投稿者「krote」のアーカイブ

地政学本が思った以上に面白い

まだ読んでいる最中ではあるのですが、「あの国の本当の思惑を見抜く 地政学」を面白く読ませていただいています

あの国の本当の思惑を見抜く 地政学

地政学って、面白いですよね。
単純な地理でもなく、政治だけでなく、いろいろな観点から考え、でも最終的には地理に戻って来る感じが読んでいて面白いです。

読んでいると、国と国との関係においては、「幼女戦記」や「紛争でしたら八田まで」などを、地政学の前提を下にもう一度見返してみたくなります。

まー、実際問題、地理だけで現在の世界情勢が語ることができるわけではないのでしょうけれど、そういう考え方のもとで色々なニュースなんかを見てみると、そういう思惑もあるんだなというところが見えて来ます。(合ってるかどうかは別として)

こういうのも教養になるんでしょうね。間違いなく。
地理や宗教的な話は面倒だけど面白いわ。

東京マラソンだめだった

今年、久しぶりに申し込んでみた東京マラソンですが、見事に落選しました

ふんだ、そんなに走りたかったわけじゃないもんね

しかし、そうなると2/8のさいたまマラソンが最後になってしまって少しさみしい気がしますね、、

ここはやはり、3/15の板橋Cityマラソンか。。。。!

2026板橋Cityマラソン【公式】

手頃な距離で、3月開催。
更に私が好きな完走メダル付き!!!

毎年、出るか出ないかモヤモヤしていた大会なので、東京マラソン落ちたのであれば、これ一択かなー

もうちょっと悩んでから、結局エントリーすることになりそう。

アトリエうかいのクッキー

先日、Snowflakeイベントで品川へ行った際に、エキュートにアトリエうかいのお店が出ていました。

洋菓子・ギフト「アトリエうかい」

このお店、先日読んだ「最高のビジネス人脈が作れる食事の戦略」という本で、手土産として紹介されていたので覚えていたのです。

手土産なんて買っていくような接待をすることは、今のところ想像していないのですがどんなものなのか気になるところ。
どうせなら妻と食べようと重い、フールセックというクッキーを購入しました

かわいい缶にクッキーが入っています。

うーん、個包装になっていない形の缶入りクッキーは、逆に高級な感じがしますね。
見た目的にも華やかすぎず、それでいて色合いもあって美味しそうです。

フールセック(クッキー詰め合わせ)・小缶/クッキーの贈り物の通販 | アトリエうかいオンラインショップ

ホロホロと崩れるような柔らかさでお上品な感じ。
どれも美味しかったのですが、私は木苺ジャムのサンドとパッションジャムが乗ったチョコレートのもの。
妻はメープルのクッキーがお気に入りとなりました。

”クッキー”として考えると値が張ってしまいますが、たまにはこういうものを食べて楽しむくらいの贅沢があってもいいですよね。

美味しかったです。

「Z世代化する社会」を読んだ

船津昌平著「Z世代化する社会」を読んだ

Z世代化する社会: お客様になっていく若者たち

本書の印象:偏見を覆す実情の描写

『Z世代化する社会: お客様になっていく若者たち』というタイトルを見ると、Z世代を批判的に扱った内容かと思われるかもしれない。実際、序盤の論調からもそのような印象を受ける部分もある。

しかし実際は、世間一般で語られるZ世代像と、著者が取材や体験を通じて知った実情との乖離を丁寧に描いている。そして、その背景にある大人たちの影響についても触れており、非常に読みやすく楽しめる内容だった。

「お客様になっていく」若者たち

この「お客様になっていく」という表現には、色々と考えさせられるものがある。

昔の体罰が当たり前だった学校時代と比べると、現在の学校はかなり生徒を「お客様」として扱っている。そうせざるを得ない社会の論調もある。そこで育った人たちが社会に出たとき、急に環境が変わるわけではない。

本来、会社組織では顧客の方を向くべき視線が、ともすると自社の社員に向いてしまいかねない状況が生まれる。こう考えると、なかなか厳しい現実が見えてくる。成長が見込める人とそうでない人との格差が、これまで以上に大きくなりそうで不安になる。

離職の理由:「不満」から「不安」へ

読んでいて特に興味深かったのが、離職・退職に関する話だ。本筋からは少し逸れるかもしれないが、個人的にはここが最も印象に残った。

従来の離職理由との違い

昔のように「ブラック企業だから辞める」「次のキャリアを目指すので転職する」というのであれば理解できるし、応援もしがいがある。しかし現在は、明確な不満もなく、次の目標も定まらないまま離職を考える人が増えている。

あえて理由を挙げるとすれば、「ホワイト過ぎる職場で、このままでいいのだろうか?」という漠然とした不安。そしてその不安を巧みに突いてくる転職エージェントに後押しされる構図が見え隠れしている。

「不安」への対策の難しさ

この「不満」ではなく「不安」という指摘には、なるほどと思わされた。確かに企業が行う離職対策の多くは「不満」に焦点を当てたものばかりで、「不安」に対応したものは少ないように感じる。

しかし、変化の激しい現代において、先を保証できるものなど存在しない。多くの人が変わり続けることで不安から逃れようとしている。いや、不安だからこそ変わり続けるという形になっているのではないだろうか。

そうなると、不安に対する対策として何ができるのか。一緒に考えることぐらいしか思いつかず、やはり対話が重要になってくるのだろうと考えさせられた。

まとめ

本書は、表面的なZ世代論を超えて、現代社会の構造的な問題を浮き彫りにしている。「お客様化」や「不安による離職」といった現象の背景を理解することで、世代論を越えた社会全体の課題が見えてくる貴重な一冊だった。

こうも続くものなのか。。。

昨日、エアコンからの水漏れを直したばかりだというのに、今日は台所シンクの配管から水漏れが。。。

実際のところ昨日から調子がおかしいな?と妻と話をしていたのですが、確認したところシンクの下に水たまりができて下に染み込んでいました。

ぐぬぬ

いや、ほんと、今年はあちこちで家の問題がぶち上がります。
これからもぐらたたきのように問題が出てくるのでしょうねぇ。。。

とりあえず、今回の問題は流石に素人がどうこうできる話ではなさそうなので諦めて業者を呼ぶことになるのですが、、、とりあえず連絡待ちでいつ直ることやら。

いやー。大変だ

エアコンが水漏れして大変だった話

ピタ。。。ピタ。。。ピタ。。

真夏の夜の怪談のごとく、エアコンから水滴が滴り落ちてきました。
というか、結構な量が。。

これまでも数年に一度くらい発生して、そのたびに見てもらったりしたのですが、どうもちゃんと解決していないっぽい。
とりあえず、業者を呼ぶことにしたのですが、時間がかかる上に来るだけで5000円以上かかってしまう、、、

そもそもどういうことなのだろう?と調べてみた

これを見ると、ドレーンが詰まっていることが可能性としては高そう。

というわけで、Youtube見たその直後にAmazonでポチッと

イチネンTASCO ドレンホースクリーナー 【エアコンの水漏れに】サクションポンプ ドレンつまり取りポンプ エルボノズル付き TA918SX

仕組み的には、昔遊んだ空気鉄砲のようなイメージではあるし、トイレのスッポンにも形状が似ていなくはないんだけど購入。

試してみたところ。。。なんかホコリやゴミが水とか色々とゲル状になって、ちょっと写真を載せるのをためらわれるものが出てきてしまいました。

15年位になりますかね。。。そりゃ汚れもたまりますわ。

吸い出してからピタリと水漏れも止まったので、おそらく一件落着。
段々と家の修理やらDIYやらのできる幅が広がってきたのは、嬉しいのか悲しいのか。
不思議な気持ちです

リモートかハイブリッドかフル出社か

今日は3連休の最終日ということでしたが、特に出かける予定もなかったのでようやくHBRの10月号を読み終えることができました

マネジャーに関しての話は昨日書いたのでよいとして、「ハイブリッドワークの限界を見極めよ」と題した論文の翻訳がありました

オンラインでも読めるようですね

ハイブリッドワークの限界を見極めよ 出社を強制する以外にできること | ピーター・キャペリ,ラニヤ・ネーメ | [“2025年10”]月号|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

リモートワークの個人的利点

あくまで私個人のケースですが、通勤時間が2時間近くかかってしまうのでリモートにした場合にこの時間を別のことに割り当てられるのが一番大きい恩恵だと考えています。

  • 家族との時間
  • ランニング
  • スキマ時間を利用した家事

通勤時間を有効活用するということも考えて入るものの、本を読み始めては寝てしまいますし、スマホをいじる時間が伸びるだけなのが実情です。
これは単純に自分の心の弱さもあるとは思いますが。。。

また、まだ子どもが小さいこともあり、妻一人で家事育児を回していくのがそれなりに負荷高い状態となってしまいます。

そういう意味では、私自身もさることながら家族からの期待という意味でもリモートが望まれている状態です

出社時の利点

出社することの利点は、純粋に仕事に集中せざるを得なくなるところでしょうか。
仕事の内容によっては、リモートのほうが集中できるという場合もあるでしょうけれど、平均するとやはり出社したほうが集中力はあるように感じます。

また、ちょっとした会話が発生するところです。
リモートでは、どうしても”わざわざ”チャットするとかそういう感じのコミュニケーションになってしまうところ。
ふとしたときの会話が生まれるのはオフラインでの最大の利点であるように感じます。

また、一人の時間を作ることができるのも、ある意味利点ではあるかと思います。
リモートでいるとどうしても家族が絡んでくるので、家のことを考えてしまいます。

出社して、家を離れることで思考回路を切り替える事ができ、それによって頭の中をリセットすることができるのも、家族と離れてしまうという欠点でもあり利点でもあるのかと。

結局のところ、これらはケース・バイ・ケースだったり程度の問題には感じます

個人で考えるかチーム・組織で考えるか

個人で考えた場合、リモートワークのほうがパフォーマンス的にも生活的にも利点が大きいのですが、チーム全体や組織として考えたときは必ずしもそうとは限らないようにも感じています。

パフォーマンスと言う観点では中堅以上の人であれば個人としては良いのかもしれないですが、若手は違います。
昔であればよくあった、先輩を見て覚えるということができないですし、どのタイミングで質問を投げたらいいのか、目視で確認することができません。

もちろん、そういった形態の就業環境であるならばそれに最適化した形でコミュニケーションを取ることができればいいのですが、必ずしもそうとは言えないところが困るところ。

偶発的に生まれる会話から得られるものも実はばかにすることができないシーンはよくあります。これは常に発生するものではないのでなかなか指標化することは難しいとは思いますが。

ただ、私としてもフル出社はちょっと大変。今更近場に引っ越しというのも現実的ではないですし。。。
そういう意味ではハイブリッドでパフォーマンスを最大化する方策を練る必要があります。

少ない機会を最大化できないか

偶発的なコミュニケーションにしろ、教育機会にしろ、出社していればその恩恵を受けられるとは限らないもの。

なので、このヒット率を意図的に上げることでハイブリッドであっても十分な恩恵を受けることができる状況を作ることができればという話になります。

リモートのときは個人タスクを中心とし、出社時はコミュニケーションを中心。
出社するにしても、全員が出社できる物理的スペースが無いのであればどういう組み合わせをするとより化学反応を起こすことができるか、試して観測して修正していく。

結局のところこのあたりをやっていくしか無いのかな?と思えてくる。
どうも、ここのところ面倒くさがって”出社しているだけ”になってしまっているような気がするのでこの点は大いに反省しないといけない。

駄目ですなー。自分のことばかりだ

HBR10月号

HBR10月号。まだ読んでいる途中ですが、今月号は久しぶりにしっくりと来る内容。
しっくりとくるというよりは、自分に当てはめることができそうな領域といったほうがいいだろうか。

特集はマネジャー。

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2025年10月号 特集「マネジャーという仕事」

マネジャーという仕事という題目の通り、いろいろな観点でそれぞれ”ふむぅー”思ってしまう内容ではあるんだけれど、なんというか、マネジャーは色々なことを求められすぎなんじゃないかと思ってしまう。

これは並行して読んでいるいくつかの本の影響もあるのだろうけれど、それにしてもあれもやれこれもやれ。
成果のために、部下のために、ビジネスのために、自己実現のために。。。

いやー、大変ね。

マネジャーと言っても、本書で紹介されるようなビッグな立ち位置にいるマネジャーもあれば下層の方のマネジャーもいるわけだし、何を対象としたマネジャーなのかも定義は色々とあることを考えると一括りにして考えてはいけないことはわかる。

それにしてもだ。

まぁ、そううだうだと喋っている暇があるならやれよ!ってのもわかるし、やってないから下層の方なんだろうというのもわかる。

それでも参考になる点はいくつかあるようには感じているので、できるところから進めていくしかあるまい。

Snowflake World Tour Tokyo に行ってきた

9/11, 12の日程で行われたSnowflake World Tour Tokyoに行ってきた。
本当は2日とも参加するつもりではあったけれど、業務の都合で初日だけ。。。

Snowflakeはだいぶ知名度が上がってきたけれど、最初に私が知ったのは3年ほど前。
案件で使う話があって、話を聞いたり調べたりもした。

ただ、最終的に紆余曲折の末、案件自体を離れることになったので実際に使うところまでいかなかったんですよね。
今回、また機会あってSnowflakeを使った案件に首突っ込むことになって、カンファレンスがあるということでせっかくなので参加してみた形です。

データウェアハウスやデータレイクの領域は、アプリケーションに携わっていることがメインの今の立ち位置だとなかなか馴染みが薄く、話を聞く中で知らない単語や新しい知識が多く色々と刺激をいただきました。

純粋に楽しかった。

ただ、これこの先どうだろうな~と思うと、正直どうなんだろう?と思ってしまうのも事実なんですよね。

streamlitを用いることで手軽に社内に対して情報を展開することができるというのはわかるのだけれど、自社でそういうことをやるのはわかれど、案件でとなるとDWHの導入プロジェクトとかそういうものになりそうな気がしてならない。

それか、やはりこれらデータを用いたAIか。

いずれにしても、せっかく参加したこの機会を利用して、色々と聞いてきた話をまとめて振り返っていかないとな、と思った次第です。

「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略

古河久人著「”最高のビジネス人脈”が作れる食事の戦略」を読んだ

「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略

”食事の戦略”とあるんだけど、著者なりの異業種交流会に対する攻略法というか、なんというか。
そんな感じがした。

異業種交流会。。。

20年近く前に結構流行ったように感じて、当時は私も足繁くあちこちと通った記憶があります。
当時、千葉智之さんの「出逢いの大学」という本が出て、そこで異業種交流会なんてものがあるのかーといくつかの朝会や異業種交流会に出向いてました。

人脈というほどでは無いにしろ、知り合いもできたりしたものの、最終的には”特定の主催者の信者”みたいな人が多いように感じられてしまって、冷めてしまったのですよね。

ちょっとその当時を思い出しました。

本書で語られている内容も、もちろん一つの例としては面白いと思うのですが、自分がそういう生活というか、動きを取れるか?取りたいか?というとそういうわけでもなく、そもそもなんのために人脈を作るんだろう?何かあったときのため?とかモヤモヤしてしまいます。

少なくとも、著者を「一般の一会社員」と自分で言ってしまっているのは、随分と一会社員像が違うかな?とギャップを感じさせてしまう点ではないかと。

言葉って難しいですね