被災地における犯罪率の増加

ありがたいことに、音信不通だった友人の友人もなんとか安否確認が取れたようです。
この間、毎夜のようにPersonFinderで検索し続けた妻にお疲れさまと一言。

さて、そうは言うものの現地ではまだとても平常通りの生活が送れるわけではなく足りないものが盛りだくさん。義母はお弁当屋さんに勤めているので大忙しのようです。
個人宅でなかなか揚げ物ができないこともあって、こういうときにはお弁当屋さんのありがたみを。。。ってものすごい行列ができているよう。いやはや、在庫が持つのか心配ですがその中でも頑張っているお店の方々にはエールを送りたい。
(なんでも他県から野菜を売りに来る人もいるが、白菜1個1000円以上とかすごい値段で売っているそうな。ううん、なんとも言えないですな)

一方で、妻の友人たちからは

  • 治安が悪くなっているようだ
  • ガソリンが抜かれると言う話をよく聞く
  • 盗みが日常的に発生している

ような話を聞いています。現地では電気が満足に供給されているとは限らないこともあって、なかなか難しいのが現状。特に女性は一人で歩くのは危険だと言う認識を強く持っているようでした。
Yahooのニュースにもなっていました。

窃盗続発、通報250件=他都県応援、パトロール強化―真偽不明のうわさも・宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000017-jij-soci

また、現地に赴いている自衛隊の方のツイートにも似たようなことが書いてありました

実際に発生しているものもあるでしょうし、過剰に反応してしまっている部分もあるのではないかと思います。
しかし、本当のところはやはり現地でないとわからないものですし、1件でも発生してしまえば疑心暗鬼になってしまい不安を払しょくするのは実に難しいのだと思います。特にこういう状態に置かれてしまうと。

どうすればこれらの不安を払しょくできるのだろう。
目に見える形でのパトロールと、犯罪者がちゃんと捕まっている。逆に言うとこの状態でもセキュリティ機能は失われていない!ということを明らかにする必要があるように感じます。
パトロールする場所、人員、時間。これらのマッチングを警察、自衛隊、また恐らくは組織されているであろう自警団のようなもので機動的に分担して行えるのが理想なんでしょうけど…。どうなんだろうかなぁ?

今回の地震報道で、諸外国からは日本人のマナーの良さを絶賛する声が多く聞こえたように思える。でも、それに酔っているのは実は被災地にいない人間だけなのではないだろうか。被災地の方々がその報道を聞いたときに素直にそう思えるのだろうか。
そう思える日本であってほしいし、そう思えるようにしていかないとね。

被災地における犯罪率の増加」への3件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください