Julesもそうですが、今年のGoogle I/OはほぼAIに関係した発表だったようですね。
そのすべてを追ったり試したりすることは難しそうですが、軽くまとめてもらいました。
AI関連の発表
- Gemini 2.5シリーズの改良:Gemini 2.5 Flashが一般公開され、パフォーマンスと効率が向上。Gemini 2.5 Proに「Deep Think」という強化された推論モードが追加されました。
- Google AI料金体系の変更:
- AI Premiumが「Google AI Pro」に名称変更(月額$19.99)
- 新たに「Google AI Ultra」プランが追加(月額$249.99)で最先端機能へ早期アクセス可能
- 日本、ブラジル、インドネシア、英国の大学生向けに無料のAI Proを学校年度中提供
- Geminiアプリの新機能:
- カメラとスクリーン共有機能がiOSでも利用可能に
- 今後数週間以内にカレンダー、Keep、マップ、タスクなどとの連携を開始
- Deep Researchで自分のPDFや画像をアップロード可能に
- Gemini Canvasの内容をウェブページ、インフォグラフィック、クイズ、音声概要などに変換可能
Gemini がよりパーソナルに、プロアクティブに、そしてパワフルに進化
https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/gemini-app-updates-io-2025
Geminiというとモデルの名前という認識だったので、Geminiアプリってのはこれまで使ったことがなく、早速ダウンロードして見ました。
今回発表されているGemini Liveという機能。
少し使ってみましたが、音声アシスタントってのがまだ使い慣れてないですが、常時起動していて話し相手になってもらう感じだと面白そうです。
完全にSFの世界ですね
GMailの内容を確認してもらおうとGemniに話しかけてみたのですが、「GMailアプリを開いて受信トレイを見てみましょう!」ってなってしまいました。
まだ連携はできていないようですね。
このあたりがスムーズにできるようになるとさらに便利そうです
検索関連
- AI Mode:米国のすべてのユーザーに展開開始
- Gmailからの個人情報を利用した「パーソナライズド検索結果」機能
- スポーツや金融情報をカスタムチャートやグラフで視覚化
- ショッピング機能の追加
- Project Marinerのエージェント機能を活用した予約やチケット購入などのタスク実行
- AI Overviews:200カ国以上、40言語以上に拡大
メディア生成関連
想像力を広げる最新のメディア生成モデルとツール
https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/aigenerative-media-models-io-2025
- Veo 3:最新のビデオ生成モデルが音声生成にも対応
- Imagen 4:より詳細なテキストと画像出力が可能な新モデル
- Google Flow:Veo、Imagen、Geminiモデルを使った「AIフィルムメイキングツール」
- SynthID Detector:AI生成コンテンツを識別するための検証ポータル
コミュニケーション関連
- Project StarlineがGoogle Beamとして正式発表:AIファーストの3Dビデオ通信プラットフォーム
- Google Meet音声翻訳:人間の通訳のように自然な翻訳機能
デバイス関連
- Android XRグラス:サムスンとのパートナーシップ拡大
- Wear OS 6:タイルに統一フォントを導入し、よりクリーンなアプリ表示を実現
その他
- Gmail:パーソナライズされたスマートリプライ、受信トレイのクリーンアップなど
- Jules:コードを理解し、テスト作成や機能構築、バグ修正などを行う「真のコーディングエージェント」
- Geminiの利用拡大:月間アクティブユーザー数が4億人を突破
- 開発者向け改善:Android Studio、Google Playなどの機能強化
全体として、今回のGoogle I/Oは特にAI技術の進化と実用的な応用に焦点を当てており、Geminiを中心としたAI機能がGoogleの主要製品・サービス全体に統合されていく方向性が示さ