月別アーカイブ: 2015年3月

倫理を論理する

Kindleセールでたまたま見かけたNHKブックスの「哲学ディベート <倫理>を<論理>する」を読んだ

哲学ディベート―<倫理>を<論理>する NHKブックス
NHK出版 (2013-04-10)
売り上げランキング: 258

こういった哲学をテーマとした本は、割と好きなほうだ。
自分自身、哲学を勉強したことはないんだけれど、いろいろな考え方を学ぶことが出来る感じがして
一つの訓練として面白い。

この本では、「自殺」や「尊厳死」。「人権」等々、現代社会の様々な問題に関してディベートをする。
といっても、これらの問題に答えがあるわけではなく、ディベートの勝者を決めるわけでもない。
純粋に討論する
討論していく中で、それぞれの主張を聞き、自分自身や相手の新しい考えに気づく。

書き方としては、架空の大学ゼミという形で読みやすく、スラスラと読むことが出来ます。

 

普段、子供に当たり前のように「悪いことはしちゃだめだよ」といっていても、そもそも良い悪いとは。
身近にあるけれど、いざ説明したり論理的に教えようとすると結構難しいんですよね。

法律的な解釈や、道徳的な解釈。
功利主義と道徳的な考え方。

何が正しいとかではないのだろうけれど、どういう考え方に基づいて何が動いているのか

これを知っているのと知っていないのとでは大きく異なる。
相手が何を元に発言しているのかが読めなくなるからだ。

わかっているようでわかっていないことばかりなのが悩ましいところだけれど、
こういう考えを読むのは、やっぱり個人的には好きなほうなんだなと改めて認識した。

試験をいったんあきらめた

昨年末のAmazonで行われていたKindle書籍に対するセールでこんなものを買っていたんですよ。

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2014年版
翔泳社 (2013-09-18)
売り上げランキング: 14,189

特別に必要とされているわけではないんだけど、持っていてもいいかな~と思って、
春の情報処理試験を受ける気でいました。

もう、応用情報を取得したのがずいぶんと前になるので、午前試験最初からの受験になります。
このあたりの問題は、普段の業務で行っていることからするとかけ離れている分野も多いので
一度勉強したこととはいえ、かなりの部分が忘れています。

さしあたって、毎日の通勤で午前問題の問題集向けのアプリを使って勉強。
週末に論文の対策として先に書いたKindleの試験本を用いて行うことにしたのですが…

 

週末無理

 

エントリーを書いていないのでここでは初めて書くことになりますが、
1月に4人目の子供が生まれました。

基本的に妻は産休なので家にいることになるのですが、まだ小さいのも含めて3人が他にいるので
さすがに手が回らない。
長男はもうすぐ小学校に行く年齢なのである程度話は聞いてくれますが、
それでも下の子の面倒を見るにも限界があります。

平日の朝晩はもちろん、土日も基本的には子供中心とした生活が続くことになります。
子供が遊びたいといえば遊ぶし、寝るときは一緒に横になる(そして時々自分も寝落ちする)

 

もちろん、やりようによっては時間を捻出することは出来ると思うのです。
ハードといえばハードですが、無理ってわけじゃない。

問題なのは、試験・資格に対しての気持ちの面がやはり大きい。
もともとの動機が適当なので、それを維持するということもなかなか難しい

無理やり自分で動機づけを作るのが一番確かな方法なんだけど、
今回はそれ以上に私生活面でやることが出来てしまったので、もういいやと。

また、期を見て受けることにしましょう。
せっかく試験対策の本やアプリは手に入れたのでそれはそれで暇つぶしにやるのはいいかもしれないけど。