先日、iOS 6.1にアップデートしてからと言うものの、3G通信の調子がおかしい現象が続いていました。
具体的な現象としては
- 通信が極端に遅くなる時がある(?)
- アプリによってはタイムアウトする
- 機内モードのOn/Offで通信が行えるようになる
- でもすぐに通信に失敗する
見たいな状態です。
当初、家に帰ってからWifiで接続している分には問題に感じていなかったので、ソフトバンクの回線を疑っていました。
ただ、機内モードのOn/Offで戻る事から回線ではないのでは?と疑い始めてました。
そんな折にASSIOMAでこんなエントリーが
ボーダフォン技術チームによれば、ioS6.1にアップグレードしたiPhone4Sで3Gのパフォーマンスを低下させる事象が確認出来ているという。
iPhone4S は iOS6.1 にアップデートすると3G処理能力が低下する
http://www.assioma.jp/?p=5233
疑い始めていたとは言え、原因はiOSだったか。
先日、その問題を解決するアップデートが公開された
iOSのアップデートに関して
基本的に私はアップデートはすぐに適用するほうだ。
もちろん、それによっての人柱的なポジションに立たされる事はあるのだが、
適用しない事で本来受けられるメリットを失う事の方が大きいと感じているからだ。
また、仕事においてはお客様から問い合わせがあった時に答えられる(もしくは注意を喚起する立場になれる)からだ。
ただ、今回の件は少し厄介だと感じた。
アップデートによるが、Windowsのアップデートの多くはやり直しがきく。
アップデートに不具合があった場合はその適用を削除すれば元に戻るわけだ。
iPhoneの場合、ピンポイントでこのアップデートを削除するような事は出来ない。
また、端末を初期化したとしてもその時点で最新のアップデートにしか更新を行う事が出来ない。
過去にもGoogle Mapを外して腐った地図を強制的に入れさせられたりと、Appleの更新に問題が無い訳ではない。
そう考えると、復旧手段が無いアップデートを適用せざるを得ないこの端末にアップデートを適用するのはリスクに感じて来ている。
今回のiOS6.1.1は今抱えている問題を解決してくれるかもしれないが、新たな問題を引き起こすかもしれない。
それはわかっているが、少なくとも今抱えている問題は解決したいので適用する事にする。
ただ、次回のアップデートでどうするのか。それはもう少し考えてみる方が良さそうだ。