pearltreesを少し触ってみた

本当は別のことを書くつもりだったけど、ちょっと触ってみて面白かったので。

(英文記事紹介)4つの注目キュレーション系サービス
http://www.ikedahayato.com/?p=2577

ここで紹介されているpeartreesというのがなかなか面白かった。

pearltrees
http://www.pearltrees.com/

公式の紹介Videoはこんな感じ


D

簡単に言うと、Web上のリソースをツリー上に配置することができ、複数の人間で共有したりすることもできる。新しく興味がわいたことに対しての、情報収集ルートを自分で構築するのではなく、すでに構築している先行者のルートを流用してそこから自分のルートを開拓してもいい。
現状では対応言語が英語とフランス語のみのようで、pearltrees内で日本語は使えない。そのため、日本語サイトを可視化しようとすると、ちょっと面倒。適当なわかりやすい名前を新たに付けてあげる必要がある。

サクサク動くのと、ノード間をツリーに戻らずに移動できるので、操作感が楽しい。Microsoftを見てみると

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ふむふむ。映画で話題のソーシャルメディアは?

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入りきりませんね。流石です。
ただ、pearltreesは良くも悪くもツリーを誰でも作れるがゆえに、どのツリーが一番いいツリーなのか?という点においてはちょっとわからなかった。たとえば、”IE”というキーワードで見てみても

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一杯ツリーが出てきてしまう。どれが、情報としての精度が高いのかは分からない。pearlを自分のツリーとして使われた数とかで差異が分かればいいのにな。ちなみに、画面上の”Popular”を選択すると、人気のツリーが出てくる。

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そこから下にある”my drop zone”にドロップして

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自分のpearltreeに追加していけば、簡単に構築はできる。もちろん、自分で一から作っていっても可。
Popularがあるってことは、内部的には被リンク数のようなものを持っているんだろうから、それが視覚化されれば探すのが楽になるかな?すでになっているのかもしれないけど、ちょっとまだわからなかった。
一覧性や操作性という意味ではとても面白いんだけど、ノードになれるのがWeb上のリソースに限られてしまうのが個人的にはどうかな?と思うところ。Evernoteの内容がこんな感じでサクサクと視覚化できたらいいなって思った。
こういうサービス増えていくんだろうな。それはそれで楽しみだけど、次々に出て落ち着きどころがなさそうだ

※肝心のpearltreesへのリンクを忘れていたので追記

2011年1月11日は

先日Webを徘徊していたらこんな記事が

2011年は「セクシー素数」の年
http://wiredvision.jp/news/201101/2011010517.html

素数。それは1と自分自身でしか割ることのできない孤独な数(プッチ神父)

なんとなんと。確かに11年1月11日は1が並ぶな~程度に思っていたけど、全てが素数という着眼はなかったなぁ。それにしても・・・ううむ、そうなのか。

実は、2011年1月11日。つまりは来週の火曜日なわけですが、その日は実は私の第2子の予定日であります。
嫁の通算何度目になるのかわからない「もうすぐ生まれそう」を聞くたびに「あぁ、まだだな」と思い続けてみれば、予定日的に考えるともう来週の話なんだなと、今さらながらびっくりしています。
こういうことは男はダメですね。嫁も実家に帰っているので、余計に実感がありません。実感がない割にいつ呼び出されるかわからないので始末が悪いです。

しかし、男兄弟で育った私にとって待望の女の子の予定。
すでに名前は決まっているのですが、1月11日がそこまで珍しい日だとすると「素子」というのも捨てがたいように感じます。とはいえ、割り切れない孤独な娘に育たれても困るのでやっぱり「素子」は止めておいたほうがいいですかね。

実際問題予定日通りに生まれるなんていうことはなかなかないものだけど、予定日に対してこういう情報があると少しドキッとする一方でうれしくなります。
頑張って予定日通りに生んで、しかも11時11分とかを目指してほしいです。1時11分とか深夜に呼び出されるのは、100%間に合わないので勘弁してやってください。

今年最初の宿輪ゼミ

最近、あれこれと必死に頭を動かしている日々が続いています。昨年はどちらかというと惰性で動いている部分が多かったように思える。何かしら大きな契機があったわけではないですが、このままではアカンと。一体人生で通算何度目かわからない思い返しをして、必死に今後や今の”やり方”というものを考えております。
考えるというのは面白いものではありますが、なかなか終着点がない。”ただ考えているだけ”の状態に私は陥りやすいと思っています。それではいけないので、その対策も含めて考えている。普段使わない頭を使うものだから、ちょっと頭痛くなっています

まぁそんな日々が続いているのですが、今日は仕事を早目に切り上げての宿輪ゼミ。行ってきました。
今回の宿輪ゼミは今年一年を占うというもの。宿輪先生が考える、今年の経済や景気動向。そしてポイント等に的を絞った話をいただきました。先日発売された宿輪先生の著書「通貨経済学入門」もなんとか読み終えていたので、少しは話している内容がわかったかな?でもまだまだですね。

通貨経済学入門
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今年も出来るだけ時間を作りながら参加し、自分の血としていきたいと思います。
そんな宿輪ゼミですがいくつか気になるところと、自分自身で思ったところ。課題めいたものを今日は書いてみたいと思います。

新聞読んでる?

「今日の日経に書いてありました通り」
このセリフ。実は結構出てくるんだけど、たいていの場合私は「え、書いてあったっけ」という印象を受けてしまう。読み返してみると確かに書いてある。なんか、朝に流し読んだ気がする。
本当はすべての欄に目を通すことができればベストなんだろうけど、限られた時間でそれを行うにはなかなかしんどい。それこそ速読のようなものを身につければ別なのかもしれないが、どうも速読に関しては乗り気にならない。
そうなると、読む記事と読まない記事を分けることになる。
そして読む記事と決めた記事であったとしても、読んだ結果が頭の中に定着しているかといえばそうとは言えない。
読まないと決めた記事が話題に出たのであればそれは着眼点の問題となるが、読むと決めた記事が結局のところ読んだ気で終わっているということは、改善するべき内容だ。何しろそれは新聞に限らず書籍にも言えることだから。

以前、日経新聞の読み方という趣旨の記事を読んだときに、いくつかの記事をLinkさせて考えるといいという話があった。紙面は異なるが、書かれている内容の根幹部分においてはそれはLinkしていたりする。また、それらを時系列で見てみるとより一層つながりというものが見えてくるというものだ。
週末にでも新聞を読みなおしてみればそれらを感じることができるかもしれないが、それはそれで面倒だ。やはり気になった記事をピックアップしてメモとするのがいいのかもしれない。
このあたりは少し試行錯誤する価値があるだろう。

夢は儚いか

「日本人が言う”夢”は”なんとなくこうなればいいなぁ”という願望。アメリカ人が言う”Dream”は明確な”目標”あっての夢。ちゃんと目標立ててますか?」
人の夢と書いて儚いなんて言葉まで飛び出したけど、目標。大事ですね。
目標と一言で言っても、単純に2011年を期限とした目標もあれば大きな目標を達成するための2011年の目標もあると思う。いわゆるよくある「英語を勉強したい」と言うのは、悪い話ではないんだけどその結果どうしたいのかがなければ、思い立ったが吉日のハネムーン効果で終わってしまう可能性が高い。
そうならないためには、何に向かっている目標なのか。それを達成することで全体工程のどこに位置することができるのか?ということを意識する必要がある。

と、ここまで書いておいてちょっと違和感が出てきた。それって結局WBS作っているだけで、”目標”とは違うな。そもそも私は目標や夢を立てるのが昔から苦手だ。本当にあるんだろうかと思えてくるくらい苦手だ。

マネックス証券の内藤忍さんが年初のブログでこんなことを提案していた

今年やるべき100のTo-doリスト作る、具体的な手順を考えてみた
http://www.shinoby.net/2011/01/100to-do-1.html

とにかくやりたいことを100集めてそれらをグルーピング。期限を設けてその実現に対する検証を行っていくというもの。
100の内容の粒度をどういう基準で選択するのかが難しく、いくつかの試行錯誤が必要になりそうだ。
似たような話は、本田直行さん著の「パーソナルマーケティング」でもあった記憶がある

パーソナル・マーケティング
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自分自身に関連づいている”タグ”をひたすらに書き続けて、その書かれている内容をグルーピング。そこから何が言えるのか。自分にとっての強みとは何かを考え、アウトプットしていくというもの。
私のように、思考があっち行ったりこっち行ったりして優柔不断なものの考えをしてしまう人間にとっては、一度ひたすらにやりたいこと・なりたいことを書き続けて自分自身の”目標”を定義。そののちに2011年の目標に落とし込むのがいいのかもしれない。
間違いなく今からやれば、明日の寝坊が約束されてしまう(現在仕事はじめから2連続で寝坊。遅刻はしてませんが。。。)のでこの週末3連休がいい機会ですかね。

夢。
どうなんだろ?

世界を動かす授業

久しぶりに読んだ本に関するエントリーでも。
少し前、NHKが放送しているハーバード白熱教室ってやつが話題だった。テレビのない我が家では見ることのできない内容ではあったので気になりつつも、似たような本を発見。
少し見てみたら面白そうなので購入してみた

ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方
リチャード・ヴィートー 仲條 亮子
徳間書店
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「世界を動かす授業」

ハーバードビジネススクールでのMBA取得者たちがどんな授業を受けているのか。何を考えさせられ、またどういう風に考えさせられているのかの、極々一端だろうが垣間見ることができるような内容。
正直言って思っていた以上に面白かった。

ただ、それと同時に自分自身の世界に対する知識の拙さを痛感させられる本でもあって、文面としては大変わかりやすく書いてあるのかもしれないが、内容を自分のものにするのには足りないものが多くあると感じさせられた。
それでも最近は宿輪純一さんのゼミに時々参加させていただき、多少は世界経済周りの知識を勉強し始めた感があったと思っていたが、やっぱり気のせいだった。場面場面では分かったつもりになっていたのかもしれないけど、背景や全体が見えていない。

本書は世界全体を見渡し、地理的ではない区分けでいくつかのグループを作って考えている。
それらのグループに所属している国々が、どういう背景・課題を持っているか。また、過去・現在・目指すべき未来。これらに関しての考察を行っている。
一通り読んで、ようやくもう少しこれらの内容に関して向き合えるスタートラインに立った。もしくは立つ準備が出来たのではないかと思えた。
ニュース・新聞・WEB。様々な媒体によって、これまで見過ごしてきた情報への関心や考え方というものが、変わってくるのではないだろうか。

いや、変わらなければいけないんだと思う。

嫁が実家に帰った

といっても、1月に出産を控えての里帰り。
昨日、無事に送り届けて私一人での帰還になりました。

とはいっても、年内で考えると今週末は一人で過ごすことになりますが来週、そして年末は嫁の実家に遊びに行こうとしている。
平日はどのみち帰ってくるころには嫁も子供も寝ちゃっているので生活にそこまで大きい変化はないのが実情
(もちろん、食料的な問題はあるにせよ)

とはいえ、一人家にさびしーく過ごしているというのも味気ないというもので、何かしらやりたいものです。
平日に帰る時間が早くなっているわけではないので時間としては限られるものの、落ち着いて考える時間は相対的には増えている。これをなんとかして生かしたい。

とりあえず、考えている内容としては

  • 自分の資産状況の確認と今後の方向性
  • 勉強することとその計画
  • 何かしら錆びついたプログラミングスキルの研磨
  • 畑や庭をどういう形に実装していくか
  • 部屋・机周りの片づけ
  • 大掃除

。。。

あれ?
だんだん、だんだん所帯じみた内容に・・・

あれ?

つぶやいてもセカイは変わらない

少し前、仕事で別の部署の人と話をした。私の部署で作ったアプリケーションをその方の部署でお客様へ提案するような。そんな関係の部署の方である。

今度納めるアプリケーションの機能仕様を検討している段階で、用意されているパターンから大きく外れるような機能仕様を書いてきたのでそこを指摘した。それに対してその方の反応が
「こういう形じゃないと困る」
「こんな風な動きをしてほしいという要望は前から出していた」
「あなたのところまでは要望が言ってないかもしれないけど、末端ではそう話をしている」
的なものだった。

実際のところ、本当にそうかもしれないし、その方の上司が話を潰していたのかもしれない。私の部署がその部署の方々の要望というものを、全てくみとれているかというとそんなことはないだろう。
ただ、本当にその要望は実現できる方向での発言が行われたのだろうか?
結局のところ、要望を上げろと言われて要望を上げた程度のレベルか、具体的な検討もなしにただつぶやいただけなのではないだろうか。

つぶやいているだけでは何も変わらない

もちろん、変わる場合もあるとは思う。例外はつきものだ。ただ最近、随分と色々な理屈をつけたり、
「あーすればいいのに」
「こうだからたぶんダメなんだろうな」
とつぶやいて、最近はやりのワークライフバランス的な論理で話を終わらせてしまう人が増えたように感じる。

結局のところ、要望を言うということは自分にとってプラスに返ってくる内容ならば、ちゃんとその要望が通るような行動を取らなければいけない。要望を言うことが成果なのではなく、要望を実現した結果、当初想定していた(もしくはそれ以上の)恩恵を受けることを成果に位置付けるべきではないか。

  • 上司がダメならば、そのダメな上司をどう使えば要望が通る方向で話ができるのか
  • 要望にとって障害や懸念しなければいけないことは何で、事前に排除するために手を打てることはないだろうか
  • そのメリット・デメリットをどう伝えていけばいいのか

あらゆる手を尽くしたうえで、最後の最後が相手の気分やその時の運になってしまう。そういう不確定要素に起因するところまで持っていきたい。
もちろん、自分の思っている”要望”のレベルに応じてどの程度までこれらの手を尽くすのかというのは差が出てくるところだとは思う。
ただ一方で、趣味ではなく仕事でやっているのだということも考えるべきではある。その要望が通らなかった場合と通った場合とでの、仕事としての天秤がちゃんと掛けられているのか。

偉そうなことをのたまったわけではあるが、私自身ちゃんと出来ているかと言われればまだまだ。未熟もいいところだ。人を評価すればするほどに自分の未熟さを思い知る。そういう意味では今回のエントリーは自分自身に対しての戒めに近いのかもしれない。

最近、Twitterがはやっていることもあるせいか、リアルでの発言まで

  • 本当に発言しているのか?
  • とりあえずつぶやいているのか?

というのが不明確になっているように感じ始めた。
でもね、ちゃんと言ってこない限りTLをチラ見するかもしれないけど、ちゃんとメッセージ送ってくれないとフォローするとは限りませんよ。つぶやきなのだから。。。と。

余談ではあるけど、冒頭のやり取り。
要望の内容が話をしているうちに矛盾が出てきて空中分解しました。

宿輪ゼミ「インドのすべて」

あれー、宿輪ゼミいつだっけ?先週だっけー?って調べたら今日だった。
いつもは通知のメールが来るんだけど、前回申し込み時にメール案内のチェックを入れ忘れたみたいだ。危ない危ない。

というわけで、今日はたまたま会社のノー残業デーだったこともあって行ってきました。
実際にインド人の方を招いてのインドに関するお話し。
経済に関することも混ぜながら、でもどちらかというとインドに対する

  • 宗教に対する考え方
  • 習慣の違い

に対してスポットを当てたお話しでした。

インドに限った話ではないんだけど、私のように海外経験がほとんどない人間にとってはやはり知らない事だらけ。
ましてや商習慣の違いになると、その認識の違いというものはかなりのものになる可能性が高い。
実際に仕事でインドに対しての話というのはまだないけど、中国やタイ。ベトナムに対しての話はチラホラ出ているのであながち関係ないともいえないんだろう。
そこまで考えてふと思った。

インドの産業って今どうなんだ?

ぱっと思いつくのはIT産業。これはアメリカを中心としたオフショアやコールセンター業務をインドは多く手掛けていたはず。
インドでは英語も普通に話されるので、そのあたりが米国発のビジネスが利用しやすい。
ただ、新興国によくある工場を中心とした製造業に対するイメージは、少なくとも私はインドに持っていない。実際のところどうなんだろうか。

インドの国内産業とインフラ整備
http://indonews.jp/column/column_kuno_01_03.html

これをみると、やはりGDPに占める産業の比率で言うとサービス産業が一番多い。ただ、意外なことにその中身ではIT産業そのものはそれほどの位置を占めていないことになっている。
さらに、今日の話でも出てきたDMIC(Delhi-Mumbai Industrial Corridor)をはじめとした製造業に近年力を入れていているという。

そうすると、ちょっと意外だがサービス業の比率が下がって製造業の比率が上がっていくということか。
たぶん、純粋にこれまで農業をやっていた人たちが製造業に流れていくというだけで、サービス業の規模が小さくなっていくわけではないんだろうけど。
でも、賃金ってどうなんだろうか?

インド製造業の競争力、中国との差が急速に縮小=5年内に追いつく可能性も
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20100627/Recordchina_20100627006.html

ふむー。
サービス産業が盛り上がっているから、そんなに賃金安くないんじゃないかと思っていたけど、現時点においては中国より安いみたいだ。
となると、距離的には中国のほうが近いけど将来的な人口増加や国柄を考えればインドって日本にとってとても重要な位置づけにドンドンなっていくんじゃないだろうか。

そんなことをモヤモヤと考えてみたり。

インド流!―マルカスが紹介するお釈迦さまの国 (サンガ新書)
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30代にしておきたい17のこと

本田 健著「30代にしておきたい17のこと」を読んだ

30代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)
本田 健
大和書房
売り上げランキング: 102

ふと思い立って、書店で衝動買い。
サイズが手ごろだったこともあって、通勤の片道で読み終えることができた。

本書に限った話ではないんだけど、「○○代で~」って本は結構ある。
やることだったり、考えることだったり、知っておくべきことだったり。
そして年代も20代から50代くらいまであったりする。

結局のところ、どの年代も悩んでいるってことなんだと思う。答えのない答えを探して指南を求めてこういう本を手に取る。
読んだ直後はなんだかそれっぽい気分になるんだけど、ちょっと時間がたつと忘れてしまう。

そしてまた本を手にする。

それはそれで、ちょっと見方を変えるといいように踊らされているようにも見える。
結局のところ、これらに書いてある内容は著者が感じている内容であるわけなので、必ずしもそれを手に取った人に当てはまるわけではない。一つのモデルとして見ることが重要なのである。同じことをしろといっているわけではない。

さてはて。私もいつの間にか思いっきり30代に浸かってしまった。
ここ最近は、どうも自分自身で思うにぬるい感じがする。そんなにすごい暇というわけではないんだけどぬるさを感じる。

本書を読みながら、あれこれと考えてみたのだが、まずは再び彼方此方に顔を出して人と会うという行為を繰り返してみようと思った。
たぶん、ぬるさを感じている原因は、いわゆる周囲に目指すべき人が少なく、なんとなく自分がその環境に満足してしまいつつあるからなんだろうと思ったわけだ。

人と会ったからと言って、必ずしもその感覚が変わるとも限らないんだけどね。

差はどこから生まれるのか

先日、今度たまたま仕事でお世話になる企業へ打ち合わせに出かけた。
打ち合わせの中で、色々と資料が出てくるのだが、その端々に自社との差が見受けられる。

相手は超大手で、自社は中小企業。もちろん人材も違う。
最初の段階でふるいにかけられて、その結果の人間が集まっているのだから差は出てくるのだろうが、果たしてその差というものは本当にそれだけだろうか。

最近よく思うのは、私のいる組織に現状に対する不満を持っている人間が少ないのではないか?ということだ。
現状に不満を持っていないというと実は正確ではなくて、現状に対して不満を言うには言うのだが、それは口先だけの不満で、その不満に対して解消する方向で動くことをあきらめている。そしてそのあきらめていることがまるでカッコいいと思っていたり、ワークライフバランスの実践だよね~的に片づけてしまったりしているのではないかということ。

かくいう私が、では何かしているのか?と言うと、実際に何かをなし得たわけではないので結局今は口だけなのかもしれない。
でも、やっぱりそれはダメなんだと思う

いいか悪いかはもちろん人それぞれの価値観ってやつで、一面的には言い切れないんだろう。
私のようないい加減な怠けものは、ちょっと油断しているとすぐにだらけてしまう。そういう意味では、今回そういう場面に出会うことができたことは、その仕事で得た新しい知識以上にいいことだったと思う。

大海を知るかわずにならねば

告白

長年…といっても5年ほどだが、自分の下で頑張ってきてくれた後輩が今日、会社を辞める旨を伝えてきた
すでに意思は堅いようなので、いくつか簡単に確認をし、その場は終了。

これまでも何人か、こういう話はしてきた。そのたびに、私は胸をわしづかみにされたようで困ってしまう。

もう少し、なんとかできたんじゃないのか
ぐじぐじ考えてもしょうがないんだけど、どうしても考えてしまうなぁ

せめて、残りの時間を有意義に。そして転職先へ大手を振っていけるよう。
そして残されたメンバーが窮地に立たないようするのが自分の役目。

とはいえ、今日は少しやさぐれてます。むっきー