Software Design の5月号が発売されたので読んでいます

今月号の特集はオブザーバビリティとクラス設計に関して。
オブザーバビリティに関しては、基本的にOpenTelemetryの話が中心となっていて、何年か前にも特集があったような気がする。
今年の1月にもCNCFでOvservability2.0に関しての記事もあがっていたし、より重要性のます分野でもあると思う。
What is observability 2.0?
https://www.cncf.io/blog/2025/01/27/what-is-observability-2-0/
一方で、ここまでのObservability環境を構築したことは正直まだない。
自社サービスでも運営していれば話は別なんだろうが、運用の絡まない受託だったり、そのレベルで受けたりするシステムだと、せいぜいモニタリングのレベル感。
以前、前職でプロダクト開発を行っていた際に似たようなことを検討したことはあり、あれを続けていたら間違いなくこの分野に対しての知見は溜まっていただろうなとは思うのだけど、それはそれと考えるしかない。
ただ、大げさかもしれないが手軽に組むことができるのであれば仕込んでおくに越したことはないのは間違いない話なので、開発者としては実装としてどうあるべきかをしっかりとしておかないとな、と改めて思うわけです。
DevOps的な感じですかね。
一方で、AI時代の幕が上がってしまっている現代においては、Observabilityは何もシステムに向けられるだけでなく、日常の業務そのものにも向けられるべきであり、そこから収集された様々なデータを、個別のモニタリングではなくObservabilityへと昇華する必要性はつねづね感じるところ。
もはや対象はシステムではなく人。
そしてその知見をAIへのインプットとして使うことでどういうアウトプットを出せるか?が観点としては面白いと考えている。
うん、何か出来ないかな。