Team Geek を読んだ

先日購入したTeam Geekを読んだ。

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
Brian W. Fitzpatrick Ben Collins-Sussman
オライリージャパン
売り上げランキング: 3,249

比較的厚みもなく、気軽に読み終えることが出来る分量。
全編にわたって

  • 謙虚 ( Humility )
  • 尊敬 ( Respect )
  • 信頼 ( Trust )

のHRTがひたすら連呼されて最終的にはお腹いっぱいになる。

いや、そういうと凄い嫌な、面白くない本のように思われるかもしれないけど、
大事なことだとは思っている。
ただ、実際の所書かれていることを実践していくのは結構たいへんではある。

もちろん、HRTが開発者だけに必要な話かというと別にそんなわけはなく、広く一般的に。
それこそ、社会人として必要な心構えなんだろう。
プログラムというものを相手にしている開発者はそれが著しく欠けている可能性があるかもしれないだけで。

この手の本は、やっぱりみんな悩むのか幾つかあって、
以前読んだ「ソフトウェアの世界でキャリアを築く」と似たようなテーマに最終的には思える

ソフトウェアの世界でキャリアを築く Making it Big in Software
サム ライトストーン
オーム社
売り上げランキング: 291,288

こちらはTeam Geekとは異なりずっしりと厚みのある本だった。
行き着く先は、自分が望ましいと思える組織を組み立てられるポジションを目指すことになるわけだ。

とかく人の世は行き辛い

ARを使った塗り絵遊び

TechCrunchで紹介されていたcolARを早速試してみた。

詳しくは、下の動画でもよくわかる。

これはちょっと、大人がまず驚いて遊んでしまいそうだ。
子供はというと、一瞬何が起きているのかさっぱりわからなかった見たいだが、
すぐにおもちゃと認識して遊び始めることが出来た。

まだ、我が家の子供は一番上でも4歳。
お世辞にも上手に塗り絵をすることは出来ていないが、少しは楽しめたよう。
おもちゃの人形を紙の上において、映像とミックスさせて遊ぶことも出来る。
ううむ、こうやって身近に来ると、技術って進歩しているんだなぁとしみじみ思った。

ただ、長くは持たなかった。

幾つか、思いついた理由を考えてみた

  • 動作パターンが限られている
  • 塗り絵をカメラ内に収めないと行けないので、せっかく3Dになっていてもうまく全体を見ることが難しい。少なくとも子供には
  • 技術的には面白くも、子供にはテレビの方が面白いようだ
  • iPadを常に持っていないと行けないので(特に子供には)すぐ疲れてしまう

まだ年齢が低すぎるので、自分が色を塗ったものが動くと言うことが凄いという認識がないのか、
時々思い出したように「飛行機見る〜」と言って見ることもあるが、長くは続かない。

せめて、もう少し塗り絵をカメラから外しても出てきた映像が維持されれば、
物語や遊びの範囲が広がりそうなものなのだが。

とはいえ、遊んでみることがお勧め。
今ある塗り絵に関しては、7月28日までは無料で購入することが出来ます。
塗り絵は今後、少しずつ増えていって、それらが有料という形になるのかな?

塗り絵自体はプリンタで普通に印刷すればいいだけなので、値段によっては考えてしまいそうです。
ちょっと楽しみ。主に大人が。

colAR Mix – 3D coloring book App App

カテゴリ: エンターテインメント

価格: 無料

トラブルの調査は楽しいか

ここ数日、お客様先で発生したトラブルの調査やらなんやらにかなりの時間を費やしています。

IISのログやOracleのログを追いかけてみたり、関係各所に調査を打診したり
カウンタの値を見ながら原因を推察したり。

何となく原因説明のストーリーは立てられなくもないけど、それを裏付けるには
トラブル発生時の状況を示すための資料が足りない。
足りていない部分をあれこれと推察しながら資料を作っていくことになります。

不謹慎ながら、こういう技術系の調査や原因の究明に頭を使うのって楽しいんですよね。
それは多分、原因を調べていく過程で、これまで把握していなかった知見を得ることが出来たり、
推測をデータで裏付けていくことが出来た時にすっきりするからなのかもしれません。

でも、ぶっちゃけてしまうとどれだけ考えても明確な裏付けを持たせることが難しい場合もあるし、
こうやって考えたりしている時間は短ければ短いほどいい。

なぜならば、こういうことに時間をかけていても、その時間で価値を生み出している訳ではないから。
本来は、もっと価値を生み出すことに時間を費やし、そこに楽しさを見いださなければ行けない。
そこが中途半端だったりするから楽しく感じてしまうのかもしれないな。

と言う訳で、障害からの復旧をいかに手をかけずに効率よく行えるのかをもう少し真剣に考えてみることにする。
え?障害が起きないように頑張れ?

そんな夢、見てらんないよ

テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発

表題の本を読んだ

テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発
ジェームズ・ウィテカー ジェーソン・アーボン ジェフ・キャローロ
日経BP社
売り上げランキング: 1,971

本書は、Googleにおけるテストの考え方やテストの実践を通して、Googleにおけるソフトウェア開発や思想を紹介しているのであって、テストの仕方を学ぶものではない。

もちろん、Googleという巨大企業がどういうテスト体制というか、ソフトウェア開発体制をしいているのかということは知ることが出来る。
そこから展開できることも多くあるのだが、考え方は参考になってもやり方はまねできるものは少ない印象を受けた。

私は開発の現場を多く知っている訳ではないので、知っている世界と言うものはたいへん狭い。
なので、どういう開発体制が一般的なのか?ということに関して語る言葉を持たない。

しかし、開発の現場によってどういうメンバーがいるのかと言うのは大きく変わっていくんだと思う。
テスターと呼ばれる専門メンバーを用意できる体制もあれば、仕様検討と設計、コーディングが完全に別れている体制もある。

何がベストかは結局の所何を開発するのかにもよるだろうし、ベストと思われる方法があったとしても、会社の経済的な理由やリソースが足りないこともよくある話だ。

結局の所、その場その場で考えて動くしか無いという結論になってしまうのかもしれない。
ただ、だからこそ、こういった様々な事例をインプットしておくのは必要なことだと思う。
実践できるかどうかは別として、中々面白く読むことが出来た。
思わずGoogleに入りたくなるくらいだ(門前払いが確定しているが)

テスターという位置づけを確保することは、ちと難しいかもしれないが、
それでも持ち回りでそういうことを意識する役割を設けてみるのも面白いかもしれない。
なんて思った。

JINS PC メタルスクエア

これまで、職場では基本的にJINS PCをかけていて、家ではそれほど多くの時間をPCの前にいないので裸眼でした。
週末だけ、家にもってかえって着用するような形です。

それはそれで何とかなっているのですが、最近、少しずつ家でのPCに向き合う時間が馬鹿にならない気がしていてもう一つ欲しいと思っていました。
と言う訳で、少しお出かけした際に購入。

写真の奥においてあるのが今までのもの。
今回買ったのは、手前の「メタルスクエア」というタイプ。
見てわかるように、これまでのものよりフレームが細いです。

私のように、元々メガネをかけていない人間にはメガネをかける事自体が少しストレスです。
なので、少しでも軽くてフレームが気にならないタイプの方がいいのではないかな?と思った次第です。

1週間ほど会社で着用してみましたが、正直どれほど効果があるかは思っていた以上にわかりませんでした。
自分でも思っていた以上にメガネに慣れてしまっていたのかもしれません。

それよりも困ったのはメガネケース。
以前購入した際は、プラスチックのケースが付属されていたのですが、今は布で出来たソフトケースだけのようです。
これは持ち運びにはとても怖くて使えません。

と言う訳で、以前購入した際についていたケースを会社用に。
家で使う用にソフトケースを、と言う形で入れ替えて使うことにしました。

体感することの無いJINS PCの効果ですが、体感してからでは遅いってのもあるとは思うので、暫くはつき合ってみようと思っています。

Yoleo Reader をGoogle Reader からの乗り換えでお試し

Google Reader がもうすぐ利用停止されますね。
代替先としては、私も以前利用していた Livedoor Reader を始め、
色々と思案されている方も多いのではないでしょうか。

私はというと、今は Yoleo Reader というRSSリーダーを利用しています

Yoleo Reader
http://yoleoreader.com/

機能は決して高機能とは言えないけれど、見た目がシンプルなのと、
必要最低限なショートカットーキーが備わっているのでそれでも十分かな、と。

少し表示される内容が、Newとして表示して欲しい内容をすべて出してくれない時があるのですが、キーボードでさくさくと内容を確認しながら進むことが出来るので結構気に入っています。

Google Reader ではどういう使い方をしてきたかというと、適当にそれなりの数のフィードを登録しておき、タイトルを見ながら読むものをRSSリーダー上でではなく、直接サイトを表示させて閲覧していました。
完全に、更新チェッカーですね。

そのため、それほど読まないフィードがあっても気にせずに放置していました。
最たるものとしては、英語圏の情報でしょうか。
特に「Mashable」は、英語の勉強になるかな〜程度に登録しておきながら、ほとんど見ずにいた状態。

今回、Yoleo Reader へ移行するにあたってGoogle Reader のフィードをそのままインポートも出来たのですが、手作業でもう一度振るいにかけました。
おかげで、全部をパラパラめくるような見方をしても対応が出来る範囲。
いい感じです

唯一の難点は、折角フィードをキーボードでさくさくと移動できるのに、
実際の記事を見ようとサイトを表示した場合にはどうしてもマウスが必要になる
サイトがあることです。
(特にZDNetのような広告を最初に表示する場所は切ってしまいたくなる)

キリスト教とは何か

「キリスト教とは何か。」を読んだ

ペンブックス15 キリスト教とは何か。I 西洋美術で読み解く、聖書の世界 (Pen BOOKS)
阪急コミュニケーションズ
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時々、柄にもなく美術館に足を運びます。
画家にもよりますが、題材として宗教。とりわけキリスト教を題材とした作品がそれなりの数あります。

私は宗教にはとんと興味がなかったので、絵としての良さと言うものはわかるものはわかるんですが、場面の意味がさっぱりわかりません。
どういう場面をどういう意図を込めて描いたのか。
これは、結構絵を楽しむ上でも大事なポイントだと思うんですよね。

本書は、キリスト教の素晴らしさを伝えるものではなく、宗教画を通してキリスト教の考え方や、当時の時代背景を解説しています。

識字率の低い時代、絵がどういう役割を担っていたのか。
キリスト教で語られる聖書の物語はどういう時代背景のもとで作られたのか。

困った時、不条理な目にあった時に、絶対的な存在を作り出すことで「説明機能」の役割をした宗教などの話は、なかなか読んでいて面白く感じました。

お勧め。

無農薬だとか有機栽培だとか

梅雨と言うことでなかなか畑の手入れをすることが出来ていません。
そのせいもあって、雑草が伸びてしまい少し見るも無惨な状態。

さらに、湿気から病気にかかる苗も出てきている模様。
毎年のことながら、自然を相手にしている以上中々うまくいくものではありません。

有機栽培にこだわっていたり、無農薬にこだわってやっていたりする人もいます。
私は、農薬はそれほど使ってはいませんが化成肥料はそれなりに利用しています。
また、使ってないからと言っても、別に使うことを嫌っている訳ではありません。
規模がそれほど大きくないので、なんとかやっていけるかな?という程度の考え。

虫がわいたらエイヤーとやっつけて、子供に収穫を手伝わせながら
土をいじって遊ばせることが出来れば、売り物にならないようなサイズでもまぁいいかな、と。

 

最近、無農薬栽培でのリンゴ農園の映画が公開されていて、頻繁に電車でもCMを見ます。
物語としては感動するものなのかもしれないけど、それを何も考えずに賛賞するのもどうなんだろう。
当時と今とでは農薬の規制は大きく異なるし、農園の規模を大きくしても虫に食われないだなんて。
そんな状態がエコだとでも言うんだろうか?

誰だって奇麗な形した安い野菜を求める割に、一方ではこういうものを要求してくる。
とりあえず、もう少し自分の手を土で汚してみたらどうだろう。

Yコンビネーター

気になっていた本、「Yコンビネーター」を読み終えた

Yコンビネーター   シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール
ランダル・ストロス
日経BP社
売り上げランキング: 448

スタートアップを支援するYコンビネーターの存在は、TechCrunch等を見ているとチラホラ出てくるので知ってはいました。
知ってはいるものの、詳しくはもちろん知らない。

シリコンバレーで起きていることや、スタートアップがYコンビネーターでどういうアドバイスをもらいながら成長して行くのか。

本書はYコンビネーターで繰り広げられたノンフィクションのドラマ。
私自身、スタートアップの立場に立ったことがある訳でも現在立つ予定がある訳でもないけれど、
それでもその考え方や姿勢と言うのは少し勉強になる。

こういう、起業系の本と言うのはいつ読んでも身につまされることが多い。
起業するかしないかに関わらず、大事なことが書いてあると考えている。

期日までに仕事ができないと上司に「おい、遅れているぞ」と叱られる。そのままいつまでも仕事が終わらなければ最後にはクビにされるかもしれない。しかしわれわれはきみたちをクビにはしない。しかし市場がきみ達をクビにする。(p.68)

耳が痛い言葉だ。

痛いよママン

Surface Pro

日本でのSurface Pro発売のアナウンス。
ついに出ましたね。
しかも、Officeも付いてくる。

値段がやはり10万となると、どうしても二の足を踏んでしまいますが、
出来の良さ以上に持ってみたいという好奇心がうずきます。

しかし、Proはタブレットとしても使えるPCという位置づけ。
利用想定としてはノートPCに近いものになるとすると、私が日常で使うとなると
幾つか考え込んでしまいます。

  • 通勤で使うとすると、ノートPCのように膝に置いてキーボードを叩くような使い方はカバー型のキーボードでは難しいのでは?
  • ネットに繋げるには、別途ポケットWifiなりを契約する必要がある。テザリングしたい。。。。
  • ネットに繋がらないとすると、よさが半減してしまわないだろうか?
  • バッテリーの持ちが4時間と表記されているから、実際にはもう少し短いのでは

ううむ。

ネットに関しては、まぁiPhoneも持っているので単体で見ればそちらで何とかなると言えば何とかなりますが、連携の獲れていないデバイス間を行き来することになるので面倒。

SurfaceにはUSB付いているから繋げて情報のやり取りが出来るかな?

もうちょっと色々と調べてみる必要がありそうですね