月別アーカイブ: 2012年10月

Windows8のODBC設定

Windows7までは64Bit OSにおいて、管理ツール上のODBCデータソースは、64Bit版しか表示されておらず、32Bitを操作するときはSysWow64からわざわざ実行しなければならなかった。

実際の所、アプリケーションはまだ32Bitが主流だった事からか、Windows8では最初からコントロールパネルに両方表示されている。

 

エクセルのVBAからODBCを利用してOracleやDB2に対してアクセスして解析するツールを自前で作っていたので、その設定の為にいじって見ている。

これは64Bit版を表示した画面だが、32Bit版のデータソースも表示されており、”プラットフォーム”列によってそれを見分ける形となる。
ただし、それぞれのプラットフォームにあった管理ツールからでないと新規追加や構成の変更を行うことはできない。

使用するアプリケーションのプラットフォームにあったデータソースを定義しないと、そのアプリケーションでは接続することができない。

見てみると、Excel32Bitで立ち上がっているみたいだ。なんでだろう?
ちゃんとMicrosoftのページに書いてあった。

64 ビット OS に Office 2010 のインストール DVD-ROM をセットした場合、既定では 32 ビット版 Office 2010 のインストーラーが起動します。これは、64 ビット OS 環境に対しても 32 ビット版 Office 2010 をインストールすることが推奨されているためです。
http://support.microsoft.com/kb/2248011/

 

これを見る限りでは、何も考えずに普通にインストーラーを実行してしまったので、32Bit版がインストールされてしまったのだ。

Microsoftの言い分としては、サードパーティー製アドイン等に対する互換性が意識されての話のようだ。デフォルトで立ち上がるIE32Bitだし、OS64Bitと言ってもなんだかんだ言ってメインは32Bitアプリケーションが多いんだなと実感。

実際のところ、それほどアドイン機能を使っていないので64Bitでもそれほど問題は無いとは思うのだけど、わざわざ入れ直すのも面倒なのでこのままで行く事にしました。

 

Amazon Kindle発売

ついに、AmazonからKindleの日本発売のアナウンスがされました。

 

値段設定は、電子書籍のPaperwhiteが8480円とお手頃。
もちろん、Koboと比べると高いのですが、楽天よりは色々と期待が出来そう。

とは言え、我が家には嫁が購入したKoboがあるのも事実。
ほとんど使われていないような気がしないでもないですが、逆に言うと
使っていないKoboを私が使うと言う可能せいもある。

それぞれで電子書籍を持つのであれば、それはそれなんだけど、
一人で二台持つと言うのは避けたいところなのでもう少し購入は慎重にいこうかと考えています。

一番気になるのは、本日オープンされる日本のKindle Storeラインナップです。
Amazonに期待しているのはやはり、この部分の品揃えと値段設定です。

どこまで出版各社とAmazonが交渉出来たのか。
とても楽しみですね

 

アクアラインマラソン結果

さて、初のフルマラソンとなったアクアラインマラソンです。

当日の10月21日は晴れ。
モノすっごい晴れで天気よすぎて暑いくらいの日でした。

 

私は最後方からのスタートとなったので、スタート地点まで行くのに20分近くかかると言う状態でした。
まぁ、タイムとしてはチップで管理されるのでのんびり歩いて行ったのですが、これが後々裏目に・・。

 

アクアラインと言う高速道路を走る。しかも、実は私はこれまで海ほたるには行った事が無いので、初めての海ほたるが走ってでの訪問と言う中々出来ない経験をする事になりました。

途中で安田大サーカスのクロちゃんも走っていて、いつもの甲高い声で声援に応えていました

 

結果

さてはて、結果からするとダメでした。
第4関門なので約24〜25km地点でタイムオーバーになってしまいました。
色々と反省するべき事が多かったので、この場を借りて考察したいと思います。

1.練習不足

まず絶対的にあげられるのが練習不足。
ここのところ、私的な理由であんまり練習出来ていなかった。
練習と言っても、基礎的なトレーニングを重ねていて距離を摘むような練習を全くしていませんでした。
やっぱりこれが一番の理由ではないかと思っています。
しょうがないと思う反面、悔やまれるところです。

2.持ち物

今回、給水所や給食所が幾つか用意されていたのですが、
アクアラインを走っている間は海ほたるにしか給水所がありませんでした。
暑い日に、日差しを遮るものが全くないアクアラインでは手持ちの水があればよかったな、と。

また、給食所をあてにして食べ物を持っていなかったのですが、
後方を走っていた私が到着した時には何一つ食べ物が残っていませんでした。
10時から走り始めていたので、1時を過ぎるともう腹ぺこ腹ぺこ。
この状態で残り数時間走り続ける事は厳しい!って頭になってしまい、心が折れてしまいました。

ハーフならそのまま問題なくは知れたのですが、フルマラソンともなると
ウェストポーチのようなものを持って、携行食を持参するべきだと感じました。

3.ペース配分

今回は初めてのフルマラソンと言うことで、どういうペース配分をするか悩みました。
考えた結果、スローペースで完走を目指そうと言う所。

これは結果としてもしかしたらもっと早い段階でリタイアする事になってしまったかもしれませんが、
スローペースすぎてしまったのではないかな〜と感じました。
ここは、やはり練習でも距離を走って自分の走れるペースと言うものを見つけるしか無いですね。

 

色々と反省点ばかりが残った初フルマラソンとなってしまいましたが、これを糧にちゃんと完走出来るよう練習したいと思います。
次の大会の予定が立っている訳ではないですが。

ちなみに、走り終わったあとそのまま会社の業務合宿があったので行くと言う
何とも悲しい一日でした・・・

 

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金 哲彦
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走ってくるよ!

いよいよ、来てしまった。

アクアラインマラソン
http://www.chiba-aqua-run.com/2012/

正直言って、全然練習出来ていない上に初めてのフルマラソンと言う、
何とも

走れなかったときのいい訳

がバッチリと出来上がっている訳ですが。

やれるだけ頑張って走ってこようと思います。

ちなみに、そのまま走り終えたら仕事の業務合宿と言う、不可思議なスケジュールなので、
走りきろうが走りきれまいが死亡フラグが立っているような気がします。

Windows8のマルチディスプレイ対応

今回、Windows8に更新した一つの理由にディスプレイの変更があります。

これまでは15インチのディスプレイ2台を利用していました。解像度としては1280*1024が二つですね

これが、新しく支給されたディスプレイは1920*1080の解像度を可能とするワイドディスプレイでした。

Windows8ではModern Style Appsが横にスクロールするモデルをとっているので、推奨としては1366*768以上。Windows7にするか少し躊躇していたのですが、これによって大きくWindows8へ舵を取った形となりました。

ただし、支給されたのは1台だけなので、ワイドディスプレイ+通常(?)ディスプレイの組み合わせですが。
ワイドディスプレイを縦置きして、ソースやWebページの閲覧に使おうかとも思いましたが、まずはModern Style Appsの利用のために横置きしてメインモニタとして活用することにしました。

 

Windows8では複数のディスプレイに対しての対応がいくつか行われています。

これまで、マルチディスプレイを利用しているときはタスクバーがメインディスプレイにしかありませんでした。
Windows8では全ディスプレイにタスクバーを表示し、そこに何を表示するのかを選ぶことができるようになっています。

ウィンドウは移動させる事が多いので、基本的にタスクバーにあるボタンはすべて表示させる形。つまりデフォルトのまま今は使っています。

Windows8になって変更されたスタートスクリーンや、端にカーソルを持って行く事で表示されるチャームもそれぞれのディスプレイで表示させる事が出来ます。
また、ウィンドウをドラッグして全画面表示や画面半分へフィットさせるもそれぞれのウィンドウで可能になっていました。

各ディスプレイの境界には、端っこだけガードが仕掛けられていて、マウスをある程度の速さで動かして持っていくと隣のディスプレイにはカーソルはいかずに留まるようになっています。
面白いですね。

これらは地味に便利で、マルチディスプレイを利用した時にマウスカーソルをわざわざメインディスプレイに持っていかないと切り替えられないので面倒なのだ。

もちろん、マルチディスプレイしている人なんてキーボードで切り替えなりなんなりをしているから関係ないってのはあるかもしれないが。

ウィンドウを楽に画面半分表示にさせる事が出来る動きは便利なのですが、マルチディスプレイの対応に関しては中途半端な印象を持っています。
ディスプレイとディスプレイの境界側にフィットさせる事が出来ないのです。
そのため、この機能は現状ではマルチディスプレイ環境では使いづらい状態にあります。修正されないかな?

 

Modern Style Appsはと言うと、立ち上げた側のスクリーンで起動します。

つまり、一方はModern Style App。もう一方はデスクトップを表示と言ったシナリオも行えるし、ドラッグによって別のスクリーンにModern Style Appsを持って行く事も可能です。

色々と組み合わせて試してみたいですね

Windows転送ツールを利用した環境移行

今回VistaからWindows8へ環境移行を行うにあたって、Windows転送ツールを使ってみたのでその備忘録を。
Windows転送ツールは、MCPの資格取得時に勉強していたので知ってはいたが、実際に使ってみた事は無かった。

開発を行っていると、設定周りには様々なゴミが残ってしまうため、移行時にそれらも一緒に引き連れてしまう事を嫌った為だ。
とは言っても、環境の移行で数時間を費やすのもそれはそれで馬鹿らしいし、やった事も無かったのでやってみたいと言う何とも安直な理由で今回試してみる事になった。

 

転送元での操作

まず、転送元の環境でWindows転送ツールを起動する。
転送ツールはWindows8のディスク内(/support/migwiz/Migsetup.exe)に入っている。

注意しないといけないのは、対応するビット数の転送ツールを使う必要があるところ。
今回私は、32Bit Vistaから64Bit Win8への移行だったので、わざわざ32Bit Win8のメディアから転送ツールを持ってきて起動した。
なお、Windows7には転送ツールが 最初からインストールされている為に、特にメディアから持ってくる必要は無いらしい。

 

 

転送ツールが開始される。”次へ”を押す

 

転送の方法としては3種類から選ぶ。
今回私は新しいPCへの移行で両方とも手元にあるのでネットワークを利用することにした。

 

Windows8の転送ツールを利用しているからか、選択肢は一つで”これは今までのPCです”を選択します。

 

すると、移行元のPCとしては作業が完了し、待ち状態に入ります。

この時、移行先のWindows8側で転送ツールを立ち上げずに”次へ”を押すと、移行は失敗してしまうのでこのまま、左下の転送ツールキーをメモって新PCへ移動します。上記の画像では「931-592」に当たる部分です

 

移行先での操作

移行先で転送ツールを起動して、転送ツールキーを入力すると自動で情報が確認され、転送する内容を選択する画面が表示されます。

ここで、転送元のPCから移行するプロファイルを選択します。
“ユーザー設定”を選ぶことでより詳細な内容まで選択することができます。

必要なものを選択したら”転送”を実行。
転送が完了したら確認画面が表示されます。

 

最終的に移行が完了したアプリケーションやプロファイルの情報をレポートで確認することができます。

このレポートは後々からでも確認することができるので、移行元のPCに何のソフトウェアを入れていたのかを確認するのに役立ちます。

ソフトウェアをインストールすることでチェックもつくので、何のソフトウェアをあとインストールしなければいけないかがわかっていいですね。

 

感想

これまでは、ひたすら手動で行ってきた環境移行ですが、転送ツールを利用することでかなりの部分が楽になった感じがします。
特にOutlookのデータとか設定周りもうまく引き継いでくれたのはよかったですね。

ちょっと困るのは、何の設定情報が引き継いで何の情報が引き継いでいないかがかえって分かりづらい面もあるということです。
ほとんどの設定が引き継いでくれている割に、同じオフィスでも引き継いでくれない部分もあったり。この辺りは言い出すときりがないのかもしれません。

ODBCの設定に関しても、データソースの定義そのものは引き継いでくれたものの、肝心のドライバが存在していない(当たり前と言えば当たり前だが)ので当然の事ながら動かない。
こういう場合は、ゴミデータを増やすだけになってしまいますね。

メインブラウザにGoogle Chromeを利用しているので、設定周りは基本的にログインすれば勝手に同期される。やっぱりプロファイルの情報がクラウドにあると、こういう時便利だなと強く感じる。
この辺りの体験はiPhoneも同じで、MicrosoftとしてもVDIに向けた取り組みとして幾つか用意されている。

でも、やっぱり日本の企業はまだまだそういったプロファイルや企業で利用するデータを外部に保存すると言うのは抵抗があって、中々思うようにいっていないと言うのが実情に感じる。
ましてや自宅環境ともなると、なかなか難しい。

すべてをクラウドに置きたい訳ではないけれど、ドンドン楽になっていくとありがたい。

Surfaceは日本では発売されないだって?

MicrosoftがSurfaceに関しての情報をアップデートしてきました。

http://youtu.be/8mSckyoAMHg

これはSurfaceのCM。とりあえず、カチャカチャと結構音がする事はわかったぞ。

さて、10/26に発売を予定しているSurface。
価格としてはiPadと同じ499ドル。
Officeが付いてくる仕様だそう(RT版のみで、Proは自分で購入する)
アメリカでは既に予約が始まったとの事。

日本ではどうなのかな〜と見てみると

 http://japanese.engadget.com/2012/10/16/surface-windows-rt/
Surface は米国とカナダに加えてオーストラリア、中国、フランス、ドイツ、香港、英国の8か国でオンライン販売される予定です。「Japan」は今のところ含まれていません。

え。。。
なんでや・・・

WindowsPhone8が日本を外した事から、少し嫌な感じはしていたけど、Surfaceまで対象外にするのはちょっとがっかり。
Windows8がタッチを意識したOSだと言うのに、肝心のMicrosoft謹製のデバイスが発売されないと言うのは
ユーザーの立場としても開発者の立場としても正直がっかりなところが否めないなぁ。

Modern Style UIに対しての試行錯誤と言う面で大きく出遅れる事になるんだろうか。
それとも、国内の他のメーカーがMicrosoftを上回るデバイスをリリースするんだろうか。
うーん、残念

会社のメインPCをWindows8へ

少し前の事ではあるが、会社のメインPCをWindows VistaからWindows8へ変更した。
Windows8に関しては、やはりその独特のデザインであるmodern style(旧Metro)UIに関しての違和感を感じる人が多いと思う。

ウィンドウズ8、不慣れな操作画面に企業が二の足踏む可能性も
http://jp.wsj.com/IT/node_530673?google_editors_picks=true

私はと言うと、元々利用していたのがVistaと言うこともあるし、PCのスペックも更新された事もあって、今のところそれほどの不満はない。

旧PC 新PC
OS Windows Vista Pro (32bit) Windows 8 Enterprise (64bit)
Memory 2GB 8GB
HDD 130GB 500GB

Coreは元々なんだったかうろ覚えだが、新PCはi5になっている。
64bitにすることは、正直利用しているアプリケーションの互換性に関して心配があったが、
メモリをより多く使う事が出来るのはこの先大きいと考えて踏み切った。

実際問題、ユーザ企業でも今後は64bitの利用が進んで行く事を考えると開発者側がいつまでも
古くさい事を言っていられないと言うのもあったりする。

先のThe Wall Street Journalの記事にもあったが、modern style UIに対して戸惑わないかと言うと、最初は戸惑う。
しかし、利用するアプリケーションがmodern style UIを利用している比率が高まれば高まるほど、その利点を多く享受出来るのではないかと考えている。

また、Windows8によってWindows7から変更された点も多く、それがいい方向に動く事もあれば困った事を引き起こしている事もある。
実際にWindows8が一般発売されるのは10/26と、もう少し先の話になるが、気がついた点に関してこの先書いて行ければと思う。

なんだかんだ言っても、ユーザ企業が全部Macになるなんて事は現状あり得ないし、
変更された事をあーだこーだいいながらXP使い続けるなんて気にもならない。
であれば、率先していい点を享受しながら困った点を回避する手段を探して行きましょうよって言うスタンスで。

ただし、一部、業務で使うアプリが動かなくなるのは困り者なので、VMとかで逃げるのはもちろん有りです。はい。