小室さんの6時に帰るチーム術

ワークライフバランス。ここ数年でよく聞く言葉だけど、、、。ベンチャーな企業はどちらかというと”不眠不休(+不給)でがんばれ!!”みたいなノリがあるのでいまいちピンとこない。なぜ、この不況下や経営状態の厳しいベンチャーにワークライフバランスが必要なのか?それよりも本当にそんなことをして会社が持つのか!?ということで、小室淑恵さん著作の「6時に帰るチーム術」を読んだ

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術
小室 淑恵
日本能率協会マネジメント 出版情報事業
売り上げランキング: 1598

私がこの本に興味を持ったのは、実際にベンチャーを立ち上げ、その事業が内容が”ワークライフバランスの提案”を手がけている小室さんの著作だったからである。
本の中で小室さんが取り組まれた様々な”術”が取り上げられているが、私がいいなって思ったのは

  1. ワークとライフ、両方を視野に入れた課題解決シート
  2. カエル会議

課題解決シートと聞くとプレゼン道場でも同じ名称で出てきたシートがあるが、面白かったのは”仕事の課題”だけではなく”仕事以外の課題”も含んでいることだった。個人の面談は私も半年に一度くらい行うように心がけているけど、その内容にどうも納得がいっていない。どう進めたものか?どうすれば”相手の持っている本当の課題が見つかるのか”というのは常に悩みどころでした。確かに、仕事以外の部分を抜きにして仕事だけの課題を出したところでその人のその後は余り変わらないのかもしれない。これを参考に自分なりの課題解決シートを作らないといけないな!
そしてカエル会議。属人的になっている現状をどうすれば解決するのか。どうしたらみんなが気持ちよく成果を出して早く帰ることができるのかを考えないといけない。それには私一人が考えたところで解決はしない。その危機感を共有するためにも始めてみたいと思った。
本の中でも紹介されているが、内閣府が「カエル・ジャパン!」なるものをやっていた

カエル・ジャパン!
http://www8.cao.go.jp/wlb/index.html

いやいやいや、知らないって。こんなことやっていたのか。それにしてもシンポジウムもあるみたいだけど・・・・水曜日の昼って・・・。本当に来させる気があるのだろうか。気にはなったけどさすがにちょっと無理だなぁ。育児休業の体験記も載っている。中小企業やベンチャーにおいても父親の育児休業が一般的になるくらい浸透してくれればいいんだけどな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください