Audibelで「本質をつかむ」を読んだ

先日、会社の研修でマネージャーに求められるスキルとしていくつか挙げられた中に、この「本質を見極める」というようなものがあった。
本質
自分自身、色々な場面でものすごく表面的な反応をしてしまうことがよくあると思う。
色々な場面でそれを感じるわけだが、特に上司と話をしている中で、物事の捉え方が違うな、という場面に出会うこともある。
何かしら検索でヒットしたものを、そのまま鵜呑みにしてしまうというと考えてない感じがするが、でも実質的に考えが足りていないのだと思う。
反射になっているのだと思われる。
そんなこんなで色々とモヤモヤしている中で本書を見つけたので手にとって見たというわけだ。
前半は本質を見抜くことのメリットなどが書かれているが、基本的に本書を手に取る人であればそのメリットを列挙することにそれほど意味が無いのではないかと思う。
読み進めていくとわかるが、結局のところ、考える訓練を続ける必要がある。
ただ、そもそも考えた結果導き出した自分なりの答えが、本質なのかどうかの判断が難しい。
考えた結果の確からしさがわからないと、なぜなぜを続けて行っても終わりが見えなくなることもあるはず。
この、答えがあるようでないような問いはどうしたものかと攻めあぐねる
面白いと思ったのが、本質をつかむトレーニングとして、1週間のメニューを提案してきている点。
- 月曜日: 本質的な「意味」を見抜くトレーニング
- 火曜日: 本質的な「原因」を見抜くトレーニング
- 水曜日: 本質的な「目的」を見抜くトレーニング
- 木曜日: 本質的な「特性」を見抜くトレーニング
- 金曜日: 本質的な「価値」を見抜くトレーニング
- 土曜日: 本質的な「関係」を見抜くトレーニング
- 日曜日: 本質的な「大局」を見抜くトレーニング
題材はニュース記事や仕事の中から選ぶことになる
やってみないとわからないところだが、変に深読みしているだけで本質にたどり着くことができるのだろうか。
まぁ、でもやってみないとわからないところはありそう。