読書感想文」カテゴリーアーカイブ

最近の読書事情

先週の頭くらいから、ひたすらにゲームへつぎ込んでいた時間を、
人生果たして何回めだろうか?という「またか」感はあるのだけれど悔い改めて
本を読んだり勉強したりする時間を少しずつ増やしている。

というわけで、最近読んでいる本と、これから読もうと思っている本をあげてみる

チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ
エイミー・C・エドモンドソン Amy C. Edmondson
英治出版
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仕事は楽しいかね?
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結構前から気になっていた。
たまたま、Kindleでセールをやっている時に買ってあって、
そのまま読んでいなかった。。。

 

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)
森 博嗣
集英社
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新しいことを学ぶことが「楽しい」と思えているうちはやっぱり勉強は続くものだけれど、
やはり難しい問題に当たって気晴らしという理由をつけてゲームを始めると泥沼になる。

ゲームをすべて否定する気はないんだけれど、結果的に自分を苦しめるようなことがないように
楽しいと思える程度に止めたいところですね。

 

積ん読がたまっていた

久しぶりに本を買った。
当然、KIndleでだ

さて、読もうかと久々にKindleを手に取ってみたら容量がないとのこと。
うーん、確かに整理してないなぁと溜まっている内容を見返してみたら・・・

買ってダウンロードしただけで読んでいない本や、途中になっている本が結構あることに気がついた。
うむむ。完全に忘れてしまっていた

現実世界で本を買っていると、読んでない本は嫌が応でも目に入ってしまうのだが、
Kindleの中にある場合は目につかないので、そもそも忘れてしまうことがある。
まぁ、その程度の認識の本であれば忘れてしまっても問題ないじゃないかと言われればそれまでだが、
せっかくお金を払って買ったのであればせめて目は通しておきたいところ。

最近、少しずつゲームの時間を減らせてきているので読み進めるようにしていきたい。
ここのところ本当に本を読んでいなかったなぁと振り返って、少し反省だ。

機械学習入門を読んだ。。。?

すっかりブログを書く頻度が落ちてしまってきている今日この頃ですが、生きてます。

さてはて、GWくらいからチマチマと読み進めていた「フリーソフトではじめる機械学習入門」を読み終えました。

フリーソフトではじめる機械学習入門
荒木 雅弘
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長かった。。。

機械学習という分野に関しては全くの門外漢だったので、全てが新鮮と言えば新鮮な内容でした。
しかし、やはりポンポンと現れてくる数式に関してはちんぷんかんぷん。
ただ、「機械学習というものはどういうものなのか」を大雑把に把握することはできた気がします。
ぶっちゃけ、読み進めただけで演習問題はやっていないのでこれに関しては試したいところ。

機械学習に関する話で共通するのは数学的な知識が必要ということかな。
でも、新たな学習アルゴリズムを作り出す訳でないのであれば、実はツールを使うことでそれらは省略することができるんじゃないのかな〜。。。なんて甘いことを考えている。

結局のところ、機械学習という分野に強くなりたいのではなく、学習結果から得る知見だったりを得ることが目的なので、そこのところは履き違えないようにしたいですね。
いや、その分野に強いに越したことはないのは多分確かでしょうけれど。

という訳で、最後まで読んでは見たものの全然身についていないので、
演習なり実データなりを使って弄ってみないとなぁ。
それか別の本を読む形をとるか。

どう転んでもいいように、数学の知識はある程度押さえておいたほうがいいと思い、こちらをポチった。

キーポイント線形代数 (理工系数学のキーポイント 2)
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岩波書店
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いやー。まるで大学受験が始まるような気分だ。
もう、全然微分積分とか覚えてないしやばいぞー。
本当に理系の大学を出たのかしら、私は。

人の心は読めるか?

ニコラス・エプリー著。「人の心は読めるか?」を読んだ

人の心は読めるか?
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ニコラス・エプリー
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GW中に読み終えるぞ!と意気込んでいたものの、GW中は家族サービスやらなんやら(主に怠惰)で読み切ることができず。
先日、ようやく読み終えた。

読み終えたはいいものの、ブログに書くのがどうも最近億劫になってしまっており、
ズルズルと時間だけが過ぎてしまった。
ちょっと最近、怠け過ぎている感じが否めない。

「人の心を読む」という言葉がずいぶんと気になる。

仕事では何人かの部下を持っているのだが、わからないものはわからない。
普通に過ごしているようで悩んでいるのかもしれないし、
落ち込んでいるようで、別に落ち込んでいるわけでないかもしれない。

これまでに何度となく、辞表を受け取ったけれど、前もってわかっていたのは数少ない。

普段から、一生懸命周りの考えを探っているわけではないんだけど、それでももう少し気づいてもいいんじゃないかな〜と思うことはやっぱりある。

 

結論からいうと、そんなに都合よくはいかないということらしい。
まぁ、そりゃそうだ。

でも、読み進めていく中で、何が原因でそう都合よくはいかないのかはわかったし、
やっぱり対話をし続けるしかないということも、なんとなく思っていたこととあっている。

話をすること自体は嫌いではないんだけど、まだまだその周辺に関しては下手くそ何だろう。
やっぱり、もう一度 EQ あたりの本を読み返すことになりそうだ。

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GWが始まる

毎年GWと言っても、基本的にはカレンダー通りな休日を過ごしているので、対してGW気分を味わうことはないのですが、
今年は休日の構成がいいので私も土曜日からは5連休です。

5連休だから何をするのか?

実のところ言うと、特に決めていません。
ただ、読みかけの本はあるのでそちらを読んでいきたいと思っています。

人の心は読めるのか

人の心は読めるか?

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ニコラス・エプリー
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たまたま書店で見かけて、興味をそそられて購入しました。
同じものをみているようで、実はみているものが違うという「首の問題」。
そして、同じものをみているんだけれど、その人の経験や背景によって認識が変わる「レンズの問題」

考えてみればわからなくもない話だけれど、常日頃から意識できているかというと難しい。
まだまだ読んでいる途中ですが、なかなか楽しめています。
読み終わったら、以前読んだEQの本も少し読み返してみたくなります。

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フリーソフトで始める機械学習

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機械学習や統計関連に関してはど素人もいいところなのですが、
ネットを徘徊していて少し気になったので購入してみました。

面倒なことはプログラムに任せて、人間様はもう少しクリエイティブに昼寝をしていたいと考えている私としては、こういう分野はきになるところです。

ただ、どうしても代数幾何や微積の知識が必要になってしまい、いくら理系とはいえ
それほど得意分野ではなかったので。。。

まぁ、要するに難しいな、と。

ただ、この辺りをちゃんと理解してものにすることができれば、それはとても面白いことが待っていそうな気もするんですよね。
というわけで、少なくともこの本は一通り進めていきたいと思っています。

 

実際問題、育児や家庭菜園に追われている毎日ではあるのでどこまで時間を割くことができるかは非常に危ういところです。
とは言っても、せっかくのまとまった休みなので、家族サービスだけでない自分のための時間利用を少しでも取っていきたいですね。

倫理を論理する

Kindleセールでたまたま見かけたNHKブックスの「哲学ディベート <倫理>を<論理>する」を読んだ

哲学ディベート―<倫理>を<論理>する NHKブックス
NHK出版 (2013-04-10)
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こういった哲学をテーマとした本は、割と好きなほうだ。
自分自身、哲学を勉強したことはないんだけれど、いろいろな考え方を学ぶことが出来る感じがして
一つの訓練として面白い。

この本では、「自殺」や「尊厳死」。「人権」等々、現代社会の様々な問題に関してディベートをする。
といっても、これらの問題に答えがあるわけではなく、ディベートの勝者を決めるわけでもない。
純粋に討論する
討論していく中で、それぞれの主張を聞き、自分自身や相手の新しい考えに気づく。

書き方としては、架空の大学ゼミという形で読みやすく、スラスラと読むことが出来ます。

 

普段、子供に当たり前のように「悪いことはしちゃだめだよ」といっていても、そもそも良い悪いとは。
身近にあるけれど、いざ説明したり論理的に教えようとすると結構難しいんですよね。

法律的な解釈や、道徳的な解釈。
功利主義と道徳的な考え方。

何が正しいとかではないのだろうけれど、どういう考え方に基づいて何が動いているのか

これを知っているのと知っていないのとでは大きく異なる。
相手が何を元に発言しているのかが読めなくなるからだ。

わかっているようでわかっていないことばかりなのが悩ましいところだけれど、
こういう考えを読むのは、やっぱり個人的には好きなほうなんだなと改めて認識した。

黒田勘兵衛

大河ドラマとかは全く見ていないし、見れる環境でもないんだけど
イマイチ黒田勘兵衛と言う人がどういう人なのかさっぱりだったり、
一部で竹中半兵衛とごっちゃになっていたりしたので手に取ってみた。

黒田如水
黒田如水

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(2013-10-22)

手に取ってみたと言うものの、実際にはKindleなのでこの表現は適切ではないのかもしれないが。

この本は、タイトルの「黒田如水」という出家後を取り扱ったものではなく、
どちらかというと勘兵衛がのし上がっていく過程を記したもの。
家康の時代まで生きているにもかかわらず、話はまだ信長が生きている間で幕を下ろす。

読み物としては面白く、すらすらと読む事は出来る。
脚色はあるんだろうけど、勘兵衛というか昔の人の生き様を感じる事が出来る一冊だった。

全員が全員そうだったわけではないんだろうけど、この時代の人たちの死生観って凄いよね。
そのままをまねする気には到底ならないんだけど、これくらいの必死さを持った何かがあると言うのは
それはそれで羨ましいとも思えてしまいます。

Kindleが壊れた

先日のことであるが、寝ぼけてKindleを落としてしまった。

落としたといっても、大した高さからではないので「しまった」という感覚はなかったのだが、
ふと画面を見ると…

電子ペーパーが破れ(?)ていた。
写真ではわかりづらいかもしれないが、ちょうど何か突起物に紙を押し当てたように破けて後ろから光が漏れている状態。

どうやら落ちた高さというよりは、落ちた時に置いてあったものの角にぶつかったみたい。
うーん、思ったよりも簡単に破けてしまうものだなぁとしみじみ。
iPhoneなんてしょっちゅう落としてしまっているので、画面に対する強度の違いを思い知らされたところです。

実際問題、すごい大きな破れではなかったので使い続けることはできないわけではなかったが、
場所が画面の中央であって気にならないかと言われれば間違いなく気になる場所。

当然、1年保証の対象になるわけもなく商品は交換することに。
同じ過ちを繰り返さないようにと、純正のカバーも購入したために少し出費がかさんでしまいました。

 

うーん、随分と厚みも重さも増してしまいました。
個人的には何もつけていない状態が一番使いやすかったと言えば使いやすかったのですが。。。

まぁ、しょうがないですな

採用基準

「採用基準」を読んだ

採用基準
採用基準

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伊賀 泰代
ダイヤモンド社
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最近時々目を通しているHBRに、2013年ビジネス書お勧めがあって、そこに載っていたので購入。
中々楽しむ事が出来たと思う。

所謂「みんなリーダーシップを持とうぜ」って感じの内容なんだけど、マッキンゼーという組織での。。。というか、外資系の考え方と言うものをかいま見る事が出来る。
幾つかは参考にしたいと思ったし、何人かに勧めてみた。

さてはて、本題とは少し逸れてしまうかもしれないけれど、人を見る目を養いたいとは思う。

よく、「あの人は違うな」って人が言うのが正直「そうなんだ〜」と、自分の実感としてわかない事が多い。
人を見る目が無いのか、はたまた人に興味が無いのか。

人に興味が無いというと、そんな事は無いと思うのだが、
かといってよく人を見ているかと言われればそうでもない気がする。
やっぱりそれほど興味ないのかもしれない。

とは言っても、興味が無いの一言で済ます事が出来ない事も多々ある。
もっと人を見れる人にならなければいけない

ライ麦畑でつかまえて

サリンジャーのライ麦畑でつかまえてを読んだ

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
J.D.サリンジャー
白水社
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元々私は本を多く読む方でもないし、ましてや小説に関してはからっきしだ。
と言う訳で、所謂名著と呼ばれる類いの本もあまり読んだ事がない。

なんで「ライ麦畑でつかまえて」を読もうと思ったかというと、「攻殻機動隊」で出てきた事が
きっかけなんだろう。
きっかけと言うにしては、随分と読み始めるのに時間が経っているけれど。

こういう、話の元となった内容を知ると、ミサワのようにウンチク自慢は気をつけなければならないが、
よりいっそう物事を楽しめるような気がする。
まぁ、私は例え読んでいたとしてもちゃんと関連性に自分で気がつく事が出来るか少し不安だが。

ただ、正直ひたすらに主人公の青臭い思春期の考え方や誇大妄想をひたすらに繰り返されるので、
私の気持ち的に中々読み進めるスピードは上がらなかった。