投稿者「krote」のアーカイブ

終末のフール

伊坂幸太郎著「終末のフール」を読んだ

終末のフール (集英社文庫)
伊坂 幸太郎
集英社
売り上げランキング: 14001

地球に隕石が落ちて人類の存亡は絶望的になるだろう。

そういう状況下におかれた人々の物語を集めた作品だ。
伊坂幸太郎著というと、イメージとしては何かしらの大逆転的なものをどうしても期待してしまう。
本書もそういうところがない訳ではないんだけど、、、。例えば同じように短編を集めたような構成をとっている作品に死神の精度がある。

死神の精度 (文春文庫)
死神の精度 (文春文庫)

posted with amazlet at 11.05.19
伊坂 幸太郎
文藝春秋
売り上げランキング: 4068

それと比べると、ちょっと「びっくり」感や「してやられた」感というのは薄く感じる。
いつも通り、最終的にどんでん返し的に人々が救われる訳でもなく終わるあたりは伊坂幸太郎らしいと言えばらしいんだけどね。

ろくでなしBLUES

そういえばろくでなしBLUESがドラマ化されるみたいですね。
なんだかすんごい「今さら???」って感じがしないでもないですが。

「ろくでなしBLUES」が劇団EXILEでドラマ化! 大政絢にAKB北原里英も出演
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110517-00000007-cine-movi

EXILEや、主演が連載当時生まれてもいなかったとか色々とドラマそのものに関しては思うところが出てきそうですが問題ありません。
私、家にアンテナたってないからドラマみれないですし。

まぁ、ドラマはさておきろくでなしBLUES。久しぶりに聞きました。
すごい懐かしいです。
連載当時(1988~1997)はちょうど私は小学生~大学と漫画をひたすら読んでいる時代だったのでよく覚えています。
(今も読んではいますが・・・)

基本的にはヤンキー漫画なんだけど、そこは森田まさのり。青春色の強い漫画で、いろんな名シーンがあった。
考えてみると、他の漫画よりも色々と印象に残っているシーンは多いかもしれない。

特に、応援団の輪島が卒業式で読んだ答辞。ずいぶんと感動した気がします。

答辞

俺はとうとうこの学校で六度目の春を迎えた

21にもなりゃいいオヤジだ どのツラ下げて

学校来てんのか自分でも見てみたいぜ

けどやめたいなんて思った事は一度もない

俺は学校が好きだった 

荒んでいた時期もあった

愚連隊と化した応援団を率いて

派手に暴れまくった事もあった

しかし 道を踏み外しそうになる度

多くの仲間に支えられ 俺は立ち直ってきた

友達や先生や家族

今まで出会った人全ての人々に感謝したい

人生に悔いを残すな 

だから精一杯やるだけの事はやれ

他人に頼ってばかりじゃいけないが

必ずどこかに信じ合える仲間がいる

大いに助けあって生きろ

俺はこの六年間で

人間として何よりも大きな事を学んだ

年くった分出おくれたなんて思っちゃいない

ここで得た物を今後の人生にいかに活かすかだ

俺の尊敬する奴が世界チャンピオンになる頃

俺は世界一の建設王になってるだろう

我が栄光の帝拳高校は永久に不滅だ

卒業生代表 三年一組輪島倍達

今読み返してみるとクサいなーテレ臭いなーって感じがしないでもないですが。
そーんなことを言える間柄って、現実はなかなか難しいけど作ることが出来ればすばらしい。

あぁ、また読みたくなってきたな

ろくでなしBLUES 1 (集英社文庫―コミック版)
森田 まさのり
集英社
売り上げランキング: 38512

MacでのScala環境を構築

とりあえず勉強中のScalaを試す環境を作ってみようと思い、iMacに構築してみた。
以下備忘録を含めて。

開発環境をどこに作るべきか

開発の環境を作る上で、どういう形で構築するのか?ということを少し悩んでいました。
あまりにもローカルに依存すると移行時に手間がかかったり、ローカルがゴミだらけになってしまうからです。
会社のWindows機はあれこれとアプリを試したおかげでそれはもうひどい状態になってしまいました。。。

少なくとも自宅のPCに関してはそうはすまい!と思いつつもノートPCは一部ゴミが残ってしまっています。

これらの解決には、やはり仮想環境を構築して、仮想上での開発を行っていくのが効率的に感じています。仮想環境の構築にはWindows上ではサーバー機に関してはHyper-V。クライアント上ではVMWare Serverを利用していました。

Macに関してはHyper-Vは無理なので真っ先に思いついたのはVMWare。ところが、VMWareはMac版に関しては無料の環境を提供していませんでした。
MacでVMWareを利用するにはFusionを購入する必要があるみたいです。

VMWare Fusion
http://www.vmware.com/jp/products/fusion/overview.html

値段としては8000円ほどなので買えなくはない値段ではあるのですが、選択肢としてはその他にもあるようなのでもう少し吟味したい。
吟味したいからといって、このまま何も出来ないのももったいないのでとりあえず最低限の環境だけでもインストールしてみることにした。

MacPortsのインストール

環境の構築にはMacPortというものを利用するのが比較的容易だと紹介されていたのでおとなしくそれに従ってみる。
ちなみに以前Windows環境でScala環境を構築した際には公式ページからダウンロードしたものを利用した

MacPorts
http://www.macports.org/

ちょっと気になるのは

Please note that in order to install and run MacPorts on Mac OS X, your system must have installations of the following components:

  1. Apple’s Xcode Developer Tools (version 3.2.1 or later for Snow Leopard, 3.1.4 or later for Leopard, or 2.5 for Tiger), found at the Apple Developer Connection site or on your Mac OS X installation CDs/DVD. Ensure that the optional components for command line development are installed (“Unix Development” in the Xcode 3.x installer).
  2. The X11 windowing environment (A.K.A. “X11 User”) for ports that depend on the functionality it provides to run.
    • The “X11 User” package is an optional installation on your system CDs/DVD for Tiger, enabled through the “Customize” button of the installer, whereas it is included by default on Leopard and Snow Leopard.
    • You can use the xorg-server port instead of Apple’s X11.app if you wish.

という注意書きがあることだ。

Scala環境の構築に参考にさせていただいたサイトにはMacPortsインストール時にXCodeが必要なんていう話は見当たらなかったんだけど・・・。
まぁ、本当に必要かどうかはわからないけど、XCodeはそのうち遊んでみたいと思っていたものなのでインストールだけしておくことにした。

XCode
http://developer.apple.com/technologies/tools/whats-new.html

Appleに開発者登録を行ってダウンロード&インストール。
XCode以外にもツールはあるようだけど、とりあえず今回の趣旨からは外れるのでそれはまたの機会ということに。

MacPortsそのものは先にあげたサイトからダウンロードしてインストールするだけ。
ターミナルを起動し直さないと認識してくれなかったけど、いってしまえばその程度だった。

Scalaのインストール

MacPortsを使ってScalaインストールするには、コマンドで

$ sudo port install scala

ってうてばいいという話だったが、

—> Fetching scala
—> Verifying checksum(s) for scala
—> Extracting scala
—> Configuring scala
Error: Please use one of the numbered scala* ports instead.
Error: Target org.macports.configure returned: obsolete port
Log for scala is at: /opt/local/var/macports/logs/_opt_local_var_macports_sources_rsync.macports.org_release_ports_lang_scala/main.log
Error: Status 1 encountered during processing.

エラーになってしまった。どうやら今はバージョン番号まで指定する必要があるみたい。

MacPorts経由でどんなバージョンがあるのかを調べるには
port search scala
ってやれば出てくる。

scala-devel @2.8.0.Beta1-prerelease (lang, java) The Scala Programming Language
scala-migrations @1.0.1 (java) Database migrations written in Scala
scala27 @2.7.7 (lang, java) The Scala Programming Language
scala28 @2.8.1 (lang, java) The Scala Programming Language
scala29 @2.9.0 (lang, java) The Scala Programming Language
scala_select @0.1 (sysutils) Switch the default scala compiler

みたいな感じで出てきた。
とりあえず、何も考えずに最新っぽい29を選択してみる

$ sudo port install scala29

これでインストールが完了。

次に、インストールされた場所に対してパスを通してあげる必要があるとのこと。
Windowsでは環境変数に入れるだけなんだけど、MacはどうやらHome配下にある「.profile」というファイルに書き込む形をとるようだ。
このファイルに対してアクセスするには、GUIではなくターミナルなどを利用する必要がある。
という訳で、ターミナルを起動して直下をみてみる。「.」で始まるファイルを検索するにはオプションが必要

$ ls -a

確かに「.profile」があったのでこれを編集する。
編集に使うのは「vim」や「emacs」のようなエディタを利用する。

会社に入って、最初についた上司がMeadow使いだったのもあって、わずかばかりだけどMeadowなら使ったことがある。という訳でEmacsを選択

$ emacs .profile

パスを確認する。

http://d.hatena.ne.jp/AWAWA/20080503/1209825789
をみる限りでは、追加しなければいけないのは2行。

export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH

ただ、最初の一行は既にあったので二行目のみ追記して保存する。
準備は整ったはずなので早速Scalaを実行してみる。

$ scala

  • bash: scala: command not found

あれ?起動しないぞ?パス通すの失敗したのかな?

って訳で、実際にそこのパスに移動して確認してみることにした。
そうすると、フォルダ名が「scala-2.9」ってなっていた。ということは。。。

$ scala-2.9
Welcome to Scala version 2.9.0.final (Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM, Java 1.6.0_24).
Type in expressions to have them evaluated.
Type :help for more information.

scala>

おお、きどうしたきどうした。
ただ、起動にバージョン番号付きっていうのがちょっと微妙だな~。単純にScalaで呼び出せないのかな。フォルダ名変えればいいだけかな?もうちょっと調べてみる必要がありそうだ。
最終的にはEclipseなりNetBeansなりをインストールして開発するのがいいように感じるけど、それはまたの機会。
とりあえず試すことの出来る環境が作れれば今は事足りるのでここまでにした。

CUI

Windowsでしか開発を行ったことがなかった私にとって、これまでCUIを使う必然性はなかったためにEmacsやターミナルを始めとしたCUIはなれるのに少し時間がかかりそうだ。
親切かどうかは別として、慣れてしまえばこの先の開発生産性や開発生活に大きく貢献してくれる分野であるのでしっかり習熟していきたいですね。

まだまだです。

砂漠

西嶋がぱかっと口を開き、「その気になればね、砂漠にだって雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」と断言した(p.18)

砂漠 (新潮文庫)
砂漠 (新潮文庫)

posted with amazlet at 11.05.16
伊坂 幸太郎
新潮社
売り上げランキング: 3077

大学は、これまでは地域という限られたコミュニティの中で過ごしてきた人間にとって一気に視野の広がる場だと思う。
親元からの解放も相まって、実に個性的な面々が集まることもそれほど珍しくないのではないだろうか。
「砂漠」はそんな大学生たちの物語。

物語の登場人物の中で一際目立っているのが冒頭に引用した西嶋だ。
西嶋の何ともいえない数々の言動が、何とも大学生らしいというかなんというか。ちょっと懐かしくなってしまうね。
考えてみると大学を卒業してからもう10年以上もたっているんだもんな。

結局なんだかんだで最初に入った会社にずっといる訳なんだが、、、
自分は雪を降らせることが出来るのだろうか。
せっかくなんだから大雪を降らせたいですね!

なんてことはまるでない

leafsnapを試してみた。。。い

先週頭から、様々なところで紹介されていたiPhone/iPadアプリの「leafsnap」というものがあります。

f:id:krote:20110516014352p:image

leafsnap
http://leafsnap.com/

機能としては、フィールド上で撮影した草木の葉っぱを写真撮影。画像を解析してその草木が何であるかを教えてくれるというもの。

実際に山に出かけたりすると、草木の種類判別が出来ればなぁという時がやっぱり多いです。
私が気にするとしたら、所詮「この木の実食べれるの?このキノコ食べれるの?」ってことばかりかもしれませんが。
でも、それはそれはとても重要なことなのですよ、奥さん

という訳で意気揚々と試してみることにした。
被検体は庭にあった樹木。ちゃんと成功するだろうか?

成功も何も。。。

アプリの仕組みとしては

  1. iPhoneで写真を撮影
  2. サーバーへ写真をアップロード&画像解析
  3. 候補をiPhoneへ表示

のような流れのように見えるが、アップロードをしようとしたら何度となく「Upload failed」と表示されてしまった。
通信環境が何か影響を与えるのかと思い、Wifiと3Gの双方で試してみたが変わらず失敗する。

メモリ?と思い、念のためにiPhoneを再起動させてから実行させたらアップロードしようとした時点でアプリが落ちる状態になってしまった。
うーん、ネット上をみる限りでは実際に動作させている人もいるので全く使えないということではないと思うけど。。。

ちなみに環境としては

  • iPhon 3GS
  • leafsnap 1.04

で試している。もしかしたら、メモリを大量に消費しており3GSでは使えないのかもしれない?そんなにメモリを使っているとも思えないけど・・・

失敗したけど

でも、こういった図鑑のようなアプリケーションはiPhoneのように携帯型端末にはとてもいいですね。
草木に限らず動物や魚、虫、菌類にも簡単に広がりそう。
知りたいという欲求。特に好奇心から発生するものはとてもワクワクするものです。

フィールドに出ていての疑問というのは、後になってしまえば忘れてしまうような些細なことではあります。ただ、その場で解決できていればまた違う展開というのもあったかもしれない。そう考えることもあります。

残念ながら私の環境ではうまく動作することは出来ませんでしたが、先が楽しみであります。
キノコの種類判別→食べれる?食べれない?→レシピ検索
なんて流れが楽しそうなんだけどね、主にお腹具合として

iMac2日目 iPhoto

これまで撮りためていた写真がNASにおいてあったので、せっかくなのでMacからもアクセスができるようにした。
NASはLinkStationを使っている。

BUFFALO 76MB/s 高速転送 ネットワーク対応HDD(NAS) 2.0TB LS-V2.0TL
バッファロー (2010-09-15)
売り上げランキング: 876

こんな感じのやつ。といっても、買ったのは少し前で私が持っているのは1TBの容量。
Pingはちゃんと飛ぶのになぜかターミナル経由では見つからないという不思議な状態だったけど、とりあえず公式からツールをダウンロードしてインストールしてみたら無事に接続ができた。

写真の枚数としては約6000枚。
読み込むだけでもずいぶんと時間がかかった。

次に、何やら人物の名前を設定しろときたものだ。

どうやらiPhotoでは、顔認識を行って単純に写真を見せるだけではなく、フェイスブックのようにタグをつけることができるようだ。
一つの写真に複数の人にまつわるタグをつけることができ、人物視点での写真検索を行えるようにしているんだな。きっと。

ただ、この作業がとてもだるい。
写真は6000枚もあるし、顔認識機能は大人であればそこそこの確率で認識を成功するんだけど乳幼児になるとさすがにその精度は落ちる。そして、私の撮りためている写真のほとんどが乳幼児だ。
これらの整理にはかなりの時間がかかりそうだ。

悲しいのは、生まれたばかりだと我が子ながらどちらかが判断がつきづらいこと。
間違えたら間違えたでかわいそうだし、選ばなかったらそれはそれでかわいそうだし。。。
嫁を呼び出していくつか仕分けの手伝いをしてもらったくらい難しかった。

それでもまだ漏れはかなりあるようで、完全にこれらを整理するのにはかなりの時間と今期が必要そうに思える。

機能としては面白いとは思うんだけど、地道~なものの積み重ねを要求されている気がする。
それに、一生懸命こればかりやってしまって他のことが遅々として進まない。

まぁ、面白いといえば面白いんだけどね。
明日はもう少し違うところをいじってみたいな。

iMac一日目 開封

注文していたiMacが届いた

f:id:krote:20110510230308j:image

でーん。
さすがに大きい。
ヨドバシカメラでWeb上から購入したら、なーんにも書いていない段ボール箱が送られてきたのだ。

f:id:krote:20110510231954j:image

中をあけると、全く同じサイズの箱が段ボール箱から出てきた。
この構成は実はかなり取り出しづらかったりする。みてくれにこだわるAppleらしいといえばらしいのだろうか。

今回私が買ったのはつい先日出たばかりのiMac27インチの2.7GHz。
Apple Care Protection PlanはMacは初めてなので少し考えはしたのだが、デスクトップであることを考えてパス。特に付属品も何も買わずにとりあえずiMacだけ手に入れた格好だ。

f:id:krote:20110511213536j:image

ちょっと写真がみづらいけど、27インチはでかい。
マウスで端っこから端っこまで移動するのが結構面倒だったりもする大きさだ。
これまで利用したことがあるディスプレイはたいていが17インチくらいだったので一気に広がったことになる。
もちろん液晶もきれいなものなので、とても新鮮だ。

長年Windowsばっかり触ってきたようなものなので、かなり使い勝手には戸惑うところがあるんだけど、徐々に適用していきたい。
また、Mac使いの方々にはあれこれと教えてもらわないといけないので、まずは自分がどういう設定を行って何に不安や問題を抱えているのかを整理して報告を行っていきたい。

ただ、当面の問題は置き場の確保だ。

ある程度場所は確保していたのだが、実際においてみると机の上のバランスがかなり悪い。配置をいろいろと動かすという物理的な面を整理しつつ。。。といったところか。

Mac検討中にiMacのラインナップが・・・

我が家にあるPCは、デスクトップPCとノートPCの2台があるのですが、デスクトップはもうかれこれ10年近くたつ代物。未だになんとWindows2000です。
ノートPCは3年ほど前に買ったWindowsVista。

ノートのほうが早いので、もうすっかりノートPCばかり使っているような状態です。
極々稀にデスクトップにしか設定していないアプリがあるので、捨ててはいないのですがかなり薄い存在。
結構場所取っているのにこれではもったいない、と言うことで買い替えを検討しています。

Macが気になる

iPhoneを所有していて歯がゆいのは、iPhoneアプリの開発がMac上でしか行うことができないと言う制約。これ、すごい嫌。
すごい何かを作りたいと言うわけではないんだけど、iPadもそのうち欲しいな。。。って思っているので遊ぶことができたらとても楽しそう。
と言うわけで、Macの購入を考えている。

Macと言うと、大学時代にサークルで利用していたのがMacだったけど、逆にいえばそれ以来触っていない。
さっぱーりわかんないんですよね。困ったことに。

と言うわけで、ヨドバシカメラ行ってみたりネット上のAppleStoreを物色していたりしたら、なんとiMacの新しいラインナップが出ていた。

f:id:krote:20110503225415j:image

先日ヨドバシカメラで見たときに、iMacがFaceTimeに対応していないのはそれはそれでどうなんだ?と思っていた。
また、似たような値段でMacBookProにはクアッドコアが搭載されているのにiMacでは最上位モデルまで行かないとクアッドが出てこなかったりと、「実はiMacは微妙では?」なんて思っていた。
それが、今日のアップデートされた情報では一新されている。なんと嫌味なことか。

新モデルは、全てのラインナップがクアッドコアでCore i5。そしてFaceTime対応している。
ここまで来ると、自分用のデスクトップと言うよりはリビングにおきたくなるくらいの代物かもしれない。
ああん、悩ましい。

それにしてもiMacっていうとどうしても

f:id:krote:20110503231554j:image

のイメージが抜けなかったんだけど、随分と形が変わっていたのね。

と言うわけで、即決したいのは山々なんだけど値段がちょっとお高く感じてしまう。

うむむむむ、優柔不断な自分が呪わしい

「codeが書ける起業家の会」-TechWaveソーシャルアプリ部にお邪魔してきた

いつも記事を拝見させていただいているTechWaveのセミナーに参加してきた

codeが書ける起業家の会
http://techwave.jp/archives/51654990.html

トーゼンのように就業時間中なので、午後休みを取って参加。
ただ参加するだけでは~と思ったので、ちょうど募集していたお手伝い要員に手をあげてみた。
あんまり役に立たなかったのは言うまでもないが…。

f:id:krote:20110428005836j:image

参加に至った動機はいくつかあるんだけど、単純に「面白い話が聞けるんじゃないかな」って思ったから。
また、面白い人が集まるんじゃないかな?と思ったのも強い。

実際に集まった面々は、年齢に関係なく色々なチャレンジをしようとしている人、した人が多かった。
コードの話から果ては発電の話まで色々な方面に話は飛んだけど、それぞれの内容に熱中していた。

最近、少し色々なことが停滞気味だなって思うことがよくある。
何が停滞しているのか、具体的に何かというものでもないのかもしれないけどある停滞感。

失敗しても大丈夫、まだ生きているって言えるのであればいいんだけど、
失敗していることに気付かずに過ごしているんじゃないか。
それは死に体だよね。

外に出、色々な見識に触れながら取り込んでいく。
今さらながら、再確認をした日でした。

講演者の皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。

photosynth と uscapeitを試してみた

位置情報サービスと言うと、foursquareに代表されるようなチェックインするサービスだった。
これらは、自分が今何処にいるのかを発信する。

それに対してここで紹介する二つのアプリ・サービスは、周囲の状況を発信する。
両者ともに周囲の状況をパノラマ写真と言う形で伝える。

Photosynth

一つはMicrosoftが元々持っていたphotosynthを利用したもの。

Photosynth
http://photosynth.net/default.aspx

AppStoreから無料でインストールが可能。MicrosoftとしてはWindowsPhone7にも搭載予定だが、それを待たずしてiPhoneに投入してきた。まぁWindowsPhoneはもう少し先になりそうだしね。

アプリを起動して、ガイドに従ってカメラを移動させると自動的に写真が取られて行く。
上下左右に動かす事が可能で、球体の真ん中にいる様なパノラマ写真が作れる。

f:id:krote:20110426013729j:image

写真の合成はiPhone上で実行され、それをアップロードする事で公開が可能になる。


(クリックしてください)

写真の集合と言う事もあって、なかなか綺麗な仕上がり。風景を取るのにいいかもしれない。桜の季節が過ぎてしまったことがとても悔やまれる。ううん、残念だ。

逆に被写体が動くようなもの。つまり、人混みやスポーツ観戦の場には使いづらい。
それぞれの写真を組合したときにずれてしまうからだ。

遊んでいるときに、写真をとってくのが面倒だったので、動画から作れないかな?実は結構簡単にできるんじゃない?なんて思った。

うは、一攫千金?なんてMac(iPhoneアプリ開発環境)持ってもないのに浮かれてたら既にあった

うん、あるよね

uscapeit

uscapeit
http://www.uscapeit.com/

こちらもAppStoreで無料でインストールが可能。

撮影した動画をパノラマ写真にすると言うもの。実際にやってみると、思ってたように楽に作る事ができる。
これなら臨場感のあるものが作れるかな?ちょっと期待して試しにとってみた

f:id:krote:20110426013730j:image

ファイルをアップロードして…

f:id:krote:20110426013731j:image

と、ここでphotosynthとの違いが出てくる。photosynthはiPhone上で写真を合成するが、uscapeitはサーバー上で合成する。この合成には結構な時間がかかる。その間はひたすら待たないといけない。

f:id:krote:20110426013733j:image

しばらくすると、処理が完了した旨のメッセージが通知される。ここでようやく画像を確認することができる。

でも、photosynthを使ったあとだとどうしても写真の粗さが気になってしまう。これに関しては、ゆーっくりと動画を撮影することでそれなりの改善がみられた。なかなか思うようにはいかないですね。

また、横一直線に動かすのであれば問題ないけど、photosynthの様にその上の段を~って動かしてみたらおかしな事になった。

そして、画像の生成はサーバー上で行われる。これが結構待つのだ。

手軽にパノラマ写真を作るにはいいんだけど、

  • Uploadが強制的にされてしまう
  • Uploadしたものを削除できない(やり方が分からなかった)
  • 画像が粗い
  • 他の媒体に埋め込むことができない

点がまだまだこれからの改良点と言ったところか。
うーん、実はiPhone4とかもう少しカメラ性能がいいデバイスで撮れば違うのかもしれないな。
ちなみに私は3GSで撮影しています。

後は、これをどうするのか?ってところだろうか。
躍動感がもう少し伝わる形であればとてもエキサイティングなんだろうけど、、、