読書感想文」カテゴリーアーカイブ

さあ、才能に目覚めよう

「さあ、才能にめざめよう」を読み終えた

あれこれと、この手の本を読んでいて、だんだん私の財政状態も危険になってきました。そろそろペースを落とそうか、どうしようかと考えていたらいつの間にか本を購入していました。まだまだ勉強が足りないという事ですね。

この本は、自分自身が本当はどういう人間なのか。自分を成長させるにはどう考え、何を伸ばしていこうかを気付かせることを目的としています。以前、「会社を替えてもあなたは変わらない」を読んだ時に”自分自身の事業計画”だとか”SWOT分析”に関して勉強しました。ただ、弱みに関しては簡単に埋まるもののなかなか自分自身の”強み”に関しては言いづらいものがあります。自分自身では分かりづらく、客観的な意見も聞きづらい自分の強み。これを知ることは自分の今後に大いに役立つことになります。

目次

  1. 強固な人生を築く
  2. 強みを築く
  3. 強みを見つける
  4. 34の強み
  5. 疑問を解く
  6. 強みを活用する
  7. 強みを土台にした企業を築く

膨大な調査の結果から作られた人間がもつ34の強み。それを客観的に導き出すための「StrengthsFinder」という仕組み。この仕組みによって、私自身も自分自身がもつ強みを改めて認識することができました。「StrengthsFinder」によって私が認識した5つの強み。これは言われてみると確かに「そういうところもあるかな~」って思うところですが、いっそのことこれに騙されてそれを中心として進んでいくのもありなのでは?って思ってしまった。

弱点ばかりに目が行ってしまう自分の今後に対する計画。少しは自分の強みに関して考えられるきっかけになってくれると信じて!

最後の授業 ぼくの命があるうちに

ランディ・パウシュの「最後の授業 ぼくの命があるうちに」を観た&読んだ

人にものを伝えたり、教えたりする。そして夢を実現して人の夢の手助けをする事の素晴らしさ。そして何よりもランディ教授のパワフルさに圧倒された内容でした。

目次

  1. 最後の講義
  2. 僕はこうして夢をかなえてきた
  3. 僕を導いてくれた人たち
  4. 夢をかなえようとしているきみたちへ
  5. 人生をどう生きえるか
  6. 最後に

すい臓ガンによって余命3か月~半年と宣告された状態で、3人の子供と奥さんのためにできること。将来、子供たちが大きくなった時に自分自身がそばにいて愛をあたえることができないこと。そんな状況の中で子供たちに何を遺す事が出来るだろうか。ランディ教授にとってその答は最後の講義を行う事でした。

生きていく中で自身が抱いていた夢。そしていかにしてその夢を実現させてきたのか。人生の中において何を大事にして生きていってほしいか。まさにこの講義は子供に向けてのメッセージになるのではないだろうか。

会社の中においても部下を持つ立場としてどう考えていかないといけないのか。また私自身、もうすぐ子供が生まれ父親になる。そのせいなのかどうかは別として最近は「生き方」に関する本を特に読むようになってきた気がします。いろいろなことを考えさせられ、とても幸せな気持ちにさせてくれる授業でした。

ちなみにこの本。DVD付きとDVDなしの両方があります。実はDVDの中身である最後の授業はYouTubeにアップロードされています。詳しくは以下のページから

ランダムハウス講談社
http://www.randomhouse-kodansha.co.jp/last_lecture/index.php

YouTubeではサイズの関係からかずいぶん細切れになってアップロードされているのでちょっと見るのは一苦労。値段にして1000円位上がるのですが、落ち着いてテレビで見ることができると思えば私はDVD付きを推したい。少なくとも”本”だけではこの授業の素晴らしさが半減してしまうのでYouTubeであってもぜひ授業を受けてほしいと思います。

とてもいい。とてもさわやかな気持ちになることができました。私も頑張らねば

出会いの大学

どこぞかで紹介されていた出会いの大学という本を読みました

出逢いの大学

出逢いの大学

人脈が大事だという事は認識しているつもりですが、じゃーなにかしてるの?って考えると何もしていません。おかげで社会人8年過ごして付き合っているのは未だに大学時代の人間がメイン。いや、8年過ぎても大学時代の仲間とやり取りをしているのはある意味私にとっては長続きしているのかもしれませんが。。。そう考えると、「仕事」を抜きにした関係って本当に少ないなぁ・・・と思ってしまった。

別に仕事を抜きにしなくてもいいのですが、「○○会社のかえる」ってわけじゃなく、「かえる」って認識して話ができるような関係を築けるような仲ができるようになりたい。もちろん、それは自分がそれに見合ったものを持っていなければいけないのはもちろんだが、そもそも動き出そうともしない状態では何もできないし。

本書にも書いてあるのですが、ポジションや周りの環境が人を育てたりもする。ちょっと背伸びしたようなポジションにいたほうがそのポジションに見合った人間になるのは近道なように感じています。

本書はそんな事を思い出させ、一歩を踏み出させてくれる役割を私にとっては担ってもらいました。とも言うのも、本書中に書かれている内容を少し実践し始めています。これがどう生かされるか、それは私自身の頑張り次第といえばそれしだいですが、自分自身をいい方向に向かっていけるよう頑張っていきたい

今更ながらAjaxを勉強

今後、Silverlightが結構な勢いではやってくるんじゃないかな~と個人的には思っている。思ってはいるものの、会社で仕事として使うのにはまだ早いとも感じている。確かにMicrosoftが力を入れてきているのはわかるし、実際にいいものができるんだと思う。ただ、これまでもそうだったのだが、新しい技術が出て最初というのは問題があれこれと付きまとっていく。WindowsがSP出るまで安心できない(出ても安心はできないことが多いんだけど)ように実際の業務で使うのにはよほどの営業的なアピールを必要としてない限り早いのかとも思う。

というわけで、Silverlightに関しては個人的に細々と調べていこうかと考えている。いつか会社を見返してやるために。そう、いつだって私は偏屈である。

というわけで、現状でWeb技術と言えば~的な発想でAjaxに白羽の矢がたった。恥ずかしながら、私は今までまともにこの手の技術をちゃんと勉強はしていない。確かに初代のASP(ActiveServerPage)をいじっていたのでJavaScriptやVBScriptは多少はやってはいるのだが、勉強して~っていうより”無理やりやっている”って感じが多かった。というわけでちょうどよさそうな本を買ってみた

Ajaxの基本と実践 システム開発に役立つ知識とテクニック

Ajaxの基本と実践 システム開発に役立つ知識とテクニック

ただ単にAjaxの本となるとWebページ用の内容が多かったりするんだけど、この本はどちらかというとシステム開発者向けに書かれているために、WebアプリケーションをAjax・JavaScript・CSSを使って構築しようと考えている私にはいい勉強になるのではないかと思っている。

ところどころ題材として登場する画面も受注登録機能であったりと、とても仕事で使う事に即した内容になっていると思う。どちらかというと、入門書に近い位置づけになるのだとは思う。もう少し突っ込んだ形では別の本がいいのかもしれない。

うーん、Ajax勉強する上でいい本って何があるのかな?

現場で使えるソフトウェアテスト

少し縁があってTEFに参加させていただいています。いや、縁っていうか、参加したいって言って参加しているだけですが

Testing Engineer’s Forum
http://www.swtest.jp/forum.html

ソフトウェア開発を行っていて、自分のテストに対する認識だとか考え方に関して不足を感じていました。その状態を打破しようと参加させていただき、勉強会も時々出させていただいてます。近くでやったときだけですが。。。

そちらのMLにてちょっと話題になっていたので手に取ってみました。ちなみに私自身はJavaでの開発経験はありませんが、Javaという言語に関係なくソフトウェアテストの基本的な教科書として読みやすいものでした。

うん、これはなかなか良書だ。会社の仲間にも広めないといけませんな。

現場で使えるソフトウェアテスト Java編

現場で使えるソフトウェアテスト Java編

日本人が知らないウィキリークス

日本人が知らないウィキリークス (新書y)
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小林 恭子 白井 聡 塚越 健司 津田 大介 八田 真行 浜野 喬士 孫崎 享
洋泉社
売り上げランキング: 3874

Twitter上でちょろちょろと本書に関してのTweetを見かけ、「そういえばWikileaksって騒がれているけど、そのものに関してはあんまり知らないなぁ」と思い手に取ってみた。
本書は7人の著名な方々が、それぞれの見識に基づいてウィキリークスに対して意見を述べている。
特に7人の意見につながりというものはないように感じたが、とりあえずWikileaksのこれまでや背景に関してはとりあえず理解できた。

日本人の知っているWikileaks

タイトルの「日本人が知らないウィキリークス」。特に7人の話の中でそういったキーワードが出てくるわけではない。つまり、タイトルは後付けで編集あたりがつけたのかもしれない。ただ、”知らない”ってことがあるのだから”知ってる”こともあるはず。そこで単純に私が本書を読む前にWikileaksに関して知っていることを思い出してみる。

まず、Wikileaksを私が最初に知ったのは米国の公電暴露事件だ。それ以前にも名前だけは聞いていたが、その実を知ったのはこの事件なので初めてと言っても差支えはないだろう。

アメリカ外交公電ウィキリークス流出事件(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%85%AC%E9%9B%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%B5%81%E5%87%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

また、TEDでのアサンジに対するインタビューもあったのを覚えている。

ジュリアン・アサンジ「なぜ世界にWikileaksが必要なのか」
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/julian_assange_why_the_world_needs_wikileaks.html

とりあえず、こんなところだ。名前は聞いていて、なんとなく何やってるのかもわかってはいるんだけど、それはあくまでもなんとなく。実際にWikileaksのサイトを見たこともない。
ちなみに私は、現在家にテレビを持っていないと言う、一般的に考えると比較的稀な環境で生活しているので、テレビニュース等で大々的にやっているとすると、その情報量には大きなハンデがあるかもしれない。ただ実際のところ、日本ではWikileaksに関しての報道は少ないと思う。
その理由の一つには、日本の暴露話としてはそれほど大きいものが出ていないからと言うことも考えられる。が、Wikileaksがネット上にあることも、一つの要因なのかもしれないな、、、と個人的には思ったり。
日本のマスコミは基本的にネット上の産物に対しての対応が変だ。

日本人の知らないウィキリークス

さて、そんな前情報の私が読んでみたわけなんだけど。。。
それぞれの分野での著名な方々が書いているからなのかもしれないが、誰に対して書いているのかがよくわからないと言うのが正直なところ。いや、なんというか、まるで同業のメディア人に対して書いているようにすら思える。
もちろん、一通りのWikileaksのこれまでや理念といったもの。また、その影響に関して書いてあるので、私のような一般人がそれらの全貌を知ると言うことに関してはそれほど問題はない。
ただ、それぞれの著者が言わんとしていることが、まるでメディアへの檄文のようにも感じる。
「このままじゃあかんよ」
って感じで。

結局のところ、一般人に対してウィキリークスのサイトへと向かわせるわけでもなく、ましてやウィキリークスへのリークへと結びつけるわけでもない。
確かにウィキリークスに関しての考察と言う意味では読みごたえがあるのかもしれないけど、これを読んでどうさせたかったんだろう。
やっぱりメディア関係者向け?と思ってしまった私は、単純に考察が甘いだけなのかもしれない。

Amazonの書評でも大絶賛だしね!
うーむ

労働法のキモ

2時間で分かるのか?

労働法のキモが2時間でわかる本

労働法のキモが2時間でわかる本

ストーリー仕立てになっているので、かなり読みやすい。2時間でって言うのは十分可能な範囲かな?
ストーリーの舞台になっているのが中小企業なので私にはとても共感するところが多かった。これは比較的規模の大きい、会社組織としての”仕組み”がちゃんと整っている企業に勤めている人はどう思うんだろうか?「こんなことあるわけないじゃん」って思うのかもしれないなぁ
私が勤めている会社は、つい最近になってようやく色々と整い始めている。労働基準監督署から注意を受けたこともあったり色々とあったようである。ただ、よほど経営者の意識がちゃんと変わらないことには。いや、経営者というよりは実際にこれらを整備する総務のような部署のトップが変わらないことには結局のところ形骸化してしまう現実もあると思う。
会社組織としての仕組みがどうあるべきなのか。どういう考えの下で労働法が成り立っているかを知るきっかけになる本としては読みやすくかなりいいとは思う。
ただ、実際に中小企業に勤めている人間からすると、「でも実際には・・・」って思ってしまうところもあるのも事実。知れば知るほど、、、、
いや、もっと正確に知ることによって変えていかないといけないということか。

28才までに他社からスカウトされる人脈術

経営コンサルタントである坂田篤史さんの「28才までに他社からスカウトされる人脈術」を読んだ

28歳までに他社からスカウトされる人脈術
坂田 篤史
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 16235

最近あちこちで見かけるようになった人脈本。
本書は”人脈”を広げる手法だけではなく、”どういう人材が人脈を広げられるか”という事が述べられている。そもそも、魅力的な人物でない限りどんなに交流会へ参加したところで人脈など築くことはできない。時間に関しての考察では

「お金」の無駄遣いは気にしても、「時間」の無駄遣いは気にしていない人が、結構多いように思います。けれども、時間を無駄にすることぐらいもったいないものはありません。(P67)

本書ではお金や時間に対して

  1. 消費:生活を維持するために使うお金・時間
  2. 浪費:何も生み出すことのない、ただ出ていくだけのお金・時間
  3. 投資:将来的に何かリターンを得るために使うお金・時間

の3つに分けて考えられている。時間やお金を「投資」しているのではなく「消費」しかしてなかったり、ましてや「浪費」していないか?本当に今やっていることは自分にとって重要なことなのか?それらを今一度考えて行動しなければいけないことが説かれている。
イタイ。耳が痛すぎる(><)考えてみると、嫁が出産のために実家に帰ってからというもの、私の家での生活は自由奔放すぎてかなりの時間の浪費が見られる。

そしてここでも、自分自身のキャラクターやストーリーに関しての話が出てくる。ここでいうストーリーは、自分自身をどう表現することで相手に伝えることができるか。つまり、プロフィールを考える上で”自分の売り込み”ストーリーを考えてみようという事。自己紹介…というか、自分の話が苦手な私には課題が山積ですね。このあたりは今年、訓練して強くしていきたいところです。

坂田さんが書かれているブログも実に面白い!色々と考えてしまうような記事が多いです。私も今一度、自分の会社でできることとできないこと。そして何を実現するのかを再考してみよう

ロジカル・ブランディング-論理的なブランド戦略-  (坂田さんのブログ)
http://ameblo.jp/sakata-consultant/

ヤクザの親分

なんとなく買ってみた。

仕事で使える ヤクザ親分の名言
山平重樹
徳間書店
売り上げランキング: 9677

本書はヤクザの親分…とは限らず、著名(?)なヤクザの名言と、それに至った背景を解説している。元々は雑誌のコラムだったようで、こういうもののご多分にもれず本にするとかなり説明がかぶっている。

さて。。。。”仕事に使える”ということなのだが、はっきり言ってその仕事というのが何なのかが結構疑問に思えるような名言ばかりだ。
名言を仕事に使うというよりは、仕事だとか物事に対してどういう気持ちだとか決意でのぞむのか・・という方向性だとは思うけど、かなり読み手を選びそうだ。

それとは別として、”仁義なき戦い”すら観たことがない私にとってはヤクザ世界の事情に関して少し知識がついた・・・かな?
ちょっと失敗したかもしれん・・・・

魔王6巻

魔王JUVENILE REMIXの6巻が発売されました

魔王 6―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)

魔王 6―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)

48話から57話まで。第1章をすべて含むかと思いきや7巻が1章と2章両方載るいまいちきりの悪い状態みたい。うーん、6巻で1章ちょうど終わると気分も良かったんだけどなぁ

それにしても・・・・表紙。まったく誰か分からなかったぞ。。。。
そして裏・・・・
やりたい放題だ!