読書感想文」カテゴリーアーカイブ

理想のヒモ生活 20巻

あれ、いつの間に新刊出ていたんだろう。。。
Amazonのおすすめとかは本当に使いづらいですね

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19巻で港町ポモージェに騎士団が攻め入るという話が本格化したところから、その対応が始まるところまで。

新たな女性キャラが登場して、またハーレム要員が一人増えるのかしらと思わなくもないです。

それにしても主人公の善治郎。
博識で頭が回りすぎます。
残業時間が月あたり150時間を超えるようなブラック企業に務める、どこにでもいるサラリーマンと言う1巻での説明書きはどこへやら、政治世界で研鑽を積んでいる王女達の思考を読んでいく様は、なんというか、どこにでもいるサラリーマンじゃないだろうと思わざるを得ませんね。

まだ、私が150時間超える月が少ないからそう思うのでしょうか。
ヒモになるのも、実にハードルが高いものです。

ルクレツィアの霊圧が完全に消滅してしまっていたのは触れないであげてください

〈私〉を取り戻す哲学 読了

タイトル通りではあるけれど、岩内章太郎著「〈私〉を取り戻す哲学」をAudibleで聞き終えた。

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私とはなにか

本書では「私」というものはなにかということを中心に話が進んでいく。

自分自身で考えてみると、妻から見たときの夫としての私。
子どもたちから見たときの父としての私。
職場での上司としての私や部下としての私。
大学時代の友人から見たときの私

それぞれ、私には違いないけれどその時その時での考え方や動きは微妙に異なっていたりする。

これらの差異は、意識してやっている部分もなくはないのかもしれないが、基本的には無意識下で行われる。
しかしゲームやメタバース、SNSなどのサイバー空間で考えると、いわゆるこれらのキャラ付けというのは、現実世界での使い分け以上に意識して行うことが可能になる。

特にゲームなどではゲームキャラクターとしての私になるし人間ですらないかもしれない。
それはもはや私と言えるのだろうか?とすら思えてくる変貌を見せることができる。

ただ、多かれ少なかれそれらの、変身欲求というか、そういったものはあるけれど現実世界の私とは異なっており、続けていくことに無理が生じることも少なくない。
人によっては、現実世界の私よりも軸足がサイバー空間のワタシにのめり込んでしまうということもあるらしいのでこのあたりは人それぞれなんだろう。

こういうことを続けていくと、結果として「そもそも私は何者なのか」が希薄になっていく。そして自分を見失ってしまっているのではないか。
そんな内容だった(と思っている)

私を取り戻す必要性

確固たる信念のようなものを持っている人は、それはいいと思う。

残念ながら私にはそこまでのものはないように感じる。
私を取り戻すって言うことは、そういうこととも思えるし、そうとは限らないとも思えている。

本書で言うところのエポケーだろうか。

正直、あまりうまく言語化できない。
つまりは、理解ができていないということでもあるのだろう。

まだまだ、アタラクシアにたどり着くのは先のようだ

私を取り戻す哲学

Audibleで「<私>を取り戻す哲学」を聞いています

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表紙にも書かれている「なぜスマホを見続けてしまうのか」という言葉に惹かれて聞き始めていますが、想像以上に哲学上の〇〇主義という言葉が多く出てきます。

そもそもの<私>とはなにか。何を求めているのか。<幸福>とはなにか。

デカルトの「我思う、ゆえに我あり」という有名な一説は知ってはいても、哲学についてそれほど詳しいわけではない私にとって、聞いたことはあっても馴染のない言葉がひたすら続きます。

こういった、思考というのは嫌いではないです。
ただ一方で、考えたところで何になるんだろう?という思いも持っているのも事実。

ただ、周期的に訪れる自分自身の無能感だったり退屈感、倦怠感。
そして何を自分はやっているんだろうという思考に至ってしまうところは、明確な<私>というものを持っていないことにも起因するのかもしれない。

まだ、本書を聞き終わっているは訳では無いし、一度聞いて理解ができるものでもないような気もするけれど、ちょっとおもしろいなと思って聞いてます。

このあたりは「ここは今から倫理です」でもところどころ出てきたような気がする。
倫理学は、道徳哲学とも言うようなのでそのあたりは通じるんだろう

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「ここは今から倫理です」も、途中までしか読んでいなかったなぁと思うと、続きが気になってきた。

「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ

2024年本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ

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たまたま書店の店頭で並んでいるのを見て、ジャケットが気になっていたところ、ふと見たらAudibleの対象になっていたのでどんなものか気になって聞いてみました。

主人公である成瀬あかりが中学生から物語が始まり、高校の卒業付近までの物語。
話の流れが結構早く、ぽんぽんと場面が展開していくのでそのあたりは聞いていて飽きなかったです。

高校時代。何してたっけ。。。

ちょっと色々と思うところがあったはずなのだが、実際にクラスに成瀬あかりがいた場合にはできるだけかかわらないようにするのでは、と思う。

その場に身を置かずに考えると、そういう人とのつながりは人生を面白くするのではないかと思えてしまうけれど当事者になってしまうと別なものじゃないかと。

そう思うのでありました。

Software Design 6月号

今月号が届きました

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最近、届いた雑誌をちゃんと消化できていません。
先日より始めている、習慣化アプリで「本を読む」という項目を設けました。

毎日、少しずつでも読んでいくということで、なんとか積読されているものを消化しつつ、いい習慣を身に着けたいところです。

今も仕事は忙しい日が続いていますが、ブログを書くことを含め、いい習慣を続けることで少しでもいい方向に迎えるよう動いていかないと始まりませんからね

今回の特集は実行計画に関するもの。
前職では基幹系のシステムを手掛けていたこともあり、このあたりに関しては頭を悩ませていましたが最近はあまりやっていないなぁ。。。

実証企画である、BunとDIに関する記事は少し興味があるのでこちらも楽しみです。

ちゃんと読みきらねば。。。

キングダム72巻

キングダム72巻が出ましたね

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全巻から続きの番吾の戦いが続き、もうしばらく続きそう?かな。

これまで、散々思わせぶりな登場をしてきた青歌軍の武将たちが中心となった内容に感じました。

王騎にしても今回出てきた司馬尚にしても、最前線であんなふうに戦い、一振りで相手をバッタバッタとなぎ倒していくというのは漫画としては面白いのですが、実際は物理的にはそうはいかんだろうと思わずにはいられないところはあります。

面白いからいいんですけど。

戦いは、すでに敗戦色が濃厚。
70巻の終わりですでに「進軍に最大規模の犠牲を出した」と出ていて負けたとは書いてはないけど、これからどうなるんですかね。

続きが楽しみです

読了 「「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考」

井上新八著「「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考」を読んだ

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このブログでも何度か書いてはいるけれど、私はタスク管理だとかスケジュール管理のようなものが絶望的に下手くそだ。

タスクをしっかりと管理して、毎日それを確認して実施する。
何かしら新しいタスクが発生した際には、タスク一覧に追加して優先順位を決めて・・・ということができない。

そういう習慣がいつまで経っても身につかないのである
勉強にしても長続きしないので、思うような成果を上げることができない。

というわけで、この手の本は何度となく読んでいるのではあるが、本書が面白いな、と思ったのは「続ける」ということが目的になってしまっているところだ。

本来、何かしら目的だとかゴール、目標があって、そのために何かを続けるということのほうが順序としては正しいと考えている。

ただ、著者は続けることそのものを趣味とし、目的として何かを行い、それが何かしらの役に立てばいいじゃないか、というスタンス担っているように感じる。

そもそも、習慣化されたものが、何を目的としているのかがわからなくなっているものもあるようだ。

結果としてそれで物事がうまく回っているのだれば問題ないのかもしれないけれど、本当にそれでいいのだろうか?は結構疑問に感じてしまう。

ただ一方で、続けることができない一つの理由として、目標を達成できないだとか、目標に対するプレッシャーのようなものがあるのもまた一つだとは思う。

いっそのこと、すべてを差し置いて続けること自体を目標としてしまうというのもその観点ではわかるんだけど・・・・

結果として、「いつまでに」本来の目標を達成したいのか、という、本来であれば当たり前のゴール設定に対して間に合うのか?が全く見えなくなる点が、どうなんだそれは、と思ってしまう。

とは言え、前に進むことができなければそもそもゴールに近づいてすらいないので悩ましいところ。
ようは、どう自分を騙して前に勧めつつ、目標とする期限までに目標とする地点へ到達できるかをマネジメントするしかないんですよね。

でも、いわゆるTODOを管理するのではなく、習慣を管理するという考え方に関しては結構賛同している。
取り掛かる。手を付けるという行為そのものをしっかりと管理することができれば、少なくとも昨日よりは前に進むことができているはずではある。

どこまでできたか?というのは問題ではあるけれど、まずは手を付けられたのか?を管理することをチェックして前に踏み出してみようと考えている。

そういう意味では、結構ためになった本に感じる。

できない人にはちょっとおすすめかもですね

「世の中の運がよくなる方法を試してみた」を読んだ

櫻庭露樹著「世の中の運がよくなる方法を試してみた」を読んだ

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本書は、著者が様々な開運メソッドを実践してみた結果、どういうことをすると運がいい人になれるのかを解説している。

そもそも

まず、著者の肩書「スピリチュアル研究家」というところから怪しさ満点。
聞き始めても、突っ込みというかなんというか、これがスピリチュアルと言うやつなのか・・・と、驚きの連続だった。
なんというか、これまで関わってこなかった世界だなぁと。

イエス・キリストからメッセージをもらったとか、宇宙の法則だとか、ちょっと正直最後まで読み進めることに対して色々な抵抗があったのは事実・・・。
(正確にはAudibleで聴いていたのでなんとかなったというのが正しい)

基本的には”いいことをしなさい”って話と、”悪いことがあっても腐るなよ”ということを行っているように感じた。

それをどう伝えるか?ということなのかな、と。

信者?

Amazonのレビュー欄を見てみても基本的には賛同する人たちばかり。

本や公演がそれなりに回っているということは少なくない人が信じているんだろう。
正直に言うと、どういう心境や心理状態になるとそうなるのかが分からないでいる。

やっぱり、すごい困ったことがあった時にたまたま耳にしたメソッドを藁にもすがる形で実践して好転したとか、そういうストーリーなんだろうか。

占いにも似たようなことはあると思っていて、たとえ実践してうまく行かなかったとしても「まだ足りない」や「心から信じられてない」だとかそう言ってしまえることを考えると、信じる気に離れない。

一方で、先に書いたように悪いことがあった時に腐らないためのメソッドは必要で、その際の拠り所として使うということは一考の価値はあるのではないかとも思っている。

尤も、こんなことを考えている時点でそのシーンで使えるわけではないんだろうけど。

果たして、腐ってしまったメンタルと腐ってないにしても明後日の方向を向いてしまったメンタル。
どちらを正常として考えるべきなのか。難しいもんだなぁと思った

「海が走るエンドロール」を読んだ

前々からちょっと表紙が気になっていたたらちねジョン著「海が走るエンドロール」を読んだ

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65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!

なんというか、良かった。
一気に全巻買って読んでしまった。

現在は6巻までが発売中。
海がすでに4年になっているので、もう少しでエンディングなんだろうか?
それとも卒業後も続いていくのだろうか。

非常に楽しみな漫画となった

ガッシュ2

前々から気になってはいたものの、手を出していなかった「金色のガッシュ!!Ⅱ」を読み始めました

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ガッシュはとても好きな漫画だったので、2が出るという段階で気にはなっていたものの、ページ単位の販売となっていた事もあって見送っていたんですよね。

いや、単純に面倒くさかったという説もありますが。

現在は単行本版は3巻まで出ているようで、早速購入。あっという間に読み終えてしまいました。

そして、、、続きが気になる!!

単行本未収録。つまり4巻に回るページはすでにいくつか売りに出されているものの、4巻が出るのはもう少し先になりそう。

ページ単位で買うのもひとつなのでしょうけれど、ここはぐっと我慢して楽しみに待つことにします。

4巻出るのは、収録数からするとあと3ヶ月は先だろうなぁ
楽しみだ