遅まきながら、IE11を少し触ってみたのでメモ代わりに投稿。
Windows8.1も、Windows Server 2012 R2 も、両方ともバージョンは同じIE11の11.0.9431.0だった
IE11のHTML5への対応取り組みに関してはよく話に上がるが、実際の所は私はそれほどHTML5固有の動作と言うものを実装していないので、とりあえずおいておく。
それよりも開発者ツールだ
開発者ツールは、見た目が少し変わってメニューが左側に帯のように表示される形へと変わっている。
基本的な機能は、IE10を踏襲しているが、開発者に取って少し面白い機能が2つほど追加されている。
それにしてもアイコンが「F12」ってのはまた。。。なんとも。。。うん。。。。なんというか。
UI Responsiveness
UIの応答性能を詳しく分析する事が出来る。
レポートは、プロファイラを起動させた状態でページを動かし、プロファイルを止める事で作成される。
単純に、自分が作ったアプリがどういう所にネックが来ているのかを調べる事ももちろん可能だが、
お客様側で速度が問題になった際に、お客様のPCと開発環境のPCとでどこに差が出ているのかが視覚的に表示されるために分かりやすくなるのではないかと期待される。
Memory
メモリリークの問題は結構厄介だ。
JavaScriptの使い方を気をつけると言うのは、中々難しいものでリークが発生してしまう可能性は常にあり続ける。
さらに、ブラウザ固有の問題まで絡んでくると手に負えない。
この開発者ツールについているメモリ機能は、メモリの使用状況を見るだけでなく、スナップショットを作成/比較する事である時点からどれくらいメモリが増えたのかを確認する事が出来る。
似たようなツールは、Microsoftが内部的に持っているツールであるんだろうが、その一端が表に出てきたと言う感じなのかなぁ。
一応、差分でどの程度増えたのかはわかるのだが、実際のリーク追求時にどこまで使えるのかはまだ正直よく分かっていない。
ただ、そういう方向性の機能が加わっていくと言うのは面白い事だしいいと思った。
パフォーマンスダッシュボード
開発者ツールでもなく、メニューのどこにも乗っていないのだけど、「Ctrl + Shift + U」でパフォーマンスダッシュボードを開く事が出来る。
開発者ツールを立ち上げずに表示させる事が出来るので、基本的に常に出しておき、変などう指しているな〜って時に確認。
内容を見て気になったら開発者ツールでプロファイルを取ってみるという感じだろうか。
ただ、常時表示させておくと言っても場所がちゃんとあればいいんだけど、邪魔になりそうな気もする。
この辺り、うまくツールを使いこなせていければと思う。
Using the F12 Developer Tools
http://msdn.microsoft.com/en-us//library/ie/bg182326(v=vs.85).aspx