日別アーカイブ: 2011年1月25日

Kindle検討中

最近、Kindleが気になっている。
Twitterで@さんや@さんがしきりに話題にしているのがきっかけだ。

実際問題、電子書籍ってどうなんだろーと、これまであまり興味を持って調べていなかったので色々と調べてみた。電子書籍はもちろん、Kindleやソニーリーダー。そして電子書籍リーダーとしてのiPadに関してだ。

電子書籍から見てみると

まず、現状で言うのであれば日本語のコンテンツ目的に手を出すべきではないんじゃないかと思う。もちろん、日本語コンテンツが全然ないとか、魅力ある本が電子書籍になっていないとかいうわけじゃない。ただ、提供されている形と言うのはとてもばらばらだ。
私が電子書籍として持っているのは、iPhoneアプリとして5~6冊。それに先日の無料キャンペーンで入手したディスカバー21フォーマットのものになる。

電子書籍のメリットは、そのデータであるが故の持ち運びのしやすさや省スペース性。また、若干ではあるけど紙媒体よりも廉価であることだろう。値段に影響があるということは、やはりその安くなった分だけコストが抑えられているということでしばらくは物議をかもしだしそうだけど。主に小売側からみた場合だけど。
また、電子であるので私のようにパソコンを多用する生活をしている人間にとっては、内容の引用がしやすいのではないかと言う期待がある。。。これは実際に出来るのかは知らないけど。ただ、「あの内容どこに書いてあったっけ?」って時に検索が出来ると言うのはとてもありがたい。
出来ることなら書籍をまたいで検索をしてほしいものだが、さすがにそこまでは機能を持っていないんじゃないかとも思う。でも、あったらすごい欲しい機能だ。

電子書籍の現状ではEPUBという形式が国際標準になりつつあるらしい。ただ、一番の物量を持っているAmazonはAmazon独自のフォーマットを採用しているので、果たして何を持っての国際標準としているのかが難しい。また、同じ形式であったとしてもDRMと言う問題もあるのでこれまた一概にも行かないのが現状らしい。

電子書籍端末は?

純粋に書籍リーダーであるソニーやKindleと、書籍リーダー”としても”使えるiPadに分かれる。
単純に書籍リーダーとして見た場合にはiPadは大きすぎるし重い。Kindleやソニーリーダーのほうが視認性も高いことからそちらに軍配があがるだろう。もちろん、iPadは書籍リーダー以外の使い道がむしろメインになるのではないかと思っている。そういう意味では目的がちょっと違うのではないかとも思う。特に私が想定している使い方は、通勤の電車で使うことなので、重さは結構重要だ。
Kindleを推す人が言う、iPadにはなくKindleの利点で時々「iPadだとついついTwitterとか別のことをしてしまう」と言う話を耳にするが、これは正直言って関係ないと思っている。別なことをしてしまう人は、結局iPhoneなり携帯なりを取りだしてやってしまうだろうし。まさに私なんか。
ただ、Kindleは洋書を読むことに対して覚悟ができるかもしれない。「こいつと付き合っていくんだ」と言う感じで。
そういう意味ではiPadは別な使い方が出来てしまうがゆえに、逃げ道を作ってしまいやすいと言えばそうなんだろう。目的から考えるのであれば私の場合はKindleだ。

とはいえ、Kindle3がいくら安くなって円高な現状であるとはいえ、約2万円することになる。
普段購入する本が1500円くらいなので、13冊くらいだろうか。さらにそこから本の購入代金やらが必要となる。
これを、安いと取るか高いと取るか・・・だ。
正直言って、実際に触ってみたい。また、使っている人の生の声を聞いてみたいと言うところだ。
Kindleをレビューしているサイトはいくつかあるんだけど、友人で使っている人は私の知っている限りではいない。あまり、「誰か買わないかな~」って言ってると「お前が買えよ」って言われてしまうので藪蛇になってしまう。
悩ましいぜ

そうこうしているうちにびっくりする機能を携えたKindle4みたいなのが出ないかな(笑)