日別アーカイブ: 2015年2月17日

残る人

気が付いたらもう2月。
2015年最初のエントリーが2月というところが何とも言えないけれど、
最初のエントリーとか抱負みたいなものとは関係ないお話しを。

私はこれまで転職もせずに今の会社でずっと働いている。

15年近くも働いていれば、直属の上司が会社を辞めたりすることも何度か経験したし、
直属の部下やチームメンバーが会社を去っていくことも何度も経験した。

退職のカミングアウトは何度経験してもいいものではないし、急に神妙な面持ちで

「ちょっとお話があるのですが」

みたいな会話の切り出し方をされると正直気持ちがダークサイドに落ちてしまいそうになる。
何かしらの予兆が感じられればいいが、大抵は私にとっては急な話として感じてしまうことが多かった。

そのたびに、自分にガッカリする

一方で、別れ際というのはずいぶんとあっさりしたものだったりする。
もう、ほんと、あっさり。
テレビで見るような壮行会のようなものを行うこともあるが、熱い類の感じはしない。

 

まぁ、何で急にこんなエントリーをしているのかというと、今日、最終出勤日だったメンバーがいたのだ。
仲間内で連れ立って最後に焼肉でも行くようなことを行っていたが、特に誘われてもいないので声はかけなかった。

誘われてもないのに顔を出すというのは、それはそれでウザい感じもするが、
でも一方ではそれだけ思い入れが強いようにも感じる。
そこのところを行動しなかったのは、自分で結局のところその程度だったということなんだろうか。

 

会社を去っていった人たちとのコンタクトは、先方からされない限り、見つけてもこちらからはしないようにしている。
いつまでも上司づらするなよ!って見られるのが嫌だから・・・という気持ちも確かにあったのだが、
単純にどこかでずいぶんとあっさりとした線を引いてしまっているのかもしれない。

 

つまるところ、自己中心的なわけだ。
ずいぶんと面の皮が厚くなったものだなぁ