片野秀樹著「休養学」を読んだ
休養とは何なのか。
どう休養するとより良い休養と言えるのだろうか
私は、睡眠時間としては日々5時間前後なので、特別短いというわけではないけれど短いほうだとは思う。
一方で、日中帯。当たり前の話かもしれないけれど、昼食後なんかは眠くなることが多い。
実際問題、この日中に眠くなるというのが非常にやっかいで、コントロールすることが困難なことが多い。
いつの間にか「オチている」という形。
なんだったら、部下と面談中に自分が喋りながら記憶が飛んだこともある
もはや病気なんじゃないかと思ってしまうレベルだ。
流石に最近はそこまでのことはないけれど。。
本書で書かれている休養は大きく3つの休養タイプに分類されている
- 生理的休養
- 心理的休養
- 社会的休養
そして、それぞれの休養の具体的なタイプが7つ定義されています。
私はどういう休養、もしくはその組み合わせが効果的なんだろうか。
昔から、ストレスが溜まったりするときによくやるのは走ること。
頭の中を空っぽにする形。本書で言うところの”運動タイプ”が多いかもしれない。
食べるということは好きだけど、それが休養になるのか?と言われると疑問が残る。
娯楽に関しては、ゲームや漫画は好きで気晴らしになるけれど、終わったあとの時間を無駄にした感がある。(だからといってやめられないのだが)
休養を、ただ休むのではなく自分を前に進めるための活動と捉えるのであれば、運動タイプや造形。もしくは転換タイプの休養がいいように感じる。
基本的に本書で語られている内容としては、それほど目新しいものという内容はなかったのだけれど、改めて自分にとって良い休養とは何なのかを考える切っ掛けになってくれたのは、それだけで価値があったのではないかと思う。