環境構築はいつも人の心を挫く

今月号のSoftware DesignはLLM特集
自分で手を動かしながらLLMを用いたアプリケーションを作ってみよう!ということなんだけど、経験上LLMに行き着くまでに挫折しそうな人が多いと感じた。

いわゆる環境構築だ

今回も紙面に環境構築のサンプルというか参考となるコマンドが載っているが、そもそもこれがなんのOS上で構築するためのコードなのかはどこにも説明されていない。

案の定、手元のWindows環境では動作しなかった。。

現場でも、環境構築の手順に関しては手順書が用意されていることが多いが、基本的にそれ通りに行くことを見たことがあまりない。

環境を構築するということは、必要となるライブラリなどを意識するうえでは大事なんだが、それを導入する、大本の環境を統一することが出来なければその先に進むことができなくなることはザラにある。

解決策の一つは、ベースとなる環境を統一してしまうことであり、やはりDockerなのではないかと思っている。

ローカル環境を汚すこともなく、共通の状態からスタートできるわけなので良いはずなんだがなかなかそういう説明をお目にかかれない。

なんとも非合理だ

もちろん、Docker上ではGUIを用いたIDEを動かすことは出来ないので開発環境としては辛いものがあるのは分かるが、せめて紙面のサンプルであればなんとかならんものかと思った。。

頭で気持ちをくじかれると、すごい徒労感が出てしまうんだよね。

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