日別アーカイブ: 2024年12月3日

湘南国際マラソン振り返り(マイボトル・他)

湘南国際マラソンの特徴と言ったら、やはりマイボトル・マイカップ持参が必須となっているところでしょう

給水所での紙コップが散乱している風景は、正直どうなんだ?って思うところはあるので試みとしては面白いと思いました。

私はというと、夏場の練習用に似たようなボトルを持ってはいたのですが、せっかくなので大会公式のボトルを購入して参戦しました。
ちなみにこの手のものは、事前にしっかり洗っておくなりしておいたほうがいいです。
購入してそのままだと、ゴム臭さがひどくてドリンクを飲むのが辛いというのが正直な感想です。大会公式のこのボトルも、練習で使ったときに思わず水を吐き出しました。

携帯方法

普段のマラソン大会と比べると、このマイボトル分だけ手持ちの携行品が増えることになります。
そもそも走る際にはウェストポーチにエナジージェルなどを入れたりスマホを入れたりでそこまで余裕がないというのが普通だと思います。

今回私は、スマホを入れているところにボトルをねじ込む形を取りました。
とはいえ、入れづらさがあるのでボトルの水量は半分くらいに抑えておきました。

湘南国際マラソンでは、200m起きに給水所が設置されています。
積載量を減らすために半分ほどに抑えましたが、結果からするとボトルを満杯にする意味は感じられなかったのでこれは正解でした。

アクシデントとその対応

私自身は問題なかったのですが、このマイボトルを落としてしまう人がそれなりの数いたように思います。
主にはスタート直後。
非常に混み合っている中でしっかりと固定されていなかったボトルを落としてしまったのでしょう。コースに落ちたり踏みつけられたりしたボトルを何個も見ました。

スタート近辺で落としてしまうと、大混雑しているので落としてしまったことに気がついても拾うことは非常に困難です
(恐らく落としてしまった人が拾おうとして人にぶつかっていく場面もありました)

そして湘南国際マラソンでは、マイボトルやマイカップを必携としていて、給水所では紙コップ等が一切ありません。
そういう状態でスタート直後にマイボトルを落としてしまい、大混雑の中踏みつけられて壊れるor拾うことができなかった人は一体どうなってしまうんだろう。。。

ジャグの前で手ですくって飲むしか思いつかないですが、非常に困りそうです。
かといって、みんなで共有のコップを置くというのも衛生面を考えると無理があるわけで。。。

このあたりは実際のところどうしているのか非常に気になりました。

マイボトルの感想

そんな心配をしていたものの、私自身はこのマイボトル、なかなかいい体験だったと思いました。

先に書いたように、ボトルへの給水は200m起きにジャグが用意されているので混み合うということはほぼありませんでした。
仮に混んでいたとしても200m先にまたあるという安心感があります。

そして、ボトルに入れておけばいつでも補給できるというのも体験としては良かったように思えます。
公式のマイボトルのサイズ感もよく、ウェストポーチに無理なくいれることができました。

難しいと感じたところとしては、補給しすぎてしまうところです。
後半失速していったひとつの原因に、スポーツドリンク飲み過ぎ疑惑があります。。。

通常のマラソン大会であれば、強制的に補給地点は決まってしまうので、飲みすぎるということはほぼ発生しないのですが、200mおきに補給ができてしまうわけで・・・。
どういうタイミングが適切なのかを各自でちゃんとコントロールする必要が出てきます。
そういう意味では、補給計画をしっかりと立てておくべきでした。

そして、スペシャルドリンクとして提供されていたカルピス。。。
意図せずに飲んでしまいましたが、カルピスってどうなんだろう。
いや、飲み物としては好きですけど、こういうときに飲むものとしてはいいのだろうか?

これは、望まれているのだろうかが疑問でした

カリフォルニア・レーズン?

事前に給食所では何が出てくるのかな~?って見ていたときに「レーズン」と書いてあったので、なんだろう?と思っていたら、本当にカリフォルニア・レーズンがおいてありました。

ランナーはそれを鷲掴みで取って食べることに。

必然的に、その近辺の道路にはレーズンがこぼれ落ちるわけで、レーズンで黒くなってしまっていました。
なんというか、この光景は正直ひどいな、と思いました。

これであれば、紙コップが散乱していたほうが良かったのではないかと思えたほどです。
もうちょっとこれはなんとかならんかったのだろうかと。

悩ましいところですね。

ちなみに私はレーズン大好きなのでもりもり食べさせていただきました。
ありがとうございます

まとめ

「環境配慮型のマラソン」という考え方は非常に面白いと思いますし、これらの取り組みというものは継続していってほしいと思いました。
その一方で、やはりまだ見直したり考えたりしなければいけない面もあり、どういう形が一番環境にもランナーにもいいのか?を考えていかないといけないな、と思うわけです。

レースを走っていて、やはりエナジージェルのゴミとかがコース上に見受けられるのを見てしまうのは、わざとではないにしろ見苦しいと思ってしまうので、自分自身もゴミを落とさないよう、気を付けて走らないといけません。

それらを改めて考えるきっかけを作ってくれたということで、感謝ですね。

リザルトタイムは、速報値のネットで3時間42分ほどという形で悔いが残りましたが、良い大会だったと思います。
ありがとうございました。