文房具あれこれ

東急ハンズであれこれと文房具を物色してきました

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よく、本の内容を参照しながらPCやノートに向かっているときにあったら楽だろうな~と思っていたブックストッパー

ブックストッパー
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重い本には向かないですが、そこそこ活躍してくれそうです。

先日の美崎さんの本に「メモをノートに張り付ける」というものが書いてあった

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)
美崎栄一郎
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
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何かいいのがないかな~と探していたら面白いものを見つけた

ミシン目が細かく入っていて、切り取ることのできるサイズの自由度が高い。
そう思って買ってみたけど、実際のところミシン目が多すぎてちょっと書きづらいと思うことがあった。このあたりの違和感は慣れてくれば気にならないものかもしれない

KOKUYO タ-D400-08 テープのり[ドットライナー]つめ替えテープ強粘着DM400-08用

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そしてそのカットしたメモを貼り付けるためのテープのり。

うむむむ!
完ぺきではないか!
あとはメモする内容だけだー!!

セカイカメラで見る世界

iPhoe上のAppStoreで「セカイカメラ」が無料で公開されています。

セカイカメラ
http://support.sekaicamera.com/

さっそくインストールしてみました。簡単ではありますが、紹介したいと思います

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起動します。アカウントを作成しなくても見ることはできますが、後述するエアタグを使うことが一番面白味が出そうなことなので、あらかじめアカウントを作成して使用することをお勧めします。

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セカイカメラではiPhoneのカメラで写しだされた風景に情報を付与して表示することができます。
上の絵だと、地図情報を出しているんですね。何の地図を使っているのかはよく分かりませんが、セカイカメラ独自の地図を使っているのかもしれません。都内では比較的吹き出しが多く見つかりましたが、私の家の周辺(千葉県)ではほとんど吹き出しが見当たりませんでした。
徐々に広がっていくといいですね!
(*追記:実際のところ抜けはありますが、言うほどじゃなかったです。ただ、住宅街はどうしても寂しくなってしまいます)

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iPhoneのロケーション情報を使用しているので若干のずれがあります。このあたりはiPhoneの限界なのでしょう。また、地図情報に対して方角だけで判断しているので壁を越えた情報まで見えてしまいます。
遮蔽物をどう認識するのか。。。単純に距離だけで判断すると2階や屋上から眺めた時に、せっかくの見晴らしに吹き出しが出てこないことになってしまうのでそれはそれでもったいないし。
なかなか技術的に回避が難しいところかもしれませんね。
(*追記:実際には見た目の風景を再現しようとしている節がありました。という事は、壁向こうのタグが表示されていたのはただ単に位置情報のずれが原因の可能性が高いです)

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お、エアタグ見つけた。写真付きのもありますね。
セカイカメラでは位置情報や企業の広告以外にも個人でこの絵の赤い吹き出しのようにポストイットを張ることができます。セカイカメラではこれを”エアタグ”と言います。エアタグはテキストだけでなく、写真を張り付けたり、人のエアタグに対して追加のタグを設定することができます。
場所限定のネット掲示板。。。というよりは本当に街角掲示板のように使用することもできるかもしれません。

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さっそく私もエアタグを作ってみました

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特に何ってわけではないですが、これが何かしらのメモとして使用できる用途を考えてみるのも面白いですね。
ちなみにプロフィールを設定しておかないと、名無し扱いになってしまいます。エアタグは誰でも付けることができるので、下手したら企業の宣伝だらけになって、肝心の情報が埋もれてしまうようなことになるのではないか?という懸念もありますが。。。フィルターで”何時間前のものまで”のような形を設定しておけばいいのかもしれません。

待ち合わせとかで、場所を離れないといけない時にエアタグを足跡として残しておく…くらいでしょうか。
「ちょっとトイレ行ってくる」
とか?あ、みんなに見えるとしたら大声でトイレ叫んでいることになるわけだからそれはそれで微妙かな?
タグはスレッド化することができるので、大人数の集会で目印代わりに使用することはできるかもしれませんけどね。

ポイントを使っていますか?

ポイ探って知っていますか?

ポイント探検倶楽部
http://www.poitan.net/

このサイト、テレビで紹介されていたのを見て知ったのですが、実に使える!
あくまでネット上で管理することができるポイントに限られてしまいますが、一つのサイトでそれらのポイント残数や期限を確認することができるのは不精な私にはとてもありがたい。
願うことならば不精の私には次の機能をつけてほしい

  • パスワード管理機能
    • 登録時にIDとパスワードを登録するんだけど、楽天のようにネット決済が必要なものであれば日ごろから入力するので分かるんだけど、普段はネット上でつなげる必要のないものに関しては間違いなく忘れてしまう。これを一覧で確認することができればうれしい。もちろん、それによる危険性はあるので、メールで知らせてくれる形でもいいかもしれない

まぁ、この要望自体はきっと他からも寄せられていて、それでいて実装していないってことはやっぱり無理なんだろうな。残念。やはり、手帳か何かにでも書いておくしかないか…。
もう、あっちこっちのサイトに対するIDやパスワードなんて管理できないYO!
あぁ、ポイ探のパスワードってなんだっけ・・

サービスは「かけ算」!

中野博著、「サービスはかけ算!」を読んだ

サービスは「かけ算」!
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東洋経済新報社
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本書は都田建設という会社をモデルにしたサービスに対する考え方を記した本。Amazonのレビューを見ると都田建設の考え方に感動した!ってレビューがすごい並んでいた。特に私は営業というわけでもないし、直接お客様に接する機会というのは今の仕事においては少ないのではあるが、気になったので買ってみた。

感動すること

本書で多く書かれているテーマの一つに「感動」がある。

あなた自身が感動体質になることで、サービスの本質が理解できること、またあなた自身が受けてきた感動のサービスを多くの方々に分けてあげようとする精神が重要である(P.41)

感動体質…。
別に血も涙もない人間というわけではないけど、どちらかというとひねくれている私からは少し遠そうな内容だなぁと思ってしまった。実際に私に足りないというか、「すごいな」って人を見て思うのはやっぱりこういう素直な人だ。ただ、どうしても変にひねくれてしまう。大事か大事でないかと問われればもちろん大事なことなんだろうけど、それを実際に必要な場面ではそんなことは考えず、いつもの通りひねくれた行動をとってしまう時がある。ひねくれてなくても普通にやり過ごしてしまうのだ

立場を変えれば簡単にわかることでも、わたしたちは意外とできないものです。
なぜならば、それが習慣だからです。同じ目線で見ていると、それが習慣になり、楽だから、ついつい逆の立場で見れなくなってしまうのです(P.175)

うん、そうね。だからこそこれを乗り越えた人が見ていて気持ちのいいひとと感じるのかもしれない。
でも、あまり感動屋さんすぎるとそれはそれでうざったい気になるかもしれないが…。ここは好き好きだろうか

なんか違和感

本書で述べられていることは分かるにはわかるんだけど、出来ればモデルになっている都田建設社長の蓬台氏自身の手によって書いた、「サービス」に関する本であった物を読んでみたい気もした。
言ってしまうと、”サービス”というものではなく、自社をどういうかたちで感動体質に変えていったのか。その端々が分かるような内容でもよかったのではないかなぁ。そうするとグダグダになってしまうかな?
ちょっと読んでいて、話はわかるんだけどなんとなく違和感を覚えてしまった。私の修行が足りないせいかそれともなんなのか。自分自身がサービスというものに対して真剣に取り組んでいないだけなのかもしれない。

会社にとってのお客様と直接接する機会は少ないかもしれない。
しかし、社内の部署同士の仕事の依頼や上司と部下の間で取り交わされる指示・命令を”発注・受注”という見方をとればそこにお客様がいることになる。それを考え、ひとつ見直してみる必要があるか。
あんまり冷めたものの見方ばかりしていても面白くないしね。感動体質に少しでも近づけるようにがんばってみよう!

去るものと残るもの

私が所属している部署と密接に絡む部署の、私が考えているキーマンが、今月一杯で退職するらしい。
IT業界で考えれば別に珍しい話でもないし、これまでも辞めて行く人は結構いた。
しかし、入社した時からいて、それなりにお世話になった人だったのでちょっとショックだった。話を聞くと次の会社は決まってないとの事なので、心配ではあるけど頑張って欲しい。目上の人に言うセリフではないかもしれないけど。がんばってほしいと思っているわけだから頑張ってほしいと言おう。
一方で、これからあの部署や案件はどうなるのか?と言う心配も出てくる。

この危機を、どう乗り切るか。どう自分を成長させる切っ掛けへと持っていくのか。言ってしまうと、完全に他部署の話ではあるが、全体を考えれば手を考える事はできるはず
残されたものは、去って行った人が去った事を後悔させないように頑張らなければいけない。去った方が良かったってのも変な話だけど、少なくとも恨みつらみが出てはいけない

さぁ、頑張ろうじゃないか

不登校の少女と自転車旅行

朝、iPhoneで産経新聞を読んでいたらそんな親子の記事が載っていた。まったく同じものがWebでも読むことができる

不登校の10歳少女 父と自転車で300キロ旅行
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090909/tky0909092010011-n1.htm

不登校になってしまった娘に対して親はどう接するのか。この父親は自転車で旅行することを通して色々なことを娘に伝えたかったのだろう。
たまたま今日はいつも通っている飯田橋近くのスポーツジムに行く予定だったので青森県東京観光所に立ち寄って二人が作った日誌を拝見してきた

何を伝えるのか

学校でいじめてくる同級生。平気でうそをつく先生。そんなのは真実じゃないよ。やさしい人たちはいっぱいいるんだよ

日誌の終りのほうにこんなことが書いてあった。ちなみに、全文を暗記したわけではないので文言は間違えているかもしれない。気になったんだからもう少しちゃんと覚えるか写真にでも撮っておけばよかった。
不登校の原因は記事では触れられていなかったけど、日誌から見る限りでは人間不信のような状態になってしまったのだろう。その娘に対して、父親はどういうやりとりの果てに自転車旅行という形をとったのかは分からないけど、結果として娘に対して大事なことを教えることができたみたいだ。

話だけを聞いていると、「確かにやさしい人たちはいっぱいいるけど、そうじゃない人もいるんだよ」ってことは?という気がしてしまったけど、それはうつ病の人に「がんばれよ」っていうのと同じくらいデリカシーの無い発言なのだろう。実のところ、自転車旅行に連れ出すまでが一般的には一番難しそうなところなので気になった。
不登校なんて、私が子供のころはあっただろうか。ないということは無いんだろうけど、今のようにこんなに多くなかったような気がする。親子の、近所との、人と人のつながりが薄くなってしまっていることが一つの原因なんだろうか。

私も日ごろ、残業続きで家に帰ってくる時間は遅い。どう子供との絆をつかむのか。これからの人生において一つの大きな課題になりそうだ。
“誰だって人生のアマチュア”
一つの過ちが一人の人生に対して影響を大きく与えてしまうことになる。そのことを考えて行動を起こしていかないといけませんね。

いつもと違う道で

いつも会社から駅に向かう道。何年も歩いてきた、実に見慣れた街並み。いつも通っている道をやめ、少し遠回りの道を歩いてみたい。そんな気持ちになんとなくなって歩いてみた。

変哲もないオフィス街

実のところ、遠回りといってもそんなに遠回りしたわけじゃない。一本隣の道を歩いてみただけだ。ただ、この一本は、距離にしては50メートルも離れていない道にも関わらず実に新鮮で、そして現実を見てしまった感がある。

いつも通っている道。どこにでもありそうなオフィス街の道。
企業が入っているビルや、コンビニ。薬局やちょっと高そうなマンション。大学の校舎が並んでいる何の変哲もないオフィス街。特に何も考えず、「このあたりはこんな感じ」という感じでいた。正確に言うと、何も考えていなかったというのが正しいのかもしれない。
何せただの出社するためにとおっているだけの道だ。自分の生活に関係も少ないし、オフィス街だから住んでいる人も少ない。
都心に住むことができるということはそれだけの収入もあることを裏付けている。それを考えると羨ましいと思わないでもないが、私個人としてはマンションよりは一戸建てのほうが好きなので特に何も感じなかった
だが

あるところにはある

一歩足を踏み入れたそこは、いつもの見慣れたオフィス街とは異なって、住宅があった。
いや、実のところそれを住宅だと認識するのに少し時間がかかった。それほどの豪邸が並んでいたのだった。そりゃーいるところにはいるさ。テレビで見るようなお金持ちの人は日本にはごろごろいる。それが分からない年代でも”不公平だ”と声を大にして叫びたい年頃でもない。
でも、まさか何年も歩いてきた道の一本隣にそんな光景が広がっているとはとても思っていなかった。これはちょっとショックだ。ショックというか、なんというか。軽くへこんでしまった。

いけない。いけないぞ。
あまりネガティブになるのはよくない。よくないんだー
だー

温暖化の中での冷夏

最近は一気に涼しくなって来ました。急な温度変化で体調を崩している人もいるんじゃないでしょうか

今年の夏は、雨が多く、いわゆる冷夏だったようだ。正直、一日の大半を冷房のきいたビルの中で過ごす私にとっては、あまり「夏」を実感する年が少ないのでじゃあるが…。野菜の価格も上がっていて、家計には苦しいところだ。

一方で、温暖化による影響で都市部の平均気温は上昇の一途をたどっているという。冷夏ってのは暑くならない夏って感じがするけど、そもそも全体の平均気温が上がっているのであれば”冷夏で野菜が~”ってのはなんか変な感じがした。日照不足が原因なのであって、涼しい夏なのが原因じゃないんじゃないか??いっそのこと”暗夏”(あんか)とか”曇夏”(どんか)にしてしまったらどうなんだ
そもそも冷夏って基準があるのだろうか?

冷夏の基準

ちょっと調べてみたら、”冷夏”にはちゃんとした判断基準が親方日の丸に用意されていた。

平年並、冷夏、暖冬って何ですか? (気象庁)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq3.html

要約すると”30年の夏の平均気温と比較して下から10番以内に入ったら冷夏”ということになる。比較対象となるのが30年分の記録になるので、温暖化のペース(Wikipediaでは10年で0.12~0.22度)には影響を受けないんだな。なるほど。
平均気温といっても、気温は地域によって異なるので実際には地域別に冷夏な地域と平年並みの地域が出てくるんだろうけど…。そのあたりはいちいち細かく報道していてもしょうがないからスルーなんだろう。

日照なのか温度なのか

でも、やっぱり野菜が育たないのは日照不足が原因で気温じゃないんじゃないかー!って言っていたらあっさり嫁に蹴散らされた。
野菜や稲それぞれに気温のボーダーラインがあるみたいだ。落ち着いて考えてみれば季節野菜なんてあるんだからそれはそうか…
あさはか。無念。

魔王 JUVENILE REMIX 10巻

週刊サンデーで連載されていた「魔王 JUVENILE REMIX」がこの10巻で完結する

魔王 JUVENILE REMIX 10 (少年サンデーコミックス)
伊坂 幸太郎 大須賀 めぐみ
小学館

あぁ、水曜日の楽しみがまた一つ減ってしまった。

時勢が時勢なだけに、犬飼の人気や、雰囲気に流されている光景は妙に今の民主党人気と重ねてしまう自分がいる。

…そのことの意味をよく考えるべきだ!考えて投票するべきだ!思いつきやムードに流されてはいけない!<中略>この国が独立したひとつの国として確固たる意志と誇りを持つためには、自分の投票に対する意味と責任を理解する必要がある

はたして、作者が犬飼に言わせたこのセリフは漫画の中の話だろうか。

本作、魔王 JUVENILE REMIXは、原作となる小説”魔王”だけでなく、様々な伊坂幸太郎作品の登場人物、セリフ、考え方が出てくる。そのおかげで少し説明セリフが多い気がしないではないが、世界観を垣間見るにはとてもいい、面白い作品だと私は思っている。これをきっかけに小説を読んだ人もいるのではないだろうか。少なくとも私はそうだった。

ロマンはどこだ

食材のカタチ

先日、実家に遊びに行った際に母から手作りのケーキを貰った。親戚にも好評のニンジンのすりおろしとクルミが入ったケーキ。実家に住んでいたころによく食べたものだ。家に帰り、もらったケーキを嫁と食べていたときに
ガリッ
と、何か硬いものを噛んでしまった。出してみるとクルミの殻だった。それを見た嫁が

「なんでクルミの殻が入ってるんだろう?お母さん、クルミ割るところから作ってるんだ。すごいね」

なるほど、それはすごいことなのか。確かにクルミをそのまま殻ごと買うよりも、今では割った中身だけを売っているので圧倒的にそちらのほうが楽だ。実際のところお店で探した場合でも、”クルミ”として売っているのは割った状態のものがパックされたもので殻はついていない。殻つきはわざわざ”殻付きクルミ”として売られている。
私自身は子供のころから母がケーキを作るときにはひたすらクルミ割りを手伝わされたりしていたので、”クルミを割って使う”という行為そのものに何の疑問も持っていなかった。

別にそれが悪いことじゃないよ

あらかじめ言っておくと、割られたクルミは便利でいいものだと思う。実際に私は子供のころ、積み上げられたクルミをひたすらに向き続ける作業が苦痛で、一時期クルミに対して嫌悪感を覚えた時期もあった。見たら気持ちが悪くなってしまうくらい。
クルミに限った話ではないけど、自然の木の実や食材の多くはすぐに食べられる状態ではなくひと手間かかるものが多い。クルミに関して言ってしまうと、殻つきでは各家庭に割るための金具やらが必要になってしまう。ちなみに私の実家ではこんなようなものを使っていた。こんなに高いものではないと思うけど

輸送コストを考えても割ったものの方が安く済むだろう。それらを考えてもやはりむき身の物のほうがメリットはある。男手があるならばまだしも、お菓子作りでクルミを使う時に一つ一つ割って使うのはなかなかの苦労だ。

それでいいのだろうかという漠然とした不安

私も知らないことばかりだ。ただ、知っていないと生きていけないというたぐいのものでは無いと思う。少なくとも現代社会においては。便利なものはどんどん使っていったほうがいいし、面倒なことでストレスをため込んで周りに迷惑をかけるくらいなら、ゆとりを持った形の行動をとったほうがいいと思う。
一方で、そういった加工した状態のものばかりが出回ってしまうことに対する「本当はどんな形なのか」を知らないままでいいのか?という漠然とした不安がある。これは加工した食材だけでなく、たとえば野菜がどんなふうに畑で採れるのか?ということにも言えると思う。

この話は別に料理に限った話ではないと思う。仕事にしても、効率化を推し進めていく中で、非効率な作業を外注化する。そしてその業務に対しての知識がない状態での業務が続き、いざとなった時に困ることになる。
かといって、それらを恒常的に教育していくとなるとそれはそれで非効率な気がしていく。
さてはて。困ったものだ。まだまだ考察が足りないですね