Amazon Prime Video で「her/世界でひとつの彼女」を見た
her/世界でひとつの彼女
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人工知能が搭載されたOSというか、OSそのものが人工知能というか。
近未来ではそんなOSが来ることはそれほど斬新なアイディアではない、現実的な世界線の話。
いわゆるAIが自我に目覚めるという内容だけれど、ターミネーターのような結末には向かわない形で終りを迎えた。
ちょっと最後、「それってどうなっちゃってるんだろう?」という疑問がわかなくはないんだけど、それなりに楽しむことができた。
というか、映画自体を見たのがすごい久しぶりに感じる
同じ自我に目覚めるAIであっても、そもそもどういう命題を与えられたのかによって、迎える帰結が異なっているということなのかもしれない。
そもそも、herの世界線であったとしてもサマンサと他のAI-OSとの違いはどこにあって、開発者はどういう意図があってそういう機能を盛り込んだのだろうか。
疑問は尽きない
物理世界に干渉するために、ロボットなどを使うのではなく現実世界の人間を懐柔するというのも、面白いと思ったけれど、随分とまどろっこしい感じもする。
結局、人間っぽすぎるといえばそうなのかもしれない。
将来的に、どういうAIが我々の周りをひしめくことになるのだろう。
その時に自分はそれらAIに対してどういう感情を抱いているんだろう
5年もすればどうなっているか想像もできない事態が起きている可能性も高いわけで、楽しみでもあり怖くもあると感じた