藤岡頼光著「40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい。」を読んだ
40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい
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本書は、英語力ほぼゼロという状態から10ヶ月でビジネス英語をマスターしたとする著者のメソッドが書かれている。
前提として、著者は会社の社長であり十分な資金力がある。
そして英語の学習に対して集中した時間を作ることが出来ている。
同じことを、通常の40代会社員ができるか?と聞かれたらまず難しいだろう。
というか、無理だろう。
もちろん、そんなことは著者も理解している話ではあり、本書では40代から勉強するんだからすべてを手に入れることはできない。
色々と、諦める必要があるということを説いている。
特に、ビジネスでの英語会話を重視していて読む・書くに関してはバッサリ捨てている。
このあたりの取捨選択は参考になるとは思った。
結局のところ、英語を勉強したいという目的次第なところなんだよなぁとは思う。
確かに、読む・書くというシーンにおいてはDeeplしかりツールで補うことが可能なシーンがほとんどになってきている。
それを考えると、やはり英会話に集中するほうが良さそう。
ただ、自分が英会をするシーンがあまり想像できていないのが正直なところ。
旅行くらいだろうか。
英語ができると嬉しいかな、と思うのは、IT系の仕事をしているとどうしても調べ物の対象が英語になったり、英語の講義を動画で見たりすることも出てくる。
英会話であるならばなんとなくで通じる部分もあって、英語動画も同じことが言えなくもないけれど、技術系の内容を考えると、なんとなくで済ませると痛い目を見ることもある。
意味を正しく理解しないと行けないシーンでは、勉強したことに自信が持てないというのは結構問題なんだよなぁ
結局のところ英語を勉強したいのではなく、英語でしか書かれていない内容に対して勉強の効率を上げたいというのが正しい表現になりそう。
であれば、英語をがんばるというよりはツールにお金をかけたほうが賢い選択となりそうな気がしてはいる。
ただ、やれることはやってみたいとは思うんですよね。
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