投稿者「krote」のアーカイブ

生活リズムは乱れまくり

実家から無事に帰ってきました。
木曜の深夜に愛知に出発、金曜の朝に到着。その後、土曜の深夜に愛知を出発。日曜の朝に帰ってきました。物すっごい強行軍だけど、ひどい渋滞には巻き込まれず、夜だったので暑さにもやられずに済むことができました。
このスケジュールは体調さえよければいいですね。渋滞に巻き込まれる確率がぐっと下がるし、仮に巻き込まれたとしても夏の日差しにいら立つこともない。
ただ、前後の1日ずつはリズムを取り戻したりするのに費やすことになるということぐらいですか・・。
なにはともあれ、心配した東名の工事も無事に終わり、何事もなくお盆を送ることができました。
明日からはまた仕事。がんばって行きましょう!

さーて、ちょっくら

愛知の実家に帰省します。
もともとの予定で今日の夜に出発することにしていたのですが、先日の地震で東名高速がひどいことになってしまってハラハラドキドキ。行きは何とかなるにしても帰りの上り線がちゃんと復旧してくれるかどうかが心配です。復旧したとしても大混雑になりそうですが…
それにしても地震は怖いです。そして、「よりによってこんな時に」という時に起きるものですね。

東海大地震。
私が育ったのは愛知県なので東海大地震に対しての危険性というものは常々聞かされ続けてきました。
東海、南海、東南海で発生する数百年規模の周期的な大地震が過去観測されて、東海だけが近年発生しておらず、その規模は

2003年に東海地震対策専門調査会が報告した被害想定によれば、冬の午前5時にM8・最大震度7の東海地震が発生した場合、死者は最大1万人、冬の午後6時に発生した場合火災による被害は25万棟に及ぶと推定されている。

M8規模となると考えられているため、静岡県・愛知県・岐阜県・三重県などで最大震度6強以上となることが予想され、揺れによる被害は比較的広範囲に及ぶと考えられている。

東海大地震(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E5%9C%B0%E9%9C%87

となるという。先日も台風によって大きな被害がでたりと、どれだけ時代がたっても自然の脅威には人間は脆い。
それともただ単に備えが足りなかっただけなんだろうか。
自分自身の物と心の備えに対してもこの機会に確認してみよう

日本人の知らない日本語

前々から存在は知っていて、書店でチラチラと見ていたのだが買っていなかった「日本人の知らない日本語」を購入。読んでみた

日本人の知らない日本語
蛇蔵&海野凪子
メディアファクトリー
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本書の原案を書いているのは日本語学校の先生である。
日本にやってくる様々な国からの人たちに対して日本語を教えている中で発生する日本語に対しての質問や誤解をコミカルに描いた作品で、読んでいて勉強になるというよりは素直に面白い。

本書の中で指摘しているとおり、日本人が普段使っている日本語に関しても、間違っている使い方は多い。ただ、こういうことはずいぶんと前から言われ続けていることだ。
それでも、正しい日本語が培われないのは通じてしまっているし、それで良しとしてしまっているからだろう。間違ったことをどこからか覚えてきて、それをあたかも正しいマナーであるかのように話をする人までいるのでどちらか分からなくなってしまう時もある。
先日も「”お疲れ様”を上司に使うのは間違いだー!最近の若い子は使い方が駄目ね」なんて言い出すお局様まで出てきて反応に困ってしまった。

使い方に関する話と同じくらい面白いのが語源だ。
語源なんて実はいい加減なもので、「昔の人がこう決めたからこうなっている」なんてことがやっぱり多いみたいだ。まぁ、そもそも象形文字でもない限りただの記号なんだからそんなものと言ってしまえばそんなものなんだろう。
ただ、これらを知っているとちょっとした雑学王みたいな気分になれて気持ちいい。先日も、名前に関する話でとても面白い記事を見かけた

日子という女性名が無い理由を外国人に説明できない?
http://kousyoublog.jp/?eid=2351

言葉ってのは奥が深いですね。
少なくとも、部下に誤った指摘をすることがないように注意しよう。

小さな怪獣

f:id:krote:20090806230013j:image

だんだんと自我が生まれてきたようで、あれこれと興味を持って触り、最終的には口に入れるようになりました。週末に時々、写真を撮ってみるのですが、笑いかけると素直に笑ってくれるのでとても親バカになってしまいます。
そして油断しました
急に

ガチャン

という音がして振り返ると、カメラが机から落ちて下に転がっている。どうやら肩掛けを引っ張ってしまったみたいだ。
恐る恐る電源を入れて、ピントを合わせようとすると「シャカシャカ」音がしてピントが合わない。ピントが合わないので当然シャッターもおりない。
やっちまった
別のレンズでは問題なく撮影ができたので、おそらくレンズのみ壊れてしまったのだろう。幸い保証期間内だから何とかなるかな?キャノンの修理窓口に持っていかなければ…
値段的には1万円しないレンズなのですが、非常に写りがよく、大変気に入っていたレンズなのでちょっとショックです。とはいえ、子供の手が届く位置に置いてしまっていた私の不注意なのでしょうがない。これからはもっと気をつけていかないといけませんね。注意、注意

Canon EFレンズ 50mm F1.8 II
Canon EFレンズ 50mm F1.8 II

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キヤノン
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戦う組織

和民社長である渡邉美樹氏著「戦う組織」の作り方を読んだ

「戦う組織」の作り方 (PHPビジネス新書)
渡邉 美樹
PHP研究所
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テレビでもその働きぶりがよく取材の対象になる渡邉社長の考え方が見える一冊であった。

仮説と検証の繰り返し

読んでみれば読んでみるほど、著者の行動は”仮説と検証”の繰り返しであることがうかがえる。PDCAのサイクルが重要なんていうことはわかってはいるんだけど、仕事の一部で出来ていても仕事全体。実生活においてこれができている人はどれだけいるのだろうか。
特に、人を育てるうえでも仮説を立て、ノートをとり、それを検証している

私は、「彼は○○がウィークポイントだから、こういう経験をさせる必要がある。もしその課題を乗り越えられたら、将来リーダーになれる可能性がある」というように仮説を立てて、ノートにメモをとるようにしていた。
面接のときだけではない。部下をプロジェクトリーダーに起用する時などでも、その人間の現時点での実力やどこまで頑張れそうかといったことについて仮説を立てるようにしてきた。
もちろん仮説だから、あたることもあれば外れることもある。仮説が外れたときには、なぜ外れたのかを検証する。

人を見るうえで、将来を予測したり計画したりするにはする。ただ、自分は果してどこまで真剣に考えているのだろうか?そう考えると、正直申し訳ない気分にもなる。
“自分には人を見る目がある”とは思っていないにもかかわらず、”見る目を養う”ための行動をとっていない。これでは、”見る目のある男”には程遠いじゃないか。

というわけで、さっそく人に対して仮説・検証を行うための専用のノートを購入した。これをつけて、仮説・検証を繰り返していきたいと思う。

戦う組織とは

組織に対する理念をどれだけ掲げることができるのか。
本書で著者は和民の理念として「地球上で一番ありがとうを集めるグループになろう」としている。理念に合う人は残り、合わない人は去っていく。たとえ頭がよく実力があったとしても、理念に沿わない人間がいづらい空間を作ってしまっているわけだ。

そこには「子供たちのために教育に打ち込む教師の姿」ではなく、「給料をもらうために学校に来ている大人の姿」だけがあったのだ

ガビーン(死語)

ちょっとこの言葉はショックだった。自分はもちろんのこと、自分のチームメンバーはそうなっていないだろうか。ちゃんとやりがいのある仕事ができているだろうか。
言うのは簡単でも、実際にやるのはなかなかに難しい。特に組織の中の一組織とあってはなおさらだ。上からも下からも矢が飛んでくる毎日。
その中でどれだけ自分は「戦う組織」を作ることができるのだろうか。

渡邉社長も最終的には

リーダーたる者、常に一番の勝負どころに立ち続けなければならない。
それができない人間は、リーダーとして失格だと思う

としている。
仮説と検証を繰り返しながら、戦っていくことにしよう

国際生物学オリンピック

近所の高校にでっかい垂れ幕がかかっていた
「国際生物学オリンピックで金メダル!」
何だそれは?

国際生物学オリンピックとは

国際生物学オリンピック(International Biology Olympiad: IBOと略す)は、高校生を対象としています。生物学の理論問題および実験問題への取り組みをテストします。生物学への興味、発明の才能、創造性、忍耐力が必要とされます。
各加盟国は、国内コンテストで受賞した4人の学生と2人のチームリーダーを国の代表として参加させる事が出来ます。
http://www.jbo-info.jp/

要するに生物学に対する高校生の国際的なテストってことかな。その大会に出場した県立船橋高校の生徒が日本人で初めて金メダルを取得!!。しかもそれだけじゃなく、参加した残りの3人も全員銀メダルを取ったとのこと。すごいじゃないか!
って、金メダルと銀メダル何人いたんだ?ということで調べてみたら

  • 金メダル:23名
  • 銀メダル:46名
  • 銅メダル:68名

の受賞者がいたようだ。試験だから同点があるもんね。どうも金メダルっていうと1番って気がしてしまうけど、試験で実施していることだからこうなってしまうのはしょうがないこと。それでもやっぱり凄いですね!

というわけで

過去の試験問題がネット上に置いてあったのでやってみた。

生物チャレンジ・国際オリンピック国内選考 過去問題
http://www.jbo-info.jp/JBO_Exam.html

ちなみに私は、高校時代には理科は物理と化学を履修。生物は全くやっていないのでレベル的には中学生。。。すべての問題は選択式なので目標は25点。4分の1も取れれば万々歳だよね!

結果

  • 私:26点
  • 嫁:74点

だった。読解力を試すような問題はまだ何とかならんでもないけど、純粋に知識を問うような問題に関しては手の出しようがなかった。これはしょうがないだろう。
ほとんどが触れたことのない問題ではあったが、いくつかの問題に関しては分からないながらも興味を駆り立てられるものがあった。今の仕事から考えると、これらは全く関係の内容に感じるのだけど、それはそれで面白いことだと思う。
ちょっと本屋で生物関係の棚を物色するのも面白いかもしれない。

Accessテーブルで#Deletedレコードが消えない

Microsoft Access を使って簡単なツールを作って社内で使っているんだけど、ユーザーから「データが削除できない!」って連絡があった。

見てみると、

  • 問題になっているのはテーブルのデータ
  • テキストフィルタで対象を抽出する事が出来るんだけど、全ての列が「#Deleted」になっている
  • 行を指定して削除を実行しても、再度検索するとまた表示される
  • 再起動させても状況は変わらない

「#Deleted」はフォームを開いている状態でレコードをテーブルから削除したときに表示されるのはわかっているが、リンクを張っているわけでもないテーブルのデータが直接そういう状態になっているのは初めて見た。
複数の人間が同時にテーブルにアクセスしている中で、どっかの誰かが処理例外でも引き起こして中途半端な状態が出来あがってしまったのだろうか?結局原因はわからなかった。
とりあえず四苦八苦して対処方法を考えてみたがいい方法が浮かばず、最終的には「Accessのテーブルぶっ壊れた」として、

  1. 新規のAccessファイルを作成
  2. 外部データ取り込みを利用して対象のMDBからインポート

を実行。「#Deleted」はシステム的なレコードなのでインポートした段階で既に無くなっており、不正な状態は解消された。
それにしても…やはりAccessを多人数で使うのは無理があるか。Oracleに乗り換えたいところではあるが、ライセンス費用もばかにならないので苦しいところだなぁ

明日はいよいよ解散ですね

明日はいよいよ衆議院の解散。8月末には総選挙ということになりますね。普段はあまり関心の湧かない…というか、期待の湧かない選挙ですが、今回はちょっと違う。
いつも以上に期待が湧かない選挙になりそうです。
ただ、ちょっと難しい。自民党はかなり最近はぐだぐだ感が強くなってきてしまいます。麻生さんで行くのも不安は残るけどかといって他にこれといって頭を張っていきそうな人が出てこない。
とはいえ、民主党は民主党で推したい気にはならない。どうしても”反自民党”というだけで集まった烏合の衆という感じが強い。何よりもいいことばっかり言って財源がどうなるのか気になってしょうがない。
どちらも困ったものだ。さてはて。どちらに転んでもあまり経済的には好転するきっかけにはなりそうにはないなぁ

最近読んだ本

チルドレン (講談社文庫)
伊坂 幸太郎
講談社
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死神の精度 (文春文庫)
死神の精度 (文春文庫)

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伊坂 幸太郎
文藝春秋
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友人からずいぶん前に借りた本にようやく手をつけられるようになった。ここのところ、厚みがそこそこで文字の小さい頭を使う本ばかり読んでいたので、変な言い方かもしれませんが楽に読むことができました。
両方とも話の構成は似ていて、細かい短編の集まりでありながら登場人物がつながっているというものでした。
正直、チルドレンは”できすぎじゃない?”って印象を抱いた。
死神の精度はそういう意味ではなかなかおもしろかった。主人公である死神の趣向も面白いが、最終的に行うその”判断”は、物語の結末をハッピーエンドで終わらせたがる傾向のある私の予想をたびたび裏切ってくれたのが特によかった。
あと数冊残っているのでこの勢いで読み進めよう!

ソフトウェアへのセキュリティ

ソフトウェアとセキュリティの組み合わせだと、真っ先に思いつくのはウィルスや不正侵入を防ぐ話だ。ウィルスや不正侵入によってもたらされる被害は増えているんだろうけど、今日は違う話。不正コピーの話だ。

ソフトウェアのコピー

ソフトウェアの不正コピーを防ぐ方法として私がぱっと思いつくのは

  • 指紋認証
  • USBキー
  • ワンタイムパスワード

実際に私が使ったことのあるのはUSBキーによるプロテクト。プログラムの中から指定のUSBキーがPCに刺さっていないとプログラムが動作しないという、比較的ポピュラーな方法(だと思う)。
ネットを介して認証を行うプログラムや、PC固有の環境変数を利用したものも使ったことはある。
こういう認証技術とそれをクラックする技術ってのはいたちごっこなんだろうなぁと思っている。まぁ、いたちごっこといっても、苦労して新方式の認証技術を取り入れたとしてもそれを打ち破るのは早くて数時間なのだろうから勝負になっていないのかもしれない

今ではコピーだけとは限らないらしい

ちょっとしたことで、そういうセキュリティ関連を手掛ける企業の方と話をする機会があった。そこで聞いた内容は私にとってはちょっと驚きだった

  • プロテクトを破るというよりはプロテクトを使う側を狙う。つまり実行ファイルを書き換えてしまう
  • プロテクトを無効にするだけじゃなくて、別なキーで起動できるように書き換えることもできる
  • 解析してソースコードを取得。それを別な形で作り変えて再販する
  • CADデータや設計情報は速攻で流出して売買される
  • ロボット等に搭載されているプログラムにも同様のことが言える
  • 改変されたプログラムで、あっさりと取られて相手に理論武装され、結果裁判でも負けてしまうこともある

等々。まぁ、技術の詰まったプロテクトキーをがんばって攻略するよりは実行ファイルの内容を書き換えてしまったほうがよっぽど早いだろうってのは言われてみればその通り。ただ、私が抱いていたイメージでは
お金を払わなくてもシェアウェアが使用できる
ってのが不正コピーなわけだったので、それを自らの収入源に変えてしまおうというのは、なるほどって思ってしまった。さすがにかの国はやることがすごいな、と。そりゃ強制開示を求めてきたりもするわな。
ま、今となってはかの国に特定される内容ではないのだろうけど。

どうするのか

実行ファイルが弱いのであれば、実行ファイルそのものを暗号化してしまおうというのが、今回お話を聞いた内容であった。
実際のところどうなんだろうなぁ…。結局のところいたちごっこなのではないだろうかと思ってしまったのが本音である。どれだけ暗号化を施そうとしてもPC上で動作する以上は動かす方法があるわけで…うーん。どうなんだろう。こればっかりはわからないな。
空き巣の被害じゃないけど、「がんばれば破られるけど、容易に破られるのを防ぐ」ことができれば空き巣の多くは回避できるらしい。ソフトウェアのプロテクトに関してもある程度のところまではそういう妥協をするしかないのだろうか。
プログラムに対する知的財産の保護って難しいものだなって今更ながらしみじみと思ってしまった。

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