PowerShellとか

TechEd3日目終わりました。残すところあと1日ですね。

SystemCenterの新しいバージョンとか、軽量言語に対する取り組みを見ていて、PowerShellがやはりチラホラと目に付くようになってきた。PowerShellといえば、私もRSSで読んでいる「PowerShell from Japan!(http://powershell.hiros-dot.net/)」やそこに参加している方々を見ていて、触発されて一度は取り掛かったものの認証局の設定をどうやら誤ってしまったらしく、会社のPCでうまくスクリプトを使うことができなくて挫折してしまったという苦い思い出しかない。

しかし、Hyper-VやSystemCenterをあれこれといじろうとするのであれば、どうやらやはり覚えておいたほうがよさそうな気もする。何だかあちこちで「便利だ!」って声がしているし。正直、どういうことに使うのが一番便利なんだろうか。あれこれできるのはわかるんだけど、C++やC#で書いてもいいと思ってしまっている分、真価を発揮する場所がよく分からない。

そもそも、PowerShellにいたったのはなぜだろうか。元々Windowsが持っているコマンドプロンプトにしての機能強化という方向性ではなくて、同時に存在するものとしてのPowerShell。なぜ機能強化ではなくそちらの道を選んだのだろうか。IIS7を管理するにしてもコマンドプロンプトでAppCmd.exeを使って構成を組むこともできる。同じことはもちろんPowerShellを使ってもできる。2つの手法を提供しているわけだ。変な混乱を引き起こすだけではないだろうか。

本日のセッションでもあったが、PowerShellだけでなくMicrosoftはRubyに対するIronRuby。Phythonに対するIronPhythonも作り出している。DLRを同列に考えてしまうと話がおかしくなるかもしれないけど、今後のMicrosoftは何をしていこうと考えているのだろう。

何にしても、趣味や自身の作業効率化に使う分には問題ないが、会社内のツールとして使っていく場合はそれを保守していく人を育てていかないといけない。そういう意味で考えると選ぶのは慎重にしていかないといけないと思っている。もちろん、こういったものの多くの使い道は(私の場合)自身の作業効率化なわけだから問題はないんだけど。たぶん。

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