今日は3連休の最終日ということでしたが、特に出かける予定もなかったのでようやくHBRの10月号を読み終えることができました
マネジャーに関しての話は昨日書いたのでよいとして、「ハイブリッドワークの限界を見極めよ」と題した論文の翻訳がありました
オンラインでも読めるようですね
ハイブリッドワークの限界を見極めよ 出社を強制する以外にできること | ピーター・キャペリ,ラニヤ・ネーメ | [“2025年10”]月号|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
リモートワークの個人的利点
あくまで私個人のケースですが、通勤時間が2時間近くかかってしまうのでリモートにした場合にこの時間を別のことに割り当てられるのが一番大きい恩恵だと考えています。
- 家族との時間
- ランニング
- スキマ時間を利用した家事
通勤時間を有効活用するということも考えて入るものの、本を読み始めては寝てしまいますし、スマホをいじる時間が伸びるだけなのが実情です。
これは単純に自分の心の弱さもあるとは思いますが。。。
また、まだ子どもが小さいこともあり、妻一人で家事育児を回していくのがそれなりに負荷高い状態となってしまいます。
そういう意味では、私自身もさることながら家族からの期待という意味でもリモートが望まれている状態です
出社時の利点
出社することの利点は、純粋に仕事に集中せざるを得なくなるところでしょうか。
仕事の内容によっては、リモートのほうが集中できるという場合もあるでしょうけれど、平均するとやはり出社したほうが集中力はあるように感じます。
また、ちょっとした会話が発生するところです。
リモートでは、どうしても”わざわざ”チャットするとかそういう感じのコミュニケーションになってしまうところ。
ふとしたときの会話が生まれるのはオフラインでの最大の利点であるように感じます。
また、一人の時間を作ることができるのも、ある意味利点ではあるかと思います。
リモートでいるとどうしても家族が絡んでくるので、家のことを考えてしまいます。
出社して、家を離れることで思考回路を切り替える事ができ、それによって頭の中をリセットすることができるのも、家族と離れてしまうという欠点でもあり利点でもあるのかと。
結局のところ、これらはケース・バイ・ケースだったり程度の問題には感じます
個人で考えるかチーム・組織で考えるか
個人で考えた場合、リモートワークのほうがパフォーマンス的にも生活的にも利点が大きいのですが、チーム全体や組織として考えたときは必ずしもそうとは限らないようにも感じています。
パフォーマンスと言う観点では中堅以上の人であれば個人としては良いのかもしれないですが、若手は違います。
昔であればよくあった、先輩を見て覚えるということができないですし、どのタイミングで質問を投げたらいいのか、目視で確認することができません。
もちろん、そういった形態の就業環境であるならばそれに最適化した形でコミュニケーションを取ることができればいいのですが、必ずしもそうとは言えないところが困るところ。
偶発的に生まれる会話から得られるものも実はばかにすることができないシーンはよくあります。これは常に発生するものではないのでなかなか指標化することは難しいとは思いますが。
ただ、私としてもフル出社はちょっと大変。今更近場に引っ越しというのも現実的ではないですし。。。
そういう意味ではハイブリッドでパフォーマンスを最大化する方策を練る必要があります。
少ない機会を最大化できないか
偶発的なコミュニケーションにしろ、教育機会にしろ、出社していればその恩恵を受けられるとは限らないもの。
なので、このヒット率を意図的に上げることでハイブリッドであっても十分な恩恵を受けることができる状況を作ることができればという話になります。
リモートのときは個人タスクを中心とし、出社時はコミュニケーションを中心。
出社するにしても、全員が出社できる物理的スペースが無いのであればどういう組み合わせをするとより化学反応を起こすことができるか、試して観測して修正していく。
結局のところこのあたりをやっていくしか無いのかな?と思えてくる。
どうも、ここのところ面倒くさがって”出社しているだけ”になってしまっているような気がするのでこの点は大いに反省しないといけない。
駄目ですなー。自分のことばかりだ