Gensparkを試す

生成AI自体を触っている頻度は段々と上がってきている毎日ですが、まだDeep Researchのような、重厚な調査タスクを行うエージェントは試したことがありません。

OpenAIだとProプラン、つまり月額200ドル必要なんですよね、、、

なにかいい方法はないかな?と調べてみたら、Gensparkという、現時点ではベータ版が提供されているサービスがあり、Deep Researchも限定的ではあるものの利用が可能なようです

通常の検索

先日の焼き肉屋さんの業界動向も、実はGensparkで聞いてみたのでした

検索結果は、なんとなくPerplexityに似ている気がします。
複数のソースから検索結果がまとめられ、それぞれ言及している事柄に対してのソースを確認することが出来ます。

そして、生成した結果にはなぜか毎回マインドマップがついてきます。

マインドマップがあることで、AIのマインド(?)がわかるかな?
何度か試してみましたが、そこまで複雑なマインドマップが出るようなことはなかったです。これは検索したキーワードによるところでしょう。

エージェントの組み合わせを試す

検索結果がお気に召さない、そのときに「エージェントの組み合わせを試す」ボタンがあり、これを押すと、各AIそれぞれが導き出した問いに対する回答を確認することが出来ます。

Sparkpage

もう一つ特徴的なのが、Sparkpageというページを生成します。検索結果自体が複数のエージェントやソースからの検索家かをまとめているわけですが、このSparkpageはリアルタイムにカスタムページを作成します。

検索結果に上記のようにSparkpageがついているのですが、これを選択すると

一つのまとまったページとして各情報ソースから抽出してきた情報をグラフなどを交えながら組み合わせて表示してくれます。
なんというか、レポートが出来上がった感覚であります。

招待リンク

これらの検索は現在Gensparkがベータ版ということもあり、無制限に使える状態なのが今です。Perplexityと異なり、スマホアプリがないのが悔やまれます。

一方で、Deep Researchや画像生成などは無料ユーザには制限(おそらく1日1回?)がかかっています。
OpenRouterと同様にこういった複数のAIプロバイダーにまたがって提供されているサービスに課金するのか、それとも個別に課金するのか。悩ましいところです。

ただ、Gensparkでは招待リンクの仕組みが用意されています。

https://www.genspark.ai/invite?invite_code=NzA4OGE2MTlMMjRlNkw4NzA0TDc0YWFMNTAwZmY0NjA4OGE1

この招待リンクから会員登録をして電話番号認証を行うことで、有料プランが一ヶ月無料になります。気が向いたら登録してもらえると嬉しいです。

いやー、生成AI、面白いですね

肉の日で肉食ってきた

昨日は、2月9日で肉の日。
ということで久しぶりに家族で焼き肉食べてきました。

行ったのは焼肉きんぐ

きんぐコースでひたすらに肉を食ったあとでデザートとして石焼きキムチビビンバを食べてきました。
きんぐカルビが好きですが、炙りすき焼きカルビが家族的には好きなのでひたすら焼き続けた感じです

焼肉屋、賑わいすぎ

我が家の近く・・・と言ってもそこまで近くではないですが、焼肉屋があちこちにあります。そしてどこも非常に混んでいます。
どんだけ焼き肉好きな人が多いんだと。

【2024年版】焼肉チェーンの店舗数ランキング
https://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-yakiniku2024

これを見てみると、焼肉チェーン店の数としては少し減少気味。
ただ、焼肉きんぐは増減率がプラスに振れていて勢いを感じます。

増減率が一番大きい牛角食べ放題は、ないわけではないのですが我が家からは少し遠いんですよね。
でも、気にはなるところです。
店舗数だけで見ると、牛角が圧倒的なんだな。

とはいえ、食肉価格の高騰もあって、全体的な見通しは厳しいように見えますね。

焼肉きんぐを展開している物語コーポレーションの決算説明資料(https://www.monogatari.co.jp/ir/library/lib03/)を見ると100円ほど値上げしていたんですね

こうしてみると、物語コーポレーションは色々やっているな~。
そして、本社が豊橋にあるんですね。。。全く知りませんでした。

今回、あまり気にしていなかった焼き肉屋周りに関して、少し調べてみましたが、外食産業はなかなか厳しいっすな。。。

今年の菜園計画を考える

2月に入り、いい加減に雑草だらけの家庭菜園を今年もなんとかしないとな、と重い腰を揚げて雑草取りをスタートさせています。

イネ科の雑草だと思うのですが、地上部は枯れていても地中に根が張り巡らされていて非常に厄介です。
そして、少しでも残っているとグングンと成長して増えていきます。
何度となく頑張って掘り起こして入るものの、根絶やしにできていません。

一番の手は、ちゃんと耕し続けることなのですが、毎年どうしても仕事が忙しくなったりで手を抜いてしまい、手がつけられなくなってしまうんですよね。
たまには頑張りたいところです。

何を植えると良いかを聞いてみた

毎年、何かしら面白い野菜を植えられないかを考えていて、昨年は白茄子と紫とうもろこしにチャレンジしました。

白茄子は収穫時期を見誤り固く。
紫とうもろこしはあまり太く育てることが出来ずに両方とも微妙な結果に終わってしまいました。

さて、今年は何をしようかと考えていたのですが、一旦AIに聞いてみました。
今回はperplexityさん

おすすめ野菜と面積配分

  1. 簡単で収穫が楽しい野菜(20坪)
    • ミニトマト(5坪):初心者向けで収穫が楽しい13
    • きゅうり(5坪):支柱を使えば育てやすく、子供も喜ぶ13
    • 枝豆(5坪):病気に強く手間が少ない1
    • ジャガイモ(5坪):掘り起こしがイベント感あり2
  2. 珍しい野菜(10坪)
    • 白ナス「揚げてトルコ」(3坪):珍しい品種で料理も楽しい1
    • コリンキー(3坪):皮ごと食べられるカボチャ1
    • 白キュウリ「ホワイティ25」(2坪):見た目がユニークで人気1
    • 金時草(2坪):栄養価が高く育てやすい1
  3. 季節感を楽しむ野菜(10坪)
    • ナス・ピーマン(各5坪):夏野菜の定番で長期間収穫可能13
  4. グリーンカーテン用(5坪)
    • ゴーヤ:暑さ対策にもなり、実も楽しめる1

なるほどなるほどー。
白きゅうりというのは聞いたことがありませんでした。
なかなかすごい見た目ですね

ホワイティ25
https://www.yamatonoen.co.jp/product/fruit-vegetable/cucumber/Y0057

コリンキーなんかも面白そう。
ただ、ゴーヤは私が苦手なので却下です。

いずれにしても、雑草をなんとかしないと始まらないので頑張って土を掘り起こして雑草の根を引きずり出す労働に勤しんでいます。

まずは最初に訪れるじゃがいもの場所を確保しなければ!!
腰が痛いよ。

最近のAudibleの聞き方

以前は◯ヶ月無料!みたいなタイミングで加入していたAudibleですが、なんだかんだで1年以上継続しています。

月額で言うと1,500円なのでビジネス書を毎月買っている感覚。
そう考えると、毎月2~3冊以上聞くことができればだいたいもとは取れているかな?という感覚になります。

普段買わない本を聴く

元を取れているだろうか?とか考えるとちょっと微妙なのですが、「まぁ、買わないよね」という本を聴くこともよくあります。

ぶっちゃけ、そこまで読みたい本だらけではないですし、なんとなくジャケ買い的にタイトルだけで選んでいる感じですね。

あまり真面目な本ばかりを聞いていると疲れているときには辛いものですし、何も考えずに聞くことができるラノベなんかも時々聞いていたりします。

あと、怪しい本ですね。
なんというか、スピリチュアルなメッセージを感じる本も聞いてたりします。
やたら科学的な感じで話し始めるものの、結局のところは神秘的なメッセージみたいな落ち着き方をされると、思わず吹き出してしまいそうになります。

本で購入してしまうと、きっと読むのは苦痛でしょう。
もちろん、最後まで読むとはとても思えませんが。。。

長い小説

ラノベもそうなのですが、小説はジャンルとしては私は買うことはあっても最後まで読むことがなかなかないです。
なんというか、途中で読むこと自体に飽きてしまうというか、続けられなくなってしまうんですよね。

三体も1巻は読んだのですが、2巻は買ったものの序盤で止まってしまいました。プロジェクト・ヘイル・メアリーもですね。。

三体

同じように、ピエタも買ったものの読んでいなかったものをAudibleで聞くことで最後まで持つことが出来ました。

「本を読む」という行為は、どうしても視覚を奪われてしまいますし、その間は基本的にじっとしていることになります。
長大な小説を読むとなると、そこまで読書スピードが早いわけでもない私にはすごい時間がかかってしまいます。

一方、Audibleであればランニング中や通勤の時間にながら聞きすることが出来ます。
三体のように、ウンチクの非常に多いものがあっているのか?と言われると悩ましいところですが、なんとなくのストーリーを理解して楽しむという意味では十分なのかと。

そういう意味では非常に楽しめている分野です

聞いてから買う

Audibleのいいところは先に書いた通り、気軽に聞くことが出来てながら聞きすることができる点だと思っています。
それだけに、いい本と出会ったときにはもどかしさを感じます。

本であれば、ポイントをマークしたり気になったところに戻ってみたりと本の中を移動することが容易ですが、Audibleはそうは行きません。

また、Audible自体を解約してしまうとダウンロード済みのもの以外は聞くことは出来ませんし、聴き放題の対象から外れてしまうようなことがあると、サブスクを続けていても聞くことができなくなる危険性があります。

そのあたりから、ちゃんと読みたいな、と思う本はその後に買うことにしています。
これであれば、後輩に進めることも出来ますし、自分で「そういえばあの本に書いてあった内容をもう一度みたいな」と思った際に手に取ることが出来ます。

二度聞く

実用書などはながら聞きしているとちゃんと頭に入っては来ないです。
ながら聞きなので、メモもなかなか取れていません。

そういう事もあって、私は最近ではちゃんと理解しないとな、と思う本は二回は聞くようにしています。
若干、次に読みたい本があまりないという消極的な理由もあったりしますが、何回か聞くことで頭の中に少しずつでも定着させることができるのでは、と。

特に、一度全体像をなんとなく聞いたあとでの2回目は、1回目で取りこぼした内容に気がつくこともよくあります。

通常の読書でも、一度読むだけでなく何度も読むという読書法もありますし、重要なことは何度でも繰り返して言うという重要性もよく聞かれます。
そういう意味では、ながら聞きができるAudibleを活用して何度も反芻するというのはいいやり方なのではと思っています。

サブスクを継続しているのは半分は惰性ではあるけれど、せっかくなので聞かなければ!という貧乏根性から巡り合う本もあるわけで、なかなかAudibleというサービスは気に入っています。

こんな機能があれば

Kindkle本にはHighlight機能があり、あとから見返すのに役立っていますが、Audibleにはクリップとメモ機能位しかありません。
何かしらアクションを起こした際に、その直前の一節をハイライトとして文字起こし、保存することができれば、現状のKindle Highlightと同様の使い方が出来ていいのですが・・・。

文字情報ではなく音声情報のプラットフォームでテキストが残るというのは本末転倒ですかねぇ。。

OpenRouterに登録した

随分と前からClineをはじめとするコーディングエージェントに興味はあったのだが、どうにも手がつかない。

このあたりの知識や経験は、早晩必要になるかあまりにもパラダイムが変わりすぎて使い物にならなくなるかという振れ幅の大きいものではあるが、触った事で損するということはないはず。
だがしかし、手がつかない。

Nikeのように「Just do it」と触ってしまえばいいだけじゃないかと言われればそれまでなのだが、”興味はある”と言いながらここまで触らないのも珍しいな、といい加減重い腰を上げた。

OpenRouterってなんだ

公式サイト
https://openrouter.ai/

VSCodeにRoo Code拡張をインストールすると、API Keyを入れることになるのだが選択肢のデフォルトはOpenRouterとなっている。
OpenRouterという生成AIは聞いたことがないぞ?と思い調べてみると、単一のAPIKeyで複数のモデルを使い分けしてくれるようなサービスのようだ。

生成AIにはそれぞれ得手不得手があるので、複数に課金するよりも確かにOpenRouterに課金することで効率が良さそうである。

アカウント作成

まずはSingUpということで公式でアカウントを作る必要がある。

SingUpでMetaMaskの選択肢が出てくるのは初めて見る。
ということは、仮想通貨での支払いができるということなのだろう。これまた珍しいものだ。

あえてMetaMaskで進めてもいいのだが、大人しくGoogleアカウントと紐づけることにする。

$支払いとなるので、カードかAmazonPayかな?
私はUSAmazonのアカウント持っているのですんなり行ったけれど、もしかしたら通常は難しいのかもしれない。

クレジットの追加は$5からとなる。
Deepseekが最小が$2だったことを考えると、Deepseek限定で使うのであればやはりDeepseekに課金するというのが一番なのだろう。

まぁ、ここは勉強代とする

API Key自体はCreditを追加していなくても作ることはできる。
ただし、Roo CodeなどでAPIを呼び出す際に

Creditが足らんと怒られてしまうので注意が必要。

VSCodeに Roo Codeも入れたことだし、あとは色々と動かしてみることかな。

余談

今回はOpenRouterを使ったのだけれど、せっかく複数のモデルにアクセスできるのであればコード生成以外にも使いたくなる。

Roo CodeでOpenRouterを使うチャットを作ってしまうというなんともシュールなことをしてもらいいのだけれど、、、と思っていたらよく見たらOpenRouter自体にその選択肢が用意されていた

これで、OpenAI系やその他のモデルも試して遊ぶことができるのでは。
楽しみである

プルーンを食べるとおならが出ます

職場で仕事をしているときにおやつを食べる人はそれなりにいると思うのですが、スナック菓子を食べてしまうとどうしてもカロリーが気になってしまいます。
美味しいんだけどね

色々と試して入るのですが、種無しプルーンを多少健康を気遣って食べています。
なんとなく体に良さそう!

ただ、、私の体質なのかナンなのかよくわからないのですが、プルーンを食べているとやたらおならが出るんですよね。
いや、本当に。

ChatGPTに聞いてみた

1. 食物繊維が豊富

プルーンには不溶性食物繊維水溶性食物繊維の両方が含まれています。特に水溶性食物繊維は腸内で発酵しやすく、腸内細菌が分解する過程でガスを発生させます。

2. ソルビトール(糖アルコール)が含まれている

プルーンにはソルビトールという糖アルコールが多く含まれており、これが腸内で消化・吸収されにくく、腸内細菌によって発酵されることでガスを発生させます。また、ソルビトールは水分を引き寄せる作用があり、腸の動きを活発にするため、おならや便意を促進することもあります。

3. 腸内細菌の働きが活発になる

プルーンを食べると腸内の善玉菌が増えやすくなりますが、その際にガスが発生しやすくなります。特に普段食物繊維が少ない食生活をしている場合、急にプルーンを摂ると腸内細菌が活発になりすぎてガスが増えることがあります

ふーむ、悪いことは言っていない。
ただ、適切な量としては1日2~5粒くらいが目安ということなので、イライラしながら食べていれば一気にオーバーだ。
また糖分が多いとあるので、ちょっと気をつける必要がありそうだ。

こう、食べ物を気にし始めてしまうのはしょうがないとはいえ、歳を取ってしまったなぁとしみじみ思ってしまう
そんなこと考えずにバクバク食べていた頃が懐かしい(つい最近までそうしていたために気にしなくてはいけなくなったんだけど)

理想のヒモ生活(22)

理想のヒモ生活の22巻が発売されました

理想のヒモ生活(22) 

ウップサーラ王国へ到着してからの話。
なんというか、いつもの感じではある。

理想のヒモ生活ももう22巻かー。としみじみ思う巻数になってきました。
購入は続けているものの、最近では何度も読み返すような漫画ではなくなってきているのも事実。ComicWalkerでいいような気もしてきている。

ゼンジロウがもともとブラック企業で働く冴えないサラリーマン設定だったはずなのだが、この才覚と言うかなんというか。
現代人が現代知識で無双する場面はわからなくもないけれど、頭の回転や胆力がものを言う場面が多すぎて、

あれ?もともとできるやつなんだっけ?

と思ってしまう。異世界あるあるといえばあるあるで、自分も異世界に行けば・・・!!みたいな願望からすると、異世界行ってもやっぱりだめでした!というのは受け入れたくないことなのだろうと、しみじみ思った。

今月はシャングリラフロンティアも新刊が出るのでもう少し頑張れる。。はず

ラダートレーニング

先日のNike Ginzaで行われたNRC LIVEで練習メニューにあった、ラダートレーニング。
せっかくなので、ラダーを購入して取り組んでみることにしました

トレーニングラダー ラダー

少し前に家に届いてはいたものの、

これ、どこでやるんだ?

って感じで放置していました。。。
道路に置いて取り組むのがいいのかもしれませんが、車が来たときに避けることが直ぐにできるか?とか考えたら難しく、広い公園でもあればいいのでしょうけれど。。。

というわけで、庭でやることに

芝の上に置いてみたのですが、写真で見るとなんとも言えない感じに。。。
よれよれなのがまた哀愁を漂わせています。

購入時にラダーの使い方、トレーニングメニューが書いてあったのですが一旦それは置いておいて、NRC LIVEでやった内容を今日は復習していました。
メニュー上では下記のものです

  • クイックラン(2ステップ)
  • ラテラルラン
  • 開閉ジャンプ
  • シャッフル

ラダートレーニングの効用

調べてみると、非常に多くのラダーを使ったメニューが有ることに驚きます。
パット見で、どんな風に足を動かせばいいのか、迷うような複雑なものも結構あります。

マラソンは”走る”スポーツですが、”足をしっかりコントロールする”という事も、突き詰めれば大事ということなのでしょう。

どれだけ細かく足をコントロールすることができるか。複雑な動きを自分でコントロールして素早く行うことができれば、それに伴う敏捷性や筋力もついていく・・・のかな?

何より、ちょっと楽しい感じがします。

単純に”走る”だけでなく、こういった練習を取り入れることで、敏捷性が鍛えられ、結果として突発的なアクシデントや怪我から自分を守ってくれることになりそうな予感があります。

これ、いいかもしれないぞ。

いつやるのか

走行練習の前後に取り入れると良いとあるけれど、走ったあとにこれをやるのはしんどいと思うのでウォームアップがてらやることができればいいんだけどな。

平日の朝は、子どもを保育園に送っていってから走るので時間的に厳しそう。
走行練習が終わったあとでも、体をコントロールする練習として取り入れる形かもしれない。

早速明日、やってみよう。
少しずつ動きのバリエーションを増やしていくことができればと思う。

「問の編集力」を読んだ

安藤昭子著「問の編集力」を読んだ

問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する

”問う”ということはどういうことなのか。
物事を探求しようとしたときに、一番最初に現れるべき”問い”というものに対して。解決方法ではなく、”問い”そのものに対してフォーカスして書かれている本だと認識しています。

つまり、解決策を導き出すようなハウツー本ではなく、どちらかと言うと哲学的な印象を受けました。

私たちは日々生活しているわけですが、その普段の中で当たり前としているものにもいたるところに”問う”事のできる事柄がある。
読書にしても、その読書行為は本当に「読む」という能動的な行為になっているのか。安藤昭子氏の「問の編集力」は、そんな私たちの行為そのものに一石を投じる一冊です。

「問い」を育む土壌としての好奇心

著者が強調するのは、子どもたちが持つような純粋な好奇心の大切さです。日常の中の「当たり前」に疑問を投げかけ、そこに潜む驚きを見出す能力。この感性こそが、「問い」を生み出す源泉となります。

私にも、1歳になる娘がいますが本当にいろいろなものに興味を持ちます。
そしていたずらします。
しかし、大人から見ればいたずらでも当の本人としては真剣そのもの。彼女を突き動かす好奇心は、やはりおとなになるに連れ身につけてしまった”当たり前”によってわからなくなってしまっている。
随分とつまらないおとなになってしまったなぁと、今更ながらに思ってしまうわけです。

ネガティブフィードバックの意義

問いとは何なのか。
本書で出てくる一つの答えは、立ち止まり考えることなのかと思っています。

現代社会では常に「前に進む」ことが求められがちですが、本書は敢えて立ち止まり、現状に問いを投げかける「ネガティブフィードバック」の重要性を説いています。この視点は、私たちの思考や学びのあり方に新たな示唆を与えてくれます。

まとめ:問いの力が開く新しい世界

本書は、単なる読書術や思考法の本ではありません。それは、私たちの中に眠る「問う力」を呼び覚まし、世界との新しい関係性を築くための哲学書とも言えます。日常の中で「問い」を育み、それを通じて世界を新しい目で見る。その実践的な方法論を、本書は静かに、しかし力強く提示しているのです。

一方で、何を問うべきなのか?も合わせて持たなければ有限な時間の中であらゆることに好奇心を持っては生きていけないわけで。
とはいえ、また当たり前として扱って問いを投げかけることに臆病になっていってしまわないようにしていかなければいけませんね

問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する

月間300km達成!

Garmin先生の奴隷となりながら走り続け、時々休めと言われながらも走るときもあったりで頑張った結果、1月は特にレースに出るとかなかったにも関わらず初めて月間300kmを超えることが出来ました!

2025年、幸先のいいスタートです。

グラフを見てわかるように、特別長く走ったということはなく最長でも22kmちょっと。
言ってしまうと、平均的に日々コツコツと積み重ねていった形ですね。
まさに継続は力なりと言うやつです。

走力は少しは上がっているのでしょうか。
実感としてはそれほどあるわけではありません。

こちらは昨日のプログレッション・ラン。
途中まで5:25/kmのペースで最後に4:00/kmペースを10分というメニューだったのですが、最後まで持ちませんでした(ちょっとグラフの目標ペースが変ですね)。

もちろん、フルマラソンをサブ3.5目指すとすると4:58/kmなので4:00/kmはオーバースペックなのですが、10分持たないか~と思うと力の無さを感じます。

先日のNike Ginzaで行われたNRC Liveで教えてもらった、ゆっくりペースのときの走りかた。
ピッチを上げつつ細かく進むということを少し意識してイージーペース中は走っていますが、全行程で意識するということはまだ出来ていません。
なかなか難しいです。

私は、フルマラソン後半にバテるので、ピッチを上げて走るというのは、足の上げ下げ回数を増やすことでその部分の筋肉を鍛えるということにつながるのではないだろうか?と考えたので、あっているかどうかはわかりませんが、取り組みを続けていきたいと思います。

サブ3.5もままならぬ状態ですが、夢は大きくGarmin先生にはサブ3を目標にしているんだ!と、仮で横浜マラソンを登録してメニューを作ってもらっています。
追いつけるように頑張っていきたいです