ANAのカイゼン

川原洋一著「ANAのカイゼン」を読んだ

ANAのカイゼン

実際にANAにて行われた改善活動に関しての取り組みに関して書かれている。

非製造業でのカイゼン活動、、と言っても、非製造業だろうがなんだろうがカイゼン活動自体は業務がある程度決まっていればできるのだと思う。

IT領域においても、プロダクトやサービス開発みたいな分野では、カイゼン的なアプローチは比較的取りやすいように感じている。
本書であるような、5Sみたいなものは当てはまる職場は少ないかもしれないけれど。。。

ただ、カイゼンは基本的に先に書いたように、業務自体がある程度定型化されている中では非常に有効なんだけど、非定型業務みたいなものに関しては結構当てはめづらいな、と改めて本書を読みながら思った。
結局、カイゼンはベースに対してより良くする活動ですものね。

何を持って定型業務とするか、非定型業務とするかは考え方次第なところはあるかもしれないけれど、AIというか、LLMが出てきたことによってこの非定型業務に対してのカイゼンというものもだいぶ進みそうな機運は高まっているとは感じている。

そうなると、大事なのは自分がなんの業務を日々行っているのかの言語化が、私としては足りないんだろう。
ルーチンではないにしても、それらが明確になっていない段階でカイゼンが無理とかいうのはちょっとお門違いではある。

この、業務の言語化に関しては随分と前に考えてはいたもののうまく実行できていないことではあるのでしっかりやらないとな、と改めて考えるきっかけとなりました。

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