先日のエントリに続いて、Outlookを使った仕事術(?)。今回はモバイルとの組み合わせに関してである。
以前使っていたのはウィルコムのW-ZERO3。
つまり、OSはWindows Mobileだった。これにはモバイル用のOfficeがインストールされていて、PCと接続すると一部のOffice内の情報が自動的に同期をとってくれていた。OneNoteすらである(OneNoteの場合は完全な同期というよりは”モバイル用のノート”が同期されることになる)
これによっていつでもタスクを把握し、出先であっても容易に管理が可能だった。
iPhoneも実はiTunesの設定を行う事で、Outlookとの同期をとってくれるのである。同期内容としては
Outlook | iPhone |
---|---|
アドレス帳 | 連絡帳 |
スケジュール | カレンダー |
メモ | メモ |
あれ?
タスク(仕事)は?
考えてみるとiPhoneにはタスクを管理するためのソフトが無い。いや、勿論iTunesには有るだろうけどそれでは同期が取れない。タスクをWebで管理する事も考えたが、そこだけWebで管理するというのもそれはそれでわずらわしい。
何かしらソフトを組み込んで…とも考えたが、iTunesに対して組み込むことが出来なければそもそも同期をしてくれないんじゃないか?ということに気がついてボツ。一番まともな連携手段としては、OutlookとWeb上のタスク管理サービスと連携させ、それをiPhoneで読み込む…というところかな。Outlookで同期を忘れた瞬間に破たんしそうだ。
こんなものぐさな私がそんなことを出来るはずがない。
タスクをタスクのままにしない
あれこれ考えた結果、タスクをただのタスクにしておくから問題になることが分かった。つまり、
「あ、この仕事やらなきゃ」
「これはやっておくべきでしょう」
とタスクリストに組み込んだのであれば、ちゃんとスケジュールに落としこまないといけませんよ?ってことです。
スケジュールになっていればiPhoneのカレンダー情報と同期をとることができるし、スケジュールになっているのだから実際に考えていたタスクが実行されるようになる。
これまでの私は「やらなきゃね」って思ってタスクに入れていても、それがいつまでたってもタスクに入りっぱなしの状態にあった。こういうリストだといつまでたっても減っていかないし、本当にタスクなんだかメモ書きなんだか訳が分からない。
信頼できないタスク一覧になってしまうわけだ。
さぁ、タスクリストの威厳を取り戻さなければ!