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エベレストに息を呑む

DJIという会社の業務用ドローンで、エベレストの登山ルートを撮影した動画がYoutubeにアップされていました

いや、息を呑む映像ですね。
4分ちょっとの長さになっているので是非見てもらいたいです

雪が岩のように見え、ちょっと現実感がないです。

そして8400mバルコニーからヒラリー・ステップ。。。
こんなところ人が歩けるのだろうか?と思わずにはいられないルートです。
高いところが苦手な私ではありますが、あまりにも現実感がないのでもう、よくわからないですね。

撮影に使われた機材は「Mavic 3 Pro」というもので、26万ちょっとで売っているそう。

DJI Mavic 3 Proを購入 – DJIストア

DJIは今回使っているMavic 3 Proとは別の機材を使って、エベレストでゴミの運搬とかも試験をしているそう。

【世界初】DJIがエベレストでのドローン輸送実験に成功 キャンプ間で15kgの器材とゴミを輸送 – ロボスタ (robotstart.info)

ドローン配送というと僻地を思い浮かびますが、こういう使い方もできるんですね。

うーん、面白いなぁ

チリと言う国

たまたまネットを見ていた際に飛び込んできた記事を見て、なるほどな、と思った

Why Is Chile So Long? – by Tomas Pueyo

チリ。

もちろん、国名としては知っているけれど、改めてこういう紹介を受けると面白いというか、色々と興味深い国だと分かる。

日本も国土の割には縦長ではあるけれど、考えてみるとチリは極端だ。
アメリカはもちろん縦にも長いが横にも長く、単純に広いという感じ。

でもチリは極端に縦長。

しかも人が住まうには厳しい気候とすると、なんで一つの国として成り立っているんだろう?という気がしてならない。
記事にも書いてあるが、隣国との戦争もそれなりにあったというが、よくこの長さで分断されずに勝ち得ているものだ。。。

気候も砂漠気候からツンドラ気候まで幅広く、観光という意味ではイースター島がある。
なんだかよくわからない国だな。
面白い

mixiが20周年とのこと

すでにSNS上で話題になっていることと思いますが、mixiが20周年だそうですね

SNS『mixi』20周年、大切な思い出を振り返る「mixi年表」を提供  | ニュース| 株式会社MIXI

20年前、つまりは2004年ですかー!
そう考えると、mixiが始まったのは、もう就職してからだったんだなぁと気付かされます。

あれ、ジオシティーズでHPとか作っていたのっていつ頃だったんだろう。。。
なんとなく大学時代だったような気がするんだけど、だんだん自分の記憶に自信がなくなってしまいます。

足跡機能だったり、牧場ゲームだったり、当時mixiはすごい楽しませてもらった記憶があります。

考えてみると、いわゆる当時で言うコミュニティみたいなものって今は何になるんでしょうね。
Discrodとかになるのかな?

段々と、集まりではなく個の集団になって行っているような気がして、それはそれで気が楽なんだけどちょっとさみしい気もします。

Microsoft Edgeへの移行を検討中

これまで、ブラウザはBraveを利用してきましたが、Microsoft Edgeがここのところ気になる機能を出しているので移行を検討中です。

SplitView

1つ目の気になる機能としてはSplitViewです

今、モニタとしては4年前に購入した29インチのウルトラワイドディスプレイを使用しています

https://amzn.to/42pQgnu

ウルトラワイドなので、ここにブラウザを半々に表示させて作業をしています。
左のブラウザでXを表示させながら右のブラウザでネットを見ていたり、X上で投稿された記事を右のブラウザにアドレスをコピペして表示させるなどですね。

Edgeのスプリットビューは、一つのタブを分割することができるようになります。

ツールバーの上記アイコンを押下することで画面が分割され、

左側のページ上にあるリンクをクリックすると、右側のビューに表示されるような感じ。

どちらのビューにデフォルトとして表示させるのかや、左右の切り替えはビュー右上にある3点リーダーをクリックして表示されるメニューで指定することができる

使ってみてよかったところと注意点

ウィンドウ自体を2つ配置すること自体は、これまで不便に感じたことはそれほどなかった。

ただ、この仕組みを使い始めるとなかなか便利である。
表示するページによっては、画面全体で見たいときもあればそうでなくても問題ないこともある。

タブごとにSplitするかどうかを選択することができ、更に分割位置も調整することができるのでその比率をいい感じにすることができる。

クリックした際に自動的に別ビューに表示されるのでコンテキストメニューから「別のタブで開く」を選択する必要性はない。

注意しないといけないのは、別のリンクをクリックするとビューの内容が更新されてしまう。
そのため、次々と新しいタブを開いていくとい運用は向かずに、一つ一つ読み終えてからリンクを開く必要性が生じてしまっている

まぁ、落ち着いて読んで行けよと言われればそのとおりなので、実際に問題になるのかは使ってみて考えることにする

コレクション

気になったものを保存する先として、お気に入り以外にコレクションと言う機能が追加されている

ツールバーの上記アイコンを押下することでコレクションを表示させることができる。

コレクションは、Webページ全体だけでなく、その中の画像や文字列のみを追加することができるので、ちょっとしたスクラップブックのようなイメージ。

追加したコンテンツは画像であれば画像、文字であれば文字がコレクションに追加されていき、クリックするとその元となったページが表示される。

使ってみてよかったところと注意点

何かしらテーマを持って調べ物をしている際に、面白いなって思ったことをメモ代わりに追加しておけるので、後で読もうかな?という感じでタブを開きっぱなしにするといったことを防ぐことができるかもしれない。

カテゴリごとにコレクションを作って、面白かった記事や文言を抜き出してコレクションに追加していけば、情報収集や整理が楽になりそうな気がする。
追加したコレクションにはメモを残すこともできる

メモを残すことで、対象をなぜコレクションに追加したのかを後から見返した際にすぐに気づくことができるようになる。

一方で、コレクションに追加したものをクリックすると新しいタブで表示されてしまう。

画像をクリックした際には画像を拡大表示する、テキストをクリックした際にはテキストを選択可能にするといったほうが個人的にはいいように感じるけど、そのあたりは情報が更新されている可能性だとか、著作権的になのか、リンクと言う形を取ったほうが安全とかそういうことがあるのかもしれない。

Microsoft Rewards

これまで、Braveを使ってきた一つの理由がBraveのReward機能だ。

Braveは広告のブロックに力を入れていて、Webページ上の広告を自動的に非表示にしてしまう。
一方で、Brave自身が定期的に広告を出すような仕組みを入れている。

このBraveがだす広告による収益は、Braveのユーザに仮想通貨(BAT)として還元される。

つまり、Braveを利用しているだけで仮想通貨を取得することができるのだ

これらに関しては、bitFlyerなど仮想通貨取引所でアカウント作成して連携しておく必要はあります。

さて、これまでの履歴を見てみると。。。

月によって、ものすごいばらつきがありますが、仮に、平均0.5BATとすると、2024/2/4現在

一ヶ月15円くらい・・・・?

うーん、別にこれで儲けようとか思ってはいないですが、これを理由に続けるかどうかはあまりに意味がないですね。

と思っていたら、Edgeにも Microsoft Rewards なるものが。

現在のRewadsポイントはウォレットを表示することで確認することができます。

Rewardsは、Bing使ったりしていると貯まるようで、ちょっとした日々の指定されたアクティビティをすることでも貯めることができる。

ためたRewadsはAmazonギフト券とかと交換することもできるようだが、そのために色々と頑張るのもちょっとバカバカしいので、これはあくまでオマケ機能と思っていたほうが良さそうだ。

しばらく使ってみて判断

まだ、本腰入れて移行するかは決めていないけれど、SplitViewで次々と表示させながら、気になったものをコレクションへ追加するという運用は、良さそうに思える。

XやGMailで届いたものを開いていったり、Kaggleのノートブックを集めていったりと、お気に入りでやってしまうには永続性がないものはコレクションに追加していき、必要がなくなった時点でコレクションごと削除、とか。

BingChatでGPTへの質問とかも気軽にできるようになっているので、しばらく使っていなかったけどEdgeの進化スピードは気づいたらすごいことになっているイメージ。

まだ埋もれた機能もあるだろうから、ちょっと一度しっかりと見てみると生産性がバク上がりするかもしれないな、と思った。

月探査、SLIMの成功

変形型月面ロボットによる小型月着陸実証機(SLIM)の撮影およびデータ送信に成功
https://www.jaxa.jp/press/2024/01/20240125-4_j.html

というところで、ニュースになっているようにSLIMの発表が本日の記者会見でありました。
私はというと、仕事中ではあったものの在宅だったのでYoutubeをかけながら仕事してました。
一応仕事していましたよ。。。

それにしても、REV2が撮影したSLIMの写真、すごいですね。
実際にこれが月の写真だと見ると、なんだかすごい不思議な気分です。

このREV2はSORA-Qという相性でタカラトミーのサイトにも掲載されています

https://www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/

これからのJaxaの挑戦や、NASAと一緒に勧めていくアルテミス計画など、月探査に関してちょっとまとめておかないと行けないな、と思いました。

なんか、久々に明るいニュース見た気がします。
いや、良かった。

いつの間にかWordPressのプラグインが動いてなかった

2023年の後半はろくにブログを更新していなかった事もあって、あまり気にしていなかったのですが、いつの間にかいくつかのプラグインが動いていなかった

Twitter(現X)投稿プラグイン

Tweetableというプラグインをこれまでは利用していたのですが、ブログ投稿時にTwitterへ投稿されないな。。。と思って見てみると、公式に

This plugin has been closed as of April 23, 2021 and is not available for download. Reason: Licensing/Trademark Violation.

https://wordpress.org/plugins/tweetable/

なんか、随分と前に開発が終了してしまっている。。。
TwitterのAPIがイーロンによってあれこれ変わってしまったあたりで動かなくなっちゃったのかな?

Autopost for X

インストールすると、プラグインのところに設定に関する説明があるので基本的にはそちらに従います

ちょっと躓いてしまったのが、Twitter developer potalの設定

以前にTweetableを使っていた名残りで、上記のProject名が自動で設定された値となっていた。
その状態でプラグインの設定を行っても、アカウント連携時に下記のエラーとなった。

When authenticating requests to the Twitter API v2 endpoints, you must use keys and tokens from a Twitter developer App that is attached to a Project.

全然意味が分からなかったけど、Project名を設定して上げることで無事に設定が完了した。
これに気づくまでに結構な時間を費やしてしまった。。。

目次が表示されなくなった

見出しが複数あった際に、自動で目次を作ってくれるプラグイン「Table of Contents」を使っていたのですが、見出しが出てこなくなっている。。。

調べてみると、まさにこの状態だった

2023年2月にリリースされたバージョン「2302」では、目次が表示されなくなる不具合が発生するようです。当サイトもこちらが原因で一時的に目次が非表示になっていました。

https://tcd-theme.com/2023/06/table-of-contents-doesnt-work.html

こちらは、昨年の2月ということのようで、いかにブログ記事を適当にしているかがよく分かる事例だ。。。

AdSenseとか、GoogleAnalyticsとか、なんかあまり詳しいわけでもないのにやってみた記憶はあるんだけど、やりっぱなしで有効活用全然できていないんですよね。

そもそも、このブログ自体が雑記的な感じで、何かしらの意味だとか方向性がないというのもあるんだけど、それにしても興味なさすぎだろうと。

Analyticsは、基本的なことくらいはちゃんと把握して、ブログ運営をもう少しまともにしないといけませんね。

通信量がヤバい

なんか最近、モバイル回線が遅いなー、まさか速度制限がかかってないかな?と思って、見てみたら特に速度制限はかかっていなかったけど、データ通信量が思った以上に行っていた

現在のプラン

私が契約しているのはIIJ mio のファミリーシェアプラン

12GBを複数のSIMでシェアするプランで、私と妻。長男、長女の4つのSIMでシェアしている形です。
実際のところ長男・長女は音声通話なしでデータのみ。更に基本的に利用は家のWifiということでほぼかからない。
(過去にYoutubeをガンガン見ていた事があり、それ以降は速度制限をかけている)

これまでは、私もリモートがメインだったのであまり気にしていなかったのですが、出社するようになって、通勤中に色々やっていたら。。。

あっという間に、1日で500MB超え。

実は、これかなり気をつけている日でこの状態です。

月に20日稼働日があると、私だけで10GBを超えてしまうし、土日も含めると完全にアウトです。
Voicy、めっちゃ通信量かかるじゃん!って思ったけど、そりゃ片道2時間、ほぼずっと聞いていればそれぐらい行っちゃうか。。。
事前にDLできない作りに変えたのは、本当困ったものです。

Voicyに注意して、ふと、Kindleで本を読んだのが今回の敗因にも思えるけど、新規にDLしたわけじゃないと思うんだけど、なんでこんなに通信量行っているんだろう?
不思議だ。

SmartNewsも、そこまで見ているわけじゃないんだけどなぁ

対策を考える

といっても、必要最低限の通信量ですごす以外には無いわけです。

まずは、Voicyの量を減らす。
SmartNewsはできるだけ控える。

通勤中はできるだけ、DL可能なコンテンツ。つまり、Podcastや本を読むという方向で時間をすごす形が望ましい。

ゲームに関しても、通信量という観点では上位に来ていないので特にそこまで気にする必要はなさそう。

うーん。でも、この運用が本当に自分にとって良いんだろうか?は結構疑問ですよね。
そうなると、通信量をそこまで切り詰めなくてもいいようなプランへの変更が真っ先に思いつくわけですが、、、

ファミリーシェアプラン自体が、新規の受付をストップしている。。。

もちろん、継続はできますが、このプランの未来はあんまりなさそうだ。

他に良いプランが無いか、他社含めて久しぶりに調べてみようかな?

braveブラウザを使い始めて2ヶ月がたった

11月の前半に、保管用Walletを作るタイミングでbraveブラウザを使い始めてみました。
2ヶ月ほど経ったので、これまでの所感を残したいと思います

広告のブロック

braveの一番の利点としては広告のブロック機能が充実しているというところです。

突然出てきたり、画面領域の多くを占めている広告などを表示させないので、その分スピードが早かったり画面を有効活用することができます。

ただ、広告のようなものって出てくると”邪魔だな”と思う一方で、出て来ないと”快適だな”と思うよりは何も感じないんですよね。
煩わしいものが出てこないことに、そもそも気が付かない。

良い機能なはずなのに、ちょっと不遇な気がします

表示がおかしい時がある

アドブロックと関係しているかはわかりませんが、Chromeでは正しく表示されるのにbraveでは表示されないという場面に時々出くわします。

一番多いのは、Amazonサイトです。

タイムセールなどで検索結果が表示されているところをスクロールしていくと。。。

途中から箱が出てくるだけで中身が表示されません。
DevToolsで確認してみると、やはりClient側でBlockされているっぽい

初売りセールなどのタイムセールでスクロールをしながら商品を物色するような際には、Chromeを使うようにしています。
まぁ、braveで動作確認とかしていないだろうし・・・

それ以降、ちょっとサイトの動きがおかしいかな?と思うような際にはChromeを使うようにしています。

Chromeとの併用時の問題

そんなこんなで、Chromeとbraveを行ったり来たりしています。

行ったり来たりしていると問題になるのが、パスワードマネージャやブックマークが同期されない点です。
特に、スマホでは引き続きChromeを使っているので、このあたりは早いところ解決策を見出したいところ。

今のところは、どちらかでパスワード設定をした際には、同じサイトに同じパスワードでログインして覚えさせるようにしています。
同じChronium同士なんだからこのあたりはなんとかならないかな?と思わなくもないですが、そのあたりはしょうがないでしょう。

ブックマークに関しては、メインで使っているのはbraveなので、基本的にbraveを見ればOK。
そもそも、最近はそれほどブックマーク機能を使っていないという話もあり。。。
検索が便利すぎるんですよね

仮想通貨BATがたまる

braveはWeb表示される広告をブロックする代わりと言ってはなんですが、brave独自の広告を表示し、その広告に対しての対価を仮想通貨BATとしてユーザーに配布してくれます。

仮想通貨取引所であるbitFlyerに口座開設を行って連携することで、自動的にbitfFlyerにBATが溜まっていく形ですね。

表示される広告が減って、更に仮想通貨までもらえてしまう!というところで魅力を感じている人も多いのではないでしょうか。
これに関しては利用頻度によるものだと考えているので、平均するとどれくらいなのか?はわかりませんが、現在振り込まれているBATはこれくらいです

1/14現在のBATが日本円換算で28.36ということなので、大体396円くらい。

一ヶ月で200円前後というところでしょうか。
単純計算で1年で2400円。
まぁ、何も無いよりは良いですかね

実際問題、このBATを換金しようとすると手数料もかかる事を考慮すると。。。うーん。
もっとブラウザをヘビーに使っていれば多少は上がるんでしょうけれど、結局Chromeも併用している現状を考えると、大きい理由にはならないかな。

とは言え、それほど大きな問題もなく使えているので、しばらくはbraveをメインブラウザとして使っていって見ようと思います。
BATも今の価格では魅力が薄いですが、今後、どんな値動きするかわかりませんしね!

academistで研究支援

クラウドファウンディングと言うと、CampFireなどいろいろなサイトがありますが、科学技術系に特化したクラウドファウンディングサイトとしてacademistというサイトがあります

academist
https://academist-cf.com/

以前、なにかのタイミングでサイトの事を知って、結構面白い取り組みだな、と思ったわけですよ。
その時に支援こそしなかった(したつもりになっていた?)ものの、登録はしていたので定期的にメールは届いていて、少額でもいいから支援をしてみようと物色していて、面白そうなものを見つけた

こういう考古学って、正直自分がやることは出来ないけど、ちょっとロマン的な感じで憧れます。

ものづくり系のクラウドファウンディングと異なり、学術系のクラウドファウンディングの場合、見返りはそれほど金銭的な価値はなく、レポートだったりZoomでの会話だったりするのでこちらは本当におまけですね。

支援すると言っても、本当に少額から開始出来るのはいいとして、この支援量で本当に支援の意味になっているんだろうか?という疑問が湧いてきてしまう。
このあたりはこういうもののクラウドファウンディングの難しさを感じますね。

ちょっと一点困っているのは、月額支援型プロジェクトに対しての金額変更方法がよくわからんのですよね。。。
ちょっと色々と分かりづらい気がする。。。

偽名経済と信用

昨日からの続きに近いかも

http://kaerugekogeko.com/wp/web3%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e5%80%8b%e4%ba%ba%e7%9a%84%e3%83%a1%e3%83%a2/

実名ではなくMetamaskなどといったウォレットのアドレスやハンドルネームなどの偽名によって個人が認知される。
そういう世界観がどんどん広がっていくというお話は、比較的日本人にはなじみやすいのではないかと思う。

ただ、言ってしまえばいくらでも作り直すことが出来るそれらのアイデンティティを依り代とする場合、相手の信用度をどう測るのかが問題になってくる。

DeFiにて

これは、DeFiを触り始めたときに強く感じたことに似ているのかもしれない。
ゲームで相手と会話したり、Discordでコミュニケーションを取るというのとは異なり、DeFiの場合は直接的にお金のやり取りが発生する。
様々なDeFi向けのサービスがある中で、どのプロジェクトが一体まともなんだろうか?ということに関しては正直さっぱりわからないのである。

ではDeFiではないシーンにおいてはどうだろうか?と考えると、MonexやSBIなど、それなりの企業が管理しているというところで、言ってしまうと盲目的に信用してしまっている感じがする。
それなりの企業が金融庁などのお役所の下でそれなりの体制でやっているのであるのだから大丈夫なんだろうと。

しかし、DeFiのプロトコルはどこの誰が作ったものなのかもわからないし、作った人がたとえ崇高な思想をもっていたとしても、スマートコントラクトにバグがあればハッカーに餌食にされてしまうわけだ。

私自身も上記Qubitというプラットフォームにて、仮想通貨資産のほとんどを運用してしまって、ゼロになった。
まさに、すっからかんである。ほんと。

では、私はQubitというプロジェクトの何を信用したのか?というと、特に自分で調べたわけでもなく勧められるがままに利用してしまっていたわけだ。
自分で納得するというよりは、自分より詳しい人を信じたような格好だ。

別に、個人資産をすべてこちらに突っ込んでいるというわけではないので、全体から見たときの被害は、生活が苦しくなるというレベルではもちろんないのだが、その資産があれば。。と思わなくもない。
でも、ある意味いい勉強になったといえば勉強になった。むしろそう思うしかない

では、何を信じるのか

勉強になったといっても、今現在は勉強したというよりは痛い目を見ただけで、ここから次の行動をどう変えていくのか?が重要になるのだけど、現時点でいいアイデアは浮かんでいない。

自分自身、エンジニアである以上不具合のないプログラムなんてものはないと思っているので、誰が書いたプログラムなのか?や誰がチェックしたプログラムなのか?などの技術的側面における信用スコア。
そして、過去にどんなプロジェクトに携わってきた人たちがそのプロジェクトへコミットしているのか?などの偽名に対する信用スコア。

こういったものを積み上げて測るしかないのではないかな?と思うし、それって結局のところ本名とか偽名とか関係なくね?って思わなくもない。

でも、現実問題を考えると、それらを見極めるのって果たして可能なのだろうか?
何かしらのツールにある程度は頼ることになりそうだ。

偽名の利点は何だろう

実名だろうと偽名だろうと、結局のところ信用されるには過去に何をやってきたのか?ということになるのではないか。

であれば、偽名である利点は何だろう?と考えると、ある意味本名にこだわらないという点くらいかもしれない。

何かしらの失敗というものを名前を変えることで切り離すということも、一つの理由としては成り立つと思うが、失敗内容次第ではあるけれど、”その失敗をしたからこそ今がある”というようなこともあるので、必ずしも切り離すということがいい策とは限らないとは思う。
もちろん、それには失敗を許容するような文化・背景が必要にはなる。

また、場面場面で名前を使い分けることで、様々なペルソナを確立させることもできるかもしれない。ただ、それぞれのペルソナがそれなりに大きくなっていった結果、結局のところどこかで交差する場面が出てきそうでもある。
結局いろいろな面を持っているのが人間なわけだし、それだからこそ面白いということもあるだろう。

本名すら縛られていると感じてしまうような人にとって、単純に、その偽名を使ってお金を稼いだり仕事をするということが、ある種の自由の獲得になっているということなんだろう。

言って、私もブログを別に本名で書いているわけではないので偽名といえば偽名であるのだが、これはどちらかというと好き勝手書いてみたいというストレス発散なのかもしれない。

なんか、そんなことを思った