HBRの12月号をようやく一通り。
今月号は「P. F. ドラッカー 『真摯さ』とは何か -経営と人生の指針-」特集でした

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2025年12月号 [雑誌]特集「P. F. ドラッカー 『真摯さ』とは何か -経営と人生の指針-」 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
ドラッカーの言葉として、「真摯さ」という言葉はそれなりに認識しているつもりでしたが、元々の言葉である”integrity”という単語の意味。ニュアンスという認識は全く持っていませんでした。
そういう意味では日本語訳に頼るというのはある意味難しいものですね。
Google先生でインテグリティを検索すると下記のようになります
インテグリティとは「誠実さ」「真摯さ」「高潔さ」を意味し、高い倫理観や道徳観に基づいて、自分の信念や原則に忠実に、一貫して行動する様を指します。単なる正直さにとどまらず、不利な状況でも自分の信念を貫くことが本質です。特にビジネスにおいては、経営者や管理職に不可欠な資質とされ、企業全体の信頼性を高める要素と考えられています。
インテグリティの主な意味
- 誠実さ・真摯さ: 正直であるだけでなく、自分の言動に責任を持ち、言葉と行動を一致させること。
- 高潔さ: 自分の信念や原則を、妥協することなく一貫して守り抜くこと。
- 完全性・健全性: 語源のラテン語「integer」が持つ「完全な」「健全な」という意味合いも含まれます。
- 責任: 失敗や困難な状況に直面しても、現実から逃避せず、自分で責任を負おうとする姿勢。
ビジネスにおけるインテグリティ
- 経営者・管理職の資質: 信頼を築く上で不可欠な資質と見なされ、特に管理職や経営者に求められる重要な要素です。
- インテグリティ・マネジメント: 法令遵守だけでなく、より広範な社会的責任や企業倫理を実践する経営手法を指します。
- 企業文化への影響: インテグリティの高い人材を採用・育成することで、組織全体の誠実性を高めることができます。
では、ここで言う「自分の信念や原則に忠実に、一貫して行動する様」で挙げられている”自分の信念や原則”がなにか?と考えてしまうと途端に自信がなくなってしまうものです。。。
ただ、物事を判断するうえで何を重視するのか?何を基準にして良し悪しを決めていくのかということに関してはある程度作ることができるのではないだろうか。
もちろん、IT技術に関して言うと判断基準が変わらなかったとしても、その時その時での最新技術の変化によって判断結果が変わることは多くありそう。
逆に言うと、そういった変化によって生じた前提条件の変化も、基準を明確にすることで一貫性を持った形で受け入れられるのではないかとも思う。
ようは一度判断した内容に対しての一貫性ではないという話なんだろう。
まぁ、判断基準がブレブレになってしまわはないようにだけはしないといけません。
ドラッカー。
一時期、かなり感銘を受けて著作や関連作を色々と手を出したことがあります。
今思うと、ちゃんと身になっているのだろうか?は非常に怪しいところではあるのでこれを機会に読み直してみたいと思います。







