随分と前からClineをはじめとするコーディングエージェントに興味はあったのだが、どうにも手がつかない。
このあたりの知識や経験は、早晩必要になるかあまりにもパラダイムが変わりすぎて使い物にならなくなるかという振れ幅の大きいものではあるが、触った事で損するということはないはず。
だがしかし、手がつかない。
Nikeのように「Just do it」と触ってしまえばいいだけじゃないかと言われればそれまでなのだが、”興味はある”と言いながらここまで触らないのも珍しいな、といい加減重い腰を上げた。
OpenRouterってなんだ
公式サイト
https://openrouter.ai/
VSCodeにRoo Code拡張をインストールすると、API Keyを入れることになるのだが選択肢のデフォルトはOpenRouterとなっている。
OpenRouterという生成AIは聞いたことがないぞ?と思い調べてみると、単一のAPIKeyで複数のモデルを使い分けしてくれるようなサービスのようだ。
生成AIにはそれぞれ得手不得手があるので、複数に課金するよりも確かにOpenRouterに課金することで効率が良さそうである。
アカウント作成
まずはSingUpということで公式でアカウントを作る必要がある。
SingUpでMetaMaskの選択肢が出てくるのは初めて見る。
ということは、仮想通貨での支払いができるということなのだろう。これまた珍しいものだ。
あえてMetaMaskで進めてもいいのだが、大人しくGoogleアカウントと紐づけることにする。
$支払いとなるので、カードかAmazonPayかな?
私はUSAmazonのアカウント持っているのですんなり行ったけれど、もしかしたら通常は難しいのかもしれない。
クレジットの追加は$5からとなる。
Deepseekが最小が$2だったことを考えると、Deepseek限定で使うのであればやはりDeepseekに課金するというのが一番なのだろう。
まぁ、ここは勉強代とする
API Key自体はCreditを追加していなくても作ることはできる。
ただし、Roo CodeなどでAPIを呼び出す際に
Creditが足らんと怒られてしまうので注意が必要。
VSCodeに Roo Codeも入れたことだし、あとは色々と動かしてみることかな。
余談
今回はOpenRouterを使ったのだけれど、せっかく複数のモデルにアクセスできるのであればコード生成以外にも使いたくなる。
Roo CodeでOpenRouterを使うチャットを作ってしまうというなんともシュールなことをしてもらいいのだけれど、、、と思っていたらよく見たらOpenRouter自体にその選択肢が用意されていた
これで、OpenAI系やその他のモデルも試して遊ぶことができるのでは。
楽しみである