月別アーカイブ: 2009年3月

なんだかんだ言ってWBC

2chのサーバーが落ちるくらい大騒ぎが起きた(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/24/news055.html)今日のWBC。ようやく決着が付きましたね!
私はというと、野球に興味がそれほどなかったり、韓国戦が今回で5回目という事に対してブツブツ言ってはいるものの、結構気になっていました。
昼ごろに外を出歩くと…ディスプレイされたテレビの前に人だかりができていたり、道行く人はワンセグ携帯でチェックしていたりとWBCに対する熱があちこちから伝わってきました。

政治や景気に関してはっきり言ってろくなニュースが流れない昨今。だからこそのこの盛り上がりなのかもしれません。国内のリーグと違ってWBCで優勝したからと言って何かしらの経済効果があるわけではないとは思うけど、それでも今日ばかりはいい思いをさせてもらいました。
ありがとう!

視覚マーケティングのススメ勉強会

mixiコミュニティ「山の手の会(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1724660)」主催の”視覚マーケティングのススメ”勉強会に行ってきた

視覚マーケティングのススメ (アスカビジネス)
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普段、デザインに関してはどうしても”苦手意識”が先行してしまってあまり考えてなかったのだが、このままではだめだー!って最近ようやく思えるようになってきた。そういう事もあいまって参加してみた。最近、あちこちと勉強会に顔を出すようになって個人名刺に興味を覚えてきたのももちろんある。
本日のセミナーではブログの名刺を作るワークがあった。せっかくなので今日のエントリーでは個人名刺を考える上で学んだことと、じゃーどうするのか?考えてみたい

動線・コンテンツは

実際のところ、何かセミナーを主催しているわけでもなくメルマガをやっているわけでもなく。私が発信しているとしたらこのブログだけでしかない。なので名刺を作ったとして、最終的にはブログへ繋がるようにしていく事を考えるのがよさそうだ。
では、自分のコンテンツは何だろう?
私が書く記事の多くは

  1. ソフトウェアに関する事
  2. 本、セミナー記録

の2つになる。家族に関してやバイオリンに関しては本当に数えるほどしか書いていない。
また、ブログの内容に関しては最近多少意識はしているものの、読み返してみると対して内容の濃いものとは限らないのがまずいところだ。ちょっと昔のブログを見ると「なんだか時間なかったのかな?」って思えてしまう。いい加減さが出ているなぁ。
何にせよ、これらの事に関してイメージを作っていかなければいけない。

今日話の合った内容からすると、イメージを作る方向性としては

  1. 裏と表の2面性を出す
  2. 方向性の同じ”お供”を作る

が効果がありそう。そして、すでに誰かが築いているブランドで勝負するのではない形を目指すことができればいい。
その点に照らし合わせて考えてみると、ソフトウェア関連の話と本の話というのは別段新しい内容というわけではなく、それなりにやっている人は多そうだ。つまり、それをキーワードにしたところで「あぁ、こういう人最近多いよね」ってなるだけになってしまう。そうすると、それを前に出すことはあまり得策ではないように感じる。
ふむ。

何を裏にするのか

単純に考えると、”ソフトウェア”や”IT”のようなデジタルの反対側に来るものを裏にしてギャップを持たせることができればいい。手持ちの武器を探してみたけどぱっと思いつくのはバイオリンくらいしかない。考えてみると、方向性は悪くないと思う。IT関係でデジタルな楽器をいじくっている人間は多いけど、バイオリンとかやっている人間聞いたことあまりない。だが、ここで一番問題な、それでいて避けている事実がある

下手糞だ

いや、不真面目に取り組んでいるというわけではないんだけど、それほど時間を割いて頑張っているわけでもないのが現状の位置。しかもクラッシックに興味があるかといえばそんなことでも…。
そんな状態で続けていても上達するスピードは牛歩どころか亀歩だ。表に出すことに対して恐怖を感じるほどに。「じゃ、ちょっとやってみてよ」なんてありえないですから。まぁ、それならそれで下手さを前面に出して徐々に上達していく様を取り上げていくのは一つなんだろうけど…。
ううう、どうしても苦手意識が先行してしまうなぁ。

家族に関しては子供が生まれたばかりなので取り上げたい気持ちはもちろんある。ただ、それをメインとして出すのはあまり面白い内容にはならないのではないか?と思える。親ばかっぷりを出したところで読んでいる人は面白さを感じないと思ってしまうからだ。
たぶん、親ばかじゃない人間がそれを見ても面白くなく、親ばかな人間は多少共感はあるだろうけど結局のところ他人の子供じゃなくて自分の子供に意識が行くので、強い共感は得られないのではないかな。mixiの親ばかコミュニティを見ていると、それほど活気があるように思えないのはそのあたりから来ているのではないだろうか。
結局のところ人間は自分のみたいものをみる。

みたい人間になるには

前述の内容から考えると、バイオリンに関して頑張っていくのがいいのかもしれないが、それはイメージから考えた場合であって、自分自身の思惑とは別。バイオリンに関しては、実際のところ続けるかどうかを迷っている部分もあるので、よく考えなければいけない。
また、今のブログに書いているコンテンツからは”裏”になる部分が無い・薄いのであれば”裏”を作り出す方向性で自分自身を考えていくのも面白そうだ。自分が興味を持っている分野というものを、もう一度棚卸してみようかな。
あぁ、何歳になっても青臭い自分探しを続けているようでこっぱずかす!

livedoorサポートから返事が来たよ!

以前、ブラウザによるlivedoorReaderの表示の違いをエントリー(d:krote:20090222)。livedoorに報告をしたのだけど、その返事がようやくきた!

お返事遅くなりまして、誠に申し訳ございません。

お問合せいただきました件につきまして、ご迷惑をお掛けいたしまして、申し訳ございません。改行の件に関しまして、弊社にて確認いたしましたところ、改行の箇所でブラウザの認識違いがございましたので、修正をいたしましたのでご了承いただきますようお願いいたします。

なお、livedoor Readerは現在ベータ版運用中でございますので、皆様のご意見などをお伺いいたしまして、より使いやすいlivedoor Readerの製作に取組んでまいる所存でございます、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

今後ともlivedoorをよろしくお願い申し上げます。

おぉ!なんとかしてくれるか!って言うか「修正をいたしました」ってある!確かめてみると…?

あれ?
直ってない。全然直ってないよ!
livedoorReader開発日誌(http://blog.livedoor.jp/staff_reader/)にはまだ更新の情報がないことから、修正はしたけど本番環境にはまだ反映されてないのかな?それともブラウザをIE8にしたからか?
いずれにしても修正されるのであればもう少し使い続けてみよう。
一応、答えてくれるんだね!livedoor!

仮想化環境下でのライセンス

ちょっと調べてくれよ!って言われて仮想化環境下でのライセンスに関して調べている。
仮想化環境に対してのライセンス体系に関しては少し複雑なようで、自分で違反するつもりではないんだけどいつの間にか違反行為をしていそうで怖い。いい機会なので勉強してみよう

Microsoft技術使用

WindowsServer2008を使用してHyper-Vで構築された仮想化環境であればゲストとして使用するWindowsOSにいくつかのライセンスを無償で割り当てることができる。これはホストとなるOSのEditionによって異なるみたいだ。
StandardEditionであればゲストとして1つ。EnterpriseEditionであれば4つのゲストOSが利用できる。これに関してはMicrosoftのページに解説されている

Windows Server2008 早わかりライセンスガイド
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/licenseguide/qgd0803_p02_02.mspx

StandardEditionでゲストとして利用できるOSは一つ用意されているんだけど、実際にはホストのOSは仮想環境の管理用OSとしての利用しか認められていない。なので、純粋にこのライセンス枠組みの中でやろうとするのであれば効果は薄いように感じる。
EnterpriseEditionで4つ以上のゲストOSを利用する場合にはもうひとつEnterpriseEditionのライセンスを購入する事で追加で4つのゲストOSライセンスが手に入る事になる。EnterpriseEditionとStandardEditionの値段差。ゲストOSのライセンス料を考えるとEnterpriseEditionという選択肢は悪くない。ちなみにここでいうゲストOSは、ダウングレード権が有効なOS。つまりWindowsServer2003に関しても対象になり、これ以降のOSに関しては対象外となる。
EnterpriseEditionの権利によって有効なゲストOSは、他の仮想化環境へと移動することはできなくはないが、その移動先に同様に利用できる権利が必要となる。つまり、権利自体を移動することはできないわけだ。
ここまではMicrosoftに大々的に書いてあるのでわかった。

他の仮想化ソフトの場合がわからない

VMWareESXやXen、OracleVM等を使用した場合にはどうなるのか。VMWareのGuest OS Guideを見てみると

As with physical computers, a separate operating system license is required for each virtual machine you run
http://www.vmware.com/pdf/GuestOS_guide.pdf

それぞれごとに必要みたいだ。これ、本当にそうなんだろうか?いや、そうなんだろうけど何か抜け道がないのだろうか?
Hyper-V使用時にEnterpriseEditionのライセンスを購入する事でゲストOS4つのライセンスを賄うのであれば、ESXのサーバーに対してEnterpriseEditionのライセンスを購入…という形では出来ないのだろうか。いや、そんなことするならHyper-V使えよって話になるかもしれないけど…。
やっぱりゲストOSそれぞれごとにライセンス購入って事になるのかな?

電磁波サボテン

先日、街をうろうろしていたら気になるものを見つけた。何も考えずに楽天で検索して購入

f:id:krote:20090318000142j:image

電磁波を吸収するというサボテン!セレウス・ペルヴィアヌスというサボテンらしい。
なんでもNASAでの研究で一番吸収するサボテンという事らしい!

なんて胡散臭いんだ

うん、大好き。こういう胡散臭いの。
実際のところはどうかというと。。。

http://blackshadow.seesaa.net/article/2534474.html
しかしPCと自分の間にサボテンを置くならともかくPCの脇に置いては電磁波の被曝は減らないのでご注意を。

あ、そうだよね。本当に電磁波を吸収してくれたとしても間に入って無く、隣に置いているだけじゃ効果ないよね。うん。でも見た目的にも十分いいと思うのでとりあえずPCの横に置くことにした。
ちょっとでも仕事環境に緑を!ってね。

無線がつながらない

家に帰って、さぁネットするか~ってつなごうとしたらつながらなかった。
さてはて。困ったものだ。

Vista上のネットワーク表示としては不明なネットワークへの接続状態。つまり、家の無線ルーターまではつながっていそうだけど、インターネットまではつながっていない。
ただ、無線ルーターに対して有線で接続するとちゃんとネットにつながる。つまり、やはり無線ルーターとの間でのネットワークとして接続ができていないのだと思う。
IPを見てみると、本来ならば192.168.11.x/24のはずが169.254のリンクローカルアドレスになっている。しょうがなく手動でIPを割り当ててみたけどなぜかつながらず、ゴチャゴチャしているうちにいつの間にかつながるようになっていた。

うむむ。何だったんだ…
すっきりしないなぁ

天気のいい日はお散歩でも

今日はいい天気だったのでおんぶ紐で子供を抱っこして散歩。
妻が花粉症という事もあって、なかなか外に出歩くことがない。なので、外に連れ出すと太陽の光がまぶしくてずっと目をつぶったままです。
挙句の果てに

f:id:krote:20090223011237j:image

歩いて揺れることが気持よくなってしまって寝てしまう始末。
もうすぐ3か月。まだまだ外に出るのは早いのかもしれませんね。ただ日の光には少しずつ慣れていったほうがいいとは思う。あまり空気がきれいとは言えないので外はどうかと思う面もありますが、ここで住んでいく以上そんなことも言ってられませんし。
これがはいはいや歩きだしたら目が離せなくて大変みたいですね。子供の成長は楽しみでもありますが少し恐怖です

久々のレッスン

今日は実に久し振り。バタバタとしていたら約3か月ぶりのレッスンに行ってきました!
一応、ときど~き練習はしていたものの間隔が開くとやっぱり忘れていることも多かったです。
やっぱり楽器は練習の積み重ねですね。わかってはいるのですができていないのはやはりわかっていないのでしょう。

練習の密度を上げないといけない

とはいえ、平日は夜遅くまで仕事をしている身なのでできることは限られている。ただでさえ練習ができていなかったのに、子供が生まれてからはさらに時間がなくなってしまった。
予想してはいたけど、予想以上です。無駄な時間を削って練習に当てるのはもちろんのこと、これからは単位時間当たりの密度を上げていくしかない。
私の一番の問題は、楽譜だけで曲のリズムというかなんというか。わかんないんだよね。どんな曲か。このあたりは妻が得意な分野なので一度楽譜を見せて歌ってもらうと曲のイメージがつかめる。
このイメージをつかむというのは私にとってとても大事。リズム感のない私には重要なことだ。
以前、どうしてもわからなかったときには楽譜をPCに打ち込んで曲を聞いてから練習をした。ちなみにこの時に使ったツールは「Finale」というソフト。

Finale 音楽作成ソフトの最高峰
http://content3.e-frontier.co.jp/finale/

有償版は高いのだけど、無償版のFinale noteでも十分。打ち込んでいくのは少し手間がかかるんだけど、バイオリンだけでなく色々な音源を使う事が出来て、作曲みたいなものにも使いまわせるのではないだろうか?と思った。

ビブラートがしたい

手に力が入っているので、なかなか思うようにやわらかく弾くことができない。ポジション移動もスムーズにできない。
ちょっと教科書の先を見てみたらビブラートが出てきていたので小躍りしながら練習してみた。これができるのとできないのとではかなり違う。普通の曲もビブラートをするだけでなんだかかっこよく聞こえてくる!
このビブラート。教えている場所によってはかなり早い段階に出てくるみたいだ。というか、私がレッスンになかなか出ていかないから進んでいないだけなのかもしれないけど。。。

ただ、手に力が入りすぎてとてもできる気がしない。何か強制的に手の力を抜く方法を編み出さなければいけない。こんな困ったときはGoogle先生に聞いてみるしかない!って事で聞いてみたらいくつか面白いものがヒットした。
ビブラートの原理ややり方に関しての詳しい説明をされているHPもあって、色々と勉強できたけど、「何で今まで思いつかなかったんだろう?」と思うような物を見つけた

動画でヴァイオリン・ヴィブラート入門
http://www.mirovenus.com/Vn_vibrato_L.php

なるほど。YouTubeか!!
本で見ているとさっぱりわからないけど、動画ならば実際にやっているところを見ることができるし、何度でも繰り返し確認ができる。相手のことを気にする事もなく一時停止することすらできてしまう!オー!イッツミラクル
ビブラートの練習方法に関しては色々な方法があるみたいだ。それだけ色々な人がここで躓いているのだろう。日本人が解説しているビブラートの動画は軽く探しただけでは見つからなかったけど、上記サイトに紹介されているものでも十分わかる。個人的には後半に紹介されていた練習方法はちょっと面白そうだ。早速明日試してみる事にしよう。

なかなか上達せずにジタバタしているバイオリン。これで一歩先に進めるかな?

血圧4週間チャレンジ

胡麻麦茶を飲み始めて4週間!今日がチャレンジの日だ!

と意気込んでジムへ。血圧を測ってみると。。。

結果:153

なぜだ?
落ち着いて・・・落ち着いて
平常心だ。とりあえず息を整えてもう一度測ってみよう

結果:123

マテ
そんなに今俺は落ち着いたのか?
ううむ、図り方の問題なのかどうなのかはわからないが…
数値に信頼性があるのだろうか。
とりあえず、今回はノーカウントという事にして来週もう一度様子を見てみるかなぁ。
なんだったんだろう

ポアンカレ予想

2007年に放送されたNHKスペシャルのアンコールがやっていたのをたまたま見た。

100年の難問はなぜ解けたのか ~天才数学者 失踪の謎~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090309.html

ポアンカレ予想という問題に対しての数学者たちの挑戦が描かれていた。。。。みたいだ。というのも、内容が非常に学術的でついていくことができなかった。っていうか、ついていけた人がどれだけいたのだろうか。

Wikipediaによるとポアンカレ予想とは

(3次元)ポアンカレ予想(Poincaré conjecture)とは「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である」という予想であり、1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレによって提出された。
<中略>
数学的に厳密ではないが、たとえて言えば、宇宙の中の任意の一点から長いロープを結んだロケットが宇宙を一周して戻ってきて、ロープの両端を引っ張ってロープを全て回収できた場合、宇宙の形は概ね球体(=ドーナツ型のような穴のある形、ではない)と言えるのか、という問題である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%AC%E4%BA%88%E6%83%B3

ごめん、やっぱりわからないわ。まず、この”予想”をどうやって予想したのだろうか。数学や物理学が最初に予想があってそれの実証・検証を行うという手順なのはわかるのだが。。。

解き方

NHKスペシャルを見ていて、このポアンカレ予想を説いたグレゴリー・ペレルマンという人のアプローチに関しては面白いと思った。この人は、当時流行っていた数学会(?)の手法を追求したのではなく、自身が専門としていた物理学の内容も含めて取り組んだという事。
その方法は数学者たちにとってはまったくもって思いつかないもので

解の説明を求められてアメリカの壇上に立ったペレルマンの解説を聞いた数学者達は、「まず、ポアンカレ予想を解かれた事に落胆し、それがトポロジーではなく微分幾何学を使って解かれた事に落胆し、そして、その解の解説が全く理解できない事に落胆した」という。なお、証明には熱量・エントロピーなどの物理的な用語が登場する。

というものだったそうだ。
もちろん、ペレルマンが物理学に長けていたのがそれを適用した一因ではあるけど、周りと同じような手法で挑んでいたのであればこの解を得ることはできなかっただろう。
問題に直面したとき。どういう手法で解を模索するのか。
答えを持っているのは必ずしもその分野の専門とは限らないのだろう。ならばその分野の専門家はどうするのか。
専門性の追求はもちろんのこと、専門分野にとらわれずに自身の専門性が他の分野に対しても適用できるのではないか?という広い視点での活動が問われているのかもしれない。