投稿者「krote」のアーカイブ

あけましてあけました

あっという間のお正月三が日も終わり、明日は仕事始めとなります。
皆さんは年末年始を楽しく過ごすことができたでしょうか?

私はというと、2日の深夜発の夜行バスで3日の朝に家に帰ってきたわけですが。。。例によって夜行バス後のけだるさにやられてしまって結局今日は寝て過ごしたりダラダラとしてしまいました。
今は、やる気を引き起こすために無理やりDVDかけて起き上がりました。すでに時遅しな感じがしないではないですが…。

それにしても、やっぱりやる気を引き起こすには私はB’zが一番ですね。なんだか見ていて元気に、そして動かなくては!という気になってしまう。
嫁も子供もいないので大音量で見ているのがとてもいい。こういうときはやっぱり5.1Chとかのシステムが欲しくなってしまいますが、こればっかりはしょうがない。我慢。

そして、DVD見続けてしまって結局、やろうと思っていたことは半分くらいしかできませんでした。。。。でも、なんだか明日に向かって頑張ろうという気が出てきたぞ?

そんな適当な日々を送っている私ではありますが、今年一年も宜しくお願いします

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よいお年を!

妻の実家にきて今年は年を越すことになっています。

今年はこれまでになくブログは放置状態になってしまっていました。
書きたいと思っていた話は尽きることがないといえば尽きることがないのですが、結局書かなければ意味がないですね。
一つに、ブログを書くのに要する時間が問題だと思っています。もう少し、短時間で。それでいて内容を濃くするにはどうすればいいのか。ブログを無理なく続けるというのは、実際問題なかなか難しいもの。書かなければいけないという気持ちでいては疲れてしまいますし、書かなくてもいいと思えば甘えてしまう。
自分の”伝えたい”と思う気持ちを大事にしつつ、文章を書く技術力というか構成力を身に着けていくことが大事なんでしょうね。

2011年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。
それでは良いお年を!

2011年はどんな年か

少しは景気が良くなっているといいな。
世間一般の景気ももちろん大事なのですが、私自身の景気がとても心配だったりします(笑)
2010年にかなわず、2011年に推し進めたい内容を整理しているところです。

今日は大掃除が終わった後で、ひたすらに英語勉強に関連したサイトを回ったりしていました。

英語に限った話ではないですが、自分自身には足りないところが一杯あって、それをなんとかしたいと思っている。英語以外には投資・経済に関する知識を蓄えつつ、仕事においてはマネジメントやWeb関連技術に関しても。

どれに関しても足りないには足りないんだけど、

  • 何の目的で
  • どのレベルまで
  • いつまでに
  • どうやって

等々、そういったものを考えずにこれまで「なんとなく」取り組んで失敗していた。
株に関しても本はあれこれと買っているけど実践しているかと言われれば実践できていない。そこに強い希望や危機感と行ったものの欠如。また、レベル違いの本をなんとなく手にとって挫折の繰り返しだ。

これもいわゆる一つのプロジェクトマネジメント。自分自身の目標管理ですね。私の苦手な。
は~~~~~。ま、考えますわ(笑)

2010年も終わりですね

すでに休みに突入されている方も多いとは思いますが、私の会社では今日が仕事納めでした。
2010年。皆さんはどんな年だったでしょうか。自分自身の振り返りを含めて思い起こしてみます

一軒家購入

実際に購入したのは昨年ですが、今年の3月に家を建てました。
家を建てたことでいくつかのメリットとデメリットが自分自身に生じて、その調整に幾分時間がかかったようにも思えます

  • 通勤時間の増大(45分→90分)
    • 通勤時間が一気に増えたことによって、朝と夜の時間の使い方や効率化というものを考えさせられました。特に朝は、約1時間を確実に座ることのできる電車で過ごせることから本を読む時間にあてることが可能。ただし、今年に関しては実際にはあまり本を読めませんでした。その理由は後述。
    • 会社から家に帰るのに、タイムリミットとなる最終電車の時間が圧倒的に早くなりました。少なくとも会社を23時前に出なくては間に合わない状態。これは強制的に働き方を効率化するという意味で、メリットに持っていかなければいけませんね。
    • 都心に出る時間や帰ってくる時間が延びたことでセミナや勉強会の類に出席するのがなかなか厳しくなりました。これはさすがにデメリットですね。これはどうしようか、答えを見つけ出せていません。
  • 育児に対して
    • 子供が走り回ったり大泣きしたとしても、隣人に対する迷惑をほとんど感じる必要がない。これはかなりストレスの軽減につながりました。子供としても、思いっきり走り回ったりすることができるので、のびのびしていいように思えます。新しく分譲された場所なので、周囲に同世代の子供がいることも大きなメリットとなりました
    • 4月から保育園に通わせていたのですが、序盤はとても病気がちでした。ただでさえ仕事が遅くなりがちなのに通勤時間が大幅に伸びてしまったので、この点は妻に苦労をかけてしまいました。まぁ、そういうこともあって妻の職場の近くにしたといえばしたわけですが、負担には違いないですね。
  • 庭いじり、畑いじり
    • 近場にちょっと大きめの家庭菜園をするスペースを借りています。庭や畑をいじるのが楽しいです。
    • 耕運機やその他機材を持っているわけではないので、かなりの労力をかけなければいけないというのが楽しくもあり時間を取られてしまう点でもあります。雑草取りもそうですね。時間を書ける部分を特定して、それ以外に関しては労力をかけずに済むような仕掛けを順次整えていく必要があります

こうやって見てみると、確かに大変大きなローンを抱えているものの、現時点においては少なくともとてもポジティブ。改善すべき点は多々あるものの、うれしい話でした。

仕事の区切りと手法の模索

ここ数年取り組んでいたプロジェクトが夏に一区切りつきました。一区切りついたと言っても、完全な状態とはいえずに年明けも引き続き改善プロジェクトに取り組んでいくことになりますが、大きな区切りといってもいいでしょう。
そのプロジェクトを通してと、そしてつい先月に部下が一人退職したこともあって自分の中でのこれまでの管理者としてのやり方というものを大きく見直す必要性に駆られています。
特別に何かあったというわけではなく、自分自身の反省から来るものなのですが11月末頃から徐々に調整を行っています。私自身が予実を管理するのがとても苦手な面もあるのでなかなか思うようにはいかないですが、少しずつ手ごたえは感じてきています。本来はもっと早くに取り組むべき内容ではあったとは思いますが。。。しょうがない。私はそのレベルでしかなかったということなのだ。
これが来年、どういう結果につながるのか、途中で投げ出さないように続けていきたいところです。

ブラウザ三国志

特に強いきっかけがあったわけではないのですが、Mixiアプリの「ブラウザ三国志」にどっぷりつかってしまいました。
元々ゲーム好きではまるとひたすらにやり続けてしまうのですが今回は特にiPhoneでも出来てしまうというのが、なんともなんとも。困ったものです(笑)
ただ、正直言ってこれからの自分の戦略を考えていくとある程度の制限をかけるか辞めるかしないととてもじゃないと厳しいのでは。。。とも思っています。
この折り合い、どう付けていこうかな。。。困ったやつだ

ネットへ

特にこの年の後半からですが

  • Twitter
  • Facebook
  • Evernote
  • ソーシャルメディア

といった単語が目立ち始めたり、自分自身でも使い始めるようになりました。
私はIT関連を生業としている割にはこれまで、こういう関連には疎いところがありました。一つには、IT関連企業といっても、私の本業にあまり結び付かないのではないか?という意識が強かったためです。
Webアプリケーションに関係しているからといってSilverlightやAzure、Cloud、Amazonに直接関係するとは限らない。一般知識というレベルではもちろん抑えているかもしれませんが、深入りはしていない状態。

ただ、昨今のSocialMediaとしての方向性に関しては、自分自身を乗っけていく。ソフトウェア企業に勤めているからではなく、一個人としての利用や拡大という意味合いがより強くなっていっています。
それだけこれらのことが身近になってきたということでしょう。それを強く感じ、これまでアナログだったもののデジタル化。クラウド化を個人のレベルでうまく利用する方法。もっと言うと自分が気持ちよく過ごせるための利用方法というものを模索し始めました。
何でもかんでもデジタルにするというのは、たぶん難しい。ただ、自分の中で調和がとれる位置はあるはずですしね。

FacebookとMixiに関しては正直まだ悩んでいるところ。ただ、両方を見続けるのは今のやり方では効率的ではないから何かしらしたいところだなぁ

自分自身がこの2010年で成長出来たのか?という問いに対しては、正直言って満足な状態ではありません。ただ、少なくともそのきっかけや今後の転換になってくれればと思ういくつかはあった年でした。
子供が出来、大きくなっていくにつれ。また、景気や仕事での思いがつもっていくにつれて考えることが多くなっていっています。2011年から始動していきたいことはたくさんあるのですが、まずは身辺整理と環境作りから取り組んでいかなければいけませんね。

日本ではソーシャルメディアは使われているのか?

ITメディアのオルタナティブブログを見ていたらこんな記事が

日本人はインターネットは使うけどソーシャルメディアは使わない
http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2010/12/post-701e.html

日本の場合、インターネットを使っているがソーシャルメディアを使ったことが無い人は44%で、インターネットの利用率は68%ということになる。

あれ?なんかおかしいぞ?ちょっと記憶している割合と随分と違うような。。。と思って、自分の記憶がどこからきているのか探してみたら、オルタナティブブログで違う人が紹介していた記事だった。

【講演資料】Facebookビジネス活用最前線「なぜ今、ソーシャルメディアなのか①」
http://blogs.itmedia.co.jp/naoto/2010/12/facebook-8b4a.html

2008年に行われたフォレスター・リサーチの調査によると、どうやらソーシャルメディアに人が集まっている事は間違いなさそうです。国内ネット利用者の81%が何らかのソーシャルメディアを利用していると言われており…

こちらの調査結果では、ネット利用者の81%というとても高い数値をあげている。しかもそれは2008年の調査だという。
根拠のある内容ではないけど、2008年と現在を比べたら少なくともソーシャルメディアの普及という意味で言うと比率が下がっているとは思えない。むしろうなぎ上りなのではないだろうかと思えてしまうくらいだ。

では、ここの差は何を意味するのだろうか?

  • 仮定1:”ソーシャルメディア”の定義が違う。
    • これは十分あり得そうな話ではある。オルタナティブブログよりはTechWaveでよく持ち上がる話ではあるんだけど、そもそも”ソーシャルメディア”って何なの?というと、実は人によって感覚に差があったりする。
    • 調査は一般の方々に対して行われたのであろうから、その質問の文面やその受け取り方によって差が出てしまったことは考えられる。ただ、受け手側の話だけで言うと81%と56%なんていう差が出るのかな?って気もする
  • 仮定2:調査対象としている人が違う
    • うーん、これを言い出すと、そんな調査意味があるの?っていうことになってしまうけど。。。今回紹介されている、PewResearchCenterの調査結果は公開されているので内容を確認できるけど、facebookの紹介で使用されているフォレスター・リサーチの調査は有料のようでわからない。
    • 少なくともPewResearchCenter側は調査方法に関しては明記してあった(電話でランダムに700人を対象に実施)
  • 仮定3:調査してない
    • すでに決められた出来レースだったんだよ!

とはいえ、内容は面白い

フォレスターリサーチの、ネットを利用する81%の人がソーシャルメディアへアクセスしている!ってのはちょっと感覚的には過剰な気がする。
それだけの人がアクセスしているというよりは、ネット利用のパーセンテージだったら。。。いや、それでも多すぎるか。

とはいえ、今回紹介されているPewResearchCenterのリサーチ結果はなかなか面白い。かいつまんでみてみると

  • 世代間によってネットの利用度合いは異なり、大体30~49あたりが分かれ目になる。そしてそれは全世界で大体同じことが言える。
  • 日本では男女によってネット利用に差がある(男:72%、女:57%)。ただ、世界的にはここまで差があるのは珍しい
  • 意外とネットは使われていない。ネット利用率68%を低いとみるか高いと見るかは人それぞれだが、思ったよりも少ないと思った。

んー、メールはネットに入らないのだろうか。メールはメール?ううん。定義がががが。やっぱりこういう調査って難しいね。
ただ、比較的PewResearchCenterの結果は受け入れやすい数値に感じる。調査のサンプル数が日本では700ってのは、もう少し延ばしてほしい気もするけど。

こういう系統の記事を見るたびに思うのが、もう少し英語を勉強しなきゃねってことですね。うん。

facebookのノートとはてぶの連動2

昨日のエントリで書いたfacebookのノートに対する設定ですが、なんとか出来ました。

f:id:krote:20101228221643j:image

ただ、最終的には上記のように関連付けができたものの、なぜ出来たのかはいまいちよくわかりません。

インポートはできたけどRSSの購読はされてない?
ちょっと画像を取り忘れてしまったのですが、ノートのインポート設定には昨日の設定後は
「関連付けられた外部のブログはありません」
と表示されていました。
つまり、RSSを利用してfacebookのノートに対して記事のインポートは出来たのだけど、RSSを購読している状態ではないので、更新がされない状態のようでした。

facebookのノートに設定されているヘルプを見ると

ノートをインポートできません。
ブログをこの検証ツールに配置し、お使いのブログプロバイダとの問題を解決します。

ノートでフォーマットや画像、ノートへの転送に問題がある場合は、インポートしているRSSフィードをチェックし、ブログが正しく表示されているかどうか確認してください。ノートアプリケーションは、RSSフィードに表示される内容のみをインポートします。

とありました。そこで、このヘルプに従い、RSSを検証ツールで確認することに。当然、問題がないことを確認。
次にもう一度インポートを実行したら正しく購読設定がされたような状態になりました。

さて、本当にこれが手順なんだろうか?うーん、一度うまくいったら次もうまくいきそうだし、いかなかったらいかなかったで面倒なので誰か試した人がいたら結果を教えてください(笑)

facebookのノートとはてぶの連動

最近といってもここ数カ月の話ではあるけど、TwitterのTL上ではfacebookの話題をよく見かける。
日本ではSNSという意味では圧倒的にMixiが人気になっていて、facebookは見た目が若い世代に対してウケないだろうということで、正直私としても微妙だと感じている。
ただ、実名アカウントでの運用によって何かしら面白い方向性があるんじゃないかな?という意味においてチョロチョロ眺めています。
・・・といっても、周辺にfacebookを使っている人がいないのでコネクションが全く増えないんですけどね(笑)

さて、それはそうとしてこんな記事が

facebookのノートに自分のブログを連携させる
http://blogs.itmedia.co.jp/sns/2010/12/facebook-6a56.html

facebookにノートなんて言う機能があるんだーってのが第1印象。
次に、「ノート」にブログってどうなんだろうと思った。ただ、まったく使ってない機能だし、いわゆるMixiで日記をブログと連携させているようなものなんだろうという軽いノリで設定しようと思った。

しかし、それにしてもfacebookのインターフェースはわかりづらい。
上記ブログで画像付きで説明されているにもかかわらず、私はちょっと混乱してしまった。もう一度手順をまとめよう。

1.ノートを開く
f:id:krote:20101228004252j:image
アプリケーションの中に隠れているかもしれないが、これは比較的簡単に見つかる。

2.ノートを書く&消去してしまう
f:id:krote:20101228004253j:image

ここが直感的ではない。
最終的な目的としては、ノートに対してブログのRSSフィードを読み込ませることでブログ更新時にノートへも反映を行わせるというもの。つまりは、ノートへのRSS購読設定をすることだ。
にもかかわらず、「フィード登録」の設定メニューを表示させるためには一度「ノートを書く」を選ばないと左側の柱にメニューが表示されないのである。
いわゆる、facebookのホームメニューではなく「ノート」の画面に移動する方法が、ぱっと見で他に見当たらない。これが混乱のもとだ。
先にあげたブログではノートの消去はしてないが、たとえ内容を書かなくても一度「書く」と選ぶと下書きに加わってしまうので私はここで消去を選ぶのがいいのではないかと思っている。
必要ないかもしれないけどね。

3.フィードを登録する
f:id:krote:20101228004254j:image
ようやく現れてくれた「インポート設定を編集する」メニューを選ぶ。
そうすると
f:id:krote:20101228004255j:image
フィードを登録する画面に選ぶのでRSS/ATOMのURLを書くことになる。

ここで注意したいのは、RSSフィードのURLだ。
これまで私が使ってきたRSSリーダーに関して言うと、大体サイトのURLを登録すれば勝手にRSSを探し出して登録してくれた。ところが(恐らくfacebookの対象がGlobalなせいもあるだろうが)facebookに対してはちゃんとRSSのURLを指定してあげなければいけない。
つまり、このブログであれば「http://d.hatena.ne.jp/krote/」ではなく「http://d.hatena.ne.jp/krote/rss」だ。

4.内容を確認して承認する
f:id:krote:20101228004256j:image
フィードがインポートできると上記のような画面になって、承認を押せばめでたくノートとブログが関連づく。。。はずだ。
facebookがどれくらいの頻度でフィードを見に行くのかが分からないので、明日。もう一度確認ですね。間違っていたらごめんなさい。
ちなみに、インポートは時々失敗するかもしれない。何度かやってみたが、時々URLがオカしい的なエラーを返されてしまった。ただ、最終的には上記設定でいけているので、何度か試していただければと思う。

Mixiのマイミクはいるのに、実名のfacebookで友達いない(少ない)とかすごい寂しい状況だ。。。。
いや、マイミクも多いわけではないけどね。。。うん。

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IE9 Platform Preview 6 公開

まぁ今さら感が漂いますが、先週末にInternetExplorerの次期バージョンである9。これのPlatformPreview第6版が公開されました。

Internet Explorer 9 TestDrive
http://ie.microsoft.com/testdrive/

ちょっとややこしいのは、IE9に対してはβ版とPlatformPreviewの両方が公開されていることです。
通常のブラウザとしての体裁に関してはβ版のほうが整っている。しかし、エンジンとしてはPPのほうが更新されています。Microsoftとしての見解ではPPは開発者がテストをするために公開しているのだそうです。

ただ、、、、テストをするにしてもPPでテストは実はできるものとしづらいものがあります。
通常のWebサイトであればPPでもそれほど問題にはなりませんが、Webアプリを製造している立場からするとPPではちょっと困ることがあります。それはウィンドウ間の制御を伴う場面です。
β版では既存のIEを上書きするのに対して、PP版はIEとは別のアプリケーションとしてインストールされます。それはそれでいいのですが、Webサイト中に

window.open

等で別ウィンドウを呼び出すようなことをしていると、そのウィンドウはインストールされているIEで起動してしまい、IE9のテストになりません。
なんとかしてやる方法はないものかと、たまたま見つけたIE9公式のTwitter(@mskkie)アカウントに対して呟いてみたけど、公式としては用意していないらしい。

そう、公式としては

Build an IE9 Super Beta with IE9 PP6 and IE9 Beta
http://news.softpedia.com/news/Build-an-IE9-Super-Beta-with-IE9-PP6-and-IE9-Beta-163569.shtml

ここに、β版をPP6のエンジンで動かす方法が乗っていた。
ちなみに、アメリカのIEチームのTwitterアカウントでもRTされていたから、実質的にはOKなんじゃないかと勝手に解釈した。
方法としては

  1. βとPPをインストールする
  2. 適当な新規フォルダを用意
  3. IE9βのiexplorer.exeを新規フォルダへコピー
  4. 新規フォルダに「iexplore.exe.local」フォルダを作る
  5. IE9PP6の「iexplore.exe.local」フォルダを作ったフォルダへコピー
  6. 新規フォルダにコピーしたIE9β実行ファイルを実行

これでいける。

実際に試してみたけど、実行ファイルそのものはIE9βなのでバージョン情報では確認が難しそう。PP6での変更点そのものに関してはまだ確認していない。
IE9β、PP6、IE9β+PP6の3者でパフォーマンスの比較等を行えばそれらがより明らかになるんだろうけどね。

正直、IEチームがTwitterのつぶやきに対して返信してくれるとは思っていなかった。ちょっと嬉しかったです。

Office2010βのアンインストール

MSOfficeの2010βをこれまで利用していたんだけど、11/1って事で利用期限が切れてしまった。
会社ではMSDNを利用しているので2010のライセンス登録を行っても良かったんだけど、申請が面倒だったのでアンインストールすることに。アンインストールで元々利用していたOffice2007にしようとした。
ところが、ここで罠にはまった

Outlook2007を起動させようとするも、起動せずにエラーメッセージが表示される。

「MAPIがインフォメーションサービスmspst.dllをロードできません」

さて、困ったぞ。
ということで早速グーグル先生に聞いてみると、いくつかのページを指南されたが、どれもぴったり来るものがない。
さんざん困った挙句にOffice2007の修復セットアップを実行してみたけど結果は変わらなかった。どういう事だろうか。

System32かOffice12の下だと当たりをつけてクライアントPCを検索してみると、mspst.dllなるファイルがそもそも見つけられなかった。会社の同僚のPCを見てみると、Office12フォルダの直下にmspst32.dllがあったので、これを自機にコピー。Outlookを開いてみるとなんとか開くことができた。

うーん、Office2010アンインストール時に持って行かれた??

とりあえず、なんとか使えるようにはなったけど、どうも連絡帳とのリンクが上手く行ってないようでメールを書いているときに、連絡先候補が正常に表示されない。うーん、ただでさえバージョンダウンしているので機能が低下しているのにそもそもの機能すらまともに動かないとなるとさすがにテンション下がるなぁ。

以前はWindowsMobileを利用していたのでOutlookとの親和性を享受で着ていたんだけど、今はiPhoneだから、それほどOutlookに拘る必要もないように感じる。いや、確かにOutlookとiPhoneも連携してくれるからそれはそれで重宝しているんだ
けどね。
でも、多分他のメーラーでも共有できるだろうし、予定表はグーグルカレンダーでもいいしなぁ

さてはて、どうしようかしら。

散々迷ったが、連絡先とOutlookとの関連付けを復旧させることに。ただ、それっぽい文書を見つけることが出来ずに苦労していたけど、最終的には

  1. Outlook2007のアンインストール
  2. Outlook2007のインストール

という、なんとも悲しい操作によって復旧した。

修復セットアップで復旧してくれないことにもちょっとがっかりだし、この手順を踏んでもOutlook起動時に「新しいバージョンのOfficeで作られたデータファイルだよ」って文句のメッセージが必ず表示されてしまう。
うううむ。やっぱり近いうちに乗り換えを検討かな?

VSSからSubversionへの移行

社内でVSSによって管理されていたプロジェクトがいくつかあったんだけど、それを一気にSubversionで管理しましょうということになった。
理由としては、一部管理されているファイルをSJISではなくUTFにする必要性があったのだが、VSSの相違点比較ではUTFの比較が対応されてなかったのが一因。
また、チェックインからの環境への配置をできるだけ自動化したいという試みがあったためである。

VSSからSubversionへ移行するにはss2svn.exeを使う方法があるらしいが、Webで見ている限りではうまく言ってないようだ。
それに代わるものとして、ss2svn.plを利用した方法が紹介されていたが、これが思ったようにはいかずにずいぶんと手こずってしまったのでまとめたい。

参考サイト

前提

  • VSSのバージョン
    • VSSはちょっと古いVisualStudio6のもの。ただ、基本的にはVisualStudioの後継でもそんなに大きな変更はないのではないかと思っている。VisualStudio2008はUTFに対応しているらしい(未確認)ので、もしかしたら構造が違うのかもしれない。
  • Subversion
    • 面倒なのでTracLightningを利用している

インストールするもの

  • ss2svn.pl
  • ActivePerl
  • JCode(パールモジュール)
  • File-MMagic(パールモジュール)
    • JCodeとFile-MMagicはPPMを利用すると楽

C:\>ppm install Jcode
C:\>ppm install File-MMagic

準備

  • PATHにVSSのパスをセットする

SET PATH=%PATH%;C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\COMMON\VSS\win32

  • SSDIRにVSSのレポジトリをセットする

SET SSDIR=\\SERVERNAME\REPO_PATH
※「\\SERVERNAME\REPO_PATH」はVSSのデータディレクトリへのパス

  • SSJP.DLLの退避(VSSフォルダのWin32内のSSJP.DLLをリネームする)

実行

  • 1.移行先のSubversionインストールサーバーにてレポジトリを生成する。
    • TracLightningを利用していると、通常はTracまで作られてしまうのでsvnadminコマンドでSubversionのレポジトリのみ作る。ここでTracまで作ってしまってもいいのだが、この場合はTrac上のタイムラインが、すべて移行実行日のコミット扱いになってしまう。

svnadmin create E:\TracLight\project\hoge

  • 2.pre-revprop-change.bat設定
    • 中身をexit 0のみにしたpre-revprop-change.batをsvnのhooksに入れる。怖いからsvnのレポジトリフォルダにも入れておいた
  • 3.Subversion側にユーザーを追加
    • 予め、VSS側に登録されていたユーザーを登録しておく。この時、例え実際には違ったとしてもユーザ名とパスワードを同一にしておくと楽
  • 4.ss2svn.plの認証部分を変更する
    • 1462行目付近でSvnへのログイン認証設定があるのでここを改変する。

$cmd = “$cmd –username \”$self->{user}\” “
. “–password \”$self->{password}\””;

$cmd = “$cmd –username \”$self->{user}\” “
. “–password \”$self->{user}\””;

に変更。認証を通すようにした

  • 5.ss2svn.plを実行する

vss2svn.pl –vssproject $/REPO/NAME –svnrepo http://REPO/URL –setdates –utf8 –vsslogin”admin;”
※「$/REPO/NAME」は移行対象のプロジェクトへのSSDIRからの相対パス
※「http://REPO/URL」は移行先Subversionのレポジトリへのパス

よくわからないが、–vsslogin設定がないと反応なしになった

  • 6.TRACの作成
    • create-project.batを一部改編してcreate-project2.batを作る。以下の2行を削除

if exist “%TL_PROJECT_HOME%\svn\%PROJNAME%” goto :EOF
svnadmin create “%TL_PROJECT_HOME%\svn\%PROJNAME%”

コマンドでプロジェクト作成

C:\>create-project.bat hoge

後処理

・SSJP.DLLを元に戻す

苦労した点

一番手こずったのはss2svn.plを実行時にFATAL ERRORが発生したこと。これが何度やっても同じバージョンで失敗する。
VSSのデータが破損しているのかと疑いをかけ、VSSのDataフォルダに対してAnalyzeコマンドを実行してみると「一貫性エラーが発生した」と出た。
AnalyzeでVオプションを追加しても意味なかったけど V4オプションを追加して実行してみると、問題となったファイルが発覚。どうやら、バージョンの途中でSJISからUTFに変換したファイルが、相違点をチェックしようとした際に問題を起こしていたみたい。
幸い、そういうファイルは少なかったのでこれは移行後に手動でコミットする形にして実行したら実行できた。