もういったいいつ買ったんだよって位前に読み始めた本をようやく読み終えた。
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もういったいいつ買ったんだよって位前に読み始めた本をようやく読み終えた。
高田純次さん著「適当日記」を読んだ
言わずと知れたタレントの高田純次。
タレントの中では昔から結構好きな人です。
何が好きかと聞かれると、少々困ってしまう所でもあるけれど、
まぁ、何となく察してくださいな。
「うん、いいよね」って感じで。
およそ日記とは縁遠い印象を持つ高田さんが出版社からの提案で始めた日記。
タイトルのように適当です。
この日記の恐ろしい所は、適当であるが故に
「本当にこれ本人が書いているのか?」
が、素で怪しい所です。
一年分の日記になる訳ですが、後半は完全に飽きが来ているような書き方。
もちろん、間が抜ける事も多々あります。
しかし、それすら編集者が適当に書いているだけじゃないのか?
そう思えてくる。
でも、それで成り立ってしまう。
なんだか、本の内容そのものよりも面白い事じゃないだろうかと思えて来ました。
その勢いで適当教典も読んでいる
ただ、ちょっとこちらは十分には楽しめていない。
やっぱり続けざまにこういう本を読んでいると飽きが来てしまうのだろうか。
もうちょっと疲れた時に気晴らしに読むのがいいのかもしれないが、
疲れている時に読んだら、それはそれで余計に疲れてしまうかもしれないな
さて、今日は選挙ですね。
適当ではなくしっかりと考えて行きましょう。今日だけでも。
気がつけば、タブレット(と一括りにしていいものか迷うが)端末が色々と選択肢が増えて行っている。
iPadに近々発売予定(と言われ続けて随分立つ)Kindle。
Windows8を搭載する予定のMicrosoft Surface。
そして昨日発表されたGoogle Nexus 7。
あぁ、Koboなんてのもあるか。
技術書はたいていものすごい厚さになるので、普段通勤時間を読書時間に充てている私としては
電子書籍はとても魅力的に感じている。検索も出来るし。
確かに、気に入った書籍を会社のメンバーに紹介する上では端末を貸す形でしか見せる事が出来ないというのは、
非常に面倒な話ではあるけど、それはそれでいいと思っていた。Kindleで。
しかし、ここまで端末の種類が出そろってくると本当にKindleという選択肢が正しいのだろうか?という疑問も出てくる。
ちょっと整理してみようか
Surfaceはまだ一部のスペックしか公開されていないし、Kindleは価格が未定。Kindle Fire2がそろそろ出るなんて言う話なので
あくまで現時点でわかる範囲。
こう見てみると、電子書籍に限って考えれば確かにKindleはいいんだけど、他のタブレット端末の値段が下がって来ていて、
あと少し出せばNexus7なりSurfaceなりに手が届いてしまうのが悩みどころ。
特にSurfaceはキーボードも付いているので用途の幅は広がるんじゃないかな〜なんて思っている。
まぁ、当初の電子書籍を読むという話から考えると、ちょっと重いが。
何れにしても、Kindleは日本で発売されないとお話しにならないし、それ以上に電子書籍のラインナップが各社でどうなるのか?
というところはあまり期待せずに生暖かい目で見て行く事にしよう。
その頃にはきっとSurfaceも出ているだろうし。
アクアラインマラソンまでも2ヶ月を切ってしまった割に、対してトレーニングもしていないで
危機感満載なかえるです。
そんなこんなで、走る訳でもなく書店にて少し気になった本を買ってみました。
リーンスタートアップを読んだ
スタートアップに限らず、何かしらの開発を行っている人にはぜひお勧めしたい一冊だった。
ただ、何がどうお勧めなのか。
それをうまい事説明するのはちょっと難しい。
「いい本だ」と思うと言うことは、
本だと思っていて、この本に関して言うと圧倒的に後者であった。
端的に言えば、本書の題名からも推察出来るように「スタートアップ」に関しての本である。
しかし、「スタートアップ」と言っても必ずしもそのノウハウは”起業”にしかいかせないのではなく、
普通に会社に勤めて開発をしている中でも十分に生かせるもの。
特に、昨今の動きの速い技術動向を考えて行くと、企業内であっても
スタートアップのような不確実性と向き合いながら進める開発は多いのではないだろうか。
もちろん、本書で述べられている事がすべて正しいか。それは正直わからない。
ただ、指摘されている多くの事は私には受け入れられる内容ではあった。
その指摘している事項の多くが今の自分に対しても思うところがある事を考えると、
それはそれで愕然としてしまうというのも正直なところ。
出来るところから、小さいところからでも、、、と考え、
話を進めようとしてもそう簡単にはいかない。
既に、問題を抱えた組織や考え方が出来上がってしまっているからだ。
何の前置き無しに
「まだバグだらけだけど、期限も来たしとりあえず出してみて反応見ようぜ!
そもそも本当にこれ売れるのかわかんないんだし」
なんて言ったものなら
「馬鹿なの?ねぇ、馬鹿なの?死ぬの?」
なんて扱い受けるかもしれない。
組織として、この考え方を学び、受け入れられるのかの答えを出さないといけない。
既にある組織に対して考えた場合、トップダウンで行う事が出来ればまだしも、
なんだか実に気の遠くなるような話だ。
とは言え、変えて行かなければならない話ではあるし、
変わらないようであれば、いよいよ持って自分が変わるという選択肢を出すべきなのかもしれない。
現在、「リーンスタートアップ」を読んでいます。
本の内容に関しては、本を読み終わった段階で記事を書きたいとは思っていますが、
今日は本を読むスピードに関して思うところを。
私が読書に当てているのは、帰宅の電車内になります。
朝の通勤中は新聞を読む時間にあてているので、帰りの1時間と少しが読書タイムです。
その日の疲れ具合や周囲の混雑具合によって読むスピードは変わりますが、
比較的のんびりと読んでいます。
ちなみに今日は、15ページくらいしか進みませんでした・・・。
これはさすがに遅すぎますね。
本を読むスピードの話になると、必ず出てくるのが速読だったりフォトリーディングだったりする技術です。
実際にそれらで効果を上げている人もいるようなので、そういう技術もあるんでしょうけど
私自身はあまりピンと来ていません。
本そのものは数冊読んでみましたが、読んでいる本人が少し懐疑的な目線で読んでしまっているので
身に付くはずはない状態です。
人によっては本で身につけられるものではなく、セミナーなどに行かないと身に付かないという話も。
ひねくれ者としては、その話聞いた時点でうさん臭く感じてしまいます。
そもそも、なぜ読むのに時間がかかっているのか。
頭の中で声を出しているような感じで本を読んでいる・・・というのもありますが、
読んでいるそばから考え込んでしまうんですよね。
例えば、今読んでいるリーンスタートアップ。
とても面白い内容で、書いてある事例が「自分の身近な例で言うとなんだろう?」って考え、
このリーンスタートアップの考え方を適用するならばどういう形になるだろうか?
こういうケースの場合は適用出来るのだろうか???
などなど。
考えだすと、どんどん思考を前に進めて行きます。
「と言うことは、○○は?それを実現するためにはどうするのがいいのか?」
「何が考えられるか?今の自分にとって、それを行う上での障害はなにか?」
・・・
・・・
もう、全然本が進みません。
悲しい事に、頭のメモリ容量がそれほど大きくないので、考えた事のいくつかは
漏れてしまったりするのですが、こうやって考える事自体は結構好きだったりします。
しかし、なかなか読み終わらないんですよね。
よく「あまりにも面白くて一気に読んでしまいました!」って話があるけど、私にはあまり当てはまらない。
あまりにも難解で読むのに時間がかかってしまうというケースもあるにはあるけど、
基本的に時間がかかってしまう本は時間をかけたいと思う本でもあったり。
ただ、その一方で、未読の本が溜まっていってしまうという問題も抱えています。
もう少しスピードを上げて、自分の頭の中での組み立てスピードを上げて行かなければ行けませんねぇ
早く読む訓練というよりは、早くモノにするという訓練なのかな。
長い事、通勤のお供だった「銃・病原菌・鉄」を読み終えた
タイトルにある通り、人類史。歴史の本だ。
ハードカバーで出版されたのは2000年で、当時に変わったタイトルだな。と、思っていたのを記憶している。
ただ、○○年に△□があった!って言うような歴史本ではなく、「なぜ、現在の富とパワーの均衡が出来上がったのか」という事に焦点が当てられている。
この、「なぜ」というところがくせ者で、それは人種として優れていたから結果が生まれたのか。
それともただの偶然なのか・・を考察している。
本音を言ってしまうと、この本を手に取った理由としては
「歴史そんなに知らないしな~。一般常識とかもう少し会話出来るレベルにならないとな」
程度の考えだった。
そういう意味では、所謂「政治史」や「経済史」と言うものをイメージしていた。
ちゃんと本のタイトルを読めと言われればそれまでだが・・・。
そんなこんなで思いもかけずに、重ーいテーマを延々と400ページほど読む事になった訳だが、
思った以上に(というと失礼かもしれないが)面白く読む事が出来た。
手に取った理由がお粗末な私が言うのもなんだが、勉強になる。
最終的な結論としては
歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない
と要約されている。
どういう環境的な条件が揃った事によって、そこで人類史に影響を与える変化が起きたのか。
現在の結果に対しての究極の原因を考えて行くというのはなかなか大変な事だが、それはそれで面白い。
色々な事に応用出来る話ですね。
どの辺りを「究極の要因」とするのかは難しいところだし、
実際問題、一企業の結果に対する要因となるとそれが「究極の要因」足り得るのかはわからない気もする。
だからといって、現在を生きている私たちには、手に入る情報で組み立てるしかない。
考える事は続けて行きたいですね。
コグレマサトさん、するぷさん著のブログ本を読んだ
ブログっていつから始めたっけ~?
って考えると、正直いつ頃に始めたのかはあまり思い出せない。
動機もイマイチ思い出せない状態だ。
書いている時期によっては色々な事を考えたりもした。
世の中にはいろんなすごい人が多く、そういう人と何かしら会うきっかけにならないか?とか、
技術的な知識を深める事が出来ないか?とか、
アフィリエイトでうっはうっはになる事は出来ないか?とかとか。
結局、テーマを一つにしぼるには、実生活でそれほど単一テーマの内容を書く事が出来る訳でもなく
はてなダイアリーの名の通り、日々思うがままに書いている日記になっている。
「継続は力なり」とは言ったもので、私も続く時は半年くらいは毎日書いたものだが、
一度書かなくなってしまうと、平気で数ヶ月間が空いてしまう。
結局、それも目的が無いからなのかもしれない。
本書では、様々なブログを書く上での。続けて行く上でのテクニックが書かれている。
実際のところ、私は家のPCをWindowsからMacに切り替えてからまだあまり慣れていないので、
お二方が使っているツールやテクニックには結構参考になるところが多かった。
ただ、やはりゴールに関しては、なかなか難しいな、とも思った。
そもそも日記やブログにゴールなんて概念を持ち込む事自体が不毛な話なんだろうけど。
書き方や書く内容が悪いと言われればそれまでなのだが、
書き続けて繋がっている感を感じた事はあんまりないのが正直なところ。
よく言われるページビューに関しても、続けていると若干はのびるのだが実感は無い。
さすがに、お二方のように本を出すところまで行くと、見える景色も違うのかもしれないな。
まず私は、続ける事。
そして、レンタルサーバーでも借りて試してみる事にしようかしら。
どちらかと言えば、これは好奇心以外の何者でもないけど。
何よりも、ブログを書く事そのものが目的にならないように、肩の力抜いてやって行く事にしよう。
あ~。そんなに肩の力入れてないと言われればそうかもしれないけどね。
少し前から気になっていた「ゲーミフィケーション」をようやく読んだ。
最近再び本をよく読むようになった。
つまり、少し前までは読んでいなかった訳なのだが、何をしていたかというと所謂SNSゲーム。
昨年の秋くらいからものの試しとして始めたゲームにどっぷり浸かっていてしまっていた。
私はゲームに関しては結構のめり込んでしまう方で、やり始めるとひたすらやってしまう。
この間。読書やブログ等の更新がほとんどなかったのはまずそれが原因だ。
そんな時にふとこんなツイートを見た
@umedano: 「時間を奪うコンテンツ」か「時間を与えるサービス」かの論点では、後者にこだわった製品開発を行ってきている。でも、せっかく与えた時間を「時間を奪うコンテンツ」にどんどん食われているなぁってふと思った。悔しいが、どうにもならない現実だなぁ今のところ(収益の面でも負けている)。
システムインテグレータ社の梅田さんである。
うーん、なるほど。まさに自分は今、「時間を奪うコンテンツ」に時間を奪われている訳だな。
自分の本業は、どちらかというと「時間を与えるコンテンツ」を作る側のはず。
やっぱりちょっとダメだな、この状態は・・・って事で、少し距離を置く事にした。
ただその一方で、ゲームそのものは私はやはり好きだと思っている。
ならば、時間を浪費するだけではない。有意義な時間や時間を与えるようなゲームであればいいのではないか。
そんな事を薄ぼんやりと考えていた。
本書は所謂コンピュータゲームに限った話ではなく、日常や仕事の中。
ありとあらゆるものにゲームで培ったノウハウを織り交ぜる事でよい未来を築けないか?と考える。
ゲーミフィケーションの定義としては
ゲーミフィケーションはゲームの考え方やデザイン・メカニクスなどの要素を、ゲーム以外の社会的な活動やサービスに利用するものとして定義される(P.11)
という事。
まさに、考えていた事に近いものじゃないか!
読んで行くと、色々な事にこのゲームを応用したくなる反面。
適切なゲームを実際に提供する事の難しさも感じるようになる
あるゲームを仕掛けられたとき、そのゲームを楽しいと思う人もいれば、そう思わない人もいる。そして、楽しいと思えない時にゲームを続けるしかないのならば、そのゲームはこれから先も楽しいものにはなりにくい。ゲーミフィケーションがもたらす未来が、もし押し付けがましくゲームを行う事を実質的に強制されるような世界だとすれば、それはユートピアではなく、ディストピアかもしれない
まず真っ先に取り入れたいと思うのは仕事になる。
ただ、書かれている通り、仕事をする理由は人それぞれであり、仕事に対してどう考えているか。
それ次第で受け取り方は変わってくるかもしれない。
自分がユートピアだと感じてゲームを仕掛けたところで、
相手にとってはただの押し付けがましい状態かもしれない。
仕事という状況下に置いて、実際問題仕事をしないという選択肢が取りづらい事を考えると、
なかなか厄介な問題に感じる。
現状に問題があるのであれば打開策を探って行かないと行けないし、
仮に現在の仕事にゲームの適用が難しかったとしても、それはそれ。
ゲームの活躍の場面は他にもあるだろう。ゲームが無力であるという事ではない。
何に、どんなゲームを仕掛ける事が出来るか。
柔らか頭で考えて行きたい内容だ
「ルーター自作でわかるパケットの流れ」を読んだ
という、何とも安直な理由でネットワークに関しては興味を持っている。
実際に会社で少しだけ管理的なこともやってみた時期もあったけど、結局まじめに取り組まなかったせいで中途半端にしか知識が無い。
ルータやスイッチの設定だとかISDN回線の接続設定だとかVPNの設定だとか。
この辺りは実はそれほど知識が無くても見よう見まねで何とかなってしまうもの。
それでちょっと勘違いしてしまっていると、ネットワーク障害が発生した時の原因究明で
自分の知識の無さをほとほと感じてしまったりする。
ネットワーク関連のプログラミングは、C++でサーバー/クライアントを使ってデータを転送するようなのを以前書いたことはあるが、
今回のような自分が作ったレベルの代物は手がけたことはまるで無い。
というか、以前作ったものもよくわからない中で四苦八苦しながら作ったので結果は思わしくないものだった。
実に苦い思い出だ。
面白そうなタイトルだったので手に取ってみた。
単純にネットワークに関する話ではなく、プログラムするということも覚えれれば一石三鳥どころか四鳥くらいまでいけないかな、と。
言語はC。
私のように会社に入ってからプログラミングを勉強し始めた人間には実戦経験はそれほど無いんだけど、
C++自体はかじっていたので一応読める。
本書の中ではパケットキャプチャ、ブリッジ、そしてルーターと徐々に難易度を上げながら自作していく。
本の中身の大半をコードが占めているので、正直言うとコードはダウンロードにデモして、
もう少し違うパターンや発展系での説明書きが欲しかったかなぁと言う気もしないではない。
ルーターで制御しているところまでやっているので、もう少しレイヤをあげてロードバランサーを作るところまでいければ
色々と楽しそうだなぁ~と思ったり。
でもそれらは自分で調べてやっていけって感じだろうなぁ、とも。
そういう展望を見るための土台として面白いと思っています。
ほら、ネットワークできるとかっこよさそうだし