マネックス証券の社長である内藤忍さん著「内藤忍の資産設計塾」を読んだ
自由国民社
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金融商品での資産形成の手引き
入門書とてしては難あり
入門書です。
解説丁寧もリスク検討なき投資本
精緻な議論
目次
- プロローグ 自分の資産を守り着実に殖やす方法
- 第1章 資産設計を始める前の7つのマインドセット
- 第2章 資産を殖やす7つのセオリー
- 第3章 個人投資家が使える12の金融商品
- 第4章 実際に運用するための6つのプロセス
- 第5章 資産設計をさらに充実させる9つのポイント
これまでを振り返ってみる
思い起こせば私が株を始めたのは2006年の5月。手探りをしながら全て日本株で思うがままに取引をし続けてきました。
気がつけばもうすぐ4年が経過する。その割に、”投資”というものに関して少しずつ考えるようにはなったものの、知識がついてきている実感は無い。いくつか株の本を買って読んでみようと思ったり分析してみようと思ったものの、余り実践していなかったりする。
そんな私の運用成績がいいわけもなく、一時期は半減してしまったことも…。今は奇跡的に元本くらいまで復帰しているモノの、4年が経過してこれでは先が思いやられる。復帰してきたこの今の時期を、再設計の時期と捉えて購入してみた。
理想のアセットアロケーションとは
本書では”投資”として一般の人が手掛けるであろう株、投信、債権、外国株、外国債券等々全般にわたって紹介し、それぞれの配分(アセットアロケーション)をどう考えていくか?ということに関して書かれている。
資産を複数の投資商品に分散。さらに、一つの投資商品内でも銘柄を分散させることによって安定したパフォーマンスを実現しようという考えは、これまでも聞いてきた。ただ、リスクを分散させるという考えは分かるんだけど、それはすなわちリターンも低くなるってことだと思う。本当に安定したリターンを得ることができるのだろうか?等々色々と疑問だった。
でも、結局のところプロに勝る情報源があるわけでもなく、カンが働くわけでもなく結果は先にお話しした通り。目先の利益にウロウロと流されてしまう私には直接株に手を出すのではなく投信による分散投資を意識。さらに、本書でいうところの「外貨を持たないリスク」に対応していかなければいけないのかもしれない。
よし!
というわけで、自分の資産の整理。配分を”内藤式”を参考に考えてみることにした。
合わせて、現在は証券会社をイー・トレード証券一本にしているものを、他の証券会社も含めて考えてみることにしようと思う。
くしくも今週の金曜日にある築地朝食会では内藤社長がゲスト。マネックス証券の社長に対して「お勧めの証券会社は?」と聞くのもどうかとは思うけど、それはそれで面白いかもしれないなぁ
なんてね