月別アーカイブ: 2009年9月

Visual InterDevが使えない

Microsoftから自動更新で適用されたKB956844を適用したらVisualStudio6に入っているInterDevが異常終了するようになってしまった。

MS09-046: DHTML 編集コンポーネントの ActiveX コントロール脆弱性により、リモートでコードが実行される(KB956844)
http://support.microsoft.com/?kbid=956844

InterDevなんてすでにとっくの昔にサポートが切れているソフトなんだけど、かといって当時にASPを使って作ったアプリケーションはまだ現役で動いているものもある。これらを、「保守のため」だけに.netに作り直すのは現実的には難しい。そんなことに費用を出してくれるお客さんはいない。たぶん最初から作り直すって言われてしまうw
あまり報告が上がっていないのは、サポートが切れているということももちろんあるんだろうけど、そもそも最初から使っていないんだろう。ClassicなASPを利用しているサイトはそれなりにあるけど、InterDevじゃないとできないってこともないだろうし。軽く探した限りでは海外で報告があったくらいか。結局解決策という形にはならない。

Breaks Visual Interdev
http://techrepublic.com.com/5208-12843-0.html?forumID=102&threadID=316892&messageID=3157474

まぁ、直すのであればテキストで出来るし、レイアウトを調整したいのであればVisual Web Developerの2008ExpressEditionが手に入るのでそちらでやって頂戴!ってことかな。
MS09-035もそうだったけど、ActiveX周りの問題が最近続くなぁ~

つぶやく人々

最近になってTwitterを再開した。
実はこのTwitter。2年くらい前に仕事先の方から話を聞かされ、興味本位に一度使ってみたはいいものの、あまりなじめずに放り投げてしまっていたのだ。ここ最近、メディアでも取り上げられるようになったし、iPhoneでどこでもつぶやくことができるということで再びログインすることになった。
しかし、相変わらず使いどころがピンとこない

そもそもなぜつぶやくのか

Twitterはブログよりも気軽に、ゆるく人とつながることができるということに特化したようなツール。そういう形で紹介されている。実際のところ、Twitterでつぶやいている内容というのは人それぞれだが、たいていは本当にただのつぶやき。特に意味がないものであることが多い。
ただ、人によっては熟慮に熟慮を重ねたうえでつぶやく人もいる。これはそれぞれの人間性があってそれはそれで面白いとは思う。ただ、自分がつぶやくとなるとイマイチやはりピンとこないのだ

難しく考える必要はないのだろうけど、実際に”ふと思ったこと”を書こうとすると、

  1. iPhoneをとりだす
  2. Twitterを起動する
  3. たまっているつぶやきを眺める
  4. 文字入力する

という形で何段階もの手順を踏まなければつぶやくことができない。これは私にとってはとても面倒な作業になる。なにせ、”つぶやきたい”だけなのだから。ブログのように意見を考えて書いたり、人が記事を見てどう思うだろうか?分からないことがあった時の解決策として何か書くことができないだろうか?周りの人はどう思っているのだろうか?等々、意図があるわけではないただの”つぶやき”。それをするにしては手順が多すぎると感じてしまうのだ
音声入力でもできれば面白いかもしれないんだけどね。”フォント”じゃなくて”生の声”のほうが気持もこもるだろうし。もちろん言語の壁が恐ろしく高くそびえたっていそうですが…。

それでもつぶやく人々

とはいっても、通勤中の空き時間や、ふと空いた時間に適当に私はつぶやいています。なにはともあれ続けてみたら変わるかな~?などという根拠のない話から。
そうしてみていると、つぶやく人はものすごい量をつぶやいていることが分かる。もはやチャット状態だ。話し相手がいるのだろうが、その話し相手を私がフォローしていないので、私から見るとものすごい独り言を言っている怪しい人物になってしまっている。
相手がいるのであれば分かるのだけど、こういう人は相手がいなくてもそれなりの量をつぶやいている。そういう人に関して、どういうタイミングでつぶやいているのかが私には不思議だ。もはや、コミュニケーションのメインとなるインターフェースが口ではなくTwitterになっているのではないだろうか?もしかしたら、いちいち私のようにiPhoneやキーボードで入力するわけじゃなくて、楽につぶやくことができるインターフェースがあったりするんじゃないか?とすら思えてきてしまう。

友達同士が集まっても、そこに会話なくひたすらみんな携帯に向かってメールを打っているような姿が思わず思い浮かんでしまうのだが…。はたしてどうなんだろう。ただ単にTwitter依存症になってしまった極端な例を見てしまっただけなのだろうか。それとも、今巻き起こっている一種のブームの中ではそれが普通なんだろうか。
それはそれでさみしい気もする

ううう

あぁ、そういえば今日は美崎さんの本の発売日だったーってRSSで見ながら、家に届いてあるであろう予約しておいたAmazonからの本を楽しみにしていたら届いてなかった。

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
美崎栄一郎
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
売り上げランキング: 17

配送状況確認したら13~15日って。。。
1っ週間以上前に予約しておいてこれは・・・ちょっと・・・
書店で買うことにすればよかったなぁ。。。

IIS + Tomcat

2003年ごろに出版された本に、Tomcatを単独でWebサーバー/JSPコンテナとして使用するよりも、IISをWebサーバーとして使い、Tomcatをサーブレット/JSPコンテナとして使うほうが性能が向上すると書いてあった。ここで言う”性能”が何を意味するのかは気になるところではあるけど、ネット上を見てみると、そう言った事例はいくつか見受けられる。
今回の要求内容としては、同一サーバーにてServletによるサイトとASP.NETによるサイトを共存させたいという事。「別にServlet側は8080使えばいーじゃん」って言ってしまうとそれまでなのだがそうもいかないらしい。
あちこちに情報は載っているのだが、情報が分散してしまっているのか”この設定は当たり前だよね”という事なのか、実際にやろうとして手間取ってしまったのでここをチラシの裏としてメモする。
ここではTomcatのバージョンは6.0.18。WindowsはVista(32Bit)でIIS7.0。使用したisapi_redirect.dllは1.2.28になる。

isapi_redirect.dllの配置

http://apache.justdn.org/tomcat/tomcat-connectors/jk/binaries/win32/
から最新版のisapi_redirect.dllを入手する(isapi_redirect-1.2.28.dllをダウンロードしてファイル名を変更)。
任意のディレクトリへコピーする。ここでは「C:\Tomcat6\bin\isapi」へコピーしたとする。

ここでは32BitのOSでの話なので64Bitでは別なファイル(http://apache.justdn.org/tomcat/tomcat-connectors/jk/binaries/win64/)になる。

isapi_redirect.propertiesファイル作成

isapi_redirect.dllをコピーした場所で「isapi_redirect.properties」ファイルを作成する。中身は以下の通り

extension_uri=/jakarta/isapi_redirect.dll
log_file=C:\Tomcat6\logs\isapi_redirect.log
log_level=debug
worker_file=C:\Tomcat6\conf\workers.properties
worker_mount_file=C:\Tomcat6\conf\uriworkermap.properties
uri_select=unparsed

 

この内容はレジストリでも代用できる。その場合は「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Apache Software Foundation\Jakarta Isapi Redirector\1.0」に対して同様の内容を設定することになるが、ここでは割愛する。レジストリを使うべきなのかもしれないが、代替案があるのであれば、極力触りたくはないものだ。

workers.propertiesファイル作成

isapi_redirect.properiesファイルで指定した場所(ここでは”C:\Tomcat6\conf\”)に「workers.properties」ファイルを作成。
ファイルの中身は以下の通り

ps=\
worker.list=jakarta
worker.jakarta.port=8009
worker.jakarta.host=localhost
worker.jakarta.type=ajp13

 

uriworkermap.propertiesファイル作成

isapi_redirect.properiesファイルで指定した場所(ここでは”C:\Tomcat6\conf\”)に「uriworkermap.properties」ファイルを作成。
ファイルの中身は以下の通り。ここでは、”examples”サイトへのリダイレクト設定を行う

examples/*=jakarta

 

IISに対する全てのアクセスをTomcatに対してリダイレクトする場合には「uriworkermap.properties」ファイルに対して
/*=jakarta
のように書く形で設定する。「uriworkermap.properties」ファイルの記述方式としては
[URL]=[WORKER_NAME]
になっている。

例えば、JSPとServletに対してはTomcatで処理するけどそのほかはIISで処理したい時には

examples/*.jsp=jakarta
examples/servlet/*=jakarta

のように記述することになる。ASPとJSPの同一サイト内での共存が可能に!需要あるのか?

IISに対する設定

  1. IISマネージャにてサーバーホームより「ISAPIおよびCGIの制限」を開き”isapi_redirect.dll”を追加する。説明は適当で。
  2. IISマネージャにてサイト配下の”Default Web Site”を選択。”ISAPIフィルタ”を開き同様に”isapi_redirect.dll”を追加する。名前はなんでもいい
  3. IISマネージャにて、”Default Web Site”に対して”仮想ディレクトリ”の追加を行う。エイリアスには”jakarta” 。物理パスは”C:\Tomcat6\bin\isapi”を入力する。
  4. 追加した仮想ディレクトリを開き、”ハンドラマッピング”を開く。”スクリプトマップの追加”を実行し、下記内容を設定する。

要求パス:*
実行可能ファイル:C:\Tomcat6\bin\isapi\isapi_redirect.dll
名前:jakarta

    1. IIS再起動

 

上記手順によって、”http://localhost/examples/“に対してのアクセスがTomcat側にredirectされる形になった。TomcatがWebサーバーとして動作する”http://localhost:8080/examples/index.jsp“は当然としてIIS側からもちゃんと動作するって言う事ね。

この話を聞いた私の最初の理解だと、仮想ディレクトリ”jakarta”に対してアクセスを行った場合にTomcatに対してリダイレクトするのだと思っていた。だが実際は違って、IISのサイトに対してアクセスがあった場合に拡張設定された仮想ディレクトリ”jakarta”を利用してisapi_redirect.dllが起動。uriworkermap.propertiesに記述されたサイトでフィルタがかかりTomcatにリダイレクトされるって言う事かな?このあたりの理解はまだ足りないかもしれない。

銀座散策

今日は家族でお出かけ。最近は土日がいつもバタバタしてしまっているのでたまにはのんびりブラブラしよう。気分転換も兼ねて!ってことで銀座へ。

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目的は銀座松屋で開催されている赤塚富士夫展。新聞屋さんから頂いたものです。個人的にはそれほど興味があったわけでもなかったのですが、気分転換も兼ねて。何か新しい発見もあるかもしれないっ!

赤塚富士夫展
http://www.fujio72.com/

見てみると、明日の月曜日までなんですね。最後の休日ということもあってかすごい人ごみでした。
赤塚富士夫さんで私が直接思い出すのはやはり天才バカボンですね。ただ、もちろん再放送のアニメですが。
展覧会は、赤塚富士夫さんの書いた数々の漫画の原画が展示されています。それ自体はいいのですが。。。人が多すぎて、しかも漫画を読みながら進んでいるので全然人が動かない。会場には長蛇の列。ちょっとこれはいただけないなぁ。もう少し進行を何とかしてほしかったというのが正直なところでした。

甘味散策

その後、明治製菓の本社にある100%チョコレートファクトリーに。たっぷりと甘味を補給してきました!

100%チョコレートカフェ
http://www.meiji.co.jp/sweets/choco-cafe/

言わずと知れた明治チョコレートの明治製菓本社ビルにあるこのカフェでは、チョコレートをふんだんに使ったケーキや飲み物をいただくことができます。365日ごとに異なる”その日のチョコレート”や、常時ある56種類のチョコレートも捨てがたい!今回は嫁の希望で3つほどケーキを~

f:id:krote:20090906173906j:image

実はここに来るのは2度目。前は3年前に結婚前の今の嫁と一緒に来たことがあったのです。懐かしい~
その時も、そして今回も私が個人的に失敗したこと。
「飲み物までチョコレートにしてはいけない!」
口の中がチョコレートだらけになってしまってとてもウーロン茶が飲みたくなりました。。。せめてコーヒーにすればよかったか!でも、チョコ飲料もやっぱり気になりますよね!せっかくだし

ラーメン散策

その後、てくてく歩いて東京駅まで。
ちょうど目に入った「東京ラーメンストリート」。オープン当初にテレビでみてはいたけど、その行列の長さに嫌気がさして、あまり行く気にならなかったのです。そろそろすいたかな~?と、見てみると、たまたま「2代目けいすけ」だけ列が少なかったので思わず並んでしまった

東京ラーメン けいすけ
http://www.grandcuisine.jp/keisuke/

f:id:krote:20090906183603j:image

初めて食べたけど、エビの香りというかダシがとても濃厚でスープが美味しい!うまい!これは私も嫁も絶賛です。
なんで列が少なかったんだ!?たまたまか?それとも他はもっと美味しいのか??
こうなると他まで気になってしまいます><

いやー、こうやって見返してみると

食ってばっかりだ

いや、有楽町のマルイや松屋で服も見たんですよ。うん、一応ね。ただ…どうも私はあーゆーところで買うことになれてないですね。うーん、服にもう少しお金かけたほうがいいのかなぁ・・・・。確かによれよれの服ばかり着ていたらちょっとカッコ悪いしなぁ。うーむ。。。。
この貧乏症が一番の貧乏の原因なんだろうな・・・。なんとかせな

じゃばじゃば

C#を勉強したいっ!っていう個人的思いとは裏腹に、会社の思惑は別のところにあって、今携わっているプロジェクトではJavaを使用しています。
実際のところ、マネージメント業務が多すぎて自分でソースをいじる機会が少なくなってきてはいるのですが、部下をうまいこと使いながら少しずつ私自身も身につけていけるよう試みています。
それにしても、これまで扱っていたのがIISやC++。次に使うのがTomcat+Javaという、まったく異なる環境なのでそれはそれで面白そう。
あぁぁぁぁぁああああ。だれか代わりにマネージャやってくんないかなー
なんて思ったり思わなかったり。

財務3表一体理解法

國貞克則著「決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法」を読んだ

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
國貞 克則
朝日新聞社
売り上げランキング: 357

私は以前、簿記の試験を受け、落ちたことがある。少しなめすぎていたのもあるのだが、簿記の仕訳手法をあれこれ学んでいてもイマイチやっている内容の実感が湧かなかったのだ。
「これが何の役に立つのだろうか?」

よく言われているのことに「英語と会計は勉強しておいたほうがいい」がある。英語も会計も、結局のところ自分が使おうとしない限りあまりなじみがないのが事実だ。
英語はまだいい。頭をひねれば使おうと思えば使える。必要なのは勇気だ。
ただ、会計は実際のところなかなか難しいと私は思う。”会計は大事だ”という言葉に乗せられて簿記を勉強している人がいるが、複式簿記を普段の生活のどこで使うというのだ。起業したりするのであればもちろん別。たいてい”会計は大事だ”というのは起業した人だ。
このあたりのわだかまりがとれないせいでどうにも身に付かない。もちろん、いいわけだ。

本書は、そんなバカたれな私でも読んでいて”なんとなく”財務3表がわかった気になった。この”なんとなく”というのがとてもいい塩梅だ。これは世間一般には小さな一歩だが私にとっては大きな一歩だ。
実際に私自身が起業を念頭に置いているわけではないが、本書で用いられている”仮想起業”(しかも副業)での財務3表の作り方はとても”しっくり”ときた。もちろん、本書で述べられている内容というのは簿記会計でも出てくることはあるのだが、書いている内容がとてもわかりやすく、また私が勤めている会社の状況や決算整理を見ていたりして疑問だった部分が分かった気がする


つまりうちの会社は利益をみずま(ゴホゴホ

いや、なんでもないですよ。一応認められていることと書いてはありますし。問題は無いはずですよ?
なんか、そのやり方は今期からやめたみたいだし…

ううむ、やっぱり会計は大事か。自身が勤めている会社の現状を知る上でも。