2019年を振り返る

年末ということもあるので、今年を振り返ってみて見る

仕事に関して

やはり、今年といえば約20年務めた会社を辞め、転職することができたというのが大きいイベントであった。
この決断が、いいものだったかどうかはもう少し先にならないと評価はしづらいところではあるけれど、ごくごく短期的な現在の視点からするといいものであったと思う。

仕事内容は正直ものすごく変わってしまった。
これまでは、開発部やプロダクトを管理していく立場として考え、決まった製品に対して改善や機能追加を考えていくことが主流だった。
業務に関しては、詳しい別チームの人間がおり、基本的な要件はそちらで練られたものに対して開発という立場で実装していく。技術的なサポートや意見を言っていくようなことが仕事だった。

今は、受託開発ということもあって、お客様と直接会話をしながら業務を紐解いて要件を積み上げていくようなことをしつつ、開発チームと会話をしていくような形。
あまりにも内容が違うが故に、前職の経験はほとんど役に立っていない感じがする。
前提知識がないなからで、色々なことを考えて話をしていく必要があるので大変には大変
残念ながら、あまり戦力としてはまだ十分に役割を果たすことができていないので申し訳ない感じがする。

ただ、前職の後半に感じていたような、辛さがあるかというとそれは感じていない。
多分、新しい環境で新しい内容を色々とやっているのがとてもいいのだと思う。
これまでと、色々な違いを見つけることができて毎週何かしら発見がある感じだ。

もちろん、それら発見が必ずしもプラスとは限らないけれど、変化を感じられるということはとてもいいことだとは思っている。
この歳にしてまだまだ、まだまだ先に行けるはずだと思いたい。

技術に関して

今年は、すっかり錆びついてしまった技術力をなんとかなんとかできないものかと、年の前半では勉強会に通ったりしたものだけれど、結局忙しさや気持ち的な面で続かなかった。

管理者よりの仕事がメインとなってくると、どうしても技術よりの自己研鑽に対してのモチベーションを維持するのが難しくなって来ている。
結局のところ、学ぶ目的というものが自分の中で柔らかすぎるんだろう。

先日読んだ本にも書いてあったことがずっと引っかかっている

創造性や、そのほかの認知的技能を必要とする種類の仕事には、金銭的なモチベーションはあまり効果がなく、逆効果になることさえある。この種の仕事に唯一うまくいくモチベーションは内発的なもの、つまり、自律と熟達と目標だ。実際、これらはとても効果的なので、死ぬほど退屈なはずの仕事でさえ、誇りに思える仕事に変えることができる

つまり、目的だ。
本当に自分がしたいことはなんなのか。
この手の問いは昔から非常に苦手ではあるけれど、結局のところ、学びが続かないのは勉強に手をつけたとしても結局それで何をするのか?が弱すぎて自分で諦めてしまったりするせいなんだろう。

確固としたものがあり、それに向かう。そう、まるで大義名分のようなものが欲しいのかもしれない。
トレンドとかをみながら、「今は何を勉強するべきか?」にばかり目がいきすぎて、自分が「なんのために何を勉強するのか」ができていない。

うーん、こうやって言葉にしてしまうと、一体全体、どこの中学生だと悲しくなってしまうところではあるな。

でもまぁ、私らしいといえば私らしいところだ。

色々あるけれど、2019年はそれでも前に進めたんじゃないだろうか。
あとは、前に進んだその先がより良いものになるように、2020年頑張らないとな

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