ここ数か月、Web3に関しての話題が様々なところで顕著になってきているように見受けられる。
ちょっと自分の頭の整理もかねて、それぞれの媒体でいわれていることや考えたことを書き連ねてみる
どこかでもう少しかっこよくまとめられるといいのだが。
Web2.0とWeb3
Web3という新しい言葉が出てきたことによって、言葉の定義としてWeb3とは何か?みたいな会話はやはり一番多いように感じる。
半ばバズワード化しているなかで、一番多い話としてはWeb3は非中央主権的なものとしての文脈で語られることが多い。
言わんとしていることは、全然わからないわけではないんだけど、なんだかうすぼんやりとしてしまうな、というのが正直なところだった。
そこでmozaic.fmのエピソードですよ
毎度のことながら、全部聞くと2時間以上かかるのですがすが、面白かった。
詳しくは聞いて欲しいけど、ここでは”技術としての変化”なのか、”社会としての変化”なのか?という視点で語られていて、今のWeb3は社会としての大きな流れの変化に対して、Webという名前を付けてしまったことで混乱しているのではないか?と話されている。
Web3ってなんなのさ?になったときにBlockchainやメタバース、NFT、DAOなどのキーワードが出てきて、それらが密接にかかわってくる。
そして、それらはWebというかネットワーク上に構築されて・・・んんん?結局何をもってWeb3っていうのさ?という風に感じる場面もあったので、なんとなくmozaic.fmで話されていたことは、なるほどなと思った。
語っている人たちが、社会的な変化の話をしている人が多く、技術的変化の話をしている人って少ないんだよね。Web3は。
(Web2.0の頃はもっとAjaxだとか技術的な論調が多かったのに対して)
DAOってどうなのさ
そんな社会的変化、あり方の変化で考えるのであればDAOになる。
これに関しては、元Mixi社長の朝倉さんのVoicyが面白かった
【シリよろ】DAOのリアル:Index Coopの現場レポート
https://voicy.jp/channel/621/265643【シリよろ】続DAOのリアル:Index Coopに見る理想と課題
https://voicy.jp/channel/621/267156
Index Corp というDAOに実際に参加して、報酬を得ている人たちからの現実的なお話がいろいろと聞くことが出来ます。
DAOの話を聞くと、どうしても、本当に人類にそんな組織の形態は成り立たせることが出来るのだろうか?という気がしてしょうがなく、やはり現実問題報酬設計に関しては問題が出ているようです。
でも、言ってしまえばDAOという形が出てきて数年で完全な形が出来上がるなんてことはありえなく、出てきた課題に対してどういう解決策・アプローチができるのか。これから実験がいろいろと繰り返されていくのでしょう。
その結果、DAOがやっぱり駄目だよねってなるかもしれませんし、DAOと既存の組織が入り混じった世界が生まれるのかもしれません。
なんとなくですが、すべてがDAOになるのは難しいのでは?と思ってしまうところです。
むしろAIに支配された世の中になるほうが可能性としては高いかも?
DefiやWeb3を取り巻く経済
同じく朝倉さんのVoicyですが、ゲストとして尾原和啓さんが登場し、Web3関連の話をしている4回目のエピソードです
偽名経済やクリエイターエコノミーに関しては、確かイケハヤさんも話されていました。クリエイターエコノミーに関しては正直、そこまで私は関わり合いは今のところ薄いですが、仮想通貨取引などをしていると偽名経済に関しては面白いと思う反面怖さも感じなくもないですね。
ちょっとここの部分に関しては、正直しっかりと考えがまとまっていなかったりします。
いや、どれもまとまっているわけじゃないですが。
技術的なお話
さて、社会的な変化のお話が多いWeb3ですが技術視点で話をするのであれば、BlockchainやSolidity。また、web3.jsなどでどういったアプリが作れるのか。。。みたいな話になるのかなぁ?
メタバース分野で話をするのであれば、UnityやvoxelでNFTを作るだとかあれこれあるのでしょうけれど、、、正直絵心がなさ過ぎて、The Sandbox が提供している VoxEdit を少し触ってみましたがまともに進められませんでした。
これは、会社のクリエイター陣に少し触らせてみたいところですが、なかなか誘いづらさがなくはない。うむぅ
まぁ、今日はこの辺りまで。
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