しかも、デフォルトでONです。
”en-US”が付いているので、言語に関係したものだとは思いますが、これに関してはイマイチ情報がわかりませんでした。

試しに外してみたけれど、軽く触った程度ではどこが変わったのかはわからず。
なんでしょうね。

Windows10ばかりに目が行ってしまいがちですが、Windows Server の次バージョンも Technical Preview が出ていました。

TechNet Evaluation Center
http://www.microsoft.com/en-us/evalcenter/evaluate-windows-server-vnext-technical-preview

ぱっと眺めた程度しかまだ見ていませんが、役割に見慣れないものがいくつか見えたので、内容を今度確かめれればなぁと思っています。
ただ、Windows Server の新機能ってそんなに使わないんですよね、私は。

もう少し、新機能をいろいろと生かした会社での運用を考えることが出来ればいいのですが、実際にあれやこれやするとなると、
どうしても今ある資産や会社内での決まり事なんかがあって面倒になってしまいがちです。

Windows 10 Technical Preview を Vagrant で起動させる

先日公開され、早速インストールしてみた Windows 10 Technical Preview ですが、
あれこれと試してみた後で手軽に元に戻したいです。

もちろん、仮想化環境で作業を行っているので、そんな時はスナップショットをとればいいのですが、
それでは少し面白みに欠けるので、Vagrant で立ち上げられるような状態にしてみたいと考えて試みました。
というか、それが目的で Virtual Box を利用しました。

1.事前準備

    • Virual Box のインストール
    • Vagrant のインストール(1.6系)

当初、私のPCにインストールされていた Vagrant は 1.5.4 でした。
1.5系までは Vagrant そのままでは Windows をゲストとして扱うことは出来ず、Vagrant-windows というPluginを使う必要があります。
ただ、何度かやってみたのですがうまくこれがインストールできませんでした。

Vagrant としては、1.6系になって Windows を正式に対応しているので、今回はこれを用いることにしました。

Windows Guests – Windows is now a first-class officially supported guest OS for Vagrant, meaning you can now vagrant up development environments running on Windows.
https://www.vagrantup.com/blog/vagrant-1-6.html#features 

2.Windows10 Technical Preview インストール

基本的なインストール方法は前回のエントリーを参照。

2.1 vagrant が操作可能なように、”vagrant”ユーザーを作成する

パスワードも”vagrant”。
OSインストール時のユーザーをそうしてしまってもいいし、後から追加してもいい。
後から追加した場合は、Administrators グループへ追加する

2.2  UACをOFFにする。

msconfig を起動し、 “tools” から “Change UAC settings”を選んで Launch するとOn/Offまでの時間を少し楽できる
Win10x64-10

2.3 WinRM に関する設定を行う

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する

winrm quickconfig -q
winrm set winrm/config/winrs @{MaxMemoryPerShellMB="512"}
winrm set winrm/config @{MaxTimeoutms="1800000"}
winrm set winrm/config/service @{AllowUnencrypted="true"}
winrm set winrm/config/service/auth @{Basic="true"}
sc config WinRM start= auto

 

2.4 Virtual Box Guest Additions  のインストール

Virtual BoxのゲストOSウィンドウから 「デバイス」→「Guest Additions のCDイメージを挿入」を選び、
ゲストOS側でインストーラーを起動する。

ただ、Guest Additions のインストールは Windows 10 Technical Preview ではうまくいかなかった。

Win10x64-02

単純にインストーラーを実行すると上記のようにエラーが発生してしまい、そもそもインストーラーがまともに動かない。
こちらへの対策は互換性設定を行うことになる

Win10x64-03

一応、上記のように Windows8 互換で動作するようにしておけばインストーラーは動くには動いた。
ただ、最後の最後までは正しくセットアップされてないように感じる。
この理由は後述。

とりあえず、ゲストOS側の設定は以上となるので、Windows10 をシャットダウンします。
お好みでリモートデスクトップ設定をしておいてもいい。

3. Box の作成と追加

早速作った仮想環境を、Vagrant で扱えるようにパッケージングします

>vagrant package --base "Win10x64" --vagrantfile Vagrantfile.txt
==> Win10x64: Exporting VM...
==> Win10x64: Compressing package to: C:/VM/Win10/package.box
==> Win10x64: Packaging additional file: Vagrantfile.txt
The executable 'bsdtar' Vagrant is trying to run was not
found in the %PATH% variable. This is an error. Please verify
this software is installed and on the path.

vagrant package で、 base として指定している”Win10x64″は仮想環境の名前になりますが、エラーが発生しました。

このエラーが発生する場合、Vagrant へのパス設定がうまくいっていないので”Vagrant\embedded\mingw\bin”をPATH環境変数に追加します

>vagrant package --base "Win10x64" --vagrantfile Vagrantfile.txt
==> Win10x64: Exporting VM...
==> Win10x64: Compressing package to: C:/VM/Win10/package.box
==> Win10x64: Packaging additional file: Vagrantfile.txt

今度はうまくいったようです。
ちなみに、Package する際に Vagrantfile.txt を指定していますが、これは必ずしも必要ではないと思います。

続いて、作成した”package.box”を Vagrant へ追加するため、 Vagrant box add を実行します

>vagrant box add Win10x64TP package.box
==> box: Adding box 'Win10x64TP' (v0) for provider:
    box: Downloading: file://C:/VM/Win10/package.box
    box: Progress: 100% (Rate: 752M/s, Estimated time remaining: --:--:--)
==> box: Successfully added box 'Win10x64TP' (v0) for 'virtualbox'!

同じ名前でも構わないのですが、なんとなく Box の名前は Win10x64TP としてみました。特に深い意味はありません。

これで一通りの準備が整いました。

4. Vagrant UP へ

適当なフォルダを作って、起動のための下準備を行います。

>vagrant init
A `Vagrantfile` has been placed in this directory. You are now
ready to `vagrant up` your first virtual environment! Please read
the comments in the Vagrantfile as well as documentation on
`vagrantup.com` for more information on using Vagrant.

いつも通り init して、出来上がった Vagrantfile を編集します。

Vagrant.configure(VAGRANTFILE_API_VERSION) do |config|
  config.vm.guest = :windows
  config.vm.box = "Win10x64TP"
  config.vm.communicator = "winrm"
  config.vm.network :forwarded_port, guest: 3389, host: 13389
  config.vm.network :forwarded_port, guest: 5985, host: 15985, id: "winrm", auto_correct: true

 <中略>

 config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
 # # Don't boot with headless mode
 vb.gui = true
 #
 # # Use VBoxManage to customize the VM. For example to change memory:
 # vb.customize ["modifyvm", :id, "--memory", "1024"]
 end

 <略>

最初の場所で、OS周辺の指定を行います。
また、通常は SSH でやり取りしますが、Windows の場合は WinRM を利用するのでこちらも記述します。
現状ではポート周りの設定もついでに書いておきます。

ちなみに、このvm.communicator の指定を winrm としなかった場合、立ち上がるには立ち上がりますが、応答がないために延々とリトライしてしまいます。

また、通常 Vagrant の場合は SSH で操作を行うために GUI は切られていますが、ここでは Vagrant up した際に Virtual Box の画面を出すようにしてあります。
これは、基本的に最初に作られた Vagrantfile でコメントされているところを戻しただけです。

ようやく準備が出来たので Vagrant up である

>vagrant up
Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Importing base box 'Win10x64TP'...
==> default: Matching MAC address for NAT networking...
==> default: Setting the name of the VM: win10tp_default_1412433990299_77042
==> default: Clearing any previously set network interfaces...
==> default: Preparing network interfaces based on configuration...
    default: Adapter 1: nat
==> default: Forwarding ports...
    default: 3389 => 13389 (adapter 1)
    default: 5985 => 15985 (adapter 1)
==> default: Booting VM...
==> default: Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
==> default: Machine booted and ready!
==> default: Checking for guest additions in VM...
    default: No guest additions were detected on the base box for this VM! Guest
    default: additions are required for forwarded ports, shared folders, host only
    default: networking, and more. If SSH fails on this machine, please install
    default: the guest additions and repackage the box to continue.
    default:
    default: This is not an error message; everything may continue to work properly,
    default: in which case you may ignore this message.
==> default: Mounting shared folders...
    default: /vagrant => C:/Dev/vbox/win10tp

見て分かる通り、 Guest Additions 関係のエラーが出ていて、うまく認識できていないことがうかがえる。
ちなみに、当然かもしれないがリモートデスクトップではうまく接続できなかった。

とはいえ、 GUI をONにすればリモートデスクトップはそれほど必要がないのであまり気にしないでいいだろう。
簡単ではあるけれど、 vagrant halt しての停止。 vagrant destroy。そして vagrant up と一通り動いているように見える。

5. 失敗例

実は、Guest Additions を互換性設定せずにインストール。つまり、インストールに失敗したままで進めた場合に、Box のパッケージングや Add までは成功するが、いざ Vagrant up するとエラーになった。

>vagrant up
Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Importing base box 'Win10x64TP'...
There was an error while executing `VBoxManage`, a CLI used by Vagrant
for controlling VirtualBox. The command and stderr is shown below.

Command: ["import", "C:/Users/username/.vagrant.d/boxes/Win10x64TP/0/virtualbox/box.ovf", "--vsys", "0", "--vmname", "Win10x64TP_1_1412225893803_7237", "--vsys", "0", "--unit", "10", "--disk", "c:\\Users\\username\\VirtualBox VMs\\Win10x64TP_1_1412225893803_7237\\box-disk1.vmdk"]

Stderr: 0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100%
Interpreting C:\Users\username\.vagrant.d\boxes\Win10x64TP\0\virtualbox\box.ovf...
OK.
0%...
Progress state: VBOX_E_FILE_ERROR
VBoxManage.exe: error: Appliance import failed
VBoxManage.exe: error: Could not create the clone medium 'c:\Users\username\VirtualBox VMs\Win10x64TP_1_1412225893803_7237\box-disk1.vmdk'.
VBoxManage.exe: error: VMDK: Compressed image is corrupted 'C:\Users\username\.vagrant.d\boxes\Win10x64TP\0\virtualbox\box-disk1.vmdk' (VERR_ZIP_CORRUPTED)
VBoxManage.exe: error: Details: code VBOX_E_FILE_ERROR (0x80bb0004), component Appliance, interface IAppliance
VBoxManage.exe: error: Context: "int __cdecl handleImportAppliance(struct HandlerArg *)" at line 779 of file VBoxManageAppliance.cpp

正直、うまくいかなくてまっさらから作り直したので必ずしも Guest Additions が関係しているかは不明だけど、一応参考まで。

うまくいったケースでも、 Guest Additions のインストールは最後までうまくいかなかったので、やりようによってはもう少しちゃんと出来るのかもしれない。

 ※参考サイト

 

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Windows 10 Preview を早速入れてみた

Windows 10 Technical Preview が公開されました

Windows Technical Preview
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview

まだ最初のPreviewなので、今後の更新によって大きく変わってくる可能性はありますが、スタートメニュー周りやストアアプリ周りでの修正が気になったので早速ダウンロードしてみました。

入れ先としては、Hyper-Vもよかったのですが、少し遊ぼうと思って VirtualBox に入れることにしました。

1.仮想マシンの作成

image

当然のことながら、バージョンに該当するものはないので「Other Windows (64-bit)」を選択します。
が、後述しますがこれではダメで、「Windows 8.1」あたりを選ぶ必要があります。

メモリやHDD周りは適宜設定して、ダウンロードしたISOイメージを読み込ませて起動させるのですが、

image

エラーになってしまいました。

原因ははっきりとつかんだわけではないですが、このエラーが出た場合、仮想マシン設定上に問題があるケースがあるようなので、先ほどのバージョン指定を「Windows 8.1」に変更することでエラーを回避できました。

2.Windows インストール

Win10x64

このあたりは基本的にWindows 8 以降は大きく変わらないですね。

Win10x64-02

今回の Technical Preview では日本語版が用意されていないので、英語版で進めていくことになります。

Win10x64-03

Microsoftアカウントを聞かれてきますが、正直 Preview の設定を変な風に持ち込みたくはないので、
手持ちの Microsoft アカウントは用いずに、新たにローカルアカウントを作成します。

Win10x64-06

ここまでで、設定完了。

Win10x64-07

デスクトップが出てきました。

Windows10 では、Windows8 とは異なり、基本的にはデスクトップをメイン画面とします。

ストアアプリはなくなったわけではもちろんないのですが、

image

デスクトップ上で動作する他のアプリと見た目が近い状態になります。
(上の絵はニュースアプリです)
もちろん、フルスクリーンにすれば以前のような見た目になるのでしょうけど。

image

ちなみに、IE は 11 でした。
手元のWindows 8.1 では IE のバージョンは 11.0.9600.17278なので、若干バージョンが上がっている感じですね。

ここのところ、OS が更新されるたびに IE のバージョンも上がっていたのですが、Technial Preview ではそのまま。
ただ、IE のバージョンアップスピードは以前とは違って上がってきているので、本リリースまでにはまず IE12 が入ってくるのではないかと
勝手に思っています。

やはり、大きな変更として見えるのはストアアプリですかね。
それ以外にもいろいろと変更点はあるのでしょうけれど、正直情報収集を怠けていたせいで把握し切れていません。

ストアアプリの変更は確かに大きいですが、ストアアプリ自体を利用している人がどれくらいいるのだろう。
そういう意味では、影響度という意味においては私はそれほど感じていないんですよね。

いずれにしても、もう少し、どういう点が変更されたのかを追いかけてみる必要がありそうです。
何かおすすめがあれば教えてください。

Surface Pro 3 での Virtual Box 起動エラー

開発環境を少しずつ整理している Surface Pro 3 ですが、仮想環境としては Hyper-V ではなく Virtual Box を利用しようとしています。
理由としては、Vagrant とかいじりたいからです。

仮想環境の用途としては、主に実行・テスト環境的な形ですね。

Windows で動作させるのが結構面倒なものもあるので仮想環境上に開発環境を持っている人も多くいるようですが、
一番の懸念は、適当にあれこれと試した結果、レジストリやらフォルダやらが滅茶苦茶になってしまうのが嫌なんですよ。

あれこれと試してみたいんだけど、試した結果どんどんと OS が重くなってしまうのでは困りものですから。

まぁ、そんな理由で仮想環境を建てようとしたのですが・・・・

20140827_vvox_error

こんな感じでエラーになってしまいます。

環境としては、

Surface Pro 3
Virtual Box 4.3.14
Ubuntu

という条件です。

Ubuntu は、公式のVHDからでも、手動でHDD作ってISOからやろうとしても同じエラーが表示されます。
というか、そもそも仮想PCの起動が出来ていない感じがするのでOSとか関係ないかもしれません。

ただ、別のPCでWindows8.1 環境があるのですが、そちらでは問題なく Virtual Box が動作している。ちょっとバージョンは失念してしまっているけど。
なので、単純なホストOS側の問題とは限らないと思うんだけどなぁ~。

これにずっと躓いていて、一向に Surface 上で物事が進まずに苛立ちを感じていました。

あれこれ公式のフォーラムを探していたのですが、よく解決方法がわからず、検索の方向性を変えて「Surfaceで」という感じで調べてみたら…

VirtualBoxのインストールエラー
http://qiita.com/nmatsui/items/80aff4e7f085d8d6de83

ヒットした。

そして、指示に従って 4.3.12 で試してみたところあっさりと起動しました。

うーん、Surface の何に引っかかったんだろう?
いずれにしても、ずいぶんと時間がかかってしまったな。

IE脆弱性騒動

休みに入ってちょっとニュース関係をチェックしていなかったと言うのもあるのですが、
完全に見落としてしまっていました。
会社に行ってから知るというていたらく。ちょっといかん。

Internet Explorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される – Security TechCenter
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/2963983

まだアップデートが公開されていないので、暫くは提示された回避策を取る形になるのでしょう。
回避策の一番上に上げられているEMETというツールはこれまで知りませんでした。

結構、こういうMSが出しているツールって色々あって便利だとは思うのですが、
色々と出しすぎていて正直よく分からない状態になってしまっているのも事実に感じます

GWのような連休の場合、連休明けにセキュリティ関係のトラブルがあるのはよくある話ですが、
まさかこのタイミングでこういう話が持ち上がるとは、正直意外でした。

何れにしても、目と耳をちゃんとそばだてていないとダメだなぁといういい教訓になりました。
やれやれだ。

Visual Studio 2013 Preview でハブアプリを触ってみた

先日行われたMicrosoft Technical Days で、幾つかストアアプリを見ていて
少し作ってみたくなったので、Virtual Box のWindows 8.1 環境にVS2013 Preview を入れてみた

 

これまでのストアアプリ作成用テンプレートに、ハブアプリが加えられている。

 

イメージしているアプリの形はハブアプリなので、迷わずこれを選択。
ちなみに私のC#知識量は0と言っても過言ではないが気にしない!!!!

とりあえず、何も考えずにビルドして実行してみる。
以前、同じように2012の Preview を触った時はテンプレートに
サンプルのデータがふくまれていてそれっぽく見えていたので、
まずはそちらを確認しようと思ったからだ。

ところがどっこい、いきなりエラーでつまづく。

まだ特に何もいじってないにもかかわらず、このいきなりのエラーっぷりが
いかにもβ版という雰囲気を醸し出し、知識量0の私を多いに幻滅させる。

正直、エラーメッセージが何を言ってんだか分からん。

とりあえず、何となくXAML上の記述がおかしくてParseがこけたんだろうと思い、
XAMLを開いてみるとあからさまに「XAMLが無効です」と書かれている場所が。

はっきり言って、何が問題なのかは読んでもよくわからないので、探索的手法をとる。
エラーとなっている箇所を絞り込むために、あれこれやっているとどうやら”x:Uid”に関する
記述が問題なように見える。

x:Uid ディレクティブ(WPF)
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/bb613571.aspx

自動生成された “x:Uid” ディレクティブが、重複しているモノがあるのが原因かと思い、
重複を排除してみたが結果は変わらず。

実は、”x:Uid” は関係ないのではないだろうか?と思い、今度は HubSection を削ったりしてみたら、最終的にはやはり “x:Uid” に原因がある事が分かった。

とりあえず、すべての x:Uid ディレクティブを削除してしまう事でハブアプリを動かす事が出来た。

よくよく x:Uid ディレクティブを見てみると、参照したWPFのXAMLの説明と次に示すストアアプリの説明とでは異なっていた

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/hh758297.aspx
Windows ランタイム XAML での x:Uid の一意性の規則は、以前使われていた XAML を利用したテクノロジと比べると、いくらか異なります。Windows ランタイム XAML では、複数の XAML 要素上で同一の x:Uid ID 値がディレクティブとして存在することは正当とされています。

となっていて、重複そのものは問題が無くなっているように見える。
まぁ、そもそも重複と言うよりは、一つでもあるとうまく動かなかったわけなので、どちら下というと x:Uid ディレクティブの機能がそもそも有効になっていないという風に考えるのが正しい気がする。

気になって、グリッドアプリケーションのテンプレートを見てみたが、こちらにはそもそも x:Uid ディレクティブがついていない。
このディレクティブが、ローカライズを目的とした記述であるならばアプリケーションのスタイルによって要・不要が変わるものでもないように思えるのだが。
比較的新しい概念なんだろうか?

うーん、先は長そうだ

Microsoft Partner Technical Days

8/27-28の日程で行われたMicrosoft Partner Technical Days に足を運んできた。

10月にWindows 8.1 と、 Windows Server 2012 R2 を控えての開催と言うこともあって、
多くのセッションはこの二つを中心に実施された。

ただ、今回はメジャーバージョンアップと言う訳ではないこともあって、規模としては少し控えめ。
内容としては、現状のブラッシュアップが多い印象。
まぁ、こんなものなのだろうけれど、昨年と比較すると少し寂しめに感じてしまうな。

それでも、Windows 8.1 に関してはそれほど調べてなかったので、受けた内容の半分くらいははじめて知った内容であった。
そういう意味ではちょっと新鮮。

ログオン時の動作とスタートメニュー

Windwos 8 までは、ログオン時にはスタートメニューに強制的に飛ばされていた。
これが、直接デスクトップに行く事が出来るようになった。

設定は、タスクバーのプロパティで表示されるダイアログ。

このナビゲーションタブでそれらを設定する事が出来る。
(「サインイン時にスタート画面ではなくデスクトップに移動する」)

ストアアプリを利用せず、デスクトップアプリをメインとして使うユーザーにとってはいい追加設定なんだろう。
かくいう私も、会社ではほとんどデスクトップアプリのみの利用になっている。

ただ、本来であればストアアプリをメインで使う方向へシフトしたいと考えていたと思うし、
ストアアプリが持つライブタイルの仕組みはいいものだと思うので、この修正によって
さらにストアアプリから離れてしまいそうな気がしないでもない。

まぁ、そうなったら設定を戻せばいいだけと言えばそうなんだろうが。

スプリットビューの仕様変更

これまでは、スプリット表示をさせる時は、一方は320px固定だった。
そのため、アプリケーション作成時にはフルサイズと320px用のモードを用意する必要があった。

8.1では、サイズの変更が可能になった上に、デフォルトの最小表示幅が500pxになった。
これまでのWindows 8 向けアプリケーションは320pxしか考慮されてないため、8.1ではかなりかっこ悪い見た目になってしまう。

対応するためには、Visual Studio にて数ステップを行うのみであるが、そうなるとWindows 8 上ではサポート外のアプリケーションになってしまう。

8.1が浸透するまでは、両方を提供しなければ行けないという Microsoft にしては珍しいくらいばっさりと互換性を切っている。

モーションキャプチャー?

デフォルトで入っている、「フード&レシピ」アプリケーションで、見落としていたがハンズフリーモードが用意されている。

特別なセンサーを用意していなくても、付属のカメラを利用してページめくりを実現する機能のようだ。
実際にやってみたけど、かなり認識の精度は悪い。
まぁ、当たり前と言えば当たり前かもしれないが。

これが、どういう形で開発者に対して解放されているのかはちょっと見つけられなかった。
ジェスチャーとして、どういう事が出来るのかは分からない。
どうにかして精度を高める事が出来れば、カメラ付きのPCやタブレットが Leap Motion のような特別なデバイスを必要とせずにジェスチャー操作が出来るのかもしれない。

現実的には結構厳しいような気がしてしょうがないが、組み込んできたのは何かしらの先を見据えているんだろう。
少し楽しみではある。

IE11の新機能あれこれ

遅まきながら、IE11を少し触ってみたのでメモ代わりに投稿。

Windows8.1も、Windows Server 2012 R2 も、両方ともバージョンは同じIE11の11.0.9431.0だった

IE11のHTML5への対応取り組みに関してはよく話に上がるが、実際の所は私はそれほどHTML5固有の動作と言うものを実装していないので、とりあえずおいておく。

それよりも開発者ツールだ

開発者ツールは、見た目が少し変わってメニューが左側に帯のように表示される形へと変わっている。
基本的な機能は、IE10を踏襲しているが、開発者に取って少し面白い機能が2つほど追加されている。

それにしてもアイコンが「F12」ってのはまた。。。なんとも。。。うん。。。。なんというか。

UI Responsiveness

UIの応答性能を詳しく分析する事が出来る。
レポートは、プロファイラを起動させた状態でページを動かし、プロファイルを止める事で作成される。

単純に、自分が作ったアプリがどういう所にネックが来ているのかを調べる事ももちろん可能だが、
お客様側で速度が問題になった際に、お客様のPCと開発環境のPCとでどこに差が出ているのかが視覚的に表示されるために分かりやすくなるのではないかと期待される。

Memory

 

メモリリークの問題は結構厄介だ。

JavaScriptの使い方を気をつけると言うのは、中々難しいものでリークが発生してしまう可能性は常にあり続ける。
さらに、ブラウザ固有の問題まで絡んでくると手に負えない。

この開発者ツールについているメモリ機能は、メモリの使用状況を見るだけでなく、スナップショットを作成/比較する事である時点からどれくらいメモリが増えたのかを確認する事が出来る。

似たようなツールは、Microsoftが内部的に持っているツールであるんだろうが、その一端が表に出てきたと言う感じなのかなぁ。
一応、差分でどの程度増えたのかはわかるのだが、実際のリーク追求時にどこまで使えるのかはまだ正直よく分かっていない。

ただ、そういう方向性の機能が加わっていくと言うのは面白い事だしいいと思った。

パフォーマンスダッシュボード

開発者ツールでもなく、メニューのどこにも乗っていないのだけど、「Ctrl + Shift + U」でパフォーマンスダッシュボードを開く事が出来る。

開発者ツールを立ち上げずに表示させる事が出来るので、基本的に常に出しておき、変などう指しているな〜って時に確認。
内容を見て気になったら開発者ツールでプロファイルを取ってみるという感じだろうか。

ただ、常時表示させておくと言っても場所がちゃんとあればいいんだけど、邪魔になりそうな気もする。

この辺り、うまくツールを使いこなせていければと思う。

Using the F12 Developer Tools
http://msdn.microsoft.com/en-us//library/ie/bg182326(v=vs.85).aspx