読書感想文」カテゴリーアーカイブ

ありか

つらい
瀬尾まいこ著「ありか」をAudibleで。。。途中までで挫折した。

ありか

親になって初めてわかる色々なこと。
特に自分の親との関係性に関して、心象風景豊かに描かれていて、非常に面白かった。

ただ、感情移入してしまいがちな私にはつらすぎる。

本書に限らないのだけれど、内面的な辛さを描いた作品を私は読み進めるのが苦手である。読んでいたり聞いていたりすると、辛くて気持ちがどんどん落ち込んでいってしまう。

過去にはヘルマン・ヘッセの車輪の下も読み進めるのが辛かったということを思い出してしまった

程度の差こそあれ、過去に私も虐めにあった経験はあり、子供時代のいじめや、立場的な強者からのひどい扱いみたいなものに対しての話にめっぽう弱いのだとは思う。

本書の構成は春から始まり冬までと季節を巡る形で描かれている。
私自身、今のところ秋の途中まで。。。
秋の残りと冬だけなのだが。。

話自体は面白いし、きっとこの秋と残りの冬で主人公は親との決別を果たしてくれるのではないかと信じているものの、聞き続けることが出来ずにいる。

最後まで読めるようになるのはいつになるだろうか。。

「教養としてのコーヒーを」読んだ

バリスタとして有名な井崎さんの書かれた「教養としてのコーヒー」がAudibleにあったので読んでみた

教養としてのコーヒー

本書では、コーヒーの歴史的な話や産地などに関して。
また、気候変動などで今後コーヒーがどう変わっていってしまうのかなど、様々な話が出てきます。

特に本書で語られていたスペシャルティコーヒーにちょっと興味を感じました

スペシャルティコーヒーの定義 « SCAJについて | 一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会

私はコーヒー好きで昨年まではガブガブ飲んでいました。
朝飲んで、水筒に入れて職場でも飲むし家に帰ってからも飲む。
味にすごいこだわっているわけではないのですが、いつもコストコでスターバックスのダークロースト(?)豆を購入して家で挽いて飲んでいました

ただ、正直私は味覚音痴なのでそこまで違いがわからないんですよね。
豆を挽いたほうが、香りはいいし作る工程を楽しめる感じがして好きです。

妻のほうが味覚はしっかりしているので、違いはわかりそうですが、スペシャルティコーヒー。。。私でも違いがわかるでしょうかねぇ。

せっかくなのでどこかで頼んでみたいと思います

プロダクトマネジメントのすべて

PdMのすべてをうたった一冊。
Audibleで拝聴させていただきました

プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで

本書が刊行されたのは2022年ということで、約4年前となる。
だいぶ市場環境は変わってしまっている感じもするが、網羅という意味ではまとまっていて勉強になる一冊だった

そもそも何をプロダクトとするのか

本書ではPdMをテーマとしているのだから、まずはプロダクトから始まる。
ただ、必ずしも自社プロダクトや自社サービスを展開しているとは限らないのが実情で、私自身現在の所属はそういうものがない。

前職では自社プロダクトを持ちその開発に携わっていた。
ただ、既存プロダクトであったので、本書で書かれているようなカスタマージャーニーマップやリーンキャンパスなどの今どきの手法はわざわざ実施されなかった。
(今思うとやっておいたほうがよかった面もある)

そう考えると、これらの知識の使いどころは気を付けないと見過ごしてしまいそう。
現在の組織でいうと、組織や自分自身をプロダクトと見立てて考えるべきなのだろう。

その場合、本書で書かれているようなプロダクトの4階層を考え、整理していきそのうえで自社メンバーのスキルセットなどをそろえていく。。。
なんか考えられそうな気がしてきた。

W型人材

本書では、PdMはW型人材がよいとされているが、W型人材という表現は初めて見た。
曰く、複数の知識やスキルを持ちつつも、スペシャリストほど深くい見識は持たなくてOK。ただ、複数の知見を持っていることで、その相乗効果を発揮することが出来るということらしい。

この〇型人材。いろいろとありますよね。
直近では、エンジニアとしてはT型人材を目指すべきというようなスライドを見た記憶があります。

ただ、何型であろうと結局のところその要素として何を選ぶのかが一番問題な気がしている。
本書でのW型人材で取り上げられていたスキルとしては以下の6個

  • 発想力
  • 計画力
  • 実行力
  • 仮想検証力
  • リスク管理力
  • チーム構築力

見事にソフトスキル。
これは本書の読者想定がエンジニアとは限らないからなんだろう。

エンジニアで考えるとどうなるんだろうな~って思ってしまうんですよね。
ムズイ。
結局のところ実行力なのではないかと思えてしまう。

この先のPdM

基本的な考え方は大きくは変わらないのかもしれないが、現代においてはAIとどう付き合っていくのか。
プロダクトの在り方に関しては大きく変わっていくのではないかと思えてくる。
わかりやすい話でいうと、AIによるコーディング能力の向上で仮説検証がやりやすい環境が出来ている。
そこにかけるコストはこれまでと比べると文字通り前提が変わりつつあるように思える。

その中でどういうことを我々は考えていかなければならないのか。
どの部分を誰が担当するのか。

新しい前提で考えたときに自社組織というプロダクトをどう考えるべきか。
頭を悩ませることになりそうだ

Software Design 2月号

今月号は個人的に盛りだくさんな内容でした

Software Design (ソフトウェアデザイン) 2026年2月号

VibeCoding完全攻略

言葉の定義が難しい特集名をぶち込んできてくれました。

本誌で紹介されているのは、いわゆる「ノリとバイブスで作っていくぜ!」はうまくいかないので、AIにどうやって任せていくとうまくいきそうか?ということが記載されています。

基本的な流れを抑えつつ、AI駆動で進めようとした際に陥りがちな課題とそれに対する対応が書かれているので、なんとなく聞いていた内容を改めて学びなおす機会になりました。

実際にやろうとすると、うまくいかずに中途半端なものを途中で断念してしまったりするんですよね。。。
面倒くさくなって途中終了している個人プロジェクトがいくつか。。
これはどちらかというとAIの問題というよりは人の問題が多いところですが。

あらためて学ぶAmazon S3

こうやって改めてS3を見ていると、面白いサービスですね。
確かに、S3ってただのストレージというイメージだったのですが、いろいろなサービスがS3を用いている。
そして、DataWarehouseやDataLakeとしての利用とかもろもろ考えると、すごい基盤なんだな、と改めて考えさせられました。

S3VectorsやS3Tables、Icebergなんかは名前は知っていても実際には使ったことないですし。
IcebergなんかはSnowflakeでも取り上げられていて、Snowflakeのカンファレンスに足を運んだ際に名前を知ってざっくりと調べた記憶があったのですが、まさかここでまた名前を見ることになるとは!

とはいえ、正直なところ「S3 TablesはS3条のデータをApache Iceberg形式でテーブルとして管理する仕組みです」といわれてもピンとこない。。

うーん、この辺りはインフラ基盤チームやデータ基盤チームの領域なのだろうか。
アプリケーション側の人間としてはちんぷんかんぷんなところがあります。
でも、それはそれで悔しいのでちょっと調べてみたいところ。
この辺りを読んで理解を深めたい

猫でもわかるS3 Tables【Apache Iceberg編】再構成・加筆版 – Speaker Deck

Playwrightで実現するE2Eテスト自動化

使ったことがありませんでした。

いや、気にはなっていたんですよ。ただ、最近モバイルアプリのプロジェクトばかりが続いてしまっていて(言い訳)。

どうしても20年近く前にSeleniumがうまく動かなくていい印象が残っていないのですが、記事でも擬陽性や偽陰性に関してどういうアプローチをとっているのか?が書かれており、いつまでも昔を引きずるのはよくないな、と改めて感じた所存です。

申し訳ありませんでした。

特に気になったのは「WebサイトのHTML構造に依存しない要素の特定方法~(中略)~W3Cが提供するARIA Authoring Practices Guideで定義されたアクセシビリティ~」というところ。
さらっと書かれているけれど、どういうことなんだろう?と。

ARIA Authoring Practices Guide | APG | WAI | W3C

ARIAは上記ページで紹介されているのですが、ガイドラインのように見えて、それがなぜ要素の特定に寄与するという話なんだろうか?がちょっとよくわからず。
この辺りは継続して調べて理解したいです。

ARIAなんたら~ってのは聞き流しているだけになってしまっているmozaic.fmでもちょこちょこ聞く単語(ARIA notifyだった気がする)なのでこれを機会に学習できればと。

それ以外

正直それ以外にもLLMやPodmanの話などなど、盛りだくさん。
正直、毎月読んでいても自分の興味が薄いところは読み飛ばしてしまうのですが、今号はしっかり読みたいなと思う記事が多く、もうちょっと全部を読むのには時間がかかりそうですし、これまで読んだ内容に関しても理解しているレベルには全然到達できていないのですよね。

それでも一度ざっと読んでからかなぁ。
また、残りはどこかで紹介できればと思います。

ランナーズ3月号

ランナーズの3月号が届いています。
読もうとしていて体調崩してたりとずるずるしてました。。

ランナーズ 2026年3月号

今月号では直近のマラソン大会レポートとして富士山マラソンも取り上げられていました。

富士山マラソン、私は2023年大会に出場したことがありますが、序盤に飛ばしすぎて後半。特に坂がきつくて完全にばててました。
そしてエイドでコッペパン丸ごと渡されて大笑いした記憶があります。
今大会は雨だったんですね。大変だ。

そして特集は勝負飯。
本誌ではうなぎに関して取り上げられていましたが、私はご飯が多いですね。
これといって決めているものがあるわけではないですが、ご飯をいつもより多めに食べることが多いように感じます。

そして当日の朝もおにぎりや団子、餅のようなもの。
うん、日本人ですね

そしてもう一つの特集として挙げられている本番一か月前のトレーニング。
何気にいいですね。

さいたまマラソンまで残り2週間。
ロング走を走るならば明日が最後かしら?まぁ、どこまでをロングとしてとらえるか・・によりそうですが。

ここ二回のハーフマラソンでは4:10秒台で走ることが出来ているものの、これを3時間キープできるかは正直難しく感じています。
とはいえ、それが出来ないとサブスリーは達成できないわけで、そう考えると今やるべきは本誌でいうところの25㎞マラソンペース走なのかもしれないと感じました。

いっちょ頑張ってみますかね

キングダム78巻

キングダムも気が付けば78巻。しかも今年で連載20年とのこと。
あっという間ですね

キングダム 78

いよいよ李牧との決戦が始まるわけですが、あまりにも決戦前の死亡フラグの多さに戦慄します。
このままじゃ誰も生き残らないのではないかと思えるくらいに秦・趙それぞれに死亡フラグが立ちまくっています

そして序盤から秦側での主要人物が討たれていく。。

これは。。。この戦い、意外と早く終わるのか、それともこれから数巻にわたって戦いが続いていくのか。今後の展開が楽しみです。

そして戦いが終わった後に誰が生き残っているものか。
戦い後の展開も含めて楽しみですね

シャングリラ・フロンティア(25)

シャングリラ・フロンティアの25巻がでましたよ!

シャングリラ・フロンティア(25) ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~

25巻は前の巻からの続きでラビッツの物語。
七つの最強種である無尽のゴルドゥニーネに関する物語でした。

相変わらずのサンラク節があちこちで炸裂する25巻も面白く読ませていただきました。

相変わらずサンラクが最強種との戦いのトリガーとなる流れ。
七つの最強種を倒すことでワールドストーリーが進んでいくことを考えると、それらは一つのストーリーになっているのかもしれません。

そうなると、その最初のきっかけをつかめるかどうかで別の最強種と巡り合うことが出来るかどうかの確率が大きく変わるのかもしれない。

いつの間にか別の全然関係ないプレーヤーに最強種の一角が破れていた!なんて話になることにはならないんかな?

金色のガッシュ!!2(6)

金色のガッシュ!!2の6巻が発売されました

金色のガッシュ!! 2 (6)

この巻で、ようやく新しい魔物が出てきているし、ガッシュも新しい呪文が登場。
これからの展開もちょっと楽しみになってきました。

懐かしの魔物シリーズがこれ以上続くのもなぁと思っていたので少し安心。

ただ、一方で、やはり第1作の印象が強すぎてあれを超えられるワクワク感みたいなものを作るのは難しいな、と思ってしまうのも事実。
雷句誠の漫画はどんどん理由のわからないノリ中心になりがちなので一抹の不安を覚えつつも楽しみではあります。

第1作ではバリーの話が結構好きだったので、グスタフがいつ登場するのか。
懐かしの魔物シリーズはどうかな?と思いつつも楽しみなところもあり複雑。

まぁ、やっぱり楽しみなんでしょう。
グダグダ考えずに待つことにします

すべてがFになる

Audibleで森博嗣著「すべてがFになる」を読んだ

すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ

ちょこちょことタイトルは聞いたことのあった作品ですが、実際に読んでみたのは初めて。
最後まで面白く読まさせてもらいました。

出版が1998年ということで、書かれている時代背景というかIT関連の前提みたいなものは今読んでみると随分変わってしまったなとしみじみ思うところ。
98年当時、VRなんて全然だったなー。
登場する人物。特に警察関係者のITに対する理解の浅さはそういった時代背景を知ってないとなかなかピンとこない事になりそう。

すべてがFになる

読み進めていく中で出てくるキーワードですが、F=16進数はIT業界にいる人間だったらすぐにわかると思う。
ただ、私は「すべてがFになる」で思いついたのはカラーコードだった。
このあたりは、各章のタイトルが色だったこともあって、思考がそちらに誘導されてしまったのかもしれない。

してやられた形だろうか。

舞台となった日間賀島は実際に三河湾に存在する島で、作中では私有地となっていましたが民家や民宿もある普通の島。
知多半島や渥美半島からも高速船が出ているようですね。

日間賀島観光ナビ【タコとフグの里海】日間賀島観光協会の公式サイト

私は実家が愛知県は豊橋なので、フェリーの出る伊良湖岬もよく小さいときは行きましたので、作中で三河湾が出てきたときはちょっと嬉しくなりました。

本書は調べてみると、シリーズものの第1作ということ。
ということは、この先も本作で出てきた中心人物たちは登場する機会がありそうと思うと、続きが気になります。

引き続き読み進めていきたいと思います。

クルーシャルカンバセーション(2)

昨日に引き続き、書籍「クルーシャルカンバセーション」から

クルーシャル・カンバセーション ーー重要な対話のための説得術

クルーシャルカンバセーションにおいて大事なことは、先に書いたようにクルーシャルカンバセーションだと正しく認識することだと考えている。

また、難しさは自分の本当に望んでいることはなにか?という問いかけを正しく行うことができるか?ではないかと思っている。

コミュニケーションにおいての自分の本当に望んでいることとはなにか。
それは自分がどうしたいのかもあるが、相手にどうあってほしいかでもあると思う。
そう考えると、どれだけ相手のことを考えているかということが問われているようにも思う。

  • 本当に望んでいることはなにか
  • 自分に望んでいることはなにか
  • 相手に望んでいることはなにか
  • 相手との間にどんな関係を望んでいるのか
  • 心から望んでいる結果を得るためにどう行動すればよいか

うーん、これをどの単位で考えるか?ですね。

仕事で言うのであれば、部門・組織に対しての話もあればそれより小さいチームという単位。また、日常的な話としてはメンバー一人一人という単位で考える。

そう考えると、これまでいかに適当なコミュニケーションを取っていたのかということがわかる。
何度もメンバーの面談をやっていて話を聞いているようで、ただ聞いているだけであったのかもしれない。

本書にも書かれているように、組織におけるコミュニケーションは最終的に行動へ移されるべき。なんのためにコミュニケーションの結果は行動に移されるべきだ。
なんとなくコミュニケーションを取った気になっているだけで、結局のところ行動が変わらなければただの自己満足になってしまう。

序盤で出てきたジョージ・バーナード・ショーの言葉が痛く刺さる

コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想である

1on1などを頻度持ってやって、自分自身はコミュニケーションに対してケアをしているつもりであっても、実のところ意味をなしていないということに気づく。
それでも気づいてしまった以上は改善していく必要がある。

もっと早くこの本に出会えていれば良かった。
でもまだ遅くないはずだ