「ルーター自作でわかるパケットの流れ」を読んだ
ネットワークってわかるとかっこいいよね
という、何とも安直な理由でネットワークに関しては興味を持っている。
実際に会社で少しだけ管理的なこともやってみた時期もあったけど、結局まじめに取り組まなかったせいで中途半端にしか知識が無い。
ルータやスイッチの設定だとかISDN回線の接続設定だとかVPNの設定だとか。
この辺りは実はそれほど知識が無くても見よう見まねで何とかなってしまうもの。
それでちょっと勘違いしてしまっていると、ネットワーク障害が発生した時の原因究明で
自分の知識の無さをほとほと感じてしまったりする。
ネットワーク関連のプログラミングは、C++でサーバー/クライアントを使ってデータを転送するようなのを以前書いたことはあるが、
今回のような自分が作ったレベルの代物は手がけたことはまるで無い。
というか、以前作ったものもよくわからない中で四苦八苦しながら作ったので結果は思わしくないものだった。
実に苦い思い出だ。
という訳で
面白そうなタイトルだったので手に取ってみた。
単純にネットワークに関する話ではなく、プログラムするということも覚えれれば一石三鳥どころか四鳥くらいまでいけないかな、と。
言語はC。
私のように会社に入ってからプログラミングを勉強し始めた人間には実戦経験はそれほど無いんだけど、
C++自体はかじっていたので一応読める。
本書の中ではパケットキャプチャ、ブリッジ、そしてルーターと徐々に難易度を上げながら自作していく。
本の中身の大半をコードが占めているので、正直言うとコードはダウンロードにデモして、
もう少し違うパターンや発展系での説明書きが欲しかったかなぁと言う気もしないではない。
ルーターで制御しているところまでやっているので、もう少しレイヤをあげてロードバランサーを作るところまでいければ
色々と楽しそうだなぁ~と思ったり。
でもそれらは自分で調べてやっていけって感じだろうなぁ、とも。
そういう展望を見るための土台として面白いと思っています。
ほら、ネットワークできるとかっこよさそうだし