月別アーカイブ: 2025年5月

NotebookLMにレースプランを考えさせてみた

最近話題になっていて、気になっていたものの触っていなかったNotebookLMを触ってみようと!
https://notebooklm.google.com/

アクセスして、”ノートブックを新規作成”を選択すると、ソースを追加する画面になる

NotebookLMは基本的に最初に何を情報のソースとして回答を作成するのかを指定するところから始まる。

何かいいものがないかなーって思って、GarminConnectから12月くらいからのアクティビティデータを落としてみた

ちなみに、どうやら取り込める形式に制限があり、CSVは受け付けられないという、ちょっと驚きのエラーが出てしまった。
拡張子をTXTに変換することで問題なく取り込むことができる

取り込んでみると、ざっとその中身を解析してくれた。

情報のソースとしては、URLも指定することが出来るので、10月に挑戦する水戸黄門漫遊マラソンのコースMAPが提供されているURLを指定してみた

さらに、ASICSのRunnning Data Managerから、昨年12月の湘南国際マラソンのレース記録をダウンロードしてきて突っ込んでみた。

そのうえでチャットに対して試しに打ってみる

入力されたデータはあるランナーの最近のアクティビティとフルマラソンの結果を含んでいます。
2025年の水戸黄門漫遊マラソンで3時間15分の自己ベストを目指したいと考えているので、コースMAPを確認して、適切なペース配分と、その実現に向けたアドバイスを教えて下さい

まず、水戸黄門漫遊マラソンで3時間15分(3時間15分 = 195分)の自己ベストを達成するために必要な平均ペースを計算します。フルマラソンの距離は42.195kmです。 目標ペース = 195分 ÷ 42.195km ≈ 4.62分/km これは、1kmあたり 約4分37秒 のペースで走り続ける必要があることを意味します。

次に、提供されたデータから、この目標ペースが現在の走力とどのように異なっているかを見てみましょう。

提供された活動データからわかること:

ユーザーは様々な種類のランニングを行っています(例: ベース、無酸素、スプリント、長距離走、ゴールペースラン、テンポラン、プログレッションラン、スピードリピート、イージーラン、乳酸閾値)2…。多くのランニングの平均ペースは5:00/kmから5:30/kmの範囲です2…。「ゴールペースラン」と分類されているアクティビティでは、2025年2月11日の12.29km走で4:55/km20、2025年1月28日の12.50km走で4:59/km26、2025年1月7日の8.52km走で5:29/km34、2024年12月17日の10.18km走で4:55/km41 といったペースが見られます。これらのペースは目標の4:37/kmより遅いです。

2024年12月1日のアクティビティデータは、距離が42580m(約42.58km)に達しており54、フルマラソン距離を走った記録と考えられます。この時の走行時間は03:42:19でした54。この時の平均ペースは約5:13/kmです (3時間42分19秒 ÷ 42.58km)。このペースは目標の4:37/kmより大幅に遅いです。

他の30km以上の長距離走(例: 2025年3月22日の31.00km走 (2:42:32, 約5:15/kmペース)7、2025年3月15日の30.53km走 (2:38:02, 約5:11/kmペース)9、2025年3月8日の30.29km走 (2:37:01, 約5:11/kmペース)11)も、目標ペースより遅いペースで行われています。

2025年1月13日の「Garmin Run Asia Series – Japan (5K)」では、5.13kmを00:21:15で走破しており、平均ペースは4:08/kmでした31。これは目標の4:37/kmよりも速いペースで、短い距離であれば速く走る能力があることを示しています。

適切なペース配分とアドバイス:

提供されたデータを見る限り、フルマラソンで4:37/kmのペースを持続するには、現在の走力からさらにペースアップとスタミナ強化が必要です。特に、フルマラソン距離やそれに近い距離でのペースが目標よりかなり遅い点が課題と言えます。

1.目標ペース (4:37/km) でのトレーニングを増やす: 現在の「ゴールペースラン」の距離とペースを、目標ペースである4:37/kmに近づけ、そのペースで走れる距離を徐々に伸ばしていく必要があります。短い距離から始め、体力の向上に合わせて距離を延ばしましょう。

2.ロング走のペースを意識する: フルマラソンを見据えたロング走では、単に距離をこなすだけでなく、後半にペースを上げるプログレッション走を取り入れたり、目標ペースに近い区間を設けるなど、ペースへの意識を高めることが重要です。2024年12月1日の42.58km走のラップデータ54…を見ると、後半はペースがかなり落ちています54…。目標達成のためには、マラソン終盤でも目標に近いペースを維持できるスタミナが必要です。

3.速いペースでのインターバルやテンポ走も続ける: 5kmレースで見られた4:08/kmのような速いペースは、スピード能力がある証拠です。乳酸閾値走6… やVO2 Max走11…、スピードリピート28…、ストライドリピート22… といった高強度のトレーニングは、全体のスピード底上げに繋がるため、継続することが推奨されます。

コースMAPについて:提供されたソースには、第10回水戸黄門漫遊マラソンの「コースMAP」への言及があります1。しかし、ソースのテキスト自体にはコースマップの具体的な内容は含まれていません。コースのアップダウンや曲がり角、給水ポイントなどの詳細を確認するためには、ソースにある通り、公式のHPでコースMAPを確認する必要があります1…。

補足事項:
レース当日の天気や体調もペース設定に影響します。
給水・補給戦略もフルマラソンでは非常に重要です。
目標達成に向けて、現在のデータを分析し、目標ペースに合わせた具体的なトレーニングプランを立てていくことが重要です。

感想

うーん、確かに情報のソースをもとに分析してくれている。
ただ、期待していたこととしては、例えばコースMAPにある高低図

を元ネタとするのと、過去のレース記録からその人の脚質としてどういう傾向があるからペース配分としてはどうしたらいいのか?というアドバイスが得られないかな?と思ったのだけどそれは叶わなかった。

単純に、その目標タイムで考えたら平均ペースはこれで、足りないよね?って算数の話であれば、そりゃわかってるよって話なんですよね。

あと、出てきたデータからすると、基本的にテキスト情報からしか読み取らないようですね。
であれば、高低図ではなくコースの標高がテキストベースで提供、、、もしくはGoogleMap上でのコース提供があれば読み取ってくれるのではないだろうか?と。

こういった、情報がどういう形式で提供されているのか?が結構大事になっていきそうです。

自分が走った記録としてはGarminにしろRunMetrixにしろだいぶデータを活用できる土台が出来てきている用に思える。

今回、練習のアドバイスにしても、そういった論文や書籍をPDF形式で与えてあげればアドバイス内容は大きく変わったかもしれない。

もうちょっとあれこれといじってみたいと思います。

受験シーズンが今年も始まる

今日は長女の塾へ進路のための面談。
今後の高校受験に向けた流れの説明や、現状の志望校や偏差値などに関しての簡単な説明を受けてきました。

基本的に2年前に長男で同じ話をしているので、要点はなんとなくわかっているし、基本的に我が家は子供に決めさせているのでそこまで親の関与することはないものの、この1年で次の3年通う学校が決まるということでもあるので頑張ってほしいところです。

さてはて、どうなることやら。

長女に対してはそういう形でこの1年は次の3年を~と言っていることを考えると、社会人の1年ってなんだろうな?という感じがしないでもないです。

一つ間違えば。。。というか、中年以降になってしまうとともすると惰性になりかねない。

この1年の価値をどこまで高めることができるのか。
娘の受験にかこつけて、自分自身の価値向上に関して考えないといけないな、と改めて思ったわけです。

AWSに思わぬ出費。。。

検証用にアカウントを取っているAWSですが、4月の請求額が3万近くに。。。

原因はOpenSearchServiceです。

3月の末にJAWSで開催されたGenUのハンズオンでやっていた内容を、ローカルで試していたのですがその際にCloudFormationのStackがちゃんと消えてなかったようです。

月の半ばで異変に気がついて、OpenSearchServiceのページを見てみたのですが問題を見つけることが出来ずに、そのまま放置してしまったつけがやってきてしまいました。。。

ダッシュボードも開いて、特に稼働しているものがないことを確認していたのですが。。。

どうやら、ManagedClustersではなくServerlessの方にいたようで

見つけて慌てて削除しました。。。

現状でどれくらい請求が来るかの予測はコストエクスプローラーで見るのですが、どのサービスが有効になっているのかが分かりづらいですね。。。
今回、OpenSearchServiceが原因なのはわかっていたので、費用のかかっているリージョンを絞り込んであとは虱潰しに探すということをして見つけました。

勉強代としては高いよ。。。

蔵王観光

山寺観光の後、翌日は蔵王に遊びに行きました。

まずは、蔵王のお釜を見に行こう!と向かったのですが。。。

通行止めでした・・

予定では4/25から開通しているはずなのですが、、この日は賽の磧で通行止めでした。

悔しいので、賽の磧駐車場から歩いて行けるところまで歩いてみました。

めっちゃ雪が積もっていて、登ってみたのですが降りることを考えておらず。。。とても怖かったです

蔵王酪農センター

この悔しさは食事ではらすしかありません。
というわけで、チーズ好きの私のために妻がセレクトしてくれた昼食は蔵王酪農センターのチーズ料理

チーズハウスというお店では「ラクロネット」という料理を楽しむことが出来ます

モッツァレラチーズを溶かして野菜を乗せ、それをフランスパンに乗せて食べるという不思議な食べ方。

スイスの家庭料理とのことですが、ラクレットのことでしょうか・・・?
よくわかりませんね。ラクレットであればモッツァレラとは違うのでしょうし。

こけし

最後はこけし館に行って、こけしの絵付け体験をしてきました

ここでは、こけしの絵付けだけでなくだるまの絵付け。コマの絵付けなども行えます。

一番左のが私が書いたこけし。

こういうところで絵心が問われてしまうので、妻との差を見せつけられます。
子どもたちが書いたダルマも、それぞれ味があっていい感じ。

後々考えてみると、そのときは特に意識はしていませんでしたが、私が書いたこけしはなんだかWiiに出てくるキャラクターであるMiiみたいですね

青葉城

最後は蔵王ではないですが、伊達政宗を拝んで仙台観光終了!

なかなか楽しめた仙台・山形観光でした

山寺観光

GWの後半は秋保温泉に止まったのですが、その際に山形県は山寺へ観光に行ってきました。
私は大学が山形だったのですが、在学中は結局一度もいかなかったのですよね。
まぁ、大学生がお寺巡りに行くということもあまりないということで、ご容赦ください

対面石

昼食は対面石というお食事処でいただきました。

https://tabelog.com/yamagata/A0601/A060101/6002406

色々とメニューが有る中で、頼んだのは山菜そば

大学時代、山形に行って一番驚いたのは蕎麦の美味しさです。

なんででしょうね。蕎麦って美味しいんだって本当に思います。
山菜も季節のものが出てきており、満足な昼食をいただきました。

写真には出ていませんが、お麩の入ったお団子もテイクアウトでいただき、食べ歩きました。
団子の中にお麩が入っているというのは珍しいですね。

ひたすら登る

食事も済ませて、いざ立石寺に向けて歩きます。。。が、実は立石寺本堂自体はすぐに着いてしまいます。
階段を1000段ほど登っていくと奥の院があり、そこがゴールになります。

途中には有名な松尾芭蕉の句を読んだとされる場所?があります

ひたすら登って登って、なんとか奥の院に到着。
無事、参拝することが出来ました。

山寺はなんかそれほど大した事ないよーって聞いていたのですが、思っていたよりも山登り含めて楽しむことが出来ました。

お団子にしろ玉こんにゃくにしろ、食べ歩きグルメが多いのは嬉しいですね

無事に帰宅

無事に仙台・山形旅行から帰宅しました
あっという間のGWです。
悲しいことに明日から再び仕事の日々が待っているのです

怖くて体重計にはまだ乗っていません。
明らかに腹になにか溜まっているような、そんな感覚があります。

まずは日常に戻り、このお腹のもやもやを取り除かないと。。。
そして溜まった脂肪を・・

体重計に乗るのが怖い

GW後半は妻の実家である仙台に帰省しており、今回の帰省ではお隣の山形県にも行き山寺や蔵王と観光しています。

妻の実家はもちろんのこと、観光で宿泊するホテルでも食べ続けているので正直言って体重計に乗るのが怖いです

それなりに順調に体重を落としてきたのですが、4月以降は再び上昇に転じてしまっています。
一時は50kg台が見えていたのですが、最近は61~62kg近辺で落ち着いてしまっていました。

そこへ、このGWですよ。
家に帰って体重計に乗ったとき、なんと記録されるか。。。

いや、もちろん食べすぎなければいいという話ではあるのでしょうけれど、ビュッフェは全力を出してなんぼだろうと、私の中の悪魔が囁くのです。

しょうがないのです。

全部ビュッフェなんて仕組みを作った人が悪いんです。

5月。しっかり頑張るために今は食べるのです

頭のなかを言語化する

荒木 俊哉 著「こうやって頭のなかを言語化する。」を読んだ

こうやって頭のなかを言語化する。

言語化ってなかなか難しいなと常々思っている。

言語化という言葉が適切なのかはわからないけれど、結局のところ言語化出来ていない=モヤモヤしているみたいな感じなのかもしれない。
色々と思うところはあるのだが、その気持ちに対して結論を導いていない。
そんな状態ナノではないだろうか。

本書では、「言語化ノート術」という手法に取り組むことを提唱している。

この言語化ノート術。
要するに、何かしら考えるテーマを立て、その理由と結論を作っていくということなのだが、大事なところはそれを日々積み上げていくというところなのだと思う。

日々積み上げていくことで、自分の中での物事の見方というか、眼鏡というか。考えが把握できるようになる。
あくまでその時点での考えではあるのだろうけれど、結論まで持っていくというのが大事なところ。
そうすることで、自分の中での物事に対して着地点を作っていき、そういう思考法に頭を慣らしていく。

一方で結論にたどり着けるのだろうか?という問題もあるわけで、言語化出来たところで物事が解決するかどうかは別問題なんですよね。
問題解決のメソッドではないので。

このあたりは、あくまで”自分の頭のなかの言語化”までである認識は持ってないと行けないですね

まずは、ちょっとしばらく試してみようと思います。
毎日はきっと難しいだろうけれど。。

Vibe Coding ってなんだ

最近ちょくちょくと目にするVibe Codingという言葉。
Vibe=雰囲気みたいな感じらしいので雰囲気でコーディングする・・・?

要約すると、コーディングはすべてAIに任せてしまい、プロンプトで指示を投げるだけ。生成されたコードの中身は気にしないということ。
もはや、コーディングじゃないですね。

何も考えずにAIが出してきたコードをそのまま現場で使おうとする新卒メンバーがちらほら出てきていますが、まさにこれな感じがします。

一方で、AIの力を借りてコーディングをする=Vibe Codingというわけではないのが注意するところ

Not all AI-assisted programming is vibe coding (but vibe coding rocks)
https://simonwillison.net/2025/Mar/19/vibe-coding

上記Blogでも書かれていますが、開発者がコードに対して責任を持つ・・・という表現が正しいかはわかりませんが、少なくともコードレベルでの確認を行っている場合、それはVibe Codingではないということです。

これは、結局のところこれまでの開発でも、わからないときにはGoogle検索やRedditからコードを持ってくることはあったわけで、それがAIが提案してきたかどうかはどうでもいい問題なんですよね。

更にいうと、Vibe Coding自体を悪として考えているわけでもなく、コーディング速度を考えると、モックアップや初期のベータ版を素早く出すシーンに置いては全然ありなアプローチなのです。

ただ、Vibeで作ったものから通常のコーディングレベルまで持っていくタイミングや手法は正直難しそう。
このあたりのプロセスに関しては引き続き模索が必要になりそうです。

コーディング自体も求められるスキルが変わっていくこともあるでしょう。

これらを、面白いと思いながら開発を続けたいところです。

Claude code を Amazon Bedrockで動かす

Claude codeを動作させるには、基本的にはAnthropicのAPIに対して課金をする必要があるのですが、BedrockのCaludeを利用することでもできるらしいとのことで、やってみた。

正確に言えば、やろうとしたけれどうまく行ってない

環境変数の設定

Windows環境でClaude codeを動かしているので、wsl上の環境変数を設定して上げる必要がある

# WSLを起動
wsl
# AWS用 環境変数を設定
export AWS_ACCESS_KEY_ID='...'
export AWS_SECRET_ACCESS_KEY='...'
# or export AWS_PROFILE='...'
export AWS_REGION=us-east-1

# Claude code用環境変数を設定
export CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1
export ANTHROPIC_MODEL='us.anthropic.claude-3-7-sonnet-20250219-v1:0'
export DISABLE_PROMPT_CACHING=1

現時点ではclaude 3.7 は東京リージョンでは利用できないのでusリージョンのものを使用する

モデルの有効化

AWS Bedrock上でも 3.7 sonet に対してリクエストを実施しておく必要がある。

このリクエストには会社名など利用する上で申告が必要になるが、実際のところそれほど意味を感じない。

すぐにアクセスは付与される

claudeの起動

ここまで進めば、あとは通常通り”claude”コマンドでclaude codeを起動して使う

claude

claude code 自体は問題なく起動することが出来ているようなので、Bedrock接続は出来ているみたい。
早速試しにinitを実行してみたところ・・・

エラーがおきた

どうやら、Quotaに引っかかっているよう。

AWSの Service Quotasを見てみると、確かにクォータの制限はかかっているのだが、本当に制限がかかるくらい使っているということなのだろうか。。。

もうちょっと調べてみたい