高橋忍さんのブログでも紹介されていますが、WindowsのMobile端末向けに今までバラバラに公開されていたアプリケーションを販売する場所としてWindows Marketplaceという構想がMobile Team Blogに載っています。
Introducing WindowsR Marketplace for Mobile… (Windows Mobile Team Blog)
http://blogs.msdn.com/windowsmobile/archive/2009/02/16/introducing-windows-marketplace-for-mobile.aspx
どう考えてもAppStoreの…ゴニョゴニョ
とはいえ、これまで自分で探し出してくるしかなかったアプリケーションがリストアップされるのは使い手だけでなく作り手にとっても価値のある事だと思う。自身の作ったアプリケーションの公開。そのいわゆる場所に関して考える必要がなくなるわけだ。使い手にとっていいものであればそれは世界へ一気に配信されることになる。開発者にとって煩わしいセールスの部分を委託できるのはありがたい事だ。
そもそもこういう構想があったのか、AppStoreの成功を見て追随したのかは不明だが、利益のある事であれば歓迎だ。
Microsoftの動き
一方でMicrosoftの動向に関しては気になる事はある。
Windows7の外観を見ていると、Mac追随の色がどうしても濃く見えてしまう。
もちろん、これまでもMicrosoftはユーザーインターフェースに関して色々と試行錯誤をしてきているのはわかる。
- 色々な用途に応じて表示・非表示を切り替える事の出来る豊富なツールバー(最終的には多くなりすぎて邪魔になった)
- Office2000の頃の普段使わないメニューを隠す機能(いつも同じ場所にメニューがあるわけじゃないので使いづらい)
- Office2007で登場したリボンインターフェース(最初は今までと違いすぎてメニュー位置が混乱した)
それぞれ、ユーザビリティを考えてあれこれやってきた歴史がある。もちろん、それが効果をあげたかどうかは別ではあるけど。
別に私はMacが嫌いなわけではないし、使いづらいと言っているわけではない。正直言うと、大学時代に少しの期間使っていただけなので使いづらさ等に関してコメントできるほどの経験がない。だからWindows独特の良さがどこにあるのか?という問いに正確に答えるのは難しいだろう。
ただ、そんなに私はWindowsが嫌いではない。Microsoftに肩入れするわけではないけど、私は十分に恩恵を受けているのは間違いないし、少なくともこの先Windows上での開発から離れる事はないだろうと思う。
良いと思ったものを素直に取り入れていくのはもちろんいいことだ。ただそれがただの追随にならないようにこれからWindowsを発展させていって欲しい。