ふと目に入ったので西田 宗千佳著 「クラウドコンピューティング仕事術」を読んだ
朝日新聞出版
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読んだ・・・のだが・・・ううむ、これは
仕事術というよりは入門?
クラウドを有効利用した仕事術ということで私が期待したこととは結構食い違っている内容であった。本書で取り上げられている内容は
- GMail
- EverNote
- スマートフォンの利用
- バックアップは大事だよ
くらいではないだろうか。
ラインナップからしても物足りない。私自身がIT関連の企業に勤めているからそう思うだけなのかもしれないが、どれも十分すぎるほど認知されている内容だ。
もちろん、それぞれで書かれている内容はそんな変なことが書かれているわけではなく、分かりやすく書いてはいるのでこれらのサービスをあまり活用していない方にとっては参考になるかもしれない。
だが、ここまで広まっているモノに対して今更感があるのは否めないだろう。
数多いサービスがあるのであまり手広く広げすぎても読みづらい内容になってしまうかもしれないが、もう少し「イヒッ」って思えるようなサービスだったり使い方だったりが紹介されているといいと思った。
では、何を?
あれこれ考えてみたけど、自分自身でクラウドを利用した目新しいものはあまり使っていない。最近はiPhoneとOutlook、OneNoteあたりを旨い事何かできないかな~とは思っているけど、あまりクラウドって感じじゃない。
Windows AzureやGoogleAppsを使って自分でサービスを…ってのはちょっと現実的ではない。
さしずめ、個人でもメリットの出るセールスフォース等の利用方法なんてのも面白いのかもしれない。
「これって企業向けじゃない?」
って内容のサービスも、見方を変えれば個人で十分活用できるものもあるはずじゃないかな?
でも、案外そんなものなのかもしれない。