ServerCoreに対応しているDB

セキュリティに対する意識を高め、必要とするリソースも少なくてすむServerCoreですが、アプリケーションとしてのプラットフォームとして使えないかな?と思ってOracleの対応状況を見てみたのですが・・・

Windows Server System Center
http://www.oracle.com/technology/global/jp/tech/windows/index.html

確認してみると、最新の11g ClientですらServerCoreには対応していない。PowerShellが対応を予定していることから考えてみると、アプリケーションプラットフォームとしての土台がまだ出来上がってない。もちろん、そういう用途としての将来がないのかもしれないけど。。。IISを役割として乗っけるのであればそれはそれで中途半端だなぁと思う。OracleってJava使ってたよなぁ・・・。うーん、まだしばらくは安定しないのかな。その存在として。

Server Coreを入れてみた

WindowsServer2008から導入されたServerCoreをようやくインストールしてみた。

Server CoreはWindowsから主だったGUIを取り外し、コマンドプロンプトのみの提供。搭載できる役割(機能)を限定することでセキュリティの脆弱性を回避する目的で提供されたWindowsServer2008のインストール形態の一つ。すでにWindowsServer2008がリリースされ、ServerCoreに関しても当然のことながら多くの技術者が紹介・コメントを出しているのでここではとりあえず私のメモとして書き留める。ServerCoreの役割は限定される。私としてはやはりHyper-Vのプライマリパーティションとしての利用を考えていたので、この役割を設定するところまで今回行った。

1.まず、インストール。インストールは実際のところ何も問題は起きない。と言うか、放置していたらいつの間にか完了していた。ServerCoreではPC名も含めて自動でインストールされる。PC名はインストール完了後に書き換える形になるみたいだ。Administratorのパスワードは初回ログイン時に設定する形になる。
2.インストール後はPC名の変更。IP設定、ドメインへの参加等の各種設定を行う。

PC名変更
netdom renamecomputer 元PC名 /newname:新PC名
IP設定
netsh interface ipv4 set address name=”ローカル エリア接続” source=static address=IPアドレス mask=サブネットマスク gateway=デフォルトゲートウェイのIPアドレス
ドメイン参加
netdom join コンピュータ名 /domain:ドメイン名 /userd:ドメイン管理者のユーザー名 /passwordd:ドメイン管理者のパスワード
リモートデスクトップの許可(WindowsVistaから)
cscript c:\windows\system32\scregedit.wsf /ar 0

3.Hyper-Vを追加する前に、DVDで配布されているWindowsServer2008ではHyper-VはRC版(製品候補)が収められているので、RTM版をダウンロードしてインストールする必要がある。

Hyper-VのRTM版 Windows Server 2008 x64 Edition用の更新プログラム(KB950050)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=f3ab3d4b-63c8-4424-a738-baded34d24ed&DisplayLang=ja

上記サイトからダウンロードして、USBメモリ等にコピーしてコマンドプロンプトからプログラムを実行すれば適用される。その後、コマンドプロンプトで

start /w ocsetup Microsoft-Hyper-V

を実行することで役割が追加される。コマンドプロンプトでの実行になるので決行面倒。文字の入力間違いは許されない。Googleみたいに「Microsoft-Hyper-Vではありませんか?」ってこられても笑ってしまうが・・・

以上でHyper-Vのインストールまでできた。次回起動時にかなり構成に時間がかかるので注意。最初、誤って更新プログラムを適用せずにHyper-Vをインストールしてしまった。それが原因かどうかは分からないけど、VistaからHyper-Vのコントロールがうまくできなかった。とりあえずせっかくインストールしたのだからRC版ではなくRTMがいいと思って一度役割を削除してからもう一度インストールを行った。アンインストールを行うには

start /w ocsetup Microsoft-Hyper-V /uninstall

を実行すればOK。役割の一覧を確認するには「oclist」を利用すれば問題はない。

いかに日頃がGUIに頼っているのかが分かるServerCoreだが、コマンドプロンプトによるWindowsの制御を覚えるいい機会になりそうだ。せめてPowerShellが使えばスクリプトを使うことでもう少し何とかなりそうなものなんだけど・・・。さてはて、もう少し慣れるまでは時間がかかりそうだなぁ

インストールするに当たって参考にしたのは以下のサイト

新機能「Server Core」を使う【第一回】 Server Coreでできること・できないこと
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/2008lab/2008/07/17/12803.html

新機能「Server Core」を使う【第二回】 Server Coreの基本コマンドをマスターする
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/2008lab/2008/07/24/13342.html

新機能「Server Core」を使う【第三回】 Server Coreをリモートから管理する
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/2008lab/2008/07/31/13359.html

新機能「Server Core」を使う【最終回】 Server Coreに役割を追加する
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/2008lab/2008/08/07/13409.html

第13回 より安全性の高いサーバ構築を可能にする「Server Core」5.Server Coreに役割を追加/削除する
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/winsv2008/13servercore_01/13servercore_01_05.html

プロフェッショナルの条件

今更かよ!って感じがするのかもしれないが、ドラッカーのプロフェッショナルの条件を読んだ

いわずも知れた「経営の神様」ドラッカーの著書の中でも、色々な著書をあわせたようないわゆる”入門書”的な意味合いの本である・・・・

すいません、本当に”はじめて”ドラッカーの本を読みました。っていうか、ドラッカーと言う人。ほとんど知りません。。。うーん、世間知らずなんだろうか。そうなのかもしれない。

目次を見てみると

Part2-2なぜ成果があがらないのか
Part2-3貢献を重視する
Part3-2自らの強みを知る
Part3-3時間を管理する
Part4-3情報と組織
Part4-4仕事としてのリーダーシップ
Part5-1人生をマネジメントする
Part5-3何によって憶えられたいか

と、いくつか抜粋してみたがとても広範囲に、しかも最近良く聞くような内容が網羅されている。読み進める中で、いくつか最近読んだ本の原点は(もしかしたら更なる元があるのかもしれないが)この人にあるのではないか?と思ってしまうようなことがいくつかあった。

成果に対する考え方

貢献を意識すること

意思決定を行ううえでの考え方

何かしら必ず正しい答えと言うものがあるわけではないだろうが(もしかしたらあるのかもしれない。でも私はひねくれ者なので必ず正しいなんてないんじゃないかと思ってしまう)、少なくとも多くの点でその考え方は共感を受ける著作であった。しばらく経ったらもう一度読み返さなければいけないと感じている。

実はこの本を読み終えたのは数週間前になる。非常に感銘を受けてすぐにでもブログに書きたかったのだが、あまりにも多くの部分に対して考えるべきことが多く、書き出したら長くなるのではないか?どこからどれくらい書いたものか?と言う点で躊躇してしまった。結局、余りダラダラと書いたところで見るに耐えない文が続くだけなのでこの本は読んでもらうのが一番と判断して、私らしく”感想”に近いレベルでとどめた。
とても著名な方であり、発行されてから随分と経つので呼んだ人は多いだろうが読んでない方にはお勧めしたい本である。

メタボ予防?

今日はお休みと言うこともあって、一日お出かけしていました。主に買い物ですけどね。ちょっと前に、ジョブウェブ朝食会でお会いした方からお話を聞いていたワコールが出している男性用下着をものの試しで購入してみた。

なかなかいい値段する。ちょっと私にとって下着にしては出費だ。

最近、なかなか運動できていない。それは前からなんだけど、このままでは腹は出て行く一方。まだ問題はない(と思いたい)けど、今からできることはやっておこう。そういうなんともいえない動機で試してみることにした。

さてはて。どうなることやら。ちょっとピッチリときつそうな印象があるなぁ

ネットワーク検定2008!

日経ネットワークが行っているネットワーク検定。去年に引き続いて今年も開始されました

日経NETWORK『ネットワーク検定2008』受験画面
https://aida.nikkeibp.co.jp/Q/NKTitp.html

アンケートを除いたネットワークに関する問題20問で構成された試験です。10月5日までの期間限定となっているので、皆さん!腕試しにどうでしょう!?解答に関しては検定期間後にメールで送られてくるみたいです。

このネットワーク検定の面白いところは”コミュニティ試験”が受けられるところです。上記のページは一般の入り口ですが、「コミュニティとしてネットワークの知識はどれくらいあるのか」を図るために、コミュニティ毎にURLを割り当てられ、そこからの検定はそのコミュニティの点数としてカウントされると言う面白い仕組みを受け付けています。

団体(コミュニティ)受験申し込み画面
https://aida.nikkeibp.co.jp/Q/COMKAN.html

私が働いている会社には、ネットワークを担当する部署が存在しません。つまり、社内でどちらかと言うと有志でやっているようなものです。私も、知識が少ない状態ではありますが「なんかネットワークとかできるとカッコよさそう」と言う不順な動機で参加しています。ただ、専門的にやっているわけではないのでどうしても知識は関係しているところに偏ってしまいます。

勉強のためにYAMAHAルータ関連のMLに入っているのでそちらから早速私も受けてみましたが・・・・ちょっと結果はひどいことになりそう。思いっきり平気点を下げてしまったかもしれない。ごめんなさいー><

ブラック企業

サンデーで魔王の第一部「安藤」が完結しました。結局兄貴の名前は。。。ゴニョゴニョ

CodeZineで先日行われたエンジニアの未来サミットに関する記事があった

「ブラック企業は淘汰されるべき」エンジニアの未来サミット開催
http://codezine.jp/article/detail/3048

勉強する余裕もないほど忙しい企業は、よく「ブラック企業」と言われることがある。ひが氏は「ブラック企業は辞めるしかないと思っている」という。「


今日の帰宅時間は1時近く。
ここでいうブラック企業ってどういう基準なんだろうか。いわゆる「勉強する余裕もないほど忙しい」をどの程度と考えるかだと思う。時間があったところで時間を無駄にして過ごしている人にとっては”仕事が忙しくて”と言い出す人もいる。多くの場合はそれぞれの認識の差ではないのだろうかとすら思える。もちろん、家にろくに帰れずにひたすら会社に缶詰状態にされ続ける。そんな状態を強要される本当に”ブラック”な企業もあるのだろうが、実際にそれはどれくらいのものなのだろうか。
いってしまうと、学生時代に比べればどの企業も”仕事が忙しくて”と言う対象になるだろうし。

とはいえ、早く家に帰ってのんびりしたい。これもまた事実。
あぁ、なんだかんだいっても俺も勉強できてねぇなぁ

ブラックか

9月の週末

9月の週末はずっとバタバタしています。

親が倒れて落ち着かないのもあるのですが、友人の結婚式が2件。それに伴って観光をしたり観光に付き合ったりとバタバタ。そして来週はB’zのライブ。仕事でいっぱいいっぱい!ってわけではないですがけどね。

なんだか最近は勉強会にもいけていない。どうもポカーンと間が開いてしまった間があるなぁ。

すっかりとiKnowもとまってしまった。

明日からまた仕事。立て直さなければ

PowerShellからのIE操作

使い始めるのにとても苦労したが、PowerShellを使い始めている。Profile.ps1に関数を書いておけばそれを呼び出せるので、自分が使いそうなバッチ処理みたいなのを簡略化させることができる。これを今後はもう少し拡張して色々なことができていくといいかな。

それとは別に、PowerShellからIEを操作できるみたいなので試しているのだが、どうにもこうにもうまくいかない。まずは変数にIEを関連付け

PS C:\Users\krote> $ie = New-Object -com InternetExplorer.Application

この状態で変数”$ie”を表示させると

PS C:\Users\krote> $ie

Application : System.__ComObject
Parent : System.__ComObject
Container :
Document :
TopLevelContainer : True
Type :
Left : -1196
Top : 84
Width : 1182
Height : 909
LocationName :
LocationURL :
Busy : False
Name : Windows Internet Explorer
HWND : 1249416
FullName : C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe
Path : C:\Program Files\Internet Explorer\
Visible : False
StatusBar : True
StatusText :
ToolBar : 1
MenuBar : True
FullScreen : False
ReadyState : 0
Offline : False
Silent : False
RegisterAsBrowser : False
RegisterAsDropTarget : True
TheaterMode : False
AddressBar : True
Resizable : True

と、値が入っていることがよくわかる。確かにIEだ。ここから、目的のページへと”Navigate”メソッドを使用して移動させる

PS C:\Users\krote> $ie.Navigate(“http://yahoo.co.jp“)

そうすると、ここで何故かIEが起動して指定したページへと移動する。”何故か”とわざわざ書いたのは、本来であればここではIEが非表示のままなはずだから。まだVisibleプロパティは変更してない。それにちょっと前に似たようなことをやった時にはVisibleを切り替えないと表示されなかったはずなんだけど・・・。そしてさらにこの状態で変数”$ie”の中身を表示すると

PS C:\Users\krote> $ie

Application :
Parent :
Container :
Document :
TopLevelContainer :
Type :
Left :
Top :
Width :
Height :
LocationName :
LocationURL :
Busy :
Name :
HWND :
FullName :
Path :
Visible :
StatusBar :
StatusText :
ToolBar :
MenuBar :
FullScreen :
ReadyState :
Offline :
Silent :
RegisterAsBrowser :
RegisterAsDropTarget :
TheaterMode :
AddressBar :
Resizable :

という具合に、本来関連付けられていたIEがいなくなって(?)しまっている。この状態で$ieを使ってももちろん起動したIEを操作することはできない。なぜだろうか・・・。私の使い方が間違っているだけなのかな?

と、ここまで書いて”まさか”と思って、PowerShellを管理者権限で立ち上げて同じことをやってみたら予想した通りの結果になった。動作は問題ない。つまり、以前私が試したときは証明書のやり方がよく分かっておらずに毎回管理者権限で起動させていた為に出来ていたことになる。しかし、これはなぜ発生するのだろうか。管理者権限で起動という事を考えるとVistaユーザにだけ影響があるのだろうけど、そうなるとVista上でPowerShellで出来ることはかなり限られてしまうのではないかという不安を覚える。何とかできないものか・・・。

InternetExplorer8のデバッガ

InternetExplorer8をとりあえず使ってみた。
さすがにMSがScriptEngineを大幅にパフォーマンス向上させた!と言っているだけあって、IE7と比べると段違いに速い。ただ、FireFox3.5やGoogleChromeを使ってみた後だと今までが遅いだけ。むしろIE7きついわ~って感じになってしまう。

とりあえず色々といじくっていたら・・・エラーが起きた。

f:id:krote:20080905225739j:image

ちなみに上記のダイアログはインターネットオプションで「スクリプトのデバッグを使用しない(InternetExplorer)」のチェックを外した時に表示される。このままデバッグをすると、ScriptDebuggerやVSが入ってない環境のときは今まではなーんもできなかったと思うが・・・・

f:id:krote:20080905225740j:image

デバッガが立ち上がった!これがIEで標準搭載されている(?)デバッガ。

f:id:krote:20080905225742j:image

よく見るとツールバーからも普通に起動することができる。ショートカットキーも割り当てられているので、メニューを表示させないオプションで立ち上げたIEでもF12を押下することで立ち上げることができた。

さてデバッガだが、左ペインに「HTML」「CSS」「スクリプト」「プロファイラー」から構成され、それぞれのメニューに対して右ペインでの詳細表示等が可能になる。「スクリプト」を選択していれば”ローカル”、”ウォッチ”、”コールスタック”、”コンソール”、”ブレークポイント”等を使うことができる。ウォッチやコールスタックはそこそこ動くのだが、私が簡単に使ってみたところではブレークポイントは思うように使うことができなかった。何かしらの設定が足りないのかもしれない。

今まで、Web開発者には様々なプラグインが用意されているFireFoxが有利ではあったが、ASPやASPXを取り扱うとなるとどうしてもIEに限定されてしまう。その中でようやく標準で搭載されるものが出てきたか~という感じ。VistaではScriptDebuggerを使うことができなかった(対応OS一覧に載っていなく、入れた後とても調子が悪くなった)ので、これに対する機能追加がさらに行われていくことを期待したい。

さて、問題は・・・・なんでエラーになったんだろう。ただ単に「window.open」しているだけなのに。。。。勘弁してくれ。。。。
IE8のフィードバックの中に、parentの値をうまくとってこれないようなものがあったからその絡みだろうか。もう少し追っかけてみないといけないな。

生きているのか

週末、土曜日に親父が倒れました。

というわけで今週末は急遽実家に帰ったりなんだりとバタバタしていました。最悪な事態までも覚悟しなければいけない状態でしたが、まだ予断は許さない状況ながらもひとまずは持っている状況。悪くなることはあっても良くなることはなさそうです。介護を苦痛に起こる事件や事故が連日報道される中での親父の心境。自分の今の状態に対する苦痛。そこから吐き出される諦めとも絶望とも取れる訴えや願い。半身が麻痺の状態で、光もろくに見えない状態で自分でも「俺は生きているのか」と洩らしてしまう。
・なんて声をかけるべきか
・自分に何ができるのか
・この後、どう行動するか
・自分は本当に実家を離れてよかったのか
確実な答えがあるのかもしれないし、ないのかもしれない。結局のところ、自分で決めたことが答えなのかもしれない。いずれにしても、親父に。そして実家のお袋に何ができるのか。

もがく日は続く