Software Designの1月号が届きました

今号の特集は「LLMのしくみ」「アルゴリズムはどこに効く?」という形。
LLMの概略で終わらず、内部の計算まで踏み込んでいるのですが。。。うーん、正直ここまでの理解はどれだけの人が必要になるのだろうか?と思ってしまう内容でした。
かなり賛否が分かれそうな印象です
賛否といっても、別に駄目ってわけじゃないのですが、本当にそこまでの内容を理解する必要があるのだろうか?ってのが正直わからないところ。
最近のAIは進化速度が早いので、このあたりを理解したほうが良いものが作れる!ということで理解しようと頑張っている間に、理解しなくても作れるレベルが上がっている気がします。
そうなると、このとっつきにくいあたりに労力をかけるのは本当に良いのだろうか?という気持ちが生まれてしまい、頑張るインセンティブが薄くなってしまうのですよね。
もちろん技術者として抑えておいたほうが良い領域なのだろうとは思うのですが時間も有限なので。
直接自社でそういう開発を行っている部門に所属していればまた考えも違うのだとは思います。
データ分析とSQLエージェント
新連載として「データ分析とSQLエージェント」が始まりました。
今号ではSQL文を生成させる際の課題に関して。なんとなく書いているSQLもこうやって分解して考えると色々考えることがあるな、と思い知らされます。
LLMを使う際には何においてもそうなのですが、どうコンテキストを伝えるのか。
意図をどう言語化するのかに頭を悩ませられます。
このあたりは、ハイコンテキストな言語を使って日常を送っている日本人の課題が大きいようにも感じます。
データ分析の古典的なプロセスとして紹介されていたCRISP-DMというのは、恥ずかしながら知りませんでした。
まぁ、データ分析自体をしっかりと取り組んだことがないのでわからないものなのかもしれませんが。。。
ぐぐったら、G検定の問題にもなっているようですね。
ただ、よくよく見返してみると、何かしら特別なことが書かれているわけではないようにも思えます。
この先、この連載がどのような展開を見せていくのか、楽しみです
その他
今号は第2特集のアルゴリズムでもそうでしたが、数式多めの号でした。マイナンバーカードの暗号化技術も面白いといえば面白いのかもしれないですが、知って何に使えるだろうか?を疑問に思ってしまうと読み進めるのがちょっと辛くなる。
かと言って、簡単なものばかり載せているのだと面白みが減ってしまう。。。と。難しいものだなぁと思ってしまった。
まぁ、そういう感想をいだけただけでもめっけ物なのかもしれないですね



















